kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

応援してもらうために

2009-04-01 | 陸上競技
先日との合同練習でマイルでubenishiは中国を目指して練習に取り組んでいるという話でした。狙うだけの力は十分にあると思いますし、うちも中国に進まなければ次にはつながらないので同じ方向を見ている部分があると思います。ライバルですね。

私はこれまで多くの人の力を借りて指導をしてきました。何度も書いていますが私の指導スタイルは師事している方の模倣から始まっています。技術的な話にしても、走練習のスタイルにしてもしつこいくらいに教えてもらってなんとか自分のスタイルを作りかけています。私の育てようとしているチームのベースはそこにあります。だから「自分が育てた」と声を大にしていうつもりはありません。周りの多くの方の力を借りてチーム作りをしているだけだと。

今回のように直接利害関係のあるチームと一緒にやる事を拒む人や選手もいると思いますが、私自身は周りから「育ててもらっている」分を他の部分に還元しなければいけないと思いますし、選手は自分達の取り組みとは違う方法で上を目指そうとしているチームと一緒に練習する事で自分達には足りないものに気付けるはずです。

練習終了後、ubenishiの選手に話をする機会があったので「マイルで県3以内を狙って欲しい」と話しました。まー直接的なライバルに「強くなって欲しい」というのもどうかと思いますが(笑)。「マイルで中国に行って欲しい。うちはインターハイを目指す。中国に行ってうちがインターハイを目指して戦う決勝を応援して欲しい。」と。いやーエライ話をしてます(笑)。ライバル校に応援を求めているわけですから。失礼な部分もあるかと思います。

しかし、うちがインターハイに行くためには単純な「実力」だけでは足りません。様々な条件が重なってくる「運」とチーム内の信頼関係や多くの人の応援などの「プラスアルファ」の力が必要になっていきます。自分達の力だけでは届かない。だから周りから「力」を借りたいと思っています。かなり「力」はついてきているのは間違いないと思います。選手の会話の中にもその部分が伺えます。しかし、組合せによっては予選から厳しい組に入る可能性もあります。「運」も左右しますし、他県の競技場で走るので県内のみんなの応援を力に変える必要があります。見えない「力」があると思います。だから一緒に練習したチームが中国で「仲間」として応援してくれるときっと「力」になると信じています。

これだけ書くと「結局は自分のチームのためか」と思われるかもしれません。その部分も確かにあります。私にとっては毎日見ている選手達は特別ですから。そう思われても周りに力を与えて、逆に与えてもらう事は続けていきたい。そう思っています。

そういえば昨日電話でogawa先生に「kanekoさん、いつも好き勝手やってるんだからやったら良いじゃないですか(笑)」と言われました。まー基本的にやりたい事をやらせてもらっていると思っています。あまり「和」を乱すのは良くないなーというのはいつも考えています、一応。周りからはそうは見えませんが結構心配性(笑)。私も応援してやって下さい(笑)。
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