kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

またも補強をする

2024-01-11 | 陸上競技

水曜日。本来であれば「走練習」を中心に練習を行う予定でした。が、小雨が落ちる感じもありどうしようかなと悩んでいました。前日にスピード練習を入れているのでその流れの中で走っておきたいなというのがありました。微妙なタイミングで他の部活動の選手が「練習に参加させてほしい」ということに。「走る」という予定にしていてそこから「補強」に切り替えるよりは最初から「補強」にしておくほうが流れがいいかなと。かなりの時間悩みましたが・・・。

 

武道場を使わせてもらっているので室内で1時間半くらい補強をすることに。練習開始時に少しだけ話をしました。最近はずっと「流れ」の中で練習を始めています。集まって「今日の練習の課題は」みたいなことや「取り組みは」という話をするのをほぼ止めています。これもよし悪しだと思いますが。今は必要ないと思っているのでやりません。しかし、この日は他の部活動が来るというのもあって少しだけ話を。

 

実際、こうやって「他の部活動」の指導を引き受けることに「メリット」はほぼ存在しません。通常であれば2時間で終わるメニューであっても2時間半や3時間かかる可能性があります。強くやりたいところでも相手に合わせて弱くなる部分もある。それでも「やりたい」と望むのであれば協力はします。やるからにはきちんとやる。それができないのであれば来てもらうと邪魔になります。強豪校の先生方は心が広いので何も感じられないと思いますが。私は他校の陸上競技の選手が来るのは一切拒みません。それが必要だと思うからです。一緒に練習することでうちの選手も取り組みの見直しができます。が、「補強」をやるのであればそれなりの「基礎筋力」が必要になると思います。一緒に練習をしたから一気に強くなるわけではない。日頃からのトレーニングを大切にしてもらいたいと思っています。

 

前置きが長くなりましたが。練習は「バランス系」をやってから手押し車などをじっくりと。最初のバランス系ができない子もいます。どこかで割り切らないと次の練習に進めなくなります。足踏み腹筋もやりました。これは効果的な練習だと改めて感じています。「足踏み腹筋」と書いていますが、実際は「腸腰筋」にくるのではないかなと思っています。これは継続して入れていきたいなと。股関節補強をやてから連続倒立。さらには久々(この学校では初めて?)にスーパー体幹補強を。これは腹筋や背筋などを一気にやる練習です。種目説明なども入るのでそれなりにロスしましたが。腕立てMIXや腕立てジャンプはこれから先も入れておかないといけないと感じました。特に腕立てジャンプは必須かなと。ジャンプして降りた時にどれだけ「固める」ことができるか。ここで力が抜けてしまって腰が落ちてしまう選手が多数。自重を自分の腕で支えることができるかどうか。それほど大きな負荷ではない。それでもできない。ウエイトのように大きな負荷をかけながらやるのではなく「自分の身体を動かすために必要な筋力」を身に付けていけばいいなと思っています。改めて「必要なこと」を再確認。

 

屋外に出てDM∞をやって基礎ドリル。走らなくても動きの確認はしておきたいなと。他の部活動の子にもやらせました。何人かセンスのある子がいるなという印象。うちの選手はスパイクをはいて「片足スキップ」と「シザース」を。年明けから実施したいと思っていた内容です。短距離合宿で少しやってから時間を見つけて入れてきました。第3期からは火曜日と金曜日に定期的に入れていく予定です。時々やって身につくものでもないですし。見ていると案外できるようになってきています。普段の「スプリント練習」とは違って「膝の引き出し」と「腰の移動」や「空中でのタメ」の部分を意識した練習です。必要な要素を抜き出してやるという感じですね。上手く組み合わせながら「感覚作り」ができるといいかなと思っています。

 

スパイクを履いたのは15分程度だったでしょうか。そこからシャフト補強Aを。これも理由が分かりませんが「重心の移動」が大きくなっていました。シャフト自体を軽く感じるのもあるかもしれません。一回で大きく動きたい。やりたい動きができていました。まー後ろ向きの突き出しは微妙でしたが。どうすれば効率よくできるかも考えていきたいですね。人数が増えると場所を取ることになります。時間をかければできるのは当然です。流れを良くしながらシャフトもやっていけたらと思っています。そのままDM投げ。これも少しずつ力が出せるようになってきた感じがあります。出力をどれだけ上げられるか。動きの中に生かせるか。

 

ハードル股関節とリズムスキップをやって「DM TABATA」で終了。私は途中で寮に行かないといけなかったので最後まで見ることができませんでした。本来なら2時間半では終わるメニュー。長引きました。教えながらやるというのは当然時間がかかります。しかし、もっと工夫できなかったか。あいている時間を有効に使えたか。主体的に動いて指示が出せたか。「誰かにやってもらう」というのではこれから先勝負できないと思っています。そこに対してどう考えるのか。話をするというよりは「理解させる」ことが必要になるかなと思っています。動きの部分が良くなっても結局は「本番で力が出せる」かどうか。今のままでは出し切れずに終わるかもしれません。勿体ない。

 

まだまだです。求めるレベルが高いわけでも何でもありません。当間のことを当たり前にやる。それ以上でもそれ以下でもない。


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