kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

第6回ハードル練習会

2024-03-15 | 陸上競技

土曜日のことを。すでに1週間近く経過していますが。

 

土曜日の午後は第6回のハードル練習会としていました。中学生は記録会があるのでそちらに参加するだろうというのもあって「高校生向け」の内容にしていました。とはいってももう「専門練習」という感じですが。ドリルや動きの基本をある程度やってからは「ひたすら跳ぶ」時間に。動画を各自で撮りながら。ショートハードルは5歩ハードルと1台目のアプローチ、3台目まで。ヨンパは1台目の足合わせと3台目まで。

 

ショートハードルはkaさんがお手本ということで刻むための5歩ハードルを。スピードレベルがある程度上がっているで刻むのが難しくなります。他の指導者がどのような意識でアップの中の5歩ハードルを実施されているのかは分かりません。私的には「リズムの安定」と「素早く降りる」ことです。浮かずに素早く降りてくる。その中で最初から最後まで速いリズムを作る。ハードル上も降りてからもできるだけリズムが変わらないようにしたいなと思っています。難しい部分ですが。女子がやると最後の数歩だけピッチが上がるという感じになります。ハードルを早く降りてくることができない。kaさんにお手本をさせた後は女子は「速く走る」みたいな感じになってしまいました。16秒台の選手と13秒台に入ろうかという選手であればやはり感覚も違ってきます。理想的な部分はこうだけど他の子は「リズムを安定させよう」というのを繰り返し話しました。

 

男子はユースハードルの高さで。ここは意識的に「頭の位置」の部分を重視しています。ハードルが高いのでディップをかけることが求められます。この感覚は難しいなと思っています。単純に身体を倒すだけになってしまう選手が複数出てきます。ディップを効かせる理由撮りては「頭の位置が変わらない」といわれます。走りと同じ感じの中で越えていくと。高校生レベルではそんな動きはできないと思っています。どうしても跳んでしまいます。選手には「抜き足」のためにディップを効かせたいという話をしました。ディップを効かせることで「脇の下に抜き足を持ってくる」という感覚が作りやすくなります。今の高校生は見ていると股関節が硬いのもあって抜き足が持ってこれません。特にハードルが高くなるとそれが顕著に出ます。ある程度ディップを効かせることで抜き足を持ってきやすくする。輪っかをくぐるようなイメージだと思っています。そのあたりを徹底。

 

ヨンパは1台目の入り。ここが安定しないとそのあとのレースに繋がりません。45mあるのでそれほど本数はこなせません。それでもどうやって1台目までの走りを調整するかは重要です。カーブのハードルについて簡単に説明しました。ショートハードルとの違いはこの部分に出てきます。右リード、左リードでカーブの走り方は大きく変わってきます。上半身の使い方も同様です。自分の特性にあった走りを身に付けないといけないと思っています。hsm先生に手伝ってもらいながらですがショートハードルとヨンパを両方見るのはなかなか難しい。本当は別々の日に別々の時間帯にやるほうが良いんだろうなと思っています。高校生ではこの辺りが難しいですね。できるだけ細かく見たいと思う反面、時間の制約もある。

 

こうやって「練習会」という形で実施すると「他の人の動きを見る」ことができます。自分の動きと他の人の動きを比べることができる。そのなかで「足りないこと」に気づけるかどうか。お手本を見ながらどうするかだと思っています。うちの選手の疲労度はかなりだと思っています。故障しないように調整を必要としますが、ここである程度やっておかないと3月後半はなかなか練習ができません。本人たちの疲労度や様子を見ながらやるしかないと思っています。怪我をしてしまったら元も子もない。だからといって「疲労抜き」ばかりやるというのも違うかなと。3月の上旬から中旬はある程度の負荷をかけておきたい。冬季練習もほぼ終盤にかかっています。何とか乗り切りたいなと。

 

中身はありませんが(笑)。記録だけしておきます。


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