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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えさせられる

2021-10-11 | 陸上競技

思うことを。土日中国新人が実施されました。skyからも出場。トラック種目の出場が少ないこともあり私は残ることに。同時期に中学校の大会が実施されるのでそれを見に行くという役割がありました。もちろんですが「勧誘活動」をするという行為はしません。わきまえています。実際に走りを見ることでしかわからないこともあります。早めに行ってアップから見るというのが必要だと思っているので。

 

受付で体調管理シートを渡して正式な形で入場。選手と競技会関係者はホームスタンド、保護者はバックスタンドでの観戦。最初の段階ではバックスタンドでアップを見ました。ホームでハードル系を見てからスプリント系はバックスタンドで。声をかけることもなくです。もちろん、あいさつをされたらこちらも返します。これが「勧誘」といわれるとなかなかだと思いますが。

 

競技が始まる前にサイドスタンドで砲丸投げを見ていると「関係者はホームスタンドで保護者はバックスタンドで」という放送が(笑)。この段階では「見学不可」という事実を知らなかったのでペコペコしながら移動。投擲の審判の方は笑いながら「あっち」と指示されれていました。反省。

 

その後、顧問先生とあったので話を。それなりに中学校の先生にも知り合いがいます。ここで勧誘という話ではありませんが。話をする中で色々と感じる部分も。今回で中学校の秋の県体は終わり。来年度の春の県体もここで終わりということでした。中学校としては試合が減ります。「負担が大きい」というのがあるのだと思います。

 

話を聞く中で「部活動指導員」の話も。中学校では「顧問」ではなく「部活動指導員」への移行がされているようでした。学校によっては「短距離」も「長距離」も別々の「部活動指導員」が指導されているということ。さらには数年後には基本的には「学校の教員が指導」というのではなく「部活動指導員」が指導をするということ。現職の教員にも「部活動指導員としての指導を希望するか」というアンケートが実施されたということです。これはなかなか。

 

高校ではそこまでではありません。が、近い将来その波が押し寄せてくるというのは間違いない事実だと思います。そうなると私はどのような選択をするのか。考えさせられました。

 

中学校の陸上競技は早い段階で「引退」という形になるかもしれない。10月まで県体があるから「出場機会」があります。しかし、県体がなくなることで「通信陸上」で引退という形が増えます。そこから半年以上競技に出ないまま高校に進む。また一から練習を始める。それで元に戻るまで数か月要する。「競技」としてやっていくのは難しいんだろうなと思っています。そうなると私は何をするのか。ずっと以前から考えている部分もあります。クラブチームを作ってやっていくほうが良いのかなという感じ。一人でやるのは不可能なので「同志」を集めて定期的に練習ができる環境を整える必要がるのかなと。

 

九州のほうでは「クラブチーム」として独立採算がとれるような活動もされています。そこまでは難しいですがイメージとしてはそれに近づけたい。そうなると「会費」も必要になるのか。学校施設を使いながら活動するというのも難しくなるのかもしれません。結局、「お金」がなければ競技ができなくなるという部分が加速していくことになります。「学力格差」は「経済格差」から生じる部分もあります。しかし、これからは「競技力」も「経済格差」から生まれるようになるのだろうなと。すべての部分がこういところにつながっていく。なんか面白くないなと思っています。

 

ここ数日間は本を読むことが楽しいなという部分もありました。本当に「競技の指導」が自分自身に必要なのか。もちろん、それがなくなるとかなりエネルギーが減ります。自分らしく生きていけるかといわれたら分かりません。それでもこれから先のことも考えていかなければいけないと思っています。自分らしく生きるとはどういうことなのか。今の自分の生き方がどのような意味を持つのか。正直分かりません。

 

色々と思うことが積もっています。イラっとすることも多くあります。「なぜ私がやらなければいけないのか」と疑問に思うことも数え切れず。怒りに近い感情を持つこともあります。どうするのか。本当に。

 

まとまりません。正直な思いを記録しておきます。

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