kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

できるように

2020-12-05 | 陸上競技

いろいろと。

 

今考えていることがどうすれば「できるようになるか」というのは重要だと思います。「理論」と「実践」です。頭でわかっていてもそれが「実際にできるかどうか」は大きい。この部分をどうすればいいのかを常に考えるようにしています。どこに正解があるのかは見続けなければいけない。

 

できるだけ「単純化」したいなと思っています2年生の男子が比較的走れるようになってきました。細かい部分まで考えているのかどうかはまだまだ不明ですが。やっていることの感覚が分かってきている感じがあります。決してもともと力があったわけではありません。12秒8くらいでしょうか。なんとなく11秒台で走るようになりなんとなく形になりつつあるのかなと。これが一冬超えるとどうなるか。おもしろいのかなとは思っています。あまり褒めるといいことはないのでほぼ褒めませんが。

 

女子は一生懸命にやります。が、驚くほどに不器用。おかげさまでいろいろな方法が思い浮かびます。どうすればこの手の選手に「やりたいこと」を伝えて「できるように」することができるか。頭でわかっても実際に体が動かなければいけません。ここは本当に難しい。

 

「できない」を「できる」に変えていくため。これが練習です。一段ずつ上がっていくしかないと思っています。選手にも「考え方の癖」があります。自分で都合よく解釈することも多々あります。前の記事にも書きましたが「止まり方」一つとっても「できている」と思い込む。否定的な話をするというのではなく「できていない」ことに関しては「できていない」という認識を持たせることが重要だと思っています。

 

先日、全校生徒にタブレットが貸与されました。練習中にマネージャーに頼んで「動画の撮影」をしていました。視覚的に見てどうなのかという部分だと思います。「頭」でわかっていたとしても「身体」が体現できていないのであればそれは「できない」ということです。一生懸命に努力している。しかし、それが「できる」につながるようにしなければいけないと思います。

 

一生懸命にやる。こういう選手が陥りやすいのが「間違った動き」をひたすら身につけるという部分です。間違った動きをひたすらやる。「違うよ」といってもそれを「違う」という認識ができていなければ「きちんとやっている」という思い込みの中でやり続けることになる。「できる」につなげていくはずが「できない」を助長する結果になる。これは絶対に避けたいのです。

 

「前に進むためにどうするか」ということ。これをどう考えるか。小難しいことを覚えてもそれが実践できない。また、ドリル的な動きができるようになったとしてもそれが独立してしまって走りに直結しないこともある。これも困る。どういうバランスでどのような配置でどう練習を組み立てるのか。ここを考えたい。そしてそれをどのように選手に落とし込むか。重要な要素だと思っている。

 

時間がかかる。それでも「できる」につなげていきたい。スモールステップという感じで段階を追ってできることを増やしていく。それが走るために必要になる。身体の使い方も重要になる。しかし、それ以上に「感覚を作る」という部分も重要になる。筋力も。やるべきことは非常に多い。

 

優先順位をつけながら「できる」を増やす。自分自身が「できる」ことが選手に「できる」とは限らない。どちらかというと「できない」ことのほうが多い。感覚を共有することが難しいのでそこに対してどのようなアプローチをすればいいのかをもっともっと考える必要がある。

 

どうすれば「できる」か。これをもっともっと考えた貰いたい。私にできることは最大限にやろうと思っている。しかし、最後は選手自身が「速くなりたい」とどれだけ思うか。正しい方向に「努力」できればもっともっと変わってくると思う。一生懸命を「結果」につなげていきたいと強く思っている。

 

まとまらない。目の前の選手が一生懸命に取り組んでいる。それをなんとかしたい。

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水槽と水質

2020-12-05 | 陸上競技

水槽の話。

 

エビ水槽でレッドビーシュリンプが☆になります。正直理由が判明しない部分もあります。ここからは私自身の「推測」の域を出ないので正しいのかどうかわかりません。それでも水槽の様子を記録しておきたいと思います。

 

1週間前くらいからいきなりエビがぽつぽつ死になってきました。一気に減っていくというのではなく毎日1匹ずつ☆になる感じです。いきなり水質が悪化したとは思えません。何かしらの要因があるはずです。

 

気になることがありました。それは水槽に「餌を入れるお皿」を投入したことです。これ自体は問題ないと思っています。お皿があることで「食べ残し」がソイルの間に埋もれていくという部分がほぼなくなりました。

 

が、その反面「少し多めにあげてもあとで取ればいいや」という甘さが出ていた気がします。ソイルの間に埋もれないので「常時餌がある」状況になります。それにより「水槽の水」自体に餌の栄養素が溶け出しているのかもしれないなと。

 

そう感じたのは「固形」の餌を与えて翌日見たときに「食べ残し」に「水カビ」が生えていたのです。水質が安定してろ過がしっかりとできている水槽内では「水カビ」はほとんど発生しません。エビが☆になりはじめた後、見てみると「水カビ」がでていました。調べてみると「過栄養」の状況のようです。1週間に1度は水替えをしていましたがそれ以上に「餌を過剰に与えていた」のではないなという疑問が生まれます。

 

毎回同じような失敗をしている気がします。レッドビーシュリンプは餌を食べるときに非常に可愛い。ツマツマします。その姿を見たくて餌を与えてしまう部分があります。「餌の皿」を入れてから後はそこにエビが集まってくるのでついつい過剰に餌やりをしていた気はします。

 

少し多めにあげてもあとで取ればいいやという慢心もあったと思います。これにより水質が悪化していたのではないか。レッドビー自体は非常に弱い個体です。一度ダメージを受けると劇的に回復することはありません。水替えなどをしても手遅れに近い状況になります。

 

脱皮不全や脱卵をしていた時期にしっかりと考える必要がありました。あの時点で何らかのサインだったのだと思います。その部分をきちんと見切れていなかった私の責任です。本当に情けない話です。

結局20匹いたレッドビーシュリンプは3匹となりました。どうするか考えたいと思います。

 

チェリーシュリンプに関しては抱卵していた個体からハッチアウトして再び稚エビが生まれています。同じ環境下で何が違うのか。単純に個体の強さの問題なのか。この辺りも水槽観察を続けていきたいと思います。なんとかしたい。強くそう思っています。

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練習もそれなりに

2020-12-05 | 陸上競技

更新する意欲が全くなくなっていました。エビが・・・。これは今の私の心の支えです。毎日毎日水槽の様子をチェックするのが生きがいになりつつありました。それなのに・・・。毎日毎日☆になるエビたちを見ていると・・・。苦しいです。

 

テスト期間に入っています。それなりに身体は動かしています。木曜日からテストが始まるのでそれに合わせて。月曜日、火曜日は1時間程度。水曜日は休みとしました。私は水曜日昼から休みを取りました。本当に久しぶりに。身体を休めるというよりは「やらなければいけないことがある」というだけなのですが。

 

木曜日、金曜日と練習は1時間程度。内容的には「テスト期間の練習」と同じです。補強と短い距離。この繰り返しです。練習を見ない時間があるのでその間に色々と考えます。どうすれば「イメージが伝わるか」という部分です。こちらが「やりたい」と思っていることと選手が「やっていること」が異なる場合はうまくいきません。どうやってその部分をすり合わせていくのか。重要なことだと思っています。

 

久々にコーチングに関する本を読みました。別にこれをどう使うかというのを考えているわけではありません。水曜日の午後から気持ち的に時間に余裕があったので目の前にある本を読んだというだけです。「褒める」ということがひたすら書いてありました(笑)。まーそういうことなのでしょう。

 

やりたい動きをどのような形でイメージさせるか。言ったらすぐにできる選手もいます。どれだけやってもなかなか身につかない選手も。ここに対してどうすれば「やりたい動き」が身につくのかを考え続けなければいけません。重要な要素だと思っています。

 

難しいことはしたくない。できるだけシンプルにしたい。「普通の選手」がどうすれば速くなるか。ここを重視したい。そう考えると「走るために必要なこと」を自分の中でしっかりと選ばなければいけないと思います。数日間、機会があるごとに師匠と電話で話をしていました。本当は全くの別件で始まるのですが途中から「走りについて」の意見交換になる。私は教わることばかりですが。

 

この年齢になって「スプリント」について話をし続ける。これは貴重なことだと思います。通常相手をしてくれる人がいないので。今年は合宿などもないので気づきや感じたことを話し合う機会が極端に少ない。私はこの部分で保たれているところもあります。「どうすれば走れるのか」を常に考え続けたい。まー私一人がこの部分を考えていてもしかないのですが。

 

選手に「どうすれば足が速くなるか」を考えるように話しています。これは最近になって特に。「与えられたメニューをやればいい」という話ではない。そのメニューをどのようにやっていくか。強制的に「目的とする動き」をさせることも重要。道具などを使いながらです。

 

見ていると「走った後」に顕著に「差」が出る気がします。40mなら40mを走る。その直後に極端にスピードを落とす選手がいます。ブレーキをかけて。無理やり止まる。慣性の法則からいえば「前に進む」のだから走り終わった後に「すぐに止まる」のは難しい。ブレーキをかけるのではなく「出力を落とす」ことで自然に止まっていくのが理想。

 

極端な者は走った後に後傾して重心を後ろにして前接地でブレーキをかけます。これが「間違いなく走れない姿」の特徴です。結局、走るときにこのような動きはしたくない。スピードを落とす動きにつながるのだから。止まるのも練習の内だと思います。こういう部分も意識できるようになると変わってくる。

 

さらには「歩き方」もです。見ていると後ろ重心で歩いている者がいます。何度も指摘をしていますが修正できません。すぐに「かかと重心」で「接地した足が曲がる」という状況で歩きます。普段の練習で「前に進むために」という指導をしてもこういう部分で「前に進まない」動きをしているのだから走っても変わらないと思います。

 

「速い選手」というのは自然にこういう動きができていたりします。周りが何も言わなくても「無意識」で前重心で歩く。ベタベタ歩く選手は速い選手にはいません。自然に前重心で歩くのです。そうであれば「できない」選手は「できるようにする」ための努力が必要です。ここをどう考えるか。

 

やりたいこと。それをどう習得させるか。結局は「もっと速く走りたい」と思ってくれるかどうかなのですが。この部分も含めてしっかりと考えていきたいですね。

 

まとまりません。直近で感じたことを文字にしておきます。

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