kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれ

2019-05-12 | 陸上競技
思う事を。
 
 
マニアックな話が続いていましたからなかなか興味関心がない人には面白くない内容だと思います。まー良いんです。面白くないなと思う人はきっと読まないでしょうし。なかなか迎合して書くことはできません。そして気持ちが乗らない時にはなかなかblogを書く気にはならない。これも仕方ない話かなと。楽しくないでしょうし。着飾って書くのは本質的な話ではないので。
 
 
少し前までかなり気持ちが落ちていました。少し前向きになったのは「割り切ろう」と決めたから。自分らしいというのは何をもっていうのかは分かりません。「全てを何とかしよう」と思う事で自分自身の心を込めて保てなくなっていました。それが完全に考え方や態度、行動に出ていたと思います。鬱か?!というレベル。
 
 
色々な事を受け入れていかなければいけない。昔ほどのエネルギーがないのかもしれません。全てをきちんとやりたいというのが理想でした。しかし、自分自身が全てができるわけではない。そうであれば今何をするのか。本当に必要だと思ってくれる選手のために行動をすることが大切ではないか。求められていないのに何かを与えようとする事はエゴでしかない。そうであれば自分の限られたエネルギーをどう使うか。
 
 
私が気持ちが下がっていた理由の一つに我が師匠が体調を崩されたというのもあります。昨年度からとにかく気になっていました。しつこいくらいに電話していました。体調が微妙だなと感じていたので。今の私が存在するのは本当に師匠がいてくれるからです。どんな時にも気にかけてくださっていました。「余計なお世話」と思われるかもしれないなと思いながら何かあるたびに電話して体調を聞いていました。私的に気になっていることがいくつもあったので。
 
 
昨年度から気になることがあってそれに関してずっとサポートできたらなと感じていました。合同練習の時には私から全体に話をさせてもらったり。それもなかなか伝わらない。師匠が「陸上辞めるわ」と言うのではないかと本当に気になっていました。私は陸上競技が大好きです。本当に本当に好きだと思います。が、私以上に陸上競技が好きなのは師匠かもしれません。私の知る限り「陸上競技が本当に好きだな」と感じる人は県内で数人しかいません。ちょっと度が過ぎるくらい好きな人というのはいません。
 
 
無礼な人間だと思われるかもしれません。私には競技に関する「恩師」と呼べる方はいませんでした。教員になるまで全て自分でやってきたという自負がありました。調子に乗るなと言われるかもしれませんが、物事に取り組む姿勢や考え方などを高校時代に言われたことはありませんでした。それは本来的には良いことではない。指導されるタイミングを逃してきたのだと思います。それが教員になろうと思った一番の動機だったと思います。私自身が死ぬほど遠回りしてきたのでもう少しスムーズに競技力を上げることができるのではないか。
 
 
そうやって教員になった時に野球部部長を2年。陸上に戻って来て2年間はこれまでの経験でやって来ました。大学院時代にバイオメカニクスや運動生理学などを学んだお陰でそこの部分にこだわりすぎてやっていた感じがあります。そこから抜け出すキッカケになったのはやはり師匠がの存在でした。めちゃくちゃ怖かったですが(笑)そこからしつこく話を聞いて自分なりに考えて今の私がいます。
 
 
多くの人に支えられてここまで来ている。それなのに今の私は何をしているんだろう。そういう気持ちが強くありました。そういう考え方自体が自分を追い詰めてしまうのだとは思いますが。様々なことが重なりました。これまで色々と言われて来たことも自分の中で重なっていました。師匠が一番しんどい時に何もできない。自分自身もチームを作らないといけないのにそれができていない。これまでやって来た事を全て否定されている感覚がずっとずっとありました。情けない話ですがかなり追い詰められていたと思います。
 
 
これもblogに書きました。ペットボトルのイチゴの話。耐え忍ぶ。伸びたくても伸びきれない。何もキッカケがないのだから伸びることはできない。水しか与えられていないのだから。そこに栄養素が入ると自然に伸びてくる。きっと私も選手も同じだったのだと思います。耐え忍ぶ。それは根を伸ばす時期。土台を固める時期。その時期があるかないかだと思います。そういえばペットボトルのイチゴ、めちゃくちゃ根が伸びていました。本当に小さな芽しか出ていなかったのに根だけはペットボトルの底に溜まるくらいの長さになっていました。
 
 
とにかく目に見えた成長はなかったイチゴ。見えないところでしっかりと根を伸ばしていたのです。これも写メしておけば良かったのですが。1センチもない芽に対して何倍も芽を伸ばしていた。きっと苦しかったと思います。それでも耐えて耐えて1年過ぎた。植物にどれだけ意志があるのかは分かりません。話はできないので。それでも今は伸び伸びとしています。1週間で5倍くらいの大きさになっているのではないかと思います。
 
 
苦しい時がある。いつもいつも上手くいくわけではない。それを私自身が受け入れなければいけなかった。あまりにも多くのことがありすぎて見失っていたものが多かったのだと思います。精神的に重なり過ぎたのかなと。言い訳に過ぎないかもしれませんが。
 
 
もっともっと葛藤がありました。それはそれで自分が受け入れていかなければいけない。何をするのかをもっと考えたいなと思います。自分らしさってものが存在するのかどうか分かりません。それでもこれまで支えてくださった方々に恥じないようにしたい。あいつと関わったのは恥だと言われないように。
 
 
上手く書けません。相変わらずです。何が書きたかったのか分からなくなります。お許しを。色々な方に心配をしてもらっていました。少し立ち直っています。ありがとうございました。
コメント (5)
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