kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

テスト始まる

2014-07-01 | 陸上競技
月曜日、この日から期末考査開始。今回は月曜日から金曜日まで5連続で考査です。ここ数年このパターンはほとんどなかった気がします。いや、強行日程ですね。他校ではやはり土日をはさんで考査を行います。さらには振替で中日に休みを持ってくる学校もあるようです。生徒のためを思えばやはりこの方がスムーズなんですが。今回中国大会をはさんでいますから先週テストを行われるとかなりダメージが大きくなっていたと思うのでうちとしては良かったのかもしれないですが(笑)。

2時間考査、終了後勉強会としました。私はこのタイミングでコンタクト購入へ。もちろん、休みをもらってですが。卒業生の関係でちょっと離れたところにコンタクトを購入しに行きます。うちの部活の関係者が4人採用されていて、私が担任していた子も3人くらい採用されているので貢献しないわけにはいきません。こういう部分で義理堅いですから(笑)。この眼科に就職した子だけでマイル組めるくらいのメンバーです。少し前までは光の分院に3人が働いていたのですが、半年くらい前に1人が転勤となり今は2人。かなり人が多いところなので前日に連絡して予約を入れてもらっていました。そのため待ち時間0。早く終わったため卒業生の様子を見ることもなく終了(笑)。まー何のために行ったのかと言われると「コンタクト購入」がメインですから問題はないのですが。

戻ってきてあれこれやってから最後に練習。1時間と決めて練習をしていますからできることが限られます。「1時間しかやらない」という状況の中でどうすれば効率が良くなるか?他県の進学校では通常の練習も2時間程度です。この2時間の中にアップも含めて全ての要素が入る。京都の高校では「2時間」と決めている中に秒単位で練習メニューが組み込まれていました。これは本当にすごい。実際に見に行ったこともありますし、映像で見せてもらったこともあります。とにかく休むことなくどんどん練習をしていく。走練習を行って終わりかと思えばその休憩時間にまた補強をしてドリル、走るという流れ。圧巻でした。うちの選手ではついていくだけで精いっぱいでしょうね。尋常ではないメニューの量を2時間でやるというのは・・・。

話しは若干それましたが、1時間であっても集中して課題を持って取り組めば確実に効果は上がります。漠然とやる1時間と集中して目的意識を持って取り組む1時間であればとてつもない差が付きます。この差の積み重ねが自分の力を高めることができるかできないかの差になると思います。1年生男子にハードルの指示を出していましたがいつの間にか前のグループに戻っていました。これでは駄目。さらにハードルを使った練習で「ハードルを倒さないように」という目的とは違う意識でやるのもダメ。ハードルを倒すと他の者が起こさなければいけません。そうならないように「倒さない」努力をする。良い心がけかもしれませんが「練習内容」としては全く駄目です。前に進むための動きをしているのに「倒さない」ことがメインとなるようでは、いつまでたっても成長はしません。身長は関係ありません。小さなエースは150cm、男子は170cm。これで同じハードルを来れることができないというのは良いことではない。改善しないといけないですね。

少し来客があったので練習を選手に任せて移動。戻ってきたときにはバトン走。ほとんど走る様子をみることができませんでした。練習パターンとしてはMAXスピードで走る練習しかしてません。戻ってすぐに男子が走っていましたがこれが上手くいかない。走練習の最初に「並走」を行っています。この並走で「距離感」をつかむようにしています。どのくらいの距離で「ハイ」といえばバトンが渡るのか?また、渡す場所を決めているのでそこで渡すためにはどこで声をかけて手を上げさせるのか。この部分はこの1年間で徹底してやってきています。さらにはバトンを渡すことだけではなく、リレーゾーンの使い方も考えないといけません。このペア、出た瞬間から「渡らない」という感じでした。それなのにどちらも普通に走るだけ。何の練習なのか?「渡らない」だけで終わってしまいます。声掛けをするわけでもない、自分で判断してスピードを緩めるわけでもない。練習の目的を意識できていない。こういう練習を始めたのは高校からだと思いますが、すでに2か月以上経過しています。この練習の意味を考えないといけない。

2回やって2回ともダメ。1回目に注意したのですが上手くいきませんでした。このことに関して2本終わってからアドバイスを聞きに来ました。これは成長。今まではモジモジしていてどうすればいいのかを考えることができませんでした。それが自ら行動に移す。まー最低レベルのことはクリアできているのかなという感じでしょうか。本当に強くなりたいのであれば目的を明確にする。それができて初めて次につながるのです。効率よく練習練習してもらいたいですね。

1年生女子が一人走れるようになっていました。向上心が強いですから本気になれば大きく成長すると思います。3走と一緒にスタートして60mまでは前にいます。2年生しっかりしろという話ですが(笑)。走順の変更はなかなか難しい部分があります。それでも「明らかな差」となるのであれば変更も考えなければいけません。「思い出づくり」のためにインターハイに行くつもりは一切ありません。勝負するため、ラウンドを進むためです。走力差が著しいのであればバトンと天秤にかける。それくらいの気持ちでやらなければいけない。それが高い緊張感につながってくれると思います。

軽くの練習でした。軽くても思うことは多々あるなという感じですね(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする