月曜日の練習中に感じたことは書きました。というか、約束事を守るかどうかの部分の話です。実は月曜、練習だけはさせました。練習を全くさせないというのは今後にとってマイナスだと判断したからです。甘いのかもしれないなと思っていますが、この子達の可能性をどれだけ引き出せるかというのは私の責任だと感じています。その反面、どれだけやっても裏切られる、約束を守らないという部分に対して「もういいな」と感じる部分があります。ここに書く事が相応しいかどうかは分かりませんが。
理由は簡単です。こちらが選手のためにと思ってやってもそれを本当に選手が求めていないかもしれないという部分があるからです。力があるから引き出してあげたいと思う気持ちは強くあるのですが本人がそれを求めているかは別問題。お腹が空いていない人がいてその人の前にどれだけ美味しい料理があったとしても多分食べないでしょう。結局は本人が食べたいか食べたくないかが大きく影響するのです。周りが「やれば伸びる」と思っても本人にその気がなければ何も変わらないのです。これから先の事はわかりません。しかし、自分の力を伸ばそうと思えば一人ではできないのです。そこの認識が出来ない限りはどんな練習をしてもぜったいに伸びない。これはどれどけ話をしても本人がその気にならなければ変わらないのです。
火曜日の朝話をしました。前日は練習中に照明が消えてしまい途中練習が止まってしまいました。それでも最後までやったので通常の終了時間よりもかなり遅くなってしまいました。本来なら月曜に話をするべきだったのだと思いますがそれができませんでした。半日我慢して過ごしましたがやはりここは見逃してはいけないことだと思いました。ここを許してしまったら全て許さなければいけなくなる。約束事を守ると言い続けてきたのにそれを結局は守っていない。この中で信頼関係が成立する事はありません。かなり厳しく指導しました。
これまでも約束事を守らないことはありました。それでも結局私が妥協して許す。何も変わらない中で時間だけが過ぎていってこちらが「これ以上練習しないと間に合わない」と判断して練習をさせる。最終的にこれが悪いのでしょう。私が甘すぎるから結局選手は約束事を守らなくても何とかなると思う。私がメニューを与え、強くなるための様々な工夫をしたり配慮をしても選手にその気がなければ最終的に嫌な思いをするのは私自身なのです。これの繰り返し。さすがにこれだけ繰り返されると私自身もしんどいですね。
最後のチャンス。これを何度与えるのか分かりません。能力的にはかなりのものがあります。偶然、力がある選手がうちのチームに集まってくれています。まだ、強くなるための最大限の努力ができない。難しいことを求めているわけではありません。やれば出来ることを求めているだけです。それが途中で面倒になったり、少しくらい良いだろうという甘えがあったり、誰も何も言わないから問題ないのだろうと勝手な判断をする。それが約束を破ることになるという認識が失われてしまうのです。
繰り返しになりますが、私は選手が強くなるためならどんな苦労も惜しみません。先日東京に行ったのも選手に還元して強くなってもらいたいから。自分が目指す目標に到達して欲しいから。そのために何か役立てるのであればという考えでやっています。押し付けがましいのでしょうか?強くなりたいという想いとそれに見合う行動が出来る様にならなければ親から与えられた才能を開花させる前に終わってしまうのです。そこを「もったいない」と思うのは私だけでしょうか?
約束事を守れなかったことに対してペナルティを与えることにしました。これは本意ではありませんが先日遅刻をしてきた者30回の自主練習を行わせました。この中で本当に力を上げましたし、「自分のためにやっている」という気持ちが芽生えてきて確実に成長しました。全て与えられた練習をやるのではなく自分のためにやることで意識も変わると思います。前日にその30回が終わったはずです。しかし、今回の事で全員が自分で決めたことをやるようにさせました。何をやるかは自分で決める。この事を決めて私のところに報告をしに来るように全体に話をしました。
この日のうちに私のところに報告に来たのですが「○○をやる」と伝えるだけで終わり。ここに関しては「礼儀」の問題だと思います。私に言われたから、報告をしに来る。そこは当然の話ですがその前に私に言わなければいけないことがあるのではないか?自分の事だけ話して私に対して何も話さない。約束事を守らなかったことに対しての謝罪の言葉がない。これまでかなりの労力をかけて関わってきました。その気持ちを感じ取ることができないか?約束を守らなかったという事実を受け入れ、そこから次に何をしないといけないかを考えることをしないと絶対に次も同じことをしてしまうのです。
放課後、もう一度話をしました。やりたい練習があったのですがそれよりも「取り組む姿勢」や「本気になる」ことを考えさせる方が大切だと思いました。これで伝わらないようであれば本気で指導する必要はない。自分たちで勝手にやれば良いと思います。以前このようなことを書いた時に「価値観の押し付け」と批判されたことがあります。そうなのかもしれません。しかし、問題点を直視せず「自分達の過ち」を認めずにやりたいことだけをやるというのであれば人間的な成長はありません。ここは今後のことを考えると絶対に許してはいけないことだと思っています。何度裏切られても私は我慢し続けなければいけないのか?難しいことを求めているのではなくやれば出来ることを求めているのです。
この事をきっかけに競技に対して真剣に考えてもらいたい。そこが出来る様になれば本当に強くなります。自分のためにやることの意味を理解するかどうかです。
重ねて技術的な指導に対してメモを取ることを義務付ました。本当に強くなろうと思ったら日々の練習中に指示されている内容の本質的な理解をしなければいけません。これまでも聞いているつもりで終わっていたので大きな変化がない。今後はポイントをまとめていかせます。週末にはそれをきちんとまとめて自分なりの技術ノートを作る。頭の整理をすることで自分の走りにつなげていく。ものすごい労力かもしれません。しかし、残された時間をどう使うかを考えた時に一生に一回しかない高校時代の陸上生活を価値あるものにさせたいと思います。
当たり前のことを当たり前にやる。ここが全てです。これが最後のチャンスだと思います。これでも手を抜いたり、約束を守れないようなら大きな飛躍はありません。以前に比べたら練習に対する意欲は高まっているのは間違いないのですが、やはりまだまだ足りないものがあります。ここが変わってくると本当に大きな結果につながる。理解してもらいたいものです。
長くなりました。正直、マイナス面を書くというのは面白くありません。しかし、全てが上手く行くわけではないのです。もがき苦しみながらも進んでいく。そうやって成長して行くのです。ミスや失敗は誰にでもある。弱さに負けて手を抜いてしまうことも。しかし、それを克服できる心の強さが欲しい。そう思っています。
あまり面白い内容ではありません。お許しを。
理由は簡単です。こちらが選手のためにと思ってやってもそれを本当に選手が求めていないかもしれないという部分があるからです。力があるから引き出してあげたいと思う気持ちは強くあるのですが本人がそれを求めているかは別問題。お腹が空いていない人がいてその人の前にどれだけ美味しい料理があったとしても多分食べないでしょう。結局は本人が食べたいか食べたくないかが大きく影響するのです。周りが「やれば伸びる」と思っても本人にその気がなければ何も変わらないのです。これから先の事はわかりません。しかし、自分の力を伸ばそうと思えば一人ではできないのです。そこの認識が出来ない限りはどんな練習をしてもぜったいに伸びない。これはどれどけ話をしても本人がその気にならなければ変わらないのです。
火曜日の朝話をしました。前日は練習中に照明が消えてしまい途中練習が止まってしまいました。それでも最後までやったので通常の終了時間よりもかなり遅くなってしまいました。本来なら月曜に話をするべきだったのだと思いますがそれができませんでした。半日我慢して過ごしましたがやはりここは見逃してはいけないことだと思いました。ここを許してしまったら全て許さなければいけなくなる。約束事を守ると言い続けてきたのにそれを結局は守っていない。この中で信頼関係が成立する事はありません。かなり厳しく指導しました。
これまでも約束事を守らないことはありました。それでも結局私が妥協して許す。何も変わらない中で時間だけが過ぎていってこちらが「これ以上練習しないと間に合わない」と判断して練習をさせる。最終的にこれが悪いのでしょう。私が甘すぎるから結局選手は約束事を守らなくても何とかなると思う。私がメニューを与え、強くなるための様々な工夫をしたり配慮をしても選手にその気がなければ最終的に嫌な思いをするのは私自身なのです。これの繰り返し。さすがにこれだけ繰り返されると私自身もしんどいですね。
最後のチャンス。これを何度与えるのか分かりません。能力的にはかなりのものがあります。偶然、力がある選手がうちのチームに集まってくれています。まだ、強くなるための最大限の努力ができない。難しいことを求めているわけではありません。やれば出来ることを求めているだけです。それが途中で面倒になったり、少しくらい良いだろうという甘えがあったり、誰も何も言わないから問題ないのだろうと勝手な判断をする。それが約束を破ることになるという認識が失われてしまうのです。
繰り返しになりますが、私は選手が強くなるためならどんな苦労も惜しみません。先日東京に行ったのも選手に還元して強くなってもらいたいから。自分が目指す目標に到達して欲しいから。そのために何か役立てるのであればという考えでやっています。押し付けがましいのでしょうか?強くなりたいという想いとそれに見合う行動が出来る様にならなければ親から与えられた才能を開花させる前に終わってしまうのです。そこを「もったいない」と思うのは私だけでしょうか?
約束事を守れなかったことに対してペナルティを与えることにしました。これは本意ではありませんが先日遅刻をしてきた者30回の自主練習を行わせました。この中で本当に力を上げましたし、「自分のためにやっている」という気持ちが芽生えてきて確実に成長しました。全て与えられた練習をやるのではなく自分のためにやることで意識も変わると思います。前日にその30回が終わったはずです。しかし、今回の事で全員が自分で決めたことをやるようにさせました。何をやるかは自分で決める。この事を決めて私のところに報告をしに来るように全体に話をしました。
この日のうちに私のところに報告に来たのですが「○○をやる」と伝えるだけで終わり。ここに関しては「礼儀」の問題だと思います。私に言われたから、報告をしに来る。そこは当然の話ですがその前に私に言わなければいけないことがあるのではないか?自分の事だけ話して私に対して何も話さない。約束事を守らなかったことに対しての謝罪の言葉がない。これまでかなりの労力をかけて関わってきました。その気持ちを感じ取ることができないか?約束を守らなかったという事実を受け入れ、そこから次に何をしないといけないかを考えることをしないと絶対に次も同じことをしてしまうのです。
放課後、もう一度話をしました。やりたい練習があったのですがそれよりも「取り組む姿勢」や「本気になる」ことを考えさせる方が大切だと思いました。これで伝わらないようであれば本気で指導する必要はない。自分たちで勝手にやれば良いと思います。以前このようなことを書いた時に「価値観の押し付け」と批判されたことがあります。そうなのかもしれません。しかし、問題点を直視せず「自分達の過ち」を認めずにやりたいことだけをやるというのであれば人間的な成長はありません。ここは今後のことを考えると絶対に許してはいけないことだと思っています。何度裏切られても私は我慢し続けなければいけないのか?難しいことを求めているのではなくやれば出来ることを求めているのです。
この事をきっかけに競技に対して真剣に考えてもらいたい。そこが出来る様になれば本当に強くなります。自分のためにやることの意味を理解するかどうかです。
重ねて技術的な指導に対してメモを取ることを義務付ました。本当に強くなろうと思ったら日々の練習中に指示されている内容の本質的な理解をしなければいけません。これまでも聞いているつもりで終わっていたので大きな変化がない。今後はポイントをまとめていかせます。週末にはそれをきちんとまとめて自分なりの技術ノートを作る。頭の整理をすることで自分の走りにつなげていく。ものすごい労力かもしれません。しかし、残された時間をどう使うかを考えた時に一生に一回しかない高校時代の陸上生活を価値あるものにさせたいと思います。
当たり前のことを当たり前にやる。ここが全てです。これが最後のチャンスだと思います。これでも手を抜いたり、約束を守れないようなら大きな飛躍はありません。以前に比べたら練習に対する意欲は高まっているのは間違いないのですが、やはりまだまだ足りないものがあります。ここが変わってくると本当に大きな結果につながる。理解してもらいたいものです。
長くなりました。正直、マイナス面を書くというのは面白くありません。しかし、全てが上手く行くわけではないのです。もがき苦しみながらも進んでいく。そうやって成長して行くのです。ミスや失敗は誰にでもある。弱さに負けて手を抜いてしまうことも。しかし、それを克服できる心の強さが欲しい。そう思っています。
あまり面白い内容ではありません。お許しを。