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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿3&川へ行く

2013-08-17 | 陸上競技
木曜日、この日の練習は午前中のみ。12時には競技場を出たいという話だったので練習を早く始めることに。11時には終わらせないと片付け等で時間を取られます。バタバタです。

最終日に110mHの成年選手が来てくれました。チーム最年長になるはずです。日曜日に代表選手が決まりました。すぐに連絡をしましたがやはり仕事の関係で合宿に参加するのは難しい。社会人ですから当然です。それでも日程を調整して最終日に練習に来てくれました。ありがたいことです。高校生や中学生にトップ選手の動きを見せることは刺激になります。もちろん、この選手の動きを真似することは不可能です。長い時間をかけて作ってきたハードリングを真似していくというのは難しい。それでも「お手本」として見るだけでも大きなことだと思います。特にハードルインターバルでの速い動きや抜き足の動作は素晴らしいものがあります。良い刺激です。

少年選手、一人は足の痛みにより練習できず。終了です。この状況で無理やりやらせても仕方ないので。師匠にケアの仕方を教えてもらいました。あとは本人がどれだけ自分でやるかです。こればかりはどうにもできません。「病院に行く」と言っていましたがほとんど無意味だと話しておきました。どこの病院に行ってもレントゲンを撮って「異常はないですね」と言われる。当然です。それよりは根本的な改善をするほうがいい。普段からのケアかなと。

中学生は本数を少な目にしてもらいました。腰が痛いということもあり無理はさせられません。抜き足が大きく回ってしまい着地してからの動きが遅れます。この部分を成年選手の動きを見てイメージさせました。繰り返しになりますがいきなり改善はできません。今後多少でも改善されていけば高校生になって活躍できると思います。本人はまずは中学記録を塗り替えたいという話でした。頑張ってもらいたいですね。

午前中で練習が終わったので帰宅。前日に短距離がアイシングに近くの川に行きました。その話を聞いていたので帰宅してからチビたちを連れて鹿野のオートキャンプ場へ連れて行くことに。夏休みどこにも連れて行っていません。少しの時間ですが息子たちにも楽しませてあげたいなと。で、水着を準備して川へ。二人ともスイミングに行っているので水を怖がることはありません。逆に自由気ままにやってしまう危険性があるので目を話すことができません。ものすごく喜んでいました。こういう姿を見れるのは嬉しいですね。普段の生活の中でこういう場面を作ってあげることができていません。やはり時間を作って遊びに行かなければいけないと深く反省。

遊んでいると川の反対側にどこかで見たことがある女性が。奇跡的に女子ヨンパの前山口県記録保持者がいました(笑)。すごい確率です。もともと鹿野の出身なのですが地元に帰ってきていたようです。高校時代、練習メニューを立てるという形でしたが関わりがありました。2年間メニューを出してメールでやり取りをするという形でした。非常に懐かしい。お父さんと一緒でしたがわざわざ挨拶に来られました。恐縮です。本当は現状報告などを聞きたかったのですが、前述のようにチビたちを放置していて何かあったら大変なので近づけず。また機会があればゆっくり話をしたいですね。

何となく「夏休み」でした(笑)。
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国体合宿2

2013-08-17 | 陸上競技
水曜日、国体合宿2日目。この日は朝からものすごく暑かった・・・。体調を崩してしまうのではないかという暑さ。高知で40度を超える日が続いていると言っていましたが山口市も暑い。盆地ですから仕方ない部分はありますが、暑さの中でどれだけ練習ができるかというのは難しい部分があります。ひたすら走るという練習はできないですね。

ハードルパートの練習はヨンパ選手が8台目まで。これは大会前の最終刺激だそうです。日曜日にレースがあるので水曜日に最終刺激。場億ストレートが向風でしたがまずまずの走りだったと思います。課題している14歩から15歩の切り替えは比較的スムーズでしたが6-7台目のところで上手く処理できませんでした。ヨンパで50秒を切る選手というのは少しのミスで減速してしまいます。高校生も同じですがごまかしがきかない部分があります。本人もそのことは分かっているので大丈夫だと思います。1か月後の全日本インカレで決勝に残って戦ってもらいたいですね。

ショートハードルはハードルドリルを少し。普段あまりやらないということだったので基本的なことを。一人は前回の合宿で教えようという一歩手前で終了していました。今までやったことがないというので時間をかけて丁寧にと考えていたのですが「脚の痛み」が酷いので歩くのもままならないと言っていました。あれから1か月たちましたが更に悪化したとのこと。うーん、考えものです。あくまで「コーチ」という立場ですので細かいところまで触れる必要はないと思います。とはいえ、この状況が続くと良いことにはならないと思いますが。

なんとか練習ができるところまでやっていきました。短距離系がスタート練習をするという事だったのでハードルは室内練習場で。ドリルをやりました。抜き足とリード脚の基本的なドリル。普段やらない動きだということなのでなかなか思うようにできません。タイミングが遅れたり膝が開いたり、大きく回してしまったり・・・。1年間かけて動きをできるのであればもう少しできると思うのですが「数日間」で一気に修正するというところまでなかなか到達できません。ハードル動作はかなり複雑な動きがあります。分割して練習をしながらもそれを一つにまとめていく動きも必要。短時間ですべてのことをやるのは難しいと考えています。時間をかけて身に着けていく動作です。

ある程度行ってから屋外で実際にハードルを跳ぶことに。故障させるわけにはいきませんから様子を見ながら。それぞれ課題を決めてから進めていきました。1台目の踏切位置の確認。これは安定して同じ距離で踏み切れるようにするためです。距離感が分かればある程度安定してきます。最初の8歩で上手くスピードに乗せながら踏み切るというのは難しいことです。真面目に取り組んでくれるので後半は安定してきました。技術的な課題はまだありますがそれは今後機会があれば・・・、としか言えません。付きっ切りで練習をするわけではありませんから。目の前の大会に向けて修正できることをやっておくだけです。

午後からは高校生が「ハードルを使って追い込みたい」とのことでした。一人はヨンパも視野に入れてのことです。将来的にはヨンパで日本のトップに行けそうな子ですから少しずつ練習。ここは本人の意志確認しながらです。技術的な部分の修正も必要だと思いますが、「追いこみたい」という強い要望があったのでそれに合わせて行いました。シャトルハードルを行うことに。何度か書いていますがのんびりやるシャトルハードルは好きではありません。個人的には「意味なし」と思っています。ハイスピードでの練習でなければ「跳ぶだけ」の動作になります。これではハードル練習にはなりません。距離設定を変えながら速いスピードで跳び続ける。本来であれば2往復くらいで十分なのですが今回はもう少し増やして行いました。ホームストレートは専用仕様(笑)。使いすぎだと言われました(笑)。まーせっかくの機会なので。

色々とやりたいことがある中で「最低限のこと」をやる。短期間の合宿ですからそれ以外にはできません。定期的にこういう機会があればいいのですが。とはいえ、こういう合宿ばかりだと自分の所の練習が見れないという大きな問題も抱えています。非常に難しい部分です。

とにかく暑くてばてました(笑)。
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