kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体作り

2011-11-12 | 陸上競技
木曜日、午後の練習は計画通り身体作りとしました。先週の木曜日に始めてちょうど1週間です。少しずつ慣れてきたところではないかと思います。

練習の最初はクラスの生徒からの依頼を受けて色々とやっていたので行くことはできませんでした。ある程度の練習は自分達でできなければいけません。当然の話です。私が行ったのは開始1時間くらいしてからでしょうか。
早速esaki先生からアドバイスをもらいました。もう少し工夫したり意識させた方が効果が上がるような種目がありました。中途半端な形では意味がなくなります。客観的な意見を聞きながらやっていきたいと思います。一人で抱え込んで「自分が正しい」と思ってやっていくつもりはありません。形にはこだわらず「強くなるために出来ること」をやっていきたいと思います。シャフト補強でどうも十分な負荷がかかっていないのではないかということでした。肘が伸びきらない中では動きとしては不十分ではないかと。選手に意識して行うように指示をするとある程度できることが判明。いつの間にか動きが小さくなっていたのだと思います。気を付けていかないといけないですね。

練習では股関節周辺の地味な補強をかなり増やしています。走るために必要な基礎筋力を上げていきたいと考えています。目指す動きに対して十分な筋力が無ければ動きは出来ません。時間がかかると思いますが継続していきたいですね。
ハードルを使ってのリズムスキップを導入しました。先週の木曜日にはこの練習で1人転倒、手首を痛めました。それほど難しいことを求めているわけではありません。集中してやれば絶対に起きることはありません。油断は禁物です。本当はもっと速い動きをさせたいのですがなかなか上手くいきませんね。やるだけの練習ではなく目的をもった練習にしていかないといくません。なかなかイメージができないのでしょうね。

あとは今まで避けていたジャンプ系のトレーニングもやり始めました。瞬間的な力の発揮を苦手としていますからここを克服するためにもやっていきたいと考えています。それほど多くの頻度ではできませんから基本的に身体作りの日に入れていきたいと思っています。週6回の練習のうち2回は走らない日にしています。身体作りにしていますが、ジャンプ系やリズム系の練習が多くなっていますから脚にかかる負担は大きくなってくるでしょうね。毎日のケアを心掛けていかないと故障につながっていきます。気をつけさせていきたいと思います。

途中所用により学校を離れました。練習は7時に終わったようです。もう少し工夫できれば間違いなく7時までに終われそうですね。同じメニューをあと20分くらい早くできるようにすればあと2種目程度増やせます(笑)。慣れてくると行動はスムーズになりますから今後の動向を見ていきたいと思います。

しっかりと取り組んでいきたいですね。
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我ながら5

2011-11-12 | 陸上競技
ネットオークションで100mメジャーを落札しました。今まで使っていた50mメジャーが壊れてしまったのと50m以上の距離を測る必要があったので。基本的に60mくらいという感じでやっていました。まーこれは今からも同じでしょうね。マークを使った練習をするために100mメジャーを購入。

昨日頼んでいたものが届きました。先程練習開始前に使おうと思って開けてみると何故か1ヶ所ネジがついていなくてパタパタしています。またも不良品が届きました。オークションの説明に中国製なので多少の汚れや傷がついている可能性がある、と書いてありましたが「不良品の可能性がある」とは書いてありません。当然ですね。

仕方なくメールしました。電話番号が書いてなかったので…。このまま使ったら間違いなく壊れるでしょうから。出来れば交換してもらいたいという内容にしました。お金を返してもらうよりも必要な物を届けてもらうほうが良いですからね。

どれだけの確率なのかは分かりませんが強烈に引き寄せていますね(笑)。今回は不良品が届いたときの対応について考えることが出来ましたね。良い勉強をさせてもらったと思うようにします。前向きに考えないと何も始まりませんから。
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「想い」を伝える

2011-11-12 | 陸上競技
木曜日、朝練の時間に3年生に話をさせました。その後授業。

1時間目の時間、自分のクラスの授業でした。この授業、少し思うことがあってLHRの時間としました。授業時数確保という観点からすれば大きな問題だと捉えられるかもしれません。与えられた授業時間を別のことに使っているといえばその通りですから。学校の教育というのは「勉強さえすればいい」というものではありません。もっともっと大切なものがあるはずです。それを伝えることができないのであれば学校というシステムは不要だと思います。ネットで知識を得る、DVDで授業のポイントを把握するということができる時代です。生の声、他人の「想い」を聞くというのは何かを覚え込む作業よりももっともっと必要です。

文化祭まであと1週間となっていました。これに対する私の「想い」を私の言葉で伝えていきました。こういう行事となると必ず人間関係が崩れるようなイザコザが起きます。女子が多い私のクラスではほぼ毎回起きます。女子は最初から積極的に取り組める者と雰囲気に乗っかってやる者、少し距離を置いて関わる者が出てきます。最初から一生懸命にやっている者は途中から入ってくる者が許せなくなります。「これまで何もしなかったのに」という気持ちが出てくるのでしょう。当然といえば当然です。しかし、40人いれば40人の価値観、想いがあります。全員が自分と同じように最初からできるわけではない。逆に1人だけが突っ走って周りの者が付いてこれないという状況も生まれます。以前担任した時がそうでした。把握しているのが1人のため周りがかなり気を遣いながらやっていましたが、途中で機嫌を損ね「勝手にやれ」という感じになり、盛り上がれる部分で盛り上がりませんでした。微妙な空気が流れる。

物事は一人ではできません。こういう機会にみんなが協力することの大切さ、他人との距離感、関わり方を学ぶ必要があります。学校が教育現場であるならそこを学ぶのが一番大切なのではないかと考えています。1人ではできないことでも人が集まればできることがある。皆の力を合わせるからこそ何かをやり遂げた時の達成感がある。一人でも「自分は関係ない」と感じている者がいれば絶対に成功はしない。やるからには徹底的にやりたい。そして、どこのクラスよりも楽しみたい。中途半端にやっていても楽しくありません。「あいつらなんであんなに本気になってるの?」と周りから思われるくらい一生懸命にやりたい。それができれば学校行事としての意味があります。

もちろん、部活動などで全員がずっと参加できるわけではありません。だからこそ皆が一緒にできることを大切にしたい。「チームの法則」という本を読みました。「相手を大切にしよう」「自分を指そう」「誠実であろう」という3つがチームを作るための大事な要素です。集団で動くときというのは必要になってきます。そのことをクラスで理解してもらいたい。特定の人間だけでやった文化祭では面白くありません。全員で協力してやるからこそ価値がある。やるからには一生懸命やって、終わった時に「充実感」「達成感」を感じてほしい。

こんな話を本気でするというのは周りから見ると「恥ずかしい」と思われるかもしれません。しかし、私は子供たちと関わる仕事をしています。その人間が本気になって自分の「想い」を口にできないのであれば子供たちに何を教えるのかわかりません。本で読むからできるわけではない。生徒に紙に書いた本のコピーを渡すだけでは伝わらないものがあります。自分の口で自分の言葉で何かを伝える。それが人の心を動かすのです。そう信じてやっています。

全員が話を聞いてくれました。その後の行動は本当に協力的でした。これから1週間の文化祭までの準備期間、大変なことが増えていくと思いますが皆で一生懸命に取り組んでいけたらと思います。貴重な時間でした。
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