僕が思う、産後の腰痛

実は僕、産後のママさんの腰痛で骨盤はあんまり関係ないんじゃないかなあ・・・とか思ってたりします。

たとえば、産後のママさんに多い腰痛や手首痛など。
腰痛は骨盤が開いて(または歪んで)とか、手首はホルモンのバランスで、とかいう説もあるんですが、

もし、ママさんがまったく育児をしていなくて、出産していない他の人が完全に育児をしていたとしたら、

腰痛や手首痛が起こる可能性があるのはどちらが高いんだろう？って考えてみることがあるんです。

仮に育児を１００パーセントしていなくても、出産によって骨盤が歪んでるママさん、出産によってホルモンのバランスが変化したママさんに症状が現われて、

出産していないけれども育児を１００パーセントしているその人には症状は現われないんだろうか？

その人のどこが悪いのか、どこがズレているのか、どこが歪んでるのか、を考えるよりも先に

なにをしている人だから痛くなったんだろう？
と考えていくようにしています。

痛くなるところまでいってしまった人たちは、
僕であればとっくに音をあげるような状態で頑張ってる人がとても多いんです。

睡眠時間も削られて、片手抱っこで腕が重くなったり、抱っこ紐で肩に重みが食い込んだり・・・
あぐらでの授乳とか、赤ちゃんの沐浴とか、とか、とか、とか。

そこから「そんなにがんばって来られたんですねえ。僕なんかとても真似できないですよ」という思いがわいてくるじゃないですか(＾＾)

その上でがんばってこられたところをケアしてあげる。
骨盤矯正だなんだ、という前に。。。

「そういう生活なんだから、ここに疲れがたまってるんだなあ」とかね。



この人の体のどこが悪いんだろう？どこが歪んでるんだろう？

いえいえ、そうせざるを得ない状況でがんばってこられた、ってことですよね？
少なくとも僕はそう思うんです。
そこからは、骨盤でもなんでもどこかを矯正してやろう、なんていう気がおきてきません。

お客さんの生活をしって、その立場にたって症状を考えていく。

そこから整体をスタートさせましょうよ、というのが僕の考えです^^


今日もありがとう。


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