股関節痛にも意味があるのかも

ご近所さんが数ヶ月、股関節痛が取れないということで来てくださいました。

特に股関節を開く、閉じる方向での痛みがあります。
足を上げ下げする動きには関係ないみたい。

仰向けの施術から。
内腿やお腹をやってだいぶ解消されました。
残りは反対側のお腹やお尻。
さらに残りは痛い側の足首。

かすかに残るところまでもっていけたところで終了。

そのなかでお話させていただいたのですが、

「痛いとわかってることを続けてると、なかなか良くならない」ということ。

身体は、痛みを感覚としてとらえます。
で、「痛いけど、これはきっと身体にいいはず」と思うことはないんじゃないかって(笑)。
だって、痛いんだもん(笑)。

痛いけど続けていいのであれば、押しピンを踏み続けてもいい、ってことになる(苦笑)。
痛いから、避けようとする、守ろうとする。
そうなってるのに、痛いとわかっててすると、身体は混乱すると思うんですよね。
「痛いやん？それ、痛いよ？なんでそれをやり続けるんだろう、この人・・・」って^^;


股関節痛に限らず膝痛でも五十肩でもね。


そして、痛くたって整体で扱うような種類の痛みであればほっといても治ります。
自然治癒力があるから。
良くなってこないのであれば、「痛くてできない」こと自体が、身体が守ろうとしてるシステム発動中だから、ってこともありうると思うんですよ。

交通事故のさなかであれば、脳へのダメージを最小限にするために脳の振動をいち早く止めること。
つまり、首の動きを止めること。

・・・首が動かない、ムチウチだ。
これ、身体からしたら「良いこと」をしてるんでなかなか自然に治らないんだと僕は思ってるんです。


股関節痛も、股関節のムチウチ(動きを止める)かも知れないんですよね。
身体は良かれと思って股関節の動きを小さくしてるのかも。

そう思えたら、身体ってすごいなあ、って思えるんです。僕は、ですけど＾＾

そしてそう思えたら整体ももっと優しいものになるんじゃないかな、なんて(＾＾)


今日もありがとう。


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