力が抜ける腰痛って

一瞬、力が抜けた！！！ということを言われるお客様がおられます。

ギクッときて、
いや、ギクッと来る前に！？
「あっ」と思うまもなく腰から力が抜けてへたり込んでしまうような感じだったというお客様だとか、
なかには、こわくてギクシャクしてるのが自分でもわかるんです、という方とか。

これ、コワいんですよね～、僕も経験があります^^;

しかし、力が抜ける、ってなんなんでしょうね。
あるいは、力がうまく入らなくてギクシャクする感じ。

痛くてへたり込む、はわかります。
あっ、ヤバイッと思うか思わないかの瞬間に力がガクッと抜けてへたり込んだ。。。

↓こんなことを僕は考えながら施術をしてみました。

もし、「力が抜けてしまった・・・」ということにメリットがあったとしたら？
それが身体の叡智だとしたら、どんなメリットがあるんだろう？と想像してみます。

力が抜けた、というのは、
「力をこのまま入れるとどうなるか、本人にはわかってないけど身体にはわかっていて」
「痛くなる直前に、力を抜かせることで回避してくれたんじゃないか」
って。

以下、妄想のなかでの身体の声
「この流れでいくと、次はここに力が入るぞ」
「ここ、爆弾を抱えてるところだから、力を入れたらヤバイって」
「このままだと、ここに力が入って激烈な痛みに襲われちゃうぞ、この人」
次の瞬間、まさにそこに力が入る直前に、力が強制的に抜かれて、大事を免れた・・・。

僕の妄想ですから信じたりしないでくださいね(笑)。医学的じゃなくて申し訳ないです(苦笑)

お客様は、ヒヤッとした思いと、現状に対する不安を覚えて「本当にギックリにならないように」と来てくれたわけですが、現実に激痛には見舞われていないんです。

お話を聞かせてもらいながら、
「この人がしようとしていたこと」で「力を入れる予定だったところ」を探ってみたら・・・・
飛び上がるくらい痛い筋肉がでてきました。

そこを緩めていくことで不安に思われていた腰痛のほうは取れたんですが、だからといってここに書いた僕の妄想(苦笑)が正しいかどうかはわかりません(苦笑)。

別の解釈、別の思考法、別の方法論でもきっとこの人の腰痛は取れると思います＾＾

ただ、自分にはわからないことがあって、身体には全部わかってるのだとしたら・・・
と想像してみると整体の世界観が変わるような気もします(＾＾)


今日もありがとう。


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