肩甲骨のあたりが痛い、と言うが来てくださいました。
ブログも見てくださってるようで、書くの恥ずかしいですが(苦笑)。
どうやったらより痛みがわかりやすくなりますか?とお聞きしたら、「腕を後にひく動作」でした。
それと、しんどくなってくると、「しらないうちに肩が重くなってきて、自然と丸まってくる(猫背)」ともおっしゃってました。
整体の風景を変えるには、「言葉」から(笑)と僕は思っています。
このお客さんは、「肩甲骨が痛い」とおっしゃっていますが、言葉を変えると「腕をうしろにひきづらい」でもあるんです。
じゃあ、腕をうしろにひくことをジャマしているのは、どこなんだろう?と考えてみると、目的地に近づいていくことができます。
また、肩が丸まってくる、んだから、言葉を変えると「肩を丸めたほうが楽」だと体が言っている、と考えてみるんです。
肩が丸まってきて、イケナイよ、じゃなくて、肩を丸めたほうが楽だからそっちを選んでるんだな、と感じてあげると、次は
肩を丸めたほうが楽なときってどういうとき?って想像していくと、目的地に近づいていきます。
運良く、
腕をうしろにひきづらい、ことと、肩を丸めたほうが楽、ということが繋がれば、ポイントはかな~り絞られます。
一見、言葉遊びみたいな、「考え方」で「どこに要因があるか」がすっと頭でイメージができるようになります。
痛い、とか、姿勢が悪い、とかじゃなくて、「なにができないの?」って問いかけてみると、痛い場所に拘らずに視野をひろくたもつことができます。
「肩が痛いんです」ってみちゃうと、肩が悪いみたい。だけど、「後にひきづらい」というと、「肩に関係なく思考することができる」ようになってきます。
また、悪い姿勢、ってみちゃうと、それは正さねばなりませんが、「そのほうが楽なんだ~?なんでだろ?」って考えてあげると、「なぜ、その姿勢をしたがるのか」ということがうっすらと見えてきます。
そのほうが、結果的にお客さんも先生も、楽なんですよ。悪いところをまっすぐにしたりしなくてもいいので。
お客さんによっては仰向けのときに「目」に手をかぶせるときがあるんですが、この方はとっても喜んでくださいました。
鼻の奥にあった「なにか」にずーんと響いて、じわ~と温かくなってきて、寝ちゃいそうでした、って。気持ちいですね~と。
他にも、
前のときは、受けたあと2~3日が痛くて、3日くらい経ったらスパッと痛みが消えた、っておっしゃっておられて。
そういうこともあるみたい。
僕らは、施術の後、がわからないので、そういうことを次ぎのときにでも教えていただけたら、参考にもなるし、とっても嬉しいんです!
今日もありがとう。