昔、誰かの歌に「死を選びだす天使 背中に翼 なくても 足があることを忘れるんじゃないぜ」というフレーズがありました。
やっぱり、天使に見えても、背中にあるのは肩甲骨だけです(笑)。
けっこう前ですが、首痛の人の施術をしているとき、ふと「この人は首を動かすとき、どこまで連動して動かすんだろう」と閃いて。
脇、わき腹、腰、を両側からそっとはさんで首を動かしてもらいました。
すると、わき腹まで、首の動きが大きく伝わってきます。腰にも少し動きが感じられます。
だもんで、わき腹の硬いところをほぐすと、、、首がスムーズにまわるようになりました。
(回るようになったんですけど、この時点ではまだ痛みが残ってました。)
つまり、首は、首だけで回っていない、ということなんですね。
体の各パーツがスムーズに動いて初めて、首がちゃんと回るんです。
逆もまた、でしょうね。腰を動かすときに、首まで連動しているなら、その人の腰痛は首の筋肉までを観てあげる必要がある、ということです。