曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ヤマザクラ 2品種

2018年03月27日 | 日記

今日の花

ピンクの椿  上の椿と下の椿は花の色がよく似ていますが、二つの椿は同じものなのか、それとも異品種なのか今のところ分かりません。

 


今朝見た時、桜の木は3分咲きくらいかなと思ったのに、夕方通りかかった時には5分咲きと言えるほど咲いていました。

春は駆け足どころかフルスピードで走っているようで、あっという間に過ぎ去るのではないかと心配です。待ちに待った春ですからもっとゆっくり楽しませてほしいものですが、世の常として楽しい時ほど時間の経つのは早いものです。

間に合うかどうかわかりませんが、桜の花を楽しむために今年もいろいろ考えています。まず一つは桜の交配にチャレンジしてみようと思っています。種のできやすいオオシマザクラに何種類かの品種の花粉を掛け合わせて、種子を作ります。来年の春に発芽して、初めての花が見られるのは3年から5年はかかると思いますが楽しみです。二つ目は自然に交配しているヤマザクラの中から良い品種を探し出すことです。以前からめぼしいヤマザクラについてはすでに探していますのでその続きです。三つ目は、今年になって桜の挿し木をやっています。桜の木の増殖は今までは九州の苗木屋さんに頼んで作っていただいていたのですが、今年は自分でもできる挿し木をやってみようとしています。椿ほど活着率はよくないようですが桜の挿し木は難しくはないようです。

4月は本職のみかん作りの方も忙しくなりますし、桜ばかり追いかけてもいられないかもしれません。大好きな蝶も待っていてくれません。

春は短く忙しい季節です。

今日は私の好きなヤマザクラの2品種を紹介します。

 


みかん畑のそばのヤマザクラ

 

ヤマザクラの開花はソメイヨシノよりも早いものが多いようです。野生種ですから花や木の性質においてもばらばらで遅咲きのものは5月の連休ごろに咲くものもあります。我が家のこの桜はいつも3月の末頃に咲いて楽しませてくれます。同じ所に2本生えていて2本の花は全く違います。1本は八重咲きの白花でもう1本は一重の小さな白花です。ヤマザクラの系統ですから開花と同時に葉も開きます。

 

八重のヤマザクラ 白色

 

こんな感じの花ですが、いかがですか。何年も前から名前を付けてあげたいなと思いながら、良い名前が思い浮かびません。

今年は挿し木で若い苗を作ってみようと思っています。

 


一重の白色桜

 

花は小さいけれどまとまって咲きます。

この桜も悪くないと思います。ソメイヨシノの咲き方と似ていますが、色はほとんど白でソメイヨシノの淡いピンクとは違います。ヤマザクラの系統なのでテングス病には強いかもしれません。

 

身近な所だけでも沢山の花の異なるヤマザクラがありますので、またご紹介いたしましょう。 

 

 

 

 


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