曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

平生 般若寺の 日想観

2018年03月24日 | 日記

今日の花

ソメイヨシノの開花  わたしの桜が咲き始めました。

 

 


昨夜、知人より突然本日の催しのことを知らせていただきました。蝶や植物を探して山の中をよく歩きまわる私ですが、ここのお寺のことは知りませんでした。とてもよい機会なので是非に行ってみたいと思い、今朝から早めに仕事をかたずけて参加することができました。天気は上々、きっと美しい夕陽が見られるものと期待して出かけましたが、予想以上に素晴らしい夕陽とお寺を見ることができてとても充実した一日でした。そして、ご住職様ともご縁ができて今後が楽しみです。

 

 


神峰山 般若寺の 仁王門

 

仁王門を入ると左手に観音堂への石段があります。今日はお参りできませんでした。

 

振り返ると真東の方向に大島大橋がかかる大畠の瀬戸、その向こう遠くに宮島が見えます。

 

 

日想観が始まりました。

(日想観とは浄土教の仏事で、瞑想法の一種です。太陽が沈む時に西の方角に向き、心を落ち着けて落日をじっくりと見ます。やがて太陽は沈み、辺りに静寂と夕闇が訪れますが、そこにまだ太陽が明瞭に見えるように、観想することを言います。)だそうです。初めてのことですし、信仰心の薄い私には瞑想にまでは至りませんでした。

ご住職様のお話と読経

読経が終わり、あとはご自由に写真をとてくださいとのことでした。そしてご住職さん自ら写真を撮り始めました。

 

太陽が仁王門の中に入って来ました。 

皆さんそれぞれどんなことを想い、お日様にお願いをされたことでしょう。

仁王門が額縁となり夕陽を一層際立てます。

日本人は昔から朝日を拝み、夕日に向かって感謝をしてきました。今の人たちはとても忙しくて朝日も夕陽も眺めることすらできませんね。

夕日に照らされる仁王門

秋の彼岸にも同じように仁王門を通して沈む夕日を拝むことができます。

ご住職さんにいろいろお話を伺っているうちに、西のお日様は山の端に沈んで行きました。

本日の日想観には遠く愛知県からお参りされた方もいました。初めての私も夕陽から少しパワーをもらった感じがしました。 

 

この般若寺と神峰山についてはまた後日紹介したいと思います。今日は少し早く着いたので先に本堂へのお参りと山の霊場巡りを先に済ませました。

 

 


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