ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

映画「泣き虫しょったんの奇跡」

2018年09月26日 10時24分31秒 | 本・映画 な行
映画「泣き虫しょったんの奇跡」





プロ棋士になるための唯一の養成機関「奨励会」から年齢制限で退会を余儀なくされたものの、

いったんは諦めた棋士になる望みを捨てきれず、

陳情して特例措置でプロ棋士になった瀬川晶司さんの実話を映画化。



瀬川さんの将棋にかける素直な思いがにじみ出ているし、

周囲の人たちの暖かさがじんわりきます。

久保利明9段、屋敷伸之9段ら本物のプロ棋士も出演し、

「負けました」というせりふが出るシーンにはビックリ。


特例で設けられたプロ棋士編入試験の第1戦の相手は、

実際には現名人の佐藤天彦名人なのですが、

当時はまだ奨励会員の3段。

映画の中では「佐山天彦3段」と書かれていて、くすっとしてしまう一方、

「名人に上り詰める人は、3段のころから違うのだ」

と改めた感じました。






はらはらドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度 ☆☆☆☆☆

居眠り度


総合 ☆☆☆☆★




もう一言

将棋好きのてるりんから見ると、

冒頭で大橋流で駒を並べるシーンの音が気になりました。

加藤一二三九段のように、「ぴしっ」という音が気持ちいいのですが、

映画では「びゃちっ」というような割れた感じの音に聞こえたのが、

冒頭のシーンだっただけに残念でした。

というわけで、あえて厳しく採点しちゃいました。

ホントは☆五つでもいいんですよ ^^

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