第三十期竜王戦七番勝負の第4局が新潟県であり、挑戦者の羽生善治3冠が勝って三勝一敗とし、
タイトル奪取にあと一勝にこぎつけました。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201711230101.html
いっときは7冠を保持した羽生さんですが、現在は一冠。
逆に竜王の渡辺明さんは二冠であり、竜王戦にいたっては五期連続竜王の規定で
永世竜王の称号をあたえられています。
第二十一期竜王戦を思い出します。
顔ぶれは今期と同じ。
渡辺竜王に羽生4冠が挑戦しました。
この時は、渡辺竜王が勝てば、五期連続の竜王となり、
「永世竜王」を獲得できます。
一方の羽生善治三冠も勝てば、通算七期獲得という規定で
こちらも「永世竜王」を得られるのです。
第一局から熱戦が展開され、第三局までに羽生三冠が3連勝します。
将棋界のジンクスで「七番勝負では、三連敗した後に四連勝し、タイトルを奪取(防衛)した例はない」
というものがありました。
ほとんどのだれもが、口にこそ出さなかったものの、
羽生三冠の竜王復位を確実視していました。
運命の第四局。
局面をリードしていた羽生三冠だったのですが、
最終盤で、詰み(相手の玉を動けなくする)を逃すという失着が出て、
一敗地にまみれます。
勝負の流れが変わったのはこの時。
渡辺竜王がその後、三連勝し、防衛に成功したのです。
渡辺竜王は28期で糸谷9段の挑戦を受けて敗れたですが、
29期に挑戦者として登場し、竜王位に返り咲きました。
将棋界には「名人」「王位」「王将」「棋聖」「王座」「棋王」「竜王」の7大第タイトルがあり、
羽生さんはこのうち六つタイトルでの永世の称号を得ていて、
残りは「竜王」だけ。
羽生さんは40歳代。
「永世竜王の資格を得られるのは、今期が最期かも」ともささやかれています。
羽生さんをなんとか「永世竜王」にしたいものです。
タイトル奪取にあと一勝にこぎつけました。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201711230101.html
いっときは7冠を保持した羽生さんですが、現在は一冠。
逆に竜王の渡辺明さんは二冠であり、竜王戦にいたっては五期連続竜王の規定で
永世竜王の称号をあたえられています。
第二十一期竜王戦を思い出します。
顔ぶれは今期と同じ。
渡辺竜王に羽生4冠が挑戦しました。
この時は、渡辺竜王が勝てば、五期連続の竜王となり、
「永世竜王」を獲得できます。
一方の羽生善治三冠も勝てば、通算七期獲得という規定で
こちらも「永世竜王」を得られるのです。
第一局から熱戦が展開され、第三局までに羽生三冠が3連勝します。
将棋界のジンクスで「七番勝負では、三連敗した後に四連勝し、タイトルを奪取(防衛)した例はない」
というものがありました。
ほとんどのだれもが、口にこそ出さなかったものの、
羽生三冠の竜王復位を確実視していました。
運命の第四局。
局面をリードしていた羽生三冠だったのですが、
最終盤で、詰み(相手の玉を動けなくする)を逃すという失着が出て、
一敗地にまみれます。
勝負の流れが変わったのはこの時。
渡辺竜王がその後、三連勝し、防衛に成功したのです。
渡辺竜王は28期で糸谷9段の挑戦を受けて敗れたですが、
29期に挑戦者として登場し、竜王位に返り咲きました。
将棋界には「名人」「王位」「王将」「棋聖」「王座」「棋王」「竜王」の7大第タイトルがあり、
羽生さんはこのうち六つタイトルでの永世の称号を得ていて、
残りは「竜王」だけ。
羽生さんは40歳代。
「永世竜王の資格を得られるのは、今期が最期かも」ともささやかれています。
羽生さんをなんとか「永世竜王」にしたいものです。