完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
主人公は少女漫画家の和淳美。
SCインターフェースを使い、
意識不明の弟、
浩市と対応する。
謎の女性が登場、
彼女が弟に接触。
意識不明の状態に、
なっているのは誰?
弟は淳美に自死の、
本当の理由を話さない。
現実なのか夢なのか、
そもそも現実の世界なんて存在するのか、
だんだん分からなくなってきます。
境目がぼやけてしまった
現実と非現実の世界。
むずかしい言葉がいっぱい出てきます。
でも文章は読みやすくて
だからなんとなく理解できるような…
南の島の海、プレシオサウルスの絵、
紅い旗の付いた竿…
繰り返し表れるシーンも多くて
なんとも不思議感たっぷりの小説でした。
読んでいて頭の中が混迷しつつも
結末がとても気になる小説でした。
『リアル 完全なる首長竜の日』というタイトルで、
黒沢清監督で映画化されるそうです。
主演は佐藤健、綾瀬はるか。
どんな映画になるんでしょうね。
TB、コメントありがとうございました。
映画化されるんですよ。
後から知りました。
一体どんな映画になるんでしようね。
気になりますね。
読んだ後しばらくは
頭の中がぼーっとしていました。
不思議な物語でしたね。
この作品映画化されるんですか。
なかなか難しそうですよね・・・どう映像化するのか気になります。
何度も混乱しながら読みました。
最後まで読んでも分からなかったので、同じ本を読んだ人に「結局どういう事?」って聞いたくらいでした^^;
面白かったんですけどね。