花ごよみ

映画、本、写真など・

ツキノネ  乾緑郎

2019-10-24 | 本 あ行(作家)

ツキノネ

ダムに沈んだ地、蚕、絵の中の少女、
不穏な雰囲気が漂い、
ゾッとするシーンがたくさんある
怪奇小説でした。

ツキノネという少女に
翻弄される周囲の人たち。

この少女の嫉妬深さ、
深い怨念、
空恐ろしいです。

図書館でたまたま見つけて
手に取った本です。

言いようのない不安感、
もういやだと思いながらも
読み進めました。
あまり思い出したくない
後味の悪い物語でした。


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