朝が来る
「子どもを返してほしい」という
女からの突然の電話。
女の名前は「片倉ひかり」
その名前は子供の実の母親の名前。
育ての親、沙都子にとって
忘れたことのない名前だった。
子を授からなかった者。
子を育てられずに手放した者、
それぞれの心の動きを描いています。
ドラマ化を知り読みました。
でも最初の回を見るのを忘れていました。
2回目からは録画して
一応見るつもりです。
特別養子縁組によって子供を得た
育ての親の栗原沙都子はとても
理想的な母親。
子供である朝斗はすくすく育っています。
実母であるひかりに、
朝はやって来るのでしょうか。
ひかりも朝斗を忘れられず
愛しているのは確かです。
未来は描かれてはいませんが
なんとなくいい方向に進んで行きそうな、
そんな予感がしました。
色々考えさせられる話でしたねぇ。
ひかりのことは、身から出た錆とはいえここまで追い詰められることはなかったんじゃないかなと思います。親がもう少しひかりの気持ちに寄り添ってくれていれば違ったのではないかなぁと切なくなりました。
ラストがここで終わり!?と思いましたが^^;
前に進めそうな終わり方で良かったです。
ひかりはなんといってもまだ
考え方からして幼いので
親だったらもっと親身になって
ひかりの心の中に入って欲しかったですね。
ラストは明るい方向に進んでいきそうな
感じがしましたね。