椎名誠の同名小説の映画化。
監督は 細川徹。
主演は阿部サダヲ。
共演は永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希…
本は既に読んでいて、
ストーリーももう分かっているし
映画はどうしようかなと
思っていましたが…
見てきました。
離婚とリストラが同時にきて、
失意のまま南の島を訪れた、
カメラマン、佐々木(阿部サダヲ )。
そこで生活する4人組ホームレス風の、
キャンプ生活者と知り合い、
終点の先のパラダイスだと浮かれていたが
酒盛りの後、4人組は姿を消し、
佐々木は全財産と荷物を奪われてしまう。
途方に暮れる中、
オッコチという青年が島にやってくる。
次にやって来たのはアパとキミという名の
関西弁の女の子の二人連れ。
佐々木(阿部サダヲ )+オッコチ、アパ、キミの
共同生活。
4人での楽しくて、
おかしなサバイバル生活。
オッコチを永山絢斗
アパを貫地谷しほり
キミを 佐々木希 が演じます。
女性陣の変な関西弁も、
この映画の場合は
おもしろく可愛かったです。
永山絢斗のオッコチくんも、
純で素直な感じがよく出ていました。
佐々木の荷物と、
お金を奪ったホームレス4人組は
ユーモラスな不気味さが漂っていました。
西表島で全編ロケをしたということです。
青空ときれいな海と、
砂浜の美しい景色。
自給自足の食べ物が、
とてもおいしそう。
この感覚は本では味わえません。
のどかな心地よさが残る映画でした。
笑いのとぎれない、
楽しい時間を過ごしました。