JF4CADの運用日誌2.5

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高知御朱印巡り①

2024-02-19 | 御朱印めぐり
各地の御朱印巡り、今回は高知市内です。

高知ももちろん四国ですから四国八十八ヵ所の霊場が点在しています。高知の霊場は広い高知県内に16ヵ所と少なく、難行が続くことで知られています。

関西から高知へは
・伊丹または神戸から高知空港
・岡山経由でJRの特急「南風」
・大阪や神戸からの高速バス
がポピュラーです。


それでは神戸の三宮から高速バスで向かいましょう。三宮からは西日本JRバス・JR四国バスの「高知エクスプレス」と神姫バス・とさでん交通の「ハーバーライナー」があります。始発の三宮出発時刻は7時34分と7時35分でほぼ同じですが、高知駅到着は11時56分と11時25分で大きく違います。今回は一宮バスターミナルで下車する予定ですので神姫バスにします。所定は5往復ですが現在は運休便があるため2往復のみとなっています。

JR三ノ宮駅近くにある神姫バスのターミナルから高知行きのバスが出ています。

JRの高架下にある独特の雰囲気を持つターミナルです。4時間ほどの乗車時間になるため3列独立シートで快適ですが乗り込んだのは5人ほどと少ないです。途中の高速舞子で乗り込むお客がいて10人弱での出発となりました。

高知行きは淡路島から高松道の板野ICへ向かい、そこから徳島道の藍住ICまで一般道を少し進んで徳島道を川之江東JCTへ進みます。松山行きの高速バスと同じルートです。

このバスの休憩は吉野川SA1ヵ所のようです。三宮から2.5時間以上かかるので、バランスから言えば上板SAの方が良さそうな感じです。

休憩後は1時間前後で一宮バスターミナルに到着です。所定より5分ほどの早着でした。「いっく」と読みます。

一宮バスターミナルはスーパーのマルナカと同じ敷地で、とさでん交通の路線バスもここを通るので乗り継ぎに便利です。

ここから乗り換えて5分ほどで土佐神社があります。

一言主尊と味鋤高彦根尊が祭神で、いずれも大和の賀茂氏ゆかりの神です。賀茂氏が土佐の国造に任ぜられたことが影響していると考えられています。創建ははっきりしませんが、古代よりあったとされ平安時代には既に存在していたことが確かめられています。その後鎌倉時代には土佐の総鎮守となり土佐の一宮となっています。これを「いっく」と呼んだため先ほどの土佐一宮バスターミナルも「いっく」と読むようです。

1570年に長宗我部元親が本殿などを再興、江戸時代になると土佐藩の山内家も楼門などを整備しています。これらは現存しており国の重要文化財に指定されています。

土佐神社の御朱印です。


細い道を隔てた向かいに善楽寺があります。四国霊場30番です。810年に空海が創建したとされる真言宗豊山派のお寺です。

元々江戸時代の四国霊場は阿波・土佐・伊予・讃岐の各一宮が札所となっていました。つまり土佐ではお隣の土佐神社であり、その別当寺であった善楽寺と神宮寺が札所でした。しかし明治の神仏分離でともに廃絶、南国市にある29番の国分寺に本尊や弘法大師像を移して仮札所としています。その後1930年に埼玉県の与野にあった東明院の名義を移転し、国分寺が預かっていた弘法大師像を善楽寺に戻して再興し30番となっています。現在は女性のご住職がお寺を守っています。

#ところがこの再興の過程でややこしいことが起きるのですが、これは後ほど。

こんなイラストのお遍路さんが。NHKの朝ドラ「なつぞら」のオープニングアニメを担当した刈谷仁美さんのイラストだそうです。刈谷さんは高知の出身で地元の地銀・四国銀行などのイメージイラストも描いています。現在は北九州市で活躍中だそうです。

こちらが本堂です。1982年に完成したものです。阿弥陀如来像が本尊として安置されています。

こちらが大師堂です。廃仏毀釈で一旦国分寺に預けられていた大師像が安置されています。

善楽寺の御朱印です。

善楽寺の御影です。

また先ほどの刈谷仁美さんのイラストを使った限定御朱印も出しています(他にも授与品あり)。今年1月から始めたそうで、7月にはまた新しいイラスト御朱印も出るそうです。

続きます。
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