JF4CADの運用日誌2.5

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香川西讃御朱印巡り②

2024-03-14 | 御朱印めぐり
香川西讃の御朱印巡り、お次は70番の本山寺です。

観音寺駅のお隣の本山駅が最寄りです。

出入口が駅舎の端っこにありますが、真ん中付近にはかつてJR四国が経営していたパン屋さんがありました。跡地を借りる人もないのでしょう。

駅から寂しい参道を歩くと本山寺の五重塔が見えてきます。五重塔は1910年に完成したものです。

本山寺は807年に創建された高野山真言宗のお寺です。

空海が刻んだとされる馬頭観音が本尊です。馬頭観音を本尊とするお寺は西日本では珍しく、四国霊場では本山寺のみ、西国でも29番の松尾寺だけです。兵火にかからなかったため1300年に完成した本堂が今も残り国宝に指定されています。

本山寺の大師堂です。

納経は本堂の北にある納経所で行っています。

リストを出してわかりやすくしています。

本山寺の御朱印です。

本山寺の御影です。


本山駅に戻り次は海岸寺を目指します。国道11号や高松道は鳥坂峠を通過しますが、予讃線は詫間から海沿いを回り込んで多度津に抜けています。その道すがらの海岸にある駅とお寺があります。

海岸寺駅で下車します。

海岸寺は807年に空海が創建した真言宗醍醐派の寺院です。海岸寺は本坊が駅前の道の突き当たりにありますが、奥の院が別にありそちらから先に行ってみましょう。予讃線の踏切を渡った先です。

奥の院が別にあるのはここが空海の生まれた地とされているからで、生誕地に大師堂を置いています。空海の生まれた場所については善通寺の西院だともされており、古くからどちらが正当か論じられてきました。善通寺西院のある場所は佐伯氏の屋敷のあった地で、ここで母の玉依御前が空海を産んだとするのが善通寺の主張、海岸寺奥の院のある場所は玉依御前の実家があった場所で、玉依御前が実家に戻って空海を産んだといのが海岸寺の主張です。これについては江戸時代に「善通寺は誕生所、海岸寺は弘法大師出化初因縁の霊跡とする」との裁決を嵯峨御所(大覚寺)が下し決着しています。

ともあれ海岸寺は古くから番外札所になっており、四国霊場別格18番となっています。


それでは本坊へ。

こちらには本堂があります。1856年に完成したものです。隣には鉄筋のユースホステルもあるようです。

右が海岸寺大師堂、本堂の御朱印です。

海岸寺本堂の御影です。恐らくモノクロ写真から起こしたものでしょうが、珍しい御影です。


さらに続きます。
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