JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2014-10-31 | シャック便り

[東海汽船の新しいジェット船は「大漁」に]
東海汽船のジェット船「夢」の置き換え用としてJR九州高速船から購入した船の名前が「大漁」に決まりました。同社のサイトに「大漁」の専用ページが開設されており、大漁旗のような威勢のいいカラーリングが公開されています。

現在神戸の川重JPSで東海汽船仕様に改装中で、来年2月引き渡し予定とのことです。

 
[新宮町営渡船が新船に交替]
福岡県糟屋郡新宮町の相島航路で活躍している「しんぐう」が完成し10/1に新しい船と交替しました。ダイヤの変更はありません。

新しい船も「しんぐう」で、常石造船で建造された双胴船です。2階に展望デッキが新設されるなど設備改善が進められました。

 

[北海道エアシステムがJALグループに復帰]
北海道の地域航空会社である北海道エアシステム(HAC)がJALグループに復帰しました。

同社は元々日本エアシステムや北海道が出資してできた地域航空会社で、日本エアシステムのJALとの経営統合でJALグループに入っていました。しかしながらJALの経営難から同社が保有する株式を道や地元企業に引き取ってもらい、グループから離脱していました。

グループ離脱後は札幌の丘珠空港を拠点に運航を続けてきましたが、資金がショートし倒産の危機に直面したこともあるなど自主経営が軌道に乗っているとは言い難い状態でした。

このたびJALの経営が回復したこともあり再びJALグループに戻ることになりました。これに伴いJALグループ離脱後に整備されたHAC独自の予約システムやポイントサービスなどは再びJALグループのものに戻される可能性があります。ご利用の方は同社のホームページなどで最新情報を確認の上でご利用ください。

 

[伊良部大橋を通る路線バスは共和バスに決定]
来年1月末に完成する宮古島-伊良部島間の伊良部大橋を経由する路線バスについて宮古島側の宮古協栄バスと八千代バス、伊良部島側の共和バスの3社が路線開設を希望していましたが、共和バスの単独乗り入れが決まりました。

共和バスの社長から直接聞いた話によると、この路線は恐らく赤字になるため市から赤字補助を受ける必要がありますが、補助を受ける条件として1社のみの単独運行であることが示されたようです。このため宮古島側の2社は赤字補助がなければ乗り入れは不可能だとして路線バスの伊良部島乗り入れ案を取り下げることを決めたものです。両社の主要な収入源となっている貸切バスやタクシーの伊良部島乗り入れは認められることから実を取ったと見られます。

共和バスは伊良部島西岸の佐和田車庫から東岸の佐良浜港までを結んでいますが、佐良浜港発着の定期航路が全廃されることもありルートの大幅な変更が予定されています。ご注意ください。

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10月分QSL発送しました(2回目)

2014-10-30 | QSL発送情報

10月のQSLをビューロー宛発送しました。今月2回目となります。
・9/13~14の東京都新島村移動の残り全て
・9/23の大阪府泉大津市移動の全て
・9/27の香川県小豆郡土庄町のうち前島の一部
を発送しました。
 
しかしながら、以下のQSLは送りきれず未発送となっています。
・9/27の香川県小豆郡土庄町(前島・沖之島)移動の残り
・10/4~5の福岡移動の全て
・10/12の兵庫県宝塚市移動の全て
・10/17~21の沖縄移動の全て
 
沖縄移動は来月2回目の発送より本格的に発送します。
順次作成し発送していますのでご理解頂きますようお願いします。

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沖縄移動運用報告⑦

2014-10-29 | 移動運用結果報告

10/21(火) 那覇→豊見城市→那覇
本日は最終日です。昼まで移動運用をして夕方のJAL2088便で帰る予定です。

昨夜飲み過ぎたので二日酔いで調子が上がりません。泡盛もバーボンも蒸留酒なので明日に残らないはずですが、飲み過ぎてはその限りではありませんよね。

ホテルをチェックアウトしてまずは空港に要らない荷物を運び込みます。

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今日も日差しは強烈です。ついに閉店となった沖縄三越の跡地です。跡地は沖縄唯一の百貨店となったりうぼうが観光客向けの施設を暫定で営業し、その後取り壊して再開発されるそうです。奥にある那覇タワーの解体も始まりましたし、数年後には全く違う風景になるでしょうね。

あ、ゆいレールは昨日から乗車券や改札機を切り替え始めています。

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磁気式の乗車券をやめ、沖縄県内のみ有効のICカードかQRコードの乗車券に切り替えるそうです。いずれも飛行機の搭乗の際に自動改札機で使用されており、磁気の読み取り部分がないので改札機が安くできるようです。ゆいレールの場合は連絡する鉄道線が他にないため切り替えやすかったのでしょうね。

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左が磁気式の1日乗車券、右が新しいQRコードの1日乗車券です。ということで1日乗車券も磁気式からQRコードに変わりました。「最初に改札を通して24時間有効」というルールが新しいシステムでは再現できないため、「買ってから24時間有効」に変更されています。

本来は全駅で切り替えの予定だったのですが、台風で自動改札機の一部が届かず急遽那覇空港~県庁前間のみの切り替えとなったそうです。

 
最終日は平日でそんなに呼ばれないため悩ましいところです。二日酔いで体調もすぐれないため近場で豊見城市からとしました。

奥武山公園で那覇バスに乗り換え、終点の具志営業所で下車します。かつて那覇バス(銀バス)は運転手の対応が悪く、荒っぽい運転でしたが、最近は沖縄で一番と言ってもいいくらい良くなりました。やればできるじゃないですか。

具志営業所からは歩いて与根しおさい公園に向かいます。今日も快晴でして、強い日差しが二日酔いにはきついですHi

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公園に到着、21MHzのダイポールを張ります。11時にスタート。今日も21MHzは本土が強力に入感しています。下手すりゃ5月のEsより強いです。

主に1エリアから3エリアから呼ばれます。何度かお呼び頂きました局には「今日で沖縄を離れます」と挨拶しました。来年以降のリクエストとしていくつか頂きましたので検討したいと思います。

12時を過ぎて体力切れを起こしコールの切れた時点で終了し引き上げました。本日は21MHzで37局でした。具志営業所までの帰り道は強烈な日差しを受けて辛いです。
  
何とか空港に戻れましたのでお土産を買い込みましょう。空港の売店は三越がりうぼうに営業譲渡したほか、8月からJAL側の売店スペースにバウムクーヘンのふくぎや、タルトのオハコルテなど新しい店がオープンしています。

確かに国際通りにあるふくぎやは最近人気のようですし、オハコルテも県庁近くにあってお土産にしたことがあります。どちらも市内のお店より品物の種類は少ないですが、空港で買えるとなると有り難いかも知れませんね。

JALのカウンターで先にチェックインと荷物を預けを済ませました。サンエーで買ったポーク缶が重たいです。荷物4個で28kg。私は40kgまでならセーフなのでまだまだ余裕があります。

 

体調が悪いものの何か食べておかないといけませんから、ゆいレールで奥武山公園まで戻って沖縄そばの「与那原家2」でそばにします。あ、今回の滞在中は1回も沖縄そばを食べていなかったのでこれが最初で最後のそばになります。なんてこったい。

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与那原家にしたのは油を使っていない生麺とあっさりしたダシのそばがあるためです。これなら食べられました。このお店にはチキンカツの載った「チキンカツそば」などなかなかユニークなメニューもあるのですが、これはまたの機会にしましょう。

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食べたことでだいぶ調子が戻ってきました。

最後に毎度おなじみジミーのチーズケーキを買います。空港にもジミーのお店がありますが、ここではチーズケーキをはじめとした冷蔵品は売っていないので市内のお店で買って機内に持ち込んでいます(伊丹まで保冷できるだけの大型保冷材を持ち込んでいます)。そいでもって保安検査で「これは何ですか?」と聞かれて「ジミーのチーズケーキ」と答えるとみんなにこやかになるパターンです。沖縄の人はジミーのチーズケーキが大好きですね~

空港で大東寿司を買ったらJAL2088便で伊丹に戻ります。クラスJが取れていますので快適に帰れます。

 
伊丹空港に到着。荷物を受け取って帰宅しましょう。今夜はお酒は控えておきましょうHi

 
5日間合わせて18MHzで219局、21MHzで371局、28MHzで7局の計597局の皆さんとQSOできました。お呼び頂きました皆さま、サポート頂きました皆さまありがとうございました。

次回は例年通り来年5月で予定しています。やんばる急行バスが残っていれば伊是名もしくは伊平屋に、バスが廃止されているようでしたら粟国あたりをメインに考えています。予定はまだ固まった訳ではないためリクエストがありましたらお待ちしています。

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沖縄移動運用報告⑥

2014-10-28 | 移動運用結果報告

10/20(月) 那覇→渡嘉敷島→那覇
今日は渡嘉敷です。土日でも何でもない平日なのですが、渡嘉敷です。

今年4月下旬に中学までの同級生だったI君が渡嘉敷でのダイビング中に不慮の死を遂げました。彼の冥福を祈るため当初4日だった予定を1日長くして渡嘉敷に行くことにしました。

 
行きは高速船、帰りはフェリーとしました。

いつも通り泊埠頭のターミナルで乗船券を購入。とまりんには新聞やお弁当を売っている売店がありましたが、とうとう2軒とも閉店してしまったようです。幸いなことにマーミヤかまぼこの販売店で弁当を多数扱っていますので引き続き弁当は買うことができます。ちなみに手前の方は450円以上の高い弁当ですが、店の奥の方には沖縄価格である300円台の弁当が並んでいます。

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今日は平日なのでマリンライナーとかしきはお客が少ないです。

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35分で渡嘉敷港に到着。

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慶良間諸島は今年新たに国立公園となりました。一番古い瀬戸内海・雲仙・霧島の指定以来80年目での指定となりました。ちなみに「ニイタカヤマノボレ」でおなじみ台湾の新高山(現在の玉山)も国立公園だったそうです。

 

小学校・中学校で一緒に遊んだI君は体が強い方ではなく、時折学校を休むこともあったのですが明るく楽しい友人でした。

彼は他の多くの同級生と同じく旧赤磐郡内の高校に進学し、一方の私は岡山市内の高校に進学したため中学時代の同級生と高校時代の同級生は片手で数えるほどしか重なっていません(ちなみに重なるうちの1名は家業の内科を継いでうちの親が通ってます)。

その後I君はおじいさんの興した会社の三代目として弟さんと両輪で頑張っており、立派な社長になれる人だっただけに残念でなりません。

海の方向を向いて黙祷しました。

 
渡嘉敷に来る目的は果たしましたので帰りのフェリーまで渡嘉敷からQRVしてみます。

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この中腹にある展望台に向かいます。この時間ならハブは出ないでしょうけど注意しながら登ってゆきます。

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10時15分に準備が終わりました。最初に18MHzにしてみましょう。今日も1エリアから5エリア付近まで開いており、よく呼ばれます。

「ぷちアワード」の期間が残り少なくなったこともあり、渡嘉敷を残していた局からも結構呼ばれます。大いに話題となったぷちアワードですが、間もなく終了ですね。これだけアワードが乱立したら期限を切って展開させる方がやりやすいだろうと思っています。

ぷちアワードのリクエストとして渡名喜を頂くことが多かったのですが、あそこは日帰りができないためお断りせざるを得ません。年内に渡名喜に行く局が出てきますかねぇ・・・

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11時過ぎに「フェリーとかしき」が入港してきました。慶良間の海は晴れれば晴れるほど美しく輝きます。今日は雲一つない快晴で最高です。

11時20分頃で18MHzを切り上げて21MHzにQSYします。こちらも強力に入感しており、7エリアも聞こえてきます。

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お腹がすいてきましたので泊で買っていた330円のお弁当にします。このどっさり感が大好きです。野菜はチャンプルーなど炒め物になっていることが多いのですが、生野菜のサラダが入っているのが珍しいです。おいしいですよ。

お昼を済ませたら28MHzに出てみます。28は7・8エリアが開いています。これもF層伝搬と思われますが59で強力です。聞いている人が少ないのか4局のみでしたが、珍しい28での渡嘉敷だったろうと思います。ちなみに7MHzは鹿児島の局がわずかに聞こえるのみ。7MHzより28MHzの方が使い物になるようです。

今日は15時30分発のフェリーに乗ることにしています。そのため残り時間は1時間少々です。最後21MHzに戻ってQRVしてみます。先ほどよりはのんびりペースになるもののまだオープンしていました。

 
フェリーの時間になりましたので引き上げましょう。最後にもう一度海の方を向いて冥福を祈りました。さぞかし無念だったろうと思います。この世界でもお世話になったOMさんの訃報に接することが多くなりました。寂しいものですね。

 
「フェリーとかしき」に乗船します。疲れたので座敷で横になって寝ておきます。まだ新しい船なので快適です。

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ちなみに先代の「フェリーけらま」はインドネシアのバリ島付近で「KMP.RHAMA GIRI NUSA 」という名前で第二の人生を送っていますが、車両甲板を2層にするなどの大がかりな改造を受けているらしいです。先代の「フェリー波之上」みたいなことが起きなければと思います。

日本の船がトップヘビーの無理な設計をしないのは戦前の海軍で起きた「友鶴事件」の教訓だとされています。水雷艇(魚雷を主装備にした小型艦船)「友鶴」は戦闘力を上げるため重装備にしたことが仇となりバランスを崩して転覆、多くの犠牲者を出しました。事故以降日本では船の重心を下げることが重要な設計ポイントとなっています。海軍は敗戦で解体されましたが、日本の造船には今でも海軍の蓄積した様々な教訓が生かされているそうです。

泊に到着。宿に引き上げます。

最後の夜ですから観光客らしく国際通りでお土産を買ってみます。最近は繁体字のガイドブックを持った台湾の観光客が多いです。那覇と台北ではそう気候が変わらないわけで買い物以外に目的があるんかいなとは思いますが彼らにとっては近くて安くて安全な海外の観光地なのでしょうね。

 
一区切りついたら今夜も白ヒゲのおじさんのお店です。今日はのんびりムードでおじさんものんびりでした。お隣が福岡から来た母娘さんで福岡の話が普通に通じるのでびっくりされていました。

「また来年よろしくお願いします」とお店を後にしました。

 

最後に故人を偲んでゆっくり飲みたかったので安里にある「バーボンクラブ」というバーで飲むことにしました。名前の通りバーボンがずらりと並び壮観です。しかもほとんどが1,000円以内なのでリーズナブル。長ーいカウンターですが月曜日の夜なので途中からは私だけでした。

ウイスキーはゆっくり飲む酒ですからぴったりと思ったのですが・・・バーテンダーさんが宮古島、しかも昨日乗った八千代バスの沿線ご出身で話が盛り上がってしまいました。まぁそこは沖縄なんでしょうねHi

故人を偲ぶどころかすっかり酔っ払いとなり千鳥足で宿に戻ったら午前2時でした。シャワーを浴びて歯を磨いたらベッドに直行となりました。おやすみなさい。

 

あ、本日は18MHzで58局、21MHzで92局、28MHzで4局の計154局でした。ありがとうございました。

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沖縄移動運用報告⑤

2014-10-27 | 移動運用結果報告

10/19(日) 宮古島→池間島→宮古島→那覇
本日は池間島からです。

池間島は宮古島の北方にある島で、人口は600人。漁業の盛んな島として知られています。池間島も池間大橋で宮古島と架橋されており、自由に行き来できます。

池間島へも路線バスが使えます。こちらは八千代バスというバス会社で、宮古島の中心部平良から宮古島北部を経由し池間島への路線と池間島に行かず途中の狩俣で折り返す路線のみを持っています。

ここまでは割と簡単な話なんですが、この先がまぁややこしいです。
・宮古協栄バスと八千代バスの平良のターミナルは全く別の場所にあります。
・お互いの接続なんて一切考えていません。
・八千代のバスターミナルはホテルの人に聞いても分からないくらいマイナーです。

要は通学の高校生くらいしか使ってないし、使うことも難しいようです。

 
それでもタクシーより安いので平良8時発の池間島方面行きに乗ってみましょう。ホテルで前日買っておいたパンを食べ出発。

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前の日に場所確認をしてみたら、市役所から少し歩いた「これ絶対分からないよね」という場所に八千代バスのターミナルを発見。

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ちなみに目印はこの「スーパーなかそね」です。駐車場なのかタクシーの営業所なのか分からないけどバス停の標識もあります。
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というかこれ、明らかに「成川」って文字を消してますよね?あとで調べたら成川バス停は現在も存在するものの平良行きの朝2便目だけが通過するようです。ということは終日使用されない池間方面行きの標識を取り外してここに持ってきたのでしょうか。

バスに乗ってみましょう。降りるバス停を申告して乗ることになります。運賃は後払いとのことでした。これで宮古地区の路線バス3社全部に乗ったことになります。乗ったバスにはなんと灰皿があり(路線バスでたばこが吸えたのは随分昔では?)、昨年乗った宮古協栄バスのボロボロとどっこいどっこいのバスながら冷房は入っています。

ラジオの8時の時報でドアを閉めて発車しました。お客は私だけ。バスはラジオを付けたまま宮古島を北上します。やがて西平安崎の風力発電機が見えてきたら池間大橋はすぐ近くです。

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池間大橋は昨年の来間大橋同様に通行料金のかからない橋で、バスはのんびりと走ってゆきます。橋の付近にはバス停はなく、学校裏というバス停が池間島で最初のバス停となります。平良の市街から離れたらフリー乗降でいいと思うんですけど「バス停以外での乗降お断り」の張り紙がありました。

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30分あまりで学校裏に到着です。運賃は500円でした。

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バス停の近くに公園があり、色あせているけど東屋の上にカツオがいます。「カツオ公園」だそうです。

 
2時間ほどしか時間がないので早速スタートです。8時45分からになります。バンドは伝搬予想に従い18MHzです。CQ誌の伝搬予想通り今日も国内が開いています。特に西日本が強く、九州本土はパイルの中でもひときわはっきり聞こえるほど強力です。一方1エリアとかは59で入感するもFBな設備をお持ちの方に限られています。

天気もいいしCondxもいいし気分上々です。池間をリクエストを頂いていた局ともQSOでき目的も果たしています。

折り返しの目安になる10時前となりました。急いで21MHzのアンテナに交換して再スタート。18MHzで入感してこなかった7エリアが強力に入感してきます。7エリアではモービルホイップでも59で聞こえるそうです。近い周波数なのにオープンの仕方が違うんですね。

21MHzでも九州本土が入感しており沖縄からですと嬉しいくらいのオープンです。

 

楽しいオープンではありますが帰りのバスの時間が近づいてきました。11時5分発のバスを逃すと13時発まで2時間バスがなく、帰りの飛行機にも間に合わないため打ち切らざるを得ません。10時50分で終了しました。

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池間島は漁業の島ですが、遠洋漁業の衰退もあり今では静かな島です。

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QSL用に漁港で写真を撮影していたら終点の漁協前バス停が見えてきましたのでこちらで乗ることにします。帰りは乗車時に運賃を請求されました。どうせ皆さん平良まででしょうからそっちの方が合理的ですよね。

ということで本土の人間からすれば変わったことだらけの八千代バスですが車窓から見える風景は国内でも有数だと思います。池間は静かな島ですのでリゾートに飽きたら訪れてみるといいかも知れません。漁協には魚料理が自慢の「池間食堂」という食事どころもあります。

 
八千代のバスターミナルに戻ってきました。お昼時なので西里通りに行きましょう。喫茶店のレオンです。今まで「24時間営業している喫茶店」としか思っていなかったのですが、JS6RPI 高森OMから「ステーキがおいしい」と聞いたので行ってみます。店の名前が付いたレオンステーキにしました。

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・・・なんとテーブルはレトロなゲーム機。皿が並ぶと妙な感じですね。で肝心のステーキもなかなかおいしかったです。もちろん昨日のフジ冷凍で売っていた宮古牛のステーキ用の方が上等なんでしょうけど・・・あれならすごい値段になるでしょうね。

タクシーで空港に戻ります。西里通りは狭いので市役所近くでタクシーを待ちましょう。私はJGCなのでJTAしか使いませんからJTAの時刻で予定が決まります。帰りは13時50分のJTA560便にしました。搭乗手続きを済ませておきます。

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いつもは時間の近いANAの那覇行きはガラガラ、JTA560便は結構お客さんが乗っているパターンですが、今日はマラソンのおかげで両方とも満席だそうです。それでもゆる~い雰囲気なんですね。ビジネスマンが多い伊丹-羽田のような緊張感がないので私はJTAの沖縄県内路線が大好きです。

那覇に到着。ゆいレールで定宿に戻りました。

 
宿に荷物を下ろしたら那覇大綱挽を見に行きます。本来なら先週開催されるのですが、台風でこの日に延期されました。なお大綱挽と同じ日に奥武山公園で開催されるRBCの市民フェスティバルとかは延期されず中止となったようです。沖縄にゆかりのある歌手(今年は上間綾乃さんなどの出演が予定されていました)のステージを見てみたかったのですが残念です。

クライマックスの大綱挽は国道58号の久茂地交差点付近で繰り広げられます。16時30分からなので間に合いました。

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那覇の町を東西に分けた東西対抗で、30分間かけて勝負を決めます(今年は引き分け)。40t以上ある巨大な綱のため直接引くことはできず、枝分かれさせた支綱をみんなで引っ張ります。この綱は終了後に切り分けられて縁起物として持ち帰れます。

まだ時間があるのでいつもの泡盛屋さんで世間話をしつつ何本か買って送ることとしました。今年は5月の早い時期から泡盛を飲んでいたので在庫を結構消費しましたからいい補充になりました。今回も恐らく20年近い古酒と推定される崎山酒造廠の「松藤」が出てきました。試飲してみたら驚くほど旨い酒になっていました。

日が暮れておもろまちのサンエーで買い物を済ませます。ポーク缶とか沖縄そばのほか、沖縄バヤリースが今年いっぱいで廃業ですからバヤリースをまとめ買いしました。

一日の締めは白ヒゲのおじさんの店で。今夜も大盛況でおじさんは「お客さんが多いのは有り難いけど満席で断るお客が出ることが申し訳ない」とのこと。お客が一段落付いたところで「疲れたから」と早めに閉店となり、ご夫妻と一緒にナハテラスのバーでゆんたくしていました。

 
今日は18MHzで58局、21MHzで44局の計102局でした。ありがとうございました。宮古で未訪問のまま残っているのは大神島だけですが、あそこはQRVが非常に難しい島です。島の大部分が聖地で一般観光客すら制約がありますから高森OMを始めみなさんと相談してみて実現しそうであれば行ってみたいと思います。

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沖縄移動運用報告④

2014-10-26 | 移動運用結果報告

10/18(土) 那覇→宮古島→伊良部島→下地島→伊良部島→宮古島(続き)

お昼を食べたので今度は伊良部島から出てみたいと思います。

帰りを考えるとどこかのタイミングで佐良浜港に戻る必要があります。またタクシーを使うとお金がかさむため、伊良部島の路線バスである共和バスを使ってみます。佐良浜港行きのバスが12時45分頃にあるようなので先に佐良浜港近くまで戻ってそこからQRVしたほうが経済的です。

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サウスアイランドホテルの最寄りのバス停の名前は「ダキフガー」。「ガー」は泉や井戸といった水場を意味するようですがもはや日本語とは思えない名前です。

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この共和バス、バス停には通過時刻表が掲示されていません。出発地の時刻だけが書かれており、そこから自分で何分かプラスしてくれ、ということらしいです。なので時間は「頃」としか言いようがありません。
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マイクロバスが来ました。乗ってみましょう。乗客は私だけです。宮古地区では毎度おなじみの運賃手渡し&乗車時に下車バス停を申告するスタイルです。冷房は入っていましたので宮古協栄バスより上等です。

でもって「旅行かな?」と運転手が話しかけてきたので話をしたらなんと共和バスの社長自らがハンドルを握っていました。

 

なかなか面白い話でまとめたらこんな感じでした。
・土日は従業員を休ませるため自分が運転している
・共和バスは終戦直後に親父が創業して約70年営業してきた
・創業時は軍用トラックを米軍から払い下げてもらい、幌と簡単な座席を設けていた
・それらの部品が先日倉庫から発見された

でもって気になる伊良部大橋開通後のことですが、こういう話でした。
・3日前に宮古島市、共和バス、宮古協栄、八千代の4者で会合があった
・席上(既に伊良部乗り入れの意思を公表していた)宮古協栄に加え八千代も
 伊良部に乗り入れたい旨を表明してきた
・しかしながら赤字路線になるのは確実で市からの補助金がないと路線を維持できないが
 補助できるのは1社単独の路線に限られてしまうとのこと
・なので協栄と八千代は伊良部乗り入れを見送り共和バスが運行することになった
・橋の開通に備え追加で車両を注文しているが、バスの座席が島民のニーズに
 合わないため本島のバス会社に廃車の座席を譲ってもらえないか交渉している

ということで共和バスが伊良部大橋の路線を運行することになったようです。もちろん社長もご存知でしたが、赤字路線への補助金制度の盲点を突いて波照間海運が潰された先例があり、それは避けようとなったみたいです。まぁ協栄にしても八千代にしても団体向けの貸切バスやタクシーは伊良部への乗り入れができますし、恐らくそっちの方が儲かるでしょうから実を取る戦略なのでしょう。

バスの座席が合わないという件は、発注した小型ノンステップバスの座席の一部が進行方向に対し直角(山手線の電車みたいな感じ)になっていることを指しているようです。島では座ったときに進行方向を向いていないとダメみたいです。

ちなみに社長には「Aコープ前で下車したい」と伝えていたのですが話に熱が入った社長が30mほど行き過ぎてしまい慌てて停車となりました。220円払って下車します。社長のバスへの情熱が感じ取れて興味深かったです。伊良部大橋開通後もぜひ共和バスを利用してあげてください。

バスを降りてさばおき園地に向かいます。本土方向が開けていて大きな東屋があるためここは便利です。日差しが強くてもここなら風が通って快適です。

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21MHzのアンテナを設営し13時15分に再スタートです。まだまだ本土がオープンしておりほぼ全国59でガンガン入ってきます。スタート1時間で56局ですのでなかなか好ペースです。

_4500mah

4500mAHは普段のドロップタンク的使い方ではなくリニア用に使っています。817の電源を内蔵バッテリにしてリニアを4500mAHにした場合は30Wならば1時間少々使用でき、その間11000mAHのバッテリを休ませることができます。

14時30分頃に容量を使い切りました。ほぼ想定通りの時間です。再びリニアの電源を11000mAHに交換します。

どこかで18MHzに切り替えたいと思っていますが、絶好調なまま15時が近くなってきました。16時の船に乗る予定なのできりのよい15時で21を終了し18MHzにQSYしました。

18MHzでラストスパートです。1エリアから4エリアあたりまで開いています。F層伝搬なので設備のいい局がより有利にはなりますが、皆さん強かったです。

 

船の時間があるため15時30分で終了し片づけます。伊良部では18MHzで15局、21MHzで95局の計110局でした。佐良浜港までは歩いて行ける距離です。

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途中に漁協の古ぼけた大きな建物がありましたが解体され、建物の前にあったユイちゃんだけがポツンと残されていました。ユイちゃんが解体されなくてよかったです。

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16時発ははやて海運の高速船「スーパーライナーはやて」という船で、台数は少ないながら乗用車も載せられるようです。

伊良部大橋が完成すれば佐良浜港発着の定期船は全廃されます。ですからこれが最後の船便利用となります。船内に集金に来る「うぷゆう」、台風で漂流して船体放棄されたのち奇跡的に発見された「フェリーはやて」などのユニークな船たちは通い慣れた航路を去ることになります。よい再就職先が見つかれば、と思います。

10分で平良港に到着。港近くの宿に荷物を下ろし、バッテリを充電しておきます。今までとは別の宿にしました。なんかアパートみたいな感じなんですがそこそこ広いしこぎれいなのでよさそうな感じです。しかも外出時に電源が切れないため充電できるのが有り難いです。

 
1時間くらいは充電する必要がありますから一旦外出してみましょう。

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ユイちゃんを宮古島市役所で発見。ユイちゃんは沖縄での国民年金のマスコットキャラで、宮古地区では宮古島市発足前の旧市町村ごとにユイちゃんが1体ずつ建てられています。なので先ほど伊良部で見かけたのが伊良部町のユイちゃん、こちらは平良市のユイちゃんになります。

今のところ宮古島のヒーローまもる君に比べるとマイナーですが、ぜひユイちゃんにもスポットを当ててやって欲しいです。

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市役所から空港方面にしばらく歩いたところにあるフジ冷凍食品に到着。高森OMからご紹介いただいたお店で、こちらの若社長もコールサインをお持ちです。「宮古島トライアスロンの記念局とかをやって欲しい」と話が来るそうですが、本業がご多忙なようで実現できていないとのこと。宮古牛を扱っており実家に発送しました。宮古牛をお土産にするならぜひフジ冷凍さんでどうぞ。

フジ冷凍から道を挟んだところにサンエーがあるので飲み物とかを補充し、帰り道で明日乗る予定にしている八千代バスの平良ターミナルの位置を確認しておきました。これは明日のレポートでご紹介予定です。

 
バス乗り場が確認できましたので宿に戻り、日暮れまで宮古島からもQRVしてみましょう。いつもの港付近にある場所から出てみます。時間が短いので18か21のどちらかだけとなります。

今日は21がFBでしたから21MHzのダイポールを張って18時前にスタートです。宮古島からって毎回このパターンですねHi

バッテリは少しだけど充電できており、標準電圧の13.2Vが出せる状態です。21MHzはHL含め強く入感しているもののペースは鈍いです。呼ばれない時間も多かったです。

この時期宮古島の日没は18時15分頃です。日没時間を過ぎると急に暗くなってきました。ログが書けなくなりましたので18時30分で終了。すぐに撤収しましょう。宮古島からは21MHzで7局でした。夕方は今ひとつの成績でした。

 
宿に機材を置いたら毎回のパターンで西里にある居酒屋「さんご家」へ行きましょう。多くのメニューが358円(税別)と安くて使いやすい店です。チャンプルーなどの沖縄料理はもちろん、宮古牛や地魚の料理もあるため使い勝手のいいお店だと思います。

ちゅらナビでグラスの泡盛1杯がサービスになりますから358円(税別)お得です。途中で満席になるなど大賑わいです。

少し飲んで食べてからすぐ近くにある「THINK」にハシゴします。ドラゴンボールの亀仙人に似たマスターで実際カウンターに亀仙人のフィギュアが置かれています。亀仙人に似ていますがもちろん腕のいいマスターです。ここはスコッチと島の果物を使った「季節のカクテル」がお勧めです。マスターに話を聞きながらのんびりと時間を過ごします。

 
本日は各島あわせて18MHzで57局、21MHzで143局、28MHzで3局の計203局でした。ありがとうございました。伊良部はこれにて一区切りとしたいのですが・・・共和バスの社長の話が面白すぎたのでまた社長の話を聞きに行くかも知れませんHi

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沖縄移動運用報告③

2014-10-25 | 移動運用結果報告

10/18(土) 那覇→宮古島→伊良部島→下地島→伊良部島→宮古島
本日は朝の飛行機で宮古島に飛び、そのまま伊良部島や下地島まで行くことにします。

 
計画編でもご紹介の通り、宮古島-伊良部島間では伊良部大橋が完成間近です。現在伊良部島までは宮古フェリー・はやて海運の2社が多数の船を運航していますが、伊良部大橋の完成後は両社とも航路を廃止します。2社が毎年4月の大潮の日に行ってきた八重干瀬へのツアーも今年が最後となりました。

橋の開通後は宮古島と伊良部島を結ぶ路線バスが運転される予定ながら現在の船より本数が少なくなることは明らかで、私にはかえって不便になります。そのため今回を伊良部島行きの一区切りとするつもりです。

 
せっかくですから未訪問のままになっている下地島にも行くことにしました。下地島は島の多くが下地島空港になっています。人口は50人弱。下地島空港は国内航空会社のパイロット訓練用として長年使用されてきましたが、シミュレータの性能向上によりJAL/ANAとも下地島での実機訓練から撤退しています。現在は設置者である沖縄県とつながりの深いJTAがわずかに訓練を行っているだけです。

宮古空港の2000mよりも長い3000mの滑走路を持つ下地島空港の活用については沖縄県にも有効な案がないようです。尖閣防衛のための前線基地として最適だと言われていますが、自衛隊の部隊を置くことについては屋良覚書(下地島空港を民間専用とすることを沖縄県復帰時の県知事である屋良朝苗と国が交わした覚書)があるためできない、とされています。

下地島と伊良部島との間には何本かの橋がかかっており、自由に行き来できます。午前中を下地島、昼休憩を挟んで午後から伊良部島とする予定です。

 
定宿を出て那覇空港に向かいます。6時半頃は本土の5時半頃に相当しますが、ゆいレールはこの時間でも盛況です。

7時30分発の宮古島行き始発JTA551便に乗ります。次の8時台の便がRACのプロペラ機での運航で機内が狭いため早起きしてジェット機のJTAにした次第です。なんとサクラジンベエでした。

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JGCだと優先してキープできる非常口座席にしてもいいんですけど、そこまでこだわらないので適当な席にしています。なんと早朝にもかかわらず満席。

JTAの機内誌「Coralway」が置かれていますのでゲットしました。Coralwayは新しいお土産が載っていたりとチェックする価値のある機内誌だと思います。これは偶然でしょうけど私が行く予定にしている島がCoralwayの記事で紹介されているケースが多く、今回も池間島の記事がありました。

宮古空港に着陸。CAさんのアナウンスで「明日の宮古島エコマラソンに参加の皆さまどうぞご健闘ください」とありましたので満席の意味が分かりました。

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宮古島のヒーローまもる君は今日も空港でお仕事中です。

 
空港を出て早速平良港に行きましょう。毎度毎度の話ですが、宮古島は大きな島なのに路線バスが非常に貧弱です。空港から平良港のターミナルへ行くバスはありませんし、そもそも平良の市街地に向かうバスも片手で数えるほどしかないのが現状です。

バス停のアナウンスもなければ運賃手渡しの今の宮古協栄バスでは旅行者から苦情が出るのは明らかでしょうけど・・・観光客は自社でやっているタクシーに乗ってくれと言うことなんでしょうね。タクシーで平良港のターミナルに向かいます。

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平良港のターミナルに到着。伊良部航路廃止後はここにバス停を設置し路線バスの乗り継ぎ拠点とする予定だそうです。

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次の伊良部島行きは8時50分発のはやて海運「フェリーはやて」です。切符を買って乗り込み、階上の座敷を確保しておきます。横になれるので便利ですね。

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宮古フェリーの高速船の向こうにはほぼ完成した伊良部大橋が見えています。通行料は無料らしいです。

30分で伊良部の佐良浜港に到着。佐良浜港からは共和バスがありますが、あいにく接続する便がないためまたタクシーです。

タクシーに乗ると話題になるのはやはり伊良部大橋のこと。伊良部の運転手によれば「橋ができると宮古のワルがやってくるから家に鍵をかけないといけなくなる」とのことでした。ちなみに先ほど宮古島で乗ったタクシーの運転手は「荒っぽい伊良部の連中が宮古に来るからなぁ」と言っていましたHi

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下地島に近いサウスアイランドホテルで下ろしてもらいました。ホテルの1階がスーパーになっているのでここで飲み物とかを調達しておきます。

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この付近は下地島との狭い水道があり、何本かの橋があるため歩いて下地島に渡れます。この前小豆島で見てきた土渕海峡よりは幅があります。

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下地島に到着しました。サトウキビ畑と飛行場とゴルフ場くらいしかない島です。移動地にできそうな場所も少なく、ようやく人の来そうにない場所を確保し設営しました。

今日は各島トータルで4時間以上の長丁場となりますから、11000mAHのメインバッテリと4500mAHの補助バッテリを持ち込んでいます。この2つのバッテリにFT-817の内蔵バッテリを組み合わせていかに長時間30WでのQRVができるかが腕の見せ所です。下地島では817は内蔵、リニアは11000mAHで電力を賄います。

明日の池間島は運用時間が長くなくメインバッテリだけで電力を賄えますから荷物を減らすため補助バッテリ用の充電器は那覇に置いてきています。

 

10時に18MHzでスタートです。今日は7エリアから九州本土までオープンしておりハイバンドは絶好調です。Esのシーズンほど皆さんワッチしていないのでスタート30分で27局(54QSO/h)とペースはそれほどでもないですが、本土の7MHzよりよく開きますし、QRMがないので快適です。沖縄移動では通年オープンするハイバンドがぴったりだろうと思います。

今日は12時までのため残り時間を考慮し11時前で18MHzを終了し21MHzにQSYしてみます。だんだん日差しが強くなり暑いです。

もちろん21MHzもこの時間絶好調。1エリアから5エリアまでが開いています。この一帯が安定して開くといくらでも呼ばれますので有り難いです。モービル局でも59で届いてきています。

最後15分間だけ28MHzに出ます。1エリアにおられる高森OMとスケジュールを組んでいまして29.300MHzでCQを出してみます。7・8エリアは開いたのですが1エリアは開かず高森OMとはQSOできませんでした。残念。

 

12時ちょうどで下地島終了としました。暑い中片付けました。下地島からは18MHzで42局、21MHzで41局、28MHzで3局の計86局でした。

 

お昼は伊良部島で食べてみます。橋を渡ったあたりには商店やホテルなどがあり、お昼には苦労しません。

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実は朝タクシーを降りたサウスアイランドホテルの2階が「レストラン入江」になっているので出かけてみます。つまりホテル兼レストラン兼スーパーなんですね。ちなみにこのサウスアイランドホテル、何かと物議を醸した朝ドラ「純と愛」に出てくる宮古島のホテルのモデルになっています。

名物は肉そばだそうですが、メニューにマグロ丼があります。珍しいので食べてみましょう。海ぶどうが乗っているのは沖縄ならではですね。ちなみに850円です。

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マグロ丼、分量はすごいですがなかなかおいしいですよ。本土の人間であれば「ご飯少なめ」と言った方がベターかと思います(食べ切るのが大変でした)。

 

長くなりましたので今回はここまで。続きます。

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沖縄移動運用報告②

2014-10-24 | 移動運用結果報告

10/17(金) 伊丹→那覇→北中城村→那覇
沖縄に向け出発。今日も伊丹9時10分発のJAL2081便をスーパー先得で確保できています。増便されて少しは取りやすくなりました。

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この便も修学旅行が乗っており、ほぼ満席で出発しました。修学旅行と一緒にされてはかなわんのでクラスJにしています。

離陸後機内では「ちゅらナビ」が配られますからいつも通りチェック。対象店の入れ替わりがあるため、毎回チェックを怠らないことがお得な旅の必勝法です。のんびりしていたらベルト着用サインが出ました。国内線での電子機器の取り扱いが改正されベルト着用サイン点灯後も引き続きiPodを使ってよいことになりましたから引き続きのんびり聴いておきます。

11時5分到着予定でしたが、直前に那覇に着陸した飛行機が鳥と衝突し点検のため滑走路が閉鎖されてしまいました。南城市沖の上空で15分近く待たされてようやく到着しました。沖縄は晴れ。しばらく晴れが続くそうです。暑いので早速待合室で半袖に着替えておきましょう。

 

今日は夕方までQRVできます。どこにしようか考えてやんばる急行バスのサイトを見ていたら古島12時30分発というちょうどいい時間にバスがあるため北中城村に出かけることとしました。北中城村へはゆいレールの古島駅から喜舎場バス停まで行けばOKです。那覇空港からも乗れるんですが、着替えなどの荷物をゆいレールの駅にあるコインロッカーに預けた方が身動きが取れます。このためバスは古島駅から乗ることにして古島駅まで向かいます。

荷物を受け取ったら空港の1Fにあるコンビニ「シャロン」で弁当を買ってゆいレールに乗りましょう。沖縄通にはおなじみの「シャロン」には沖縄らしい弁当が店頭にたくさん並んでおり、値段も安いため空港の職員も買いに来るようです。

古島駅でやんばる急行バスに乗り継ぐには那覇空港駅12時発までのゆいレールに乗れば間に合います。飛行機の到着が遅れたものの11時50分発に乗れましたのでセーフ。車内で荷物整理をやっておきましょう。

 
北中城は2013年5月に一度出かけています。このときは18MHzにQRVしている途中で50MHzがオープン、QSYした50MHzで大パイルとなったまま時間切れで終了となっています。21MHzは全然できていなかったので21が開けば有り難いです。

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古島駅のコインロッカーに荷物を預けバス乗り場へ。定刻にバスが到着しました。

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なんとほぼ席が埋まるくらいの盛況です。過去2回はガラガラだったのですが、観光客に根付いてきたみたいです。

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高速経由ですから北中城までは早く、なんと15分で喜舎場バス停に到着します。弁当を食ってる暇すらありません。ちなみに運賃は500円。弁当が380円なので弁当の方が安いですなHi バスを降り若松公園に向かいましょう。まだ沖縄は暑くて汗が噴き出ます。

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若松公園の東屋に到着。ここも大きな東屋があり雨の日でも便利です。今日は晴れて日差しが強いものの風があって東屋ですと非常に快適です。アンテナも高台に設置でき、しかも本土方向ビームで張れますから好条件です。

まずは18MHzのアンテナを設営し13時15分にスタート。CQ誌の伝搬予想通り開いています。西は4・5エリアから東は1エリアまでいい感じでオープンしています。時に8エリアまで聞こえてきます。

「中頭郡北中城村」は非常に言いにくい地名です。しかも沖縄の地名になじみがないと読むのも難しいです。お呼び頂いた各局も苦労されていました。沖縄では「城」は地名では「ぐすく」、姓では「しろ」と読むことが多く、例えば「城間」ならば地名では「ぐすくま」、姓では「しろま」となるケースが多いです。ただ「ぐすくま」さんも実在するようですので難解です。

ちなみに「中頭郡 北 中城村」と少し間を開けると言いやすいかも知れません。

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ちなみにお弁当はこれ。税別380円でチャンプルーなどがご飯の上にどっさり載せられた沖縄らしい弁当です。タイミングを見ながら少しずつ食べてゆきます。

18MHzはまずまず好調でして、スタート1時間で46局です。ここで21MHzに切り替えました。

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21もFBにオープンしていると言うより21の方が皆さん強力です。59オーバーの強い信号でパイルになります。21は6エリアまでオープンしています。いやはやすごいオープンです。この季節はF層伝搬ですからEsみたいに気まぐれではないため明日以降も期待が持てますね。

今日は15時30分で終了です。終了を予告しながら進め、予定時間で呼ばれなくなりトータル2時間あまりで終了としました。1エリアへはずっと強力に入感していたそうです。

 

せっかく北中城まで足を伸ばしたので撤収後沖縄市にある「原点」に向かいます。国道330号まで出たら石平バス停があり、ここから原点最寄りの山里バス停まで行くバスはいくらでもあります。沖縄の人ならタクシーでしょうが交通費節約でバスを利用すれば250円で済みます。
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東陽バスが来たので乗ってみたら運賃表が液晶パネル化され、こんな英語表示が出てます。

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沖縄市に入ったら山里バス停で降りて原点に向かい、マスターの外間さんと話しながら午後のひとときコーヒーを楽しみました。

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人気の日本画家である姪っ子の中原さんは今年めでたくご結婚なさったようです。お相手も若手の日本画家さんで、なかなかイケメンでした。ご夫妻とも展覧会の予定が次々と決まっており公私とも充実されているそうです。

 
原点のある山里にも高速バスが止まります(というか喜舎場バス停の次)。ちょうどいい具合に山里16時34分発の那覇方面行きやんばる急行バスがあるので沖縄道の高速山里バス停から乗って古島まで引き上げましょう。

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帰りの便もほぼ席が埋まっており、30人以上乗っています。私のような中部からの短距離はではなく北部からなら1,000円以上の運賃となるため1便で4万円以上の売り上げになっているでしょう。これなら来年以降も運行してくれそうですね。

 
古島駅で荷物を回収し定宿に入ります。明日から宮古島なのでサンエーはパスして近くのお店で飲み物などを補充しておきました。

 
今夜はもちろん白ヒゲのおじさんの店です。なんとこちらもほぼ満席の大盛況。「普段この時期はお客が少ないはずなんだけどなぁ」とのことですが2週続いた台風の影響でこの週に予定を変更した観光客が多かったのでしょうね。調理のおばちゃんも休む暇がなく厨房に立ち続けでした。明日朝が早いため早めで引き上げましょう。

 

本日は18MHzで46局、21MHzで55局の計101局でした。平日ながらよくオープンしたくさんの方にお呼び頂きました。ありがとうございました。

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沖縄移動運用報告①

2014-10-23 | 移動運用結果報告

計画編

5月に引き続き今年2回目の沖縄です。

今回のスケジュールはこんな感じです。この秋は5日間としました。

10/17(金) 伊丹→那覇→北中城村→那覇
  18(土) 那覇→宮古島→伊良部島→下地島→伊良部島→宮古島
  19(日) 宮古島→池間島→宮古島→那覇
  20(月) 那覇→渡嘉敷→那覇
  21(火) 那覇→豊見城市→那覇→伊丹

例年11月の中頃に予定を組んでいましたが今年に限りこの時期に予定が組めない事情ができてしまいました。11月の3連休は飛行機も宿も取りにくいですし、その前の週(10月最終週)はWW DX(SSB)でこれに重ねるのは無謀です。ということで例年より3週間繰り上げています。

11月にしているのは台風が来ないからで、10月半ばですとまだ台風に襲われるリスクがありますから避けてきた次第です。実際に前週末は台風19号が沖縄本島を通過していますから怖いですよね。

例年より3週間ずらしたものの鍵となる伊丹-那覇間はいつものJAL2081/2088便のペアが最安値のスーパー先得で往復取れました。

 
今回はメインの土日とも宮古島近辺の離島にします。未訪問の池間島に加え、宮古島-伊良部島間の伊良部大橋が来年1月末に完成するのでそれまでに伊良部島、さらには未訪問の下地島に出かけようという考えです。

宮古島と言えば昨年JS6RPI 高森OMに大変お世話になりました。今回の滞在中高森OMは神奈川県内におられるようですので残念ながら現地でお会いすることはできませんが、事前にいろいろとアドバイスを頂いています。

月曜日は渡嘉敷島、初日と最終日は那覇周辺から北中城村と豊見城市を選びました。

 
アンテナは18/21MHzがメインで、いつも通り自作ダイポールです。加えて7/28MHz用にRD-S106を持って行くことにしました。

今月のCQ誌国内伝搬予想2000kmを見て頂ければ分かると思いますが、沖縄からの7MHzがオープンするのは朝夕に限られ実用度が低くなります。逆に12時前後には28MHzがオープンする可能性があります。

このためRD-S106は7MHzというよりむしろ28MHzがオープンした際のアンテナとして持って行きます。7MHzがオープンするのは朝夕のみですが、夜明けの遅い沖縄では寝てるか移動地に向かっている間にオープンが終わります。夕方はというとハブが出てきますので実際難しいです。

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JIAアワードのリスト変更

2014-10-22 | シャック便り

離島アワードとしておなじみのJIAアワードのリストが変更されています。

 

今回は33-134の秋穂二島(山口市)が「島ではない」としてリストから削除されています。2014年10月20日以前の交信については300島賞までの申請は有効となるそうです。

この「秋穂二島」はこのような場所です(出典:google map クリックすると拡大されます)。
Photo

画像左下、「岩屋の鼻」を含む南西に伸びる細長い部分が「秋穂二島」という島ではないか、として登録申請がされています。確かに山口県水産研究センター内海研究部の北は水路で隔てられており、この部分が島であるようにも見えます。

 

しかしながら「秋穂二島」というのは単にこの付近一帯を示す地名に過ぎないようです。そもそも「秋穂二島」とは昭和19年まで存在した吉敷郡秋穂二島村に由来する地名であり、地図上の「A」の位置に秋穂二島村の村役場があったようです。

また、この地図に「秋穂小学校」と「二島小学校」が見えるように、そもそもは「秋穂」と「二島」という村があり、合併して一つの村になる際に両方を合成して作った名前であったと考えられます。つまり「秋穂二-島」ではなく「秋穂-二島」のようです。

このように岩屋の鼻を含む島に見える部分を「秋穂二島」と呼んでいるのではなく、本土側に見える部分を含めた旧秋穂二島村の村域が「秋穂二島」のようです。山口市もこの部分を島とは見なしていないようで、島ではないか、とされた部分は半島というのが正解のようです。

 

DXCCなどでも同様ですがルール上微妙なケースが出てきますから、致し方ないでしょうね。

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