JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

愛媛移動運用報告④

2020-09-30 | 移動運用結果報告
9/21(日)松山市内→中島→松山市内→神戸
本日は中島に行き、大街道14時34分発の高速バスで引き上げる予定です。これなら中島には行くことができます。

高浜(08:30発)→中島(09:00着) ※中島滞在時間2時間40分
中島(11:40発)→高浜(12:21着) 

まずはバスで市駅へ。

市駅から電車で高浜を目指します。

伊予鉄は自社のICカード「い~カード」化が進んでいて紙の乗車券は少数派になっています。このため自動改札機を撤去していて磁気の入っていない乗車券です。10月から値上げのようですね。

高速船は「あさかぜ」。昨日の盛運汽船と同じ名前の船なんですね。今年で25年となりかなり老朽化しています。

中島大浦港に到着。あ、予備船の「なかじま」は中島汽船の新ロゴに塗り替えられています。一方で「あさかぜ」は以前のまま。置き換えを考えているのでしょうか?中島汽船は高速船を3隻持っており、常用の「あさかぜ」「いそかぜ」は元岩国松山高速、予備の「すいせい」は元山陽商船でしたが、造船所が同じ木曽造船でサイズがほぼ同じ、主機まで同じという偶然で中島汽船入りしています。

もちろんこんな偶然は続くはずはなく、3隻の性能を揃えて置き換えるとなると新造しかないでしょうね。石垣島ドリーム観光の高速船ならまとまって出るかも知れませんが、あの爆速は燃料費がすごいですからね。

大浦でちらっと売店を覗いてみましたがミカンは出ていません。八幡浜や宇和島の道の駅ではもう極早生ミカンが出ていましたが中島は極早生をやってないのでしょうかね。


いつもの港脇のところで9時15分にスタート。

今日はXPO記念コンテストがあるためいつもの7100kHzより上ではなく7050kHz前後の低いところで出ています。どうやらXPO記念目当ての局はあまり出てないようです。明日は愛・地球博コンテストで連日コンテストでは参加局も大変でしょうね。「使命を終えたローカルコンテストは終了させ残すべきコンテストに参加局を集中させるべき」が私の持論ですが、あまりにもコンテストが多すぎては参加局が疲れますよね。

今日も大票田の1エリアを中心に7や0も開いています。今日はオープンするエリアがやや北に偏っていますが最近のパターン通りみたいですね。それでも呼ばれるので何とかなります。

ところが大浦港の潮位がどんどん高くなってきました。運が悪いことに風向きが海から陸方向で、海水が時折防波堤を乗り越えてきます。慌てて松山港の潮汐を調べたら満潮が11時34分で潮位+3.6m。どんどん高くなる方向です。昨日までの南予では昼にかけ潮が引く方向(9/20の宇和島は満潮が08:58、干潮が15:00)だったので油断していました。豊予海峡があるため中予と南予では満潮の時間が大きく違うようです。

フェンスにくくりつけている伸縮ポールが海水を被ることは避けたいですし、撤収時にしぶきを受けたら自分自身が濡れてしまいます。仕方なく20分ほど早い10時45分で切り上げることにしました。初めての「潮位が高くなって終了」というケースでした。

まさに「まじかな」です。中島からは64局でした。ありがとうございました。幸い伸縮ポールは海水を被らず撤収のときもしぶきが起きずで良かったです。

それでは大浦港に戻りましょう。

ここも階段が見えなくなるほど水没しています。

帰りの「ななしま」が到着。急行料金のかからないフェリーですが高浜まで直行するため40分と早く人気の便です。これではデッキから430って無理っぽそうです。


高浜に到着。大手町まで乗ってJAえひめの産直市「太陽市」でお土産の購入です。

その前に太陽市のレストランでお昼。カボチャのグラタンとチキン南蛮、きのこめしです。さすが野菜は美味しいです。

太陽市ではレモンや「たこめし」やいも天などを買っておきます。朝起きてテレビを付けるとNHKの首藤アナが小説家にインタビューをしており、その中で「たこ飯」について「冷めてもおいしいけど鯛飯の方がもっとご馳走」という話をして何ともたこ飯が可哀想だったのでたこ飯にした次第。瀬戸内のたこ飯も旨いんですよ。

松山の鯛飯は鯛を丸ごと炊き込んだもので、現在観光客向けの店で主流になっている南予の鯛飯とは全く違います。首藤アナは松山出身で初任地も松山局、その後東京アナウンス室に配属され順調だったものの40歳を前に出産、子育てしやすい松山に戻るという異例のキャリアで、もちろん炊き込みの鯛飯を念頭に置いて話していたはずです。もちろん太陽市でも松山の鯛めしを売っています。


大街道に戻り高速バスに乗ります。神戸方面への高速バスはJR(四国・西日本)と伊予鉄・神姫の2系統あります。JRが3列、伊予鉄が4列シートなのでJRを選んだ方が快適ですよね。所定では大街道14時28分発で三宮には19時1分に到着します。この便はJR四国の担当です。

帰りのバスでは杏里さんの1993年のアルバム「1/2&1/2」を聞いてみます。

さすがの杏里さんも当時32歳。「夏」「海」では引っ張って行けない年齢となり、新しいスタイルを模索してゆきます。その中で出てきたのが「アラサーの都会的なOL」をモチーフにすること。典型が4曲目の「缶ビールとデニムシャツ」じゃないかと思われます。ブラックミュージックのテイストが加わっており非常に良くできた曲です。最後に出てくるジャズピアノの旋律が心地いいです。

「1/2&1/2」は11曲目の「ドルフィン・リング」に代表されるこれまでを半分、「缶ビールとデニムシャツ」に代表される新しいスタイルを半分という意味合いもあったのでしょう。しかしながらこの「都会的OL路線」は定着しないまま杏里さんは「16th Summer Breeze」「OPUS21」と立て続けにセルフカバーのベストアルバムを出し、オリジナルアルバムは3年後の「Angel Whisper」まで出なくなってしまいます。

そのため「1/2&1/2」は杏里さんの全盛期最後のアルバムと言えます。松任谷由実さんは松任谷正隆さん、竹内まりやさんは山下達郎さんが支える形でしたが、杏里さんの場合は作詞を担当した吉元由美さんが全盛期を支えてきました。今聴いても色褪せないのが魅力です。

バスは松山道から徳島道に入ります。約2時間で吉野川SAです。ここで10分休憩です。よく見ると「伊予鉄会館」とあります。だからここで休憩なんでしょうね。徳島道は多くが対面通行なので通過する車は少なくSAでも小さなものです。

再び徳島道を走りますが藍住ICで徳島道を降りてしまいます。あれ?と思っていたら何と高松道の板野ICが見えてきました。地図を調べたら徳島道は藍住から先徳島ICを通過するのですが、大きく迂回している形です。なのでこんなルートみたいです。ここからは勝手知ったるルートですが、あれれ西淡三原ICあたりから車の流れが悪くなります。洲本ICの手前で渋滞にはまりました。少しずつしか動きません。

次の休憩箇所は同じ淡路島の室津PA。洲本ICから25km先にあります。僅かずつしか動きません。たこ飯と飲み物は買い込んでますし、車内にトイレもあるので逼迫することはありませんが淡路島ではまってしまいました。25kmに1時間半弱かかりようやく室津PAです。

室津PAから本線に戻るのも15分以上かかる状態で進みません。渋滞情報を見ると垂水ジャンクションから先も赤色で表示されており三宮まであとどれだけかかるか見通せません。ようやく淡路ICを過ぎて明石海峡大橋にさしかかります。高速舞子で下車してJRで帰ることにしました。下車できたのは21時過ぎ。所定では高速舞子18時37分着なので2時間半の延着でした。

トランクルームを開けてもらう際に運転手さんが「大阪線は初めてなんですよ こんなに渋滞するんですかね」と途方に暮れていました。このバスはJR大阪駅が終点ですが所定でもさらに1時間半かかります。運転手さん大変だったでしょうね。荷物を引き取り舞子駅から電車で帰りました。帰宅して22時過ぎ。翌日が休みで良かったです。


今回は3日間合わせて218局でした。長時間QRVしたのにCondxが悪く今ひとつ伸びませんでした。

次回松山は来年3月、1泊2日の予定です。南予の各島はどこも朝・昼・夕の1日3本しか船がないので松山からの日帰りでは訪れることができずどうしても2泊3日必要です。今後はチャンスがあればになりそうです。
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愛媛移動運用報告③

2020-09-29 | 移動運用結果報告
9/20(日)宇和島→戸島→宇和島→松山市内
今日は宇和島の戸島へ行ってみます。

宇和島沖の戸島・嘉島・日振島へは盛運汽船が定期船を運航しています。戸島・嘉島航路と日振島航路に分かれており、どちらも朝・昼・夕方の3便のみです(他に平日のみ普通船の運航あり)。

今回は下調べでQRVできそうな場所が見つかった戸島としました。
宇和島(06:35発)→戸島 (07:26着) ※戸島滞在時間5時間 
戸島 (12:26発)→宇和島(13:13着) 

ご覧の通りかなり朝が早いです。ちなみに日振島だと6時発なのでさらに早くなります。


宇和島港は昨日の夜に行った回転寿司のお店の近くにあります。

「宇和島新内港駅」とあります。乗船券は窓口で購入。

戸島・嘉島航路は「あさかぜ」です。1997年に大阪にあった三保造船所で建造された48t・航海速力26ノットの旅客船です。高速船扱いになっていますが交通が不便な本土側の三浦半島にも寄港するため時間がかかりますし急行料金が加算され片道1,640円と相当に高いです。

こちらは普通船「しらさぎ」。一番輸送力があるものの土休日は休航です。これが動いてくれれば島をハシゴできるのですが。

「あさかぜ」は嘉島から一旦三浦半島の矢ヶ浜を経由、戸島では小内浦と本浦(時刻表では戸島)に停泊します。その後また三浦半島を回って宇和島に戻ります。このため「折り返し(終点まで行って戻ってくる間)」でのQRVはできません。次の2便を待つことになります。

7時26分に戸島本浦に到着。港の近くで場所を探します。ここも釣り客が多いので釣りで使えない場所というのが条件になります。

場所を見つけて8時にスタート。今日も1エリア中心でのオープンです。7アリアも加わりコールがあります。早いタイミングでクラスタに載せていただきどんどん呼ばれて有り難いです。1日3本しか船がないところですから呼ばれないと辛いですよね。聞こえてくるSは昨日よりは強いです。9時頃まではコンスタントに呼ばれます。

本日のおやつは宇和島にあるカネキチパンの「ヤキリンゴ」。フジではカネキチパン専用コーナーを設けているほど愛されているようです。よくあるブッセなんですがリンゴに関係する材料は使っておらず、なぜヤキリンゴなのかよく分からないようです。

9時台になるとスポットながら近距離の4~6エリアが入ってきます。続かないところを見ると安定してオープンしてはいないようで、ペースは落ちてきました。10時台になると近距離はダメになりペースはさらにダウン、厳しい状態です。あまり上向かないまま終了予定の12時を迎えました。


帰りの乗船券は船の待合所で買えます。

「あさかぜ」がやってきました。

13時13分に宇和島港に到着。お昼にしましょう。

この時間でも「すしえもん」は行列。人気あるんですね。

今日はお隣の道の駅「きさいや広場」でお昼です。こっちも10分ほどの行列でした。

頼んだのが「ひぶりぶっかけめし」。宇和島名物の鯛めしの魚をいろんな種類にしたものです。やっぱ旨いですよ~

「きさいや広場」には北海道のチョコレート「ロイズ」の売り場があります。道外では常設店がほとんどないロイズにしては珍しいと思って調べたら旧宇和島藩の人たちが開拓で行った先がロイズが工場を構える石狩の当別で、その縁で出店しているようで西日本では唯一の常設店みたいです。もちろん宇和島市は当別町とも姉妹縁組を結んでいるそうです。


帰りは駅前から宇和島自動車の松山急行線を利用します。松山道経由の特急・急行バスを運行しており、市駅や大街道に乗り換えなしでアクセスできるので便利です。予約不要で運賃も2,200円とJRの特急より安いです。

14時34分の特急に乗ります。特急と急行は主に大洲市内でのルートが違い、急行は市内中心部を経由、特急は大洲インター口に停車します。

卯之町までは国道56号を走りますが並行する松山道が事故閉鎖となっており車が集中し渋滞しています。卯之町までで15分ほど遅れています。ここからようやく松山道ですが対面通行のためスピードが上がりません。ゆっくり走る姫路ナンバーの車が先頭になり数珠つなぎになっています。対面通行では車を追い抜けないんですよね。恐らく唯一のダイヤ回復場所だった松山道で遅れを取り戻せなかったようです。バスは伊予市で再び56号に降りますがここも渋滞。運転手が焦って前の車との間隔を詰めるので衝突防止の警報音がしょっちゅう鳴っています。

ようやく30分遅れで一番町三越前(大街道)です。ホテルに入りましょう。

荷物を下ろし買い物に行ったら道後へ。げっ、すごい混雑。道後温泉本館はもちろん飛鳥乃湯泉、さらに市民向けの椿の湯さえ行列ができています。どうやら一杯で入浴券の発売も止めているようです。何人かが出てきたらその分客を入れるようです。これは無理なので退散。嘘みたいに人出があります。

三越裏のうどん居酒屋「つるちゃん」でうどんです。アルミ鍋に入った鍋焼きうどんが味わえます。甘いうどんつゆが松山らしくていいですね。


本日は107局でした。ありがとうございました。もう少し近距離が開いてくれると面白かったですね。
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愛媛移動運用報告②

2020-09-28 | 移動運用結果報告
9/19(土)伊丹→松山空港→八幡浜→大島→八幡浜→宇和島
7時10分発のJAL2301便で松山に向け出発です。何とほぼ満席。コロナでスカスカが当たり前だっただけに逆に違和感があります。

出発はやや遅れたものの興居島の北側を回り込んでアプローチすることで定刻の8時5分に松山空港到着です。怒和島あたりから左に大きく回り込んでまっすぐ松山空港に入るよりも早いのでしょうね。

八幡浜へは松山駅からJRか松山空港から肱南観光バスのバスがあります。肱南観光バスの時間が合わずJRで行ってみることにします。松山空港発のリムジンバスは飛行機の到着を受けて出発するため毎回ギリギリの勝負になります。今回は伊予鉄の乗り放題切符を買わないので間に合いました。

松山駅からは9時7分発の特急「宇和海」を利用します。2両のディーゼル車です。ざっと見た感じ観光客か宇和島自動車の特急バスと競合しない内子や八幡浜への利用客が多い感じです。


9時54分に八幡浜到着。

人口は3.1万人で天然の良港である八幡浜港があり昔から海運業が盛んです。レイザーラモンRGさんなどの出身地です。使わない荷物はコインロッカーに預けて港に行きましょう。

八幡浜港には道の駅「みなっと」があります。このお隣が大島行きの渡船場になっており、早めのお昼を食べたりできます。モービル局ではないので道の駅でのQRVはしませんhi

時間に少し余裕があるのでお昼は名物の八幡浜ちゃんぽんにします。

あっさり食べやすいのでおいしいです。

あとは大島で食べられそうなおやつも調達。興味深かったのが1斗缶で売っていたミカンジュース。業務用なんでしょうけど量がすごいですね。極早生のミカンも出ていましたが酸っぱいので遠慮しておきます。


大島の渡船場で乗船券を買いましょう。

大島へは田中輸送という会社が定期船を運航しています。1日3往復しかないので以下で確定です。

八幡浜(11:30発)→大島 (11:52着) ※大島滞在時間4時間48分 
大島 (16:40発)→八幡浜(17:02着) 

船は「たいゆう2」です。2004年に尾道の木曽造船で建造された40t・航海速力18.5ノットの旅客船です。

いかにも離島航路といった風情の船内です。八幡浜港の近くにはスーパーのフジがあるので買い物は便利みたいです。

地図上で見て頂ければ結構な距離がありますよね。八幡浜港が奥まった場所にあるためで、南北を陸地に囲まれているため船はほとんど揺れません。

20分ほどで大島に到着。大島は八幡浜市に属し人口は200人あまり。漁業が中心の島です。早速パンや牛乳といった離島では貴重な品の荷下ろしが始まっています。

この碑にあるように大島にはいくつかの島が連なっています。「通」の字の左が大島で、大島にだけ人が住んでいます。

近年は高齢化や人口減少が著しく、島を何とかしようと交流館をオープンさせお昼を食べることもできます。コーヒーは京都の小川珈琲のものを使っているのだとか。

集落の外れの海岸で場所を見つけましたのでこちらでQRVします。12時20分にスタートです。

1エリアが聞こえていますが逆に言えば1エリア近辺しか聞こえていません。それでも大票田ですから何とかなっている感じです。それもフラフラした開き方で安定しません。クラスタに載せていただいたもののあまり伸びてこないです。

14時を回ると1エリアすら少なくなります。暇なのでじゃこカツを食べます。じゃこ天のすり身にパン粉を付けて揚げたもので、南予ではカツ丼にしたりカツカレーにしたりととんかつ代わりにアレンジした料理もポピュラーです。

一息ついてもCondxは変わらず。「夕方はいいと思いますよ」と声をかけてくれる方もいるのですが・・・

帰りの船は16時40分発。16時までやって撤収しようかと思っていましたが15時30分でバッテリが切れてしまいました。FT-817の内蔵バッテリをしばらく使わずほったらかしにしていたので残り容量が少なかったのでしょう。少し早めの時間になりましたが撤収し港に戻りましょう。

待合には国勢調査のチラシが。愛菜ちゃんを自由に持って帰っていいそうですhi

帰りの船が到着。乗りましょう。


今日は宇和島泊です。JRで宇和島に向かいます。特急で35分前後、普通で約1時間です。普通は僅かしかなく特急での移動が中心となります。

宇和島到着。八幡浜と同じく宇和海の奥まった場所にある港町です。駅ビルのホテルが取れましたのでここに投宿です。

宇和島市は南予地方の中心で人口は約7万人。伊達政宗の息子の伊達秀宗が10万石で入り宇和島藩として明治維新まで続いています。秀宗は秀吉にかわいがられたことで仙台藩を継ぐことができず家康から宇和島を与えられ、弟の伊達忠宗が仙台藩主となっています。

宇和島の家系も竹に雀の伊達家の家紋を使っていますが、仙台と異なる家紋です(仙台の方が竹の葉が多い)。仙台藩は江戸初期のお家騒動以降特に大きな功績がないまま明治を迎えた(なので初代の政宗だけが敬愛されている)一方、宇和島藩からは幕末に四賢侯の一人・伊達宗城が出ており、小さいながらキラリとした活躍を見せています。もちろん仙台市と宇和島市は姉妹都市の縁組を結んでいるそうです。

現在はリアス式海岸を活かした真珠や鯛などの養殖が盛んでヤクルトの岩村選手の出身地です。とはいえ駅前の人通りは少なく寂しい感じがします。


荷物を下ろしたら買い物と夕食に出かけましょう。

こちらはフジ宇和島店。フジは愛媛を中心にしたスーパーで、香川のマルナカと四国での激しい首位争いを繰り広げてきました。ところがマルナカが2011年にイオングループ入りし、さらにフジも2018年にイオングループ入りし四国ではイオンが圧倒的なシェアを持つことになりました。そのフジの1号店が宇和島店で、人通りが少ない街なのに賑わっています(現店舗は2018年建て替え)。地方でよくある「特定のお店だけに人が集まっている」というパターンでしょうね。明日のパンなどを調達しておきます。

明日の定期船の発着場を確認しておき夕食は宇和島港にある回転寿司に。「すしえもん」という地場のお店です。

すげー並んでる。受付機で順番待ちの受付をしておきます。「席はどこでもOK」にしてあったので何と5分で呼ばれました。どうもファミリー席が一杯でみんな待っているみたいですね。

宇和島は漁業が盛んなので地物を中心に。メニューの通り結構安いです。お寿司は回っておらず、タブレットで注文を通したら特急レーンで運ばれてくるスタイルです。

宇和島5貫王だそうです。真ん中の軍艦は宇和島の鯛めしをアレンジしたお寿司のようですね。大行列だけに美味しいです。お酒2杯にお腹いっぱい食べて2,800円ほど。これなら安いですよね。


本日は47局でした。このCondxではお手上げです。
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愛媛移動運用報告①

2020-09-27 | 移動運用結果報告
今年は開局35周年です。記念の移動運用をGWに計画していましたが新型コロナウイルスの影響でできなくなってしまいました。

その後も新型コロナウイルスの影響が続いていますが、ようやくある程度の移動運用が可能になってきたため9月の4連休を使ってみることにしました。宿代が安くなっているのが有り難いです。


元の計画は来年のGWに持ち越すことにして改めて計画を練り直し愛媛県の南予にある八幡浜市の大島と宇和島市の戸島を回りたいと思います。愛媛県は今治を中心とする東予・松山を中心とする中予・宇和島を中心とする南予の3つに別れ、天気予報もこれら3つで出されてきました。南予はリアス式海岸で平地が少なく柑橘類の栽培と養殖漁業が盛んです。

八幡浜市は松山と宇和島のほぼ中間にあり、柑橘類の栽培とじゃこ天で有名です。九州(別府・臼杵)へのフェリーも発着する八幡浜港から大島行きの定期船が出ています。

一方の宇和島市は愛媛県南予地方の中心で真珠養殖が盛んです。宇和島には日振島・戸島・嘉島・九島・竹ヶ島の5つの有人島があり、このうち九島は2016年に九島大橋が開通し本土とは車で直接行き来できるようになりました。このため近年はモービル局の移動運用が多く候補から除外、竹ヶ島も定期航路がないので渡島できず、残る島々から戸島を選びました。

最終日は松山近辺から中島にしました。


行きは9/19(土)の伊丹7時10分発JAL2301便、帰りは9/21(祝)の松山19時15分発JAL2310便を予約していましたが、またもや新型コロナウイルスの影響で帰りの2310便が欠航となりました。代替便としてJALから提示された1つ前のJAL2306便は13時20分発で、これでは興居島にしか行けないため飛行機はキャンセルし高速バスで帰ることにしました。全日空に乗る気は一切ないのでこうなりますhi


ということで今回は以下の通りとなります。
9/19(土)伊丹→松山空港→八幡浜→大島→八幡浜→宇和島
9/20(日)宇和島→戸島→宇和島→松山市内
9/21(祝)松山市内→中島→松山市内→神戸

バンドは7MHzのみ、4500mAHの補助バッテリを持ち込みます。Condxが良くないようですがどうなることやら。
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岩黒島・櫃石島から帰ってきました

2020-09-26 | シャック便り
先ほど岩黒島・櫃石島から帰ってきました。

瀬戸大橋の橋脚の島であるこの両島へは一般には路線バスでしか行けません。そのバスを運行している下電バスが来年3月末での路線廃止を公表、廃止に先立ち10月からは1日6往復のバスを3往復に減便することを決めています。下電バスに接続し与島から坂出までを運行する琴参バスの路線は10月以降も現状通り(若干の時刻修正はあり)と決まりましたが、来年4月以降どうなるかは未定だそうです。

帰りに琴参バスを利用し坂出まで抜けましたが利用客は私だけ。これでは琴参が引き取って路線を維持することは厳しそうです。路線バス以外に交通手段のないこれらの島々をどうするか、坂出市も悩んでいるのではないかと思われます。レポートは後日公開します。


画像はJR児島駅で発車待ちの下電バス・瀬戸大橋線の車両です。過去の写真を見てもこの57号車であることが多いようです。ただ以前と比べると座席は交換されて良くなった感じです。
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9/26 香川県坂出市[櫃石島][岩黒島]移動

2020-09-25 | 移動運用予定
以下の日程で香川県坂出市の離島へ移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。

以下にて最終の案内とさせていただきます。

櫃石島・岩黒島へは通常バスでしか渡島できず、このバスを運行している下津井電鉄が撤退を表明しましたので今後の再訪は現時点見通せません。ぜひ今回のチャンスをご活用ください。


(1)坂出市[岩黒島]移動(JCC:3603 JIA:36-110)
 日時:9/26(土)08:30~09:30頃
 場所:岩黒島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)坂出市[櫃石島]移動
(JCC:3603 JIA:36-111)
 日時:9/26(土)10:30~12:00頃
 場所:櫃石島からQRVの予定です。 ※歩渡島には行きません。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・バスのダイヤ上運用時間の変更や延長はできません。

・雨天の場合は中止もしくはスケジュールの変更があります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。
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【予告】10/2~4 福岡県糸島市[姫島]・佐賀県唐津市[松島]ほか移動

2020-09-23 | 移動運用予定
またまた福岡に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。


(1)糸島市[姫島]移動(JCC:4036 JIA:40-110)
 日時:10/2(金)12:15頃~14:00頃
 場所:姫島 船着広場からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)佐賀県唐津市[松島]移動(JCC:4102 JIA:41-105)
 日時:10/3(土)10:15~12:45頃
 場所:松島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(3)佐賀県唐津市[小川島]移動(JCC:4102 JIA:41-108)
 日時:10/3(土)15:00~16:30頃
 場所:小川島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(4)福津市移動(JCC:4030)
 日時:10/4(日)09:00~11:00頃
 場所:福津市内からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・雨天や船が欠航の場合等は中止もしくは一部時間帯やバンドの運用を
 取りやめることがあります。
 松島(新栄)・小川島(川口汽船)の就航状況は
 「九州のりものinfo」で確認できます。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
 ↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。
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【予告】9/26 香川県坂出市[櫃石島][岩黒島]移動

2020-09-22 | 移動運用予定
以下の日程で香川県坂出市の離島へ移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。

この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。

櫃石島・岩黒島へは通常バスでしか渡島できず、このバスを運行している下津井電鉄が撤退を表明しましたので今後の再訪は現時点見通せません。ぜひ今回のチャンスをご活用ください。


(1)坂出市[岩黒島]移動(JCC:3603 JIA:36-110)
 日時:9/26(土)08:30~09:30頃
 場所:岩黒島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)坂出市[櫃石島]移動
(JCC:3603 JIA:36-111)
 日時:9/26(土)10:30~12:00頃
 場所:櫃石島からQRVの予定です。 ※歩渡島には行きません。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・バスのダイヤ上運用時間の変更や延長はできません。

・雨天の場合は中止もしくはスケジュールの変更があります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
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松山から帰ってきました

2020-09-21 | シャック便り
先ほど松山から帰ってきました。

お天気は3日間とも大丈夫でしたがCondxがあまり良くなく近距離は僅かしか聞こえませんでした。

「GoTo」のおかげか松山も観光客が多く、道後温泉に至っては満員札止めで入浴券を買うのに1時間待ちとかの有様でした。今日は飛行機がコロナで欠航のため高速バスにしたのですが、淡路島に入って渋滞に巻き込まれ2時間半遅れとなり高速舞子で降りてJRで帰宅しました。好転に恵まれ各観光地は人出が多かったようですね。

もろもろ告知がありますのでレポートはそのあとになります。お待たせしますがよろしくお願いします。


画像は今朝松山市駅前で見かけた伊予鉄バスです。フロントには1994年に廃止された日野のウイングマークが。しかも方向幕が現役です。現役の車両ではどっちも今やほとんど残ってない貴重品になりました。伊予鉄は祝日に国旗と社旗を飾るようですが、バスと市内電車のみで郊外電車には掲げないみたいですね。
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9/19~21 愛媛県八幡浜市[大島]・宇和島市[戸島]ほか移動

2020-09-17 | 移動運用予定
開局35周年の記念移動運用として以下の日程にて愛媛県に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
以下にて最終のご案内とさせていただきますが当日の天候によっては変更が生じることがありますのでご了承をお願いします。


(1)八幡浜市[大島]移動(JCC:3804 JIA:38-111)
 日時:9/19(土)13:00頃~16:00頃
 場所:大島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)宇和島市[戸島]移動
(JCC:3803 JIA:38-108)
 日時:9/20(日)08:00頃~12:00頃
 場所:戸島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(3)松山市[中島]移動(JCC:3801 JIA:38-129)
 日時:9/21(月)09:15~11:15頃
 場所:中島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・雨天や船が欠航の場合等は中止もしくは一部時間帯やバンドの運用を
 取りやめることがあります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。
コメント
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