JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

岡山県備前市(JCC 3113)移動運用報告

2021-10-31 | 移動運用結果報告
10/30(土)に岡山県備前市(JCC 3113)大多府島に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

沖縄移動を控え機材の最終チェックを兼ねて移動しましょう。場所は日生諸島の大多府島にしました。大多府島と鴻島は架橋されていないためモービル局には手を出せない島で、QRVできるのはほぼ私だけに限られるので自分のペースで行くことができます。クラスタを検索してみても大多府島からのQRVは2017年8月の私が最後になっていました。

現在の大生汽船のダイヤでは3エリアから間に合うのが12時発の船になります(新幹線直前割を使って岡山まで行ってから日生に戻ると9時15分発に間に合いますが、さすがにそこまで無駄はできません)。日生で腹ごしらえしてからでも十分間に合います。

バンドは7MHzのみです。


今回は「秋の関西1デイパス」を利用します。京阪神近郊のJR線が1日乗り放題になり、お値段は3,600円。西は上郡や播州赤穂までですので播州赤穂-日生の切符を用意すれば日生まで安く行けます。

10時56分に日生駅到着。姫路から先は乗り継ぎがいいので(というか乗り継ぎの流れに従わないと1時間待ちになってしまう)割とスムースです。

日生も無人駅となり、ポスターが寂しく出迎えるだけになりました。キヨスクもあった駅だったのですが寂れる一方です。いつものお好み焼き屋さんまでの道すがらも閉店した店が多いです。お総菜屋さんはキッチンカーの営業に切り替え、穴子を焼いていたお店はシャッターを下ろしたままになりました。

お好み焼き屋さんもお客はおらず、専ら私が話し相手になります。カキの水揚げは来週からだそうで、今日は豚モダンにします。「日生では(お客が減って)もう家賃を払って店を続けることが厳しい」とのこと(このお店は自分の建物で営業)。何せ家付きの土地が300万円で売れて話題になるほどの土地ですから。

頃合いになったので桟橋に向かいましょう。「のりなはーれ」がいません。定期船のダイヤでは10時37分着で12時までは休憩のはずでしたが、大生汽船の息子さんが来ていて「遅れます」とのこと。どうやら大多府の宿泊施設「かぜまち」へのチャーター便を出したためのようです。「かぜまち」は素泊まりの宿泊施設で、土地は大生汽船の社長の土地なのだそうです。

ちなみに大生汽船で活躍した「ニューみしま」は東京湾の観光船「ペルソナ」となっていましたが、コロナで営業不振となり再開を断念、検査切れで買い手がなくスクラップとして売りに出しているようです。

5分遅れで「のりなはーれ」が到着。一旦日生駅前港を経由します。その後も遅れを取り戻せず5分遅れで大多府島に到着です。

港には衆議院議員選挙のポスターが貼ってあります。大多府島は備前市なので岡山3区になります。岡山3区は北は真庭市や津山市、南は備前市までのやたら広い選挙区で、候補者も人口の多い津山や赤磐、備前(といっても片上や伊部など)くらいしか回りきれないと思われます。各陣営ともよくここまでポスターを貼りに来ることができましたよね。

いつもの公園で設営。もう草を刈る人もいないようで、花壇も荒れ果てていました。この遊具も使う子供がいないので朽ちてきており、あと何回ここを使えるか分からない状態です。この遊具で1mほど地上高を嵩上げできるのは有り難いのですが・・・

13時5分にスタート。磁気嵐が予測されていましたが、幸い影響はなかった模様です。1~6エリアが開いているようです。とはいえ比較的相性のいい1エリアでもQSBが出たり弱かったりの状態です。

沖縄移動のご挨拶も兼ねて進めてゆきます。どうやら何局か沖縄から移動の予定があったり、移動中の局もいるようで沖縄が賑やかになりそうです。

時間帯の制約で7・8エリアは僅かになりますが、呼んでいただけて有り難いです。「大多府島ファーストです」という方も多くて良かったです。

14時40分過ぎに汽笛が鳴って「のりなはーれ」が入港してきました。大多府に入港後なぜか15時15分まで30分ほど待機してから頭島に向かい、折り返し頭島発の大多府・鴻島・日生行きとなります。なので時間はあと少し。ラストスパートです。

15時15分で終了します。終了をアナウンスしても呼んでくる局がいるのですが、船の時間が限られるのでこればかりはどうしようもできません。


帰りの「のりなはーれ」がやってきました。

日生から姫路に戻っていると須磨付近で人身事故とのこと。運転再開まで時間がかかるそうで、スーパーで買い物をして時間を潰します。

戻ってみても依然として新快速は発車未定、次に出るのは快速とのことでいけるところまで乗ってみます。姫路駅発車時点では「西明石で打ち切ることもあります」とアナウンスしていましたが、幸い大阪方面までそのまま行くことになりました。そのまま乗り通しでしたので1時間ほど遅れての帰宅になりました。


本日は82局でした。ありがとうございました。いよいよ1年ぶりの沖縄です。よろしくお願いします。
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10/30 岡山県備前市[大多府島]移動

2021-10-28 | 移動運用予定
以下の日程で岡山県備前市の大多府島(JCC:3113 JIA:31-114)に移動します。


日時:10/30(土) 13時頃~15時15分頃まで

場所:大多府島からQRVの予定です。

バンド:7MHz帯(SSB)

よろしくお願いします。
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移動耳より情報

2021-10-26 | シャック便り
[JR北海道が来春のダイヤ改正の概要を発表]
JR北海道が来春のダイヤ改正の概要を公開しています。

これまで「北斗」「おおぞら(旧スーパーおおぞら)」で活躍してきたキハ283系気動車が定期運用を外れ、「おおぞら」の一部は4両での運転になります。また他線を含め利用の少ない時期の運休を進めます。

さらに7駅が廃止されます。JRは所属路線のみ公表していますが、花咲線の糸魚沢駅、宗谷本線の歌内駅、函館線の銚子口駅、池田園駅などが対象の模様です。

283系は「スーパーおおぞら」用として開発され、札幌-釧路間を最速3時間35分で結んでいましたが、相次ぐ車両トラブルでスピードダウン等の改正が行われ、現在は全て4時間以上となっています。冬には10両以上の列車もあったのですが、ついに僅か4両となっています。


[沖之島の架橋が実現へ]
香川県の小豆島沖にある沖之島は所要2分の渡船で渡る必要がありましたが、島民からの架橋要望が根強く、土庄町の単独事業として架橋が行われることになりました。

四海漁港から架橋される見込みで、今年度中の着工となるとのこと。


[佐渡汽船が大幅値上げへ]
佐渡島への定期船を運航している佐渡汽船が大幅な債務超過に陥り、運賃の値上げや割引の廃止、割引率の引き下げなど大幅な値上げに踏み切ることになりました。

会社側では「このままでは2022年4月以降の運航ができなくなる」として理解を求める考えのようです。


[音戸航路は廃止を決定]
所有船2隻が使用不能となった広島県の音戸渡船は10月末で廃止と決まったようです。代船が用意されず廃止までの間の運航は行われません。

この航路については昨年クラウドファンディングで船の修理費を募ったばかりで、1年持たずに廃止というのは出資者に対しての姿勢が問われるのではないかと思います。資金集めの手段として安易にクラウドファンディングを使うのではなく将来のことも考えてから実行して欲しいと思います。
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【予告】11/5~10沖縄県渡嘉敷村・久米島町ほか移動

2021-10-24 | 移動運用予定
本年も沖縄に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。

※現状の感染状況では以下の日程が精一杯です。今回は多良間・波照間・粟国等小規模離島へのリクエストは一切承ることができません。


(1)宮古島市[宮古島]移動(JCC:4714 JIA:47-102)
 日時:11/5(金)16:00~18:00頃
 場所:宮古島からQRVの予定です。
 コールサイン:JF4CAD/MMY60
 バンド:7MHz帯(SSB)


(2)宮古島市[伊良部島]移動(JCC:4714 JIA:47-135)
 日時:11/5(土)08:30~10:00頃
 場所:伊良部島からQRVの予定です。
 コールサイン:JF4CAD/SHI60
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(3)島尻郡渡嘉敷村[渡嘉敷島]移動(JCG:47002 JIA:47-123)
 日時:11/7(日)12:00~16:00頃
 場所:渡嘉敷島 港の見える丘展望台からQRVの予定です。
 コールサイン:JF4CAD/KJP60
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(4)島尻郡久米島町[久米島]移動(JCG:47002)
 日時:11/8(月)09:00~10:45頃(のち少し出ます)
 場所:久米島町内からQRVの予定です。 
 コールサイン:JF4CAD/UEO60
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(5)中頭郡中城村移動(JCG:47003)
 日時:11/9(火)09:00~12:00頃
 場所:中城村内からQRVの予定です。
 コールサイン:JF4CAD/OKA60
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(6)島尻郡与那原町移動(JCG:47002)
 日時:11/10(水)09:00~11:00頃 
 場所:与那原町内からQRVの予定です。
 コールサイン:JF4CAD/OKA60
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・船や飛行機の欠航等により渡島できない場合や荒天の場合は中止もしくは
 スケジュールを変更することがあります。あらかじめご了承下さい。
 逆に時間ができた場合にはスケジュール外でQRVすることもあります。

・上記移動地毎のコールサインにてQRVしQSLを発行します。
 「JF4CAD/6」ではQRVしませんので「JF4CAD/6」のQSLカードは発行しません。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
 ↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。
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10月分QSL発送しました

2021-10-22 | QSL発送情報
10月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・9/5の神戸市長田区移動の全て
・9/19の大阪府泉北郡忠岡町の全て
・9/20の大阪府河内長野市移動の全て
・9/23~24の宮城県移動の全て
・10/2の佐賀県唐津市移動の全て
を発送しました。

しかしながら、
・10/3の福岡県糟屋郡移動の全て
・1010の兵庫県宝塚市移動の全て
・10/16の岡山市東区犬島移動の全て
・10/16の香川県小豆郡移動の全て
・10/17の香川県三豊市移動の全て
は送りきれず未発送となっています。

順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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犬島・志々島移動運用報告④

2021-10-21 | 移動運用結果報告
4/12(日)高松→詫間→志々島→詫間→高松→神戸
今日は三豊市の志々島からQRVし、丸亀から神戸に戻りたいと思います。志々島は2014年以来です。

乗り場はJR詫間駅から西にある宮の下港からです。コミュニティバスがあるのですが粟島行きとは接続しているのに志々島行きとは接続しておらず駅から徒歩約30分となります。

JRで詫間に到着。「日本のウユニ塩湖」として人気の出ている父母ヶ浜もこちらからバスになります(ただし旧仁尾町になるので粟島方面とはバスは別)。粟島と父母ヶ浜をセットにすると1日遊べると思います。

宮の下港は三豊市の詫間庁舎近くにあります。宮の下-志々島-粟島で運航されており、1日3往復です。始発の時間に間に合いました。以下の通りとなります。

宮の下(08:30発) → 志々島(08:50着) 志々島在島時間2時間40分
志々島(11:30発) → 宮の下(11:50着)

船は「あしま」です。当初は須田-粟島に入っていましたが、「みとよ」の就航でこちらに回っています。「あしま」「みとよ」は後部に車両甲板があり1台だけながら車を載せられますが志々島の桟橋は車に対応していないため車の輸送はできないようです。

20分で志々島に到着。前回とは使う桟橋が異なっており、集落を挟んで反対側(墓地側)の桟橋でした。なので前回の桟橋付近は他の人の邪魔にならないはずです。前回の桟橋近くに7MHzのアンテナを張りましょう。

9時過ぎにスタート。今日もJAGのコンテストが続いています。このため7029kHzというかなり端っこしか空いていません。土日両方を使うのは長時間のバンド占有になりますから、コンテストに参加しない局のため土日どちらか片方だけにして欲しいです。

それでもクラスタに載せていただきコールが集まるようになりました。今日も1~6エリアがFBです。昨日から続けての局も多く、「志々島ファーストです」という方も多かったです。

途中雲が厚くなり雨が降りそうになりましたが幸いポツポツで済みました。

スタート1時間でちょうど50局。その後もほぼ呼ばれ続けです。2~6エリアがかなり強く開いており、逆に皆さんが「強いですよ」と驚いています。港にダイポールを張ると強く聞こえます。

帰りの船の時間は11時30分。11時過ぎに終了とします。100局を突破してもまだ呼ばれています。最後「船の時間ですので」で終了しました。志々島からは115局でした。

片付けて桟橋へ。

人がいるのかどうか、という感じです。若い移住者を集めて島の人口を今の20人から30人に増やそうとしているのですが、コロナでなかなか話が進まないようです。

宮の下に到着。帰りもコミュニティバスと時間が合わず徒歩になります。次の高松方面行き電車は詫間12時39分発。うどんくらいは食べられそうです。

途中の「こがね製麺」でかけ(小)とちくわ天・とり天です。

ひっきりなしに車が来て賑わっています。確かにダシが美味しいです。打ってから5時間経った麺は無料持ち帰りに回すそうですが、この盛況ぶりでは逆に麺が足りなくなりそうな感じです。おいしかったです。


高松行きが到着。丸亀13時17分発の高速バスに接続できるのですがこの便がコロナで運休しており高松発14時15分発のバスにします。

高松でもうどんにします。時間に少し余裕があるので5分ほど歩いて「岡じま」で釜玉です。

こがね製麺はダシにこだわっているのでかけうどんが正解ですが、岡じまは釜揚げが得意なので釜玉が美味しいです。


飲みながら三宮行きのバスで帰ることにしましょう。帰りは月見山から先がずっと渋滞とのことで北神戸線・新神戸トンネル回りとなりました。8分遅れでの到着でした。

2日間合わせて259局でした。ありがとうございました。あと1回テスト運用をやって沖縄移動に備えたいと思います。
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犬島・志々島移動運用報告③

2021-10-20 | 移動運用結果報告
4/11(土)新大阪→岡山→宇野→豊島→犬島→豊島→高松(続き)
25分で豊島家浦港に戻ってきました。

次の高松行きは15時10分発なので1.5時間弱あります。午前と違って今度はQRVできそうです。

とはいえいつもの海水浴場までは片道10分ほど。設営や撤収にそれぞれ15分かかるので50分程度時間を取られ、実質は40分くらいしか電波を出せないことになります。意外と時間がかかります。

着いたら急いでアンテナを上げます。13時55分に再スタートです。

先ほどの犬島と変わらずで1~6エリアが開いています。どんどん呼ばれます。元祖・岡山県の離島で移動運用をされてきたJA4TI 福井OMからも呼ばれました。久しくお声を聞いていませんでしたがお元気なようで良かったです。

途中でおやつにします。岡山駅の木村屋で買ったココアパンです。ココア味のパン生地に白あんが入っており、徳島の「金長まんじゅう」の巨大なやつという感じです。木村屋は長年親しまれた定番商品のパッケージを今年全面刷新し、○に木のマークが大きく描かれた今までのパッケージがこうなりました。なので一瞬「これココアパン?」と迷ってしまいました。

時間が短いのでショートQSOで進めますがコールが途切れずです。有り難いです。

まだ呼ばれているのですが船の時間です。14時35分で終了としました。豊島からは42局でした。


家浦港に戻り豊島フェリーの窓口で高松行きの乗船券を買います。

本日の高松行きは「まりんなつ2号」。通常使われる「まりんなつ1号」がドック入りしており、予備船の「まりんなつ2号」が稼働しています。この船はチャーターや瀬戸内国際芸術祭時の臨時増発用として使われているようです。

1988年に熊本の南海造船で建造された19t・航海速力19ノットの旅客船です。南海造船は旧本渡市(今の天草市)にあったようです。当初は宮崎県延岡市の島浦島への日豊汽船で「クイーンにっぽう」として就航、その後江田島の大昭汽船に移籍し「KOGANE V」となり、さらに豊島フェリーに移籍し「まりんなつ2号」となっています。

かなりの古参で、船尾に工事用の発発が据え付けられて稼働しています。恐らく元々あった船内用電源が使えなくなり、代わりにこれを使っているのだと思われます。屋根に家庭用エアコンの室外機がありますのでこの発電機で動かしているのでしょう。とっても安上がりな工事で何とか使っている感じです。「まりんなつ1号」が航海速力20ノットのため遅れる場合があるとの張り紙がありましたが、ほぼ定刻で高松に到着です。


高松港に到着。宿に荷物を下ろしマルナカでいつもの通り半生うどんやしょうゆ豆を買っておきます。

今夜はもちろんシャムロックへ。マスターは本日昼間に高松市内の酒店でセミナーの講師をやっていたそうです。参加費代わりに店のウイスキーを買うことになっており、「これまでになく売れた」と酒屋さんは大喜びだったとか。

前回から始めた「76銘柄それぞれ10ml飲める権」で少し飲んでから出てきたのがキルホーマンの「コムリック バッチ4」。コムリックはキルホーマンのオフィシャルパートナーバー限定で蒸留所が出荷するもので、日本ではシャムロックが唯一のパートナーバーなのでここでしか飲むことができません(転売は禁止とのこと)。

今年出たバッチ4を飲んでみました。バーボン樽で寝かせた9年ものですが、かなりピートが強く出た振れ幅の大きなウイスキーになっています。のんびり過ごします。

本日は犬島・豊島合わせて144局でした。ありがとうございました。
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犬島・志々島移動運用報告②

2021-10-19 | 移動運用結果報告
4/11(土)新大阪→岡山→宇野→豊島→犬島→豊島→高松
それでは犬島に向かいましょう。

岡山の方なら上のタイトルを見て「えっ」と思うかも知れません。犬島へのアクセスは西大寺(東区)にある西宝伝から「あけぼの丸」への乗船が一般的ですが「そうではない方法」があるのです。

ベネッセが犬島をアートの島とし、3年ごとに開催される瀬戸内国際芸術祭の会場となっているため、四国汽船が直島宮浦-豊島家浦-犬島の高速船を3往復運航しているのです。家浦へは宇野から小豆島豊島フェリーがありますから、上のルートがつながるのです。

宇野(08:40発) →家浦(09:05着) 
家浦(09:50発) →犬島(10:15着) 犬島在島時間2時間55分
犬島(13:10発) →家浦(13:35着) 豊島在島時間1時間35分
家浦(15:10発) →高松(16:00着)

最初の家浦での乗り継ぎ45分が惜しい気がしますが、これを直島宮浦接続にしても40分くらいしか島にいられずQRVできませんから止めておきます。

一方の西宝伝ルートは岡山駅前から臨時バスか西大寺バスセンター経由の両備バスとなり、間に合うのが11時発の船となるため(犬島11時10分頃着)豊島回りの方が約1時間早く島に着くことができます。帰りを考えるとこれが決め手となりました。


ということで「山陽新幹線直前割」で岡山へ。

岡山から宇野線で宇野に向かいます。

宇野に到着。次の豊島方面行きは旅客船のため浮桟橋から出航します。この浮桟橋、石島に行く時に使いましたね。石島ですが、宇野発のデマンド制定期船の時刻が変わり、宇野発は午後の2便しかなくなったそうです。平日のみですしさらに厳しくなりました。

「ひかり」です。元は四国フェリー所属で高松-小豆島土庄の高速船でしたが、小豆島豊島フェリーの「マーレてしま」と交換トレードで移籍しました。1994年に今はなき三保造船所で建造されており、そろそろ引退でもいいはずで、土庄でだぶついている高速船を譲ってもらえないのでしょうかね?

9時5分に豊島家浦港に到着。40分しかなく、設営と撤収にそれぞれ15分かかることを考えるとQRVは無理です。港にある豊島マルシェで島のミカンが出ていればと思って覗いたもののまだでした。

いよいよ四国汽船で犬島に向かいます。このルートは瀬戸内国際芸術祭の臨時航路として始まり、好評だったので定期航路になったものです。ただし豊島・犬島のアート施設が閉館している日はその島には行かないことになっています(両方閉館だと欠航)。今日は両方とも開館日なのでこの乗り継ぎが成立します。

「サンダーバード」が来ました。豊島で下船するお客が多く、犬島までは10人ちょっとでした。犬島の西を回り込んで港に到着です。

犬島がアートの島になるまでは人口40人ほどでしたので、港も大きくはありません。

犬島の集落は港付近にあり、南に抜けると海水浴場があります。

ここはこの季節誰も使わないのでぴったりです。目の前に豊島・小豊島・小豆島が広がり、その奥に屋島の特徴的な姿も見えます。犬島は岡山藩の海上防衛の拠点であったとされますが、なるほど浜から全部見えますもんね。

アンテナを設営し10時45分ににスタート。伸縮ポールが斜めになっているのは柱が斜めだからですhi

最近はブログの予告やtwitterを読んで頂いている方が増えてきまして、スタート早々からコールが集まります。有り難いです。

よく開けているのか7~6エリアあたりまでオープンしているようです。大票田の1エリアはもちろん、比較的離島を集めている局の多い4・6エリアも強いのでどんどん呼ばれます。スタート30分で28局、60分で53局といいペースです。

犬島からのQRVはしばらくなかったので「犬島ファーストです」の声も多いです。中には対岸の宝伝までモービルで来られてコールされた局もいます。

絶好調なのですが気がかりが。12時からJAGのQSOパーティがあります。今年からコンテスト形式に変わっています。今までは「59一般」を送ってあげれば良かったのですが「59+X001から始まる通し番号」だそうです。コンテストをこれ以上増やして欲しくない、むしろ集約して参加局を集中させることが活性化につながると思っていますので困りものです。「コンテストは長時間バンド占有する行為」であることは忘れて欲しくありません。

12時前になるとコンテストに出る局が増えてきたのかバンドがざわつき出てくる局がさらに増えます。その分QRMが出たりでペースが落ちてきました。

豊島行きの船は13時10分発。12時30分過ぎで終了とします。乗り遅れないようアンテナを片付けましょう。犬島からは102局でした。


撤収し港に戻ってきました。

豊島行きの乗船券はこの黒いビジターセンターで発売しています。精錬所跡地の見学チケットやお土産を売っており、ちょっとしたカフェもやっています。既に学校は閉校となっており、平均年齢が70歳を超える犬島ですから、恐らく本土側からスタッフがやってきているのでしょう。

庭も開放的でいい感じです。ベネッセは直島をアートの島としましたが、直島だけでは限られるため豊島・犬島にも美術館を置き回遊できる形としました。この3つを全部見て回るには日帰りでは厳しく、どこか(島または宇野か高松)に泊まることになります。このため宿泊や飲食も巻き込んだ島おこしとなっており、3つの島にとっては嬉しい効果が出ているようです。

帰りのサンダーバードがやってきました。乗り遅れないように乗船しましょう。今回はここまで。続きます。
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犬島・志々島移動運用報告①

2021-10-18 | 移動運用結果報告
計画編
移動運用にいい季節となりました。来月上旬予定の沖縄移動も今のところできそうな感じなので慣らしも兼ねて香川県に行ってみましょう。

今年は岡山市東区の犬島を目標にしていましたので犬島に行ってみます。あとはこちらも久しぶりになる三豊市の志々島にも行ってみたいと思います。初日を犬島、2日目は志々島とします。

犬島は岡山市西大寺地区の沖にある島で人口は30人ほど。岡山市内では唯一の有人離島です。石材の切り出しや銅の精錬所がありました。倉敷市の中庄付近にかつて銅山があり、ここで産出された鉱石を犬島に運んで精錬していたようです。ところが銅山の出量が落ちて閉山、精錬所も役目を終え放棄されました。

廃墟となっていた精錬所をベネッセがアートとして蘇らせ、アートの島として再生されました。記録に残る犬島からのQRVは2009年が最後です。合わせて乗り換えの時間を活用して豊島からも出てみます。

日曜の志々島は2014年に行って以来となります。


バンドは7MHzのみ、補助バッテリは4500mAHです。
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香川から帰ってきました

2021-10-17 | シャック便り
先ほど香川から帰ってきました。

今回初となる犬島をはじめ雨に降らず予定通りQRVできました。今年からコンテストになったJAGのQSOパーティと重なってしまう不運がありましたが、まずまずFBでした。一方で土曜はTシャツ1枚でいいくらいだった暑さが雨で急に気温が下がり肌寒いほどでした。レポートは明日以降順次アップします。

画像は犬島のシンボル・精錬所跡の煙突です。観光客が戻りつつあるようで賑やかでした。
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