JF4CADの運用日誌2.5

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名古屋熱田御朱印巡り①

2024-03-22 | 御朱印めぐり
ちょこちょこ続けている名古屋の御朱印巡り、今回はその佳境と言える熱田区を回ってみたいと思います。

熱田は熱田神宮のお膝元で、江戸時代には「宮」と呼ばれた海に面した宿場町で、当時熱田神宮は岬の突端にあったそうです。東海道はここから名古屋を経由せず「七里の渡し」で桑名まで海路となります。

宮の宿場は規模が大きく、賑わった熱田は経済力があったことから「熱田百ヶ寺」と呼ばれるほどお寺が多いのも特徴です。そのため熱田神宮以外にも御朱印を頂ける寺社が多いのです。


振り出しはJR熱田駅です。普通しか停車しないので名古屋か金山で乗り換えとなります。

お隣の金山駅は東海道線と中央線に加え名鉄線や地下鉄も乗り入れる大きな駅ですので、熱田駅は小さな駅になっています。

駅からすぐが熱田神宮の北端にあたりますが、ぐるっと反時計回りで南にある正門までお寺を回りながら進みましょう。


まずは弥勒院から。真言宗豊山派のお寺です。

1532年に焼失した際に史料が失われ寺伝がはっきりしないのですが、現在の名古屋城三の丸の地にあり、斯波氏の祈願所となっていたとされます。1538年に再興されたものの名古屋城築城にあたり廃寺となりますが1629年に再興、1685年に熱田の現在地に移転しています。

本堂は1959年の伊勢湾台風で被害を受け、その後再建されたものだそうです。熱田区では伊勢湾台風による高潮で当時の人口の8割が被災したとされています。本尊は弥勒菩薩です。

弥勒院の御朱印です。お茶を頂きました。ありがとうございました。


次は清雲寺です。

1610年に清雲上人が芳池院として創建した西山浄土宗の寺院です。1816年に康空澤存が荒廃した本堂と庫裡を修繕した際、寺院名を清雲寺と改めています。1945年6月の熱田大空襲により焼失、その後再建されています。

西山浄土宗も浄土宗系の宗派ですので阿弥陀如来が本尊です。御朱印は1945年以降行っていなかったそうですが、近年約70年ぶりに再開したそうです。

清雲寺の御朱印です。


さらに進むと秋葉山円通寺があります。曹洞宗の寺院で、大きな本堂が目印です。

尾張の豪族であった尾張氏が熱田神宮の神宮寺として開いたとされています。14~15世紀にお寺としての整備が行われ、さらに1757年にも整備が行われています。しかしながら1891年の濃尾地震や1945年の熱田大空襲で被害を受け、仮本堂が1960年に再建され、さらに1985年に現在の本堂が完成しています。

本尊は釈迦如来です。

秋葉山円通寺の御朱印です。


それではいよいよ熱田神宮です。続きます。
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