JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

大洲・宇和島御朱印巡り①

2023-03-31 | 御朱印めぐり
先日の愛媛県での移動運用の隙間時間を使って大洲と宇和島で御朱印巡りをしてきました。


まずは大洲市から。

宇和島行きの特急バスが停車する大洲インター口近くに十夜ヶ橋があります。

十夜ヶ橋は永徳寺の境外仏堂です。永徳寺は室町時代の永徳年間に創建された真言宗御室派の寺院です。実際には十夜ヶ橋の方が知られており、こちらにお参りする方が圧倒的に多いみたいです。四国霊場の番外札所の中から著名な寺院を集めた四国別格二十霊場の8番札所になっています。

かつて弘法大師が修行でこの地を訪れたものの野宿せざるを得ず、橋の下で寒さに耐え、一夜が十夜にも思えた、と言うのが十夜ヶ橋の由来です。このためお遍路さんは眠っている弘法大師を起こさないよう橋の上では杖をついてはいけない、という作法があります。

現在は国道の橋となっており、橋の下には野宿をする大師像があります。またお堂に了解を得ることで「修行の一環」として橋の下に野宿することもできるのだそうです。

十夜ヶ橋は2018年の水害で床上1.6mまで水が来て本堂は使用に耐えない状態となり、解体されています。現在は地盤を嵩上げし納経所兼仮本堂が置かれており、本堂は再建の寄付を募っているそうです。

十夜ヶ橋の御朱印です。

こちらは十夜ヶ橋の御影です。御影は各札所の本尊の姿を描いた札なのですが、十夜ヶ橋は橋の下の弘法大師が描かれています。


特急バスで宇和島に到着。荷物を宿に下ろして宇和島で御朱印巡りです。

まずは高台にある宇和津彦神社です。

遅くとも885年には創建された神社で、南予の総鎮守とされています。江戸時代に宇和島藩の伊達家に保護され、現在の社号になっています。

本殿は明治頃の築だそうです。細かい彫刻が施されており、かつて宇和島には家具や船などの木工職人が多く、このような出来の良い彫刻が残されているのだそうです。

宇和津彦神社の御朱印です。


後半に続きます。
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移動耳より情報

2023-03-30 | シャック便り
[備讃フェリー「ひろておん」が就航]
丸亀市が建造を進めていた備讃フェリーの新造フェリー「ひろておん」が2/19に就航しました。「ひろておん」は243tのフェリーで、尾道の神原造船で建造されています。名前は「広島」「手島」「小手島」の3島から取ったそうです。

「ひろておん」の就航に伴い「しわく丸」は引退します。「しわく丸」は領収検査で浸水する大失態を起こし、その後も車両の積み込みの際に浸水を起こすことがあるなど解決できない不具合がありました。

「しわく丸」は丸亀市が公費で建造しており、早々に使用を諦めると税金の無駄遣いと言われかねないため鋼船の法定耐用年数の11年間我慢して使っていた形でした。


[農協やえやまが2026年に引退]
JAおきなわが石垣港から八重山群島で運航している貨物船「農協やえやま」が老朽化のため2026年に引退することになりました。同時にJAおきなわは海運業から撤退することを明らかにしています。

「農協やえやま」は1992年に琉球造船鉄工で建造された53tの貨物船で、八重山群島から出荷される牛や各島に運び込まれる資材などの輸送に使われてきました。

竹富町では90t前後の新造船を調達し、後継事業者を探して運航にあたってもらう予定とのことです。


[共同フェリーの三角航路が復活か]
2022年に「スーパーイーグル」が老朽化で引退して以来休航していた共同フェリーの三角-御所浦航路の復活にむけ具体的な動きがあった模様です。バンカー・サプライが運航する呉-江田島間の旅客船「KOGANE Ⅱ」を購入した模様です。この船は1988年にニュージャパンマリンで建造された19tの船で、既に35年を経過する老朽船です。

ただ監督官庁の認可が遅れており予定していた4月には就航できず、具体的な再開日は後日公開される模様です。
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「西日本どこまで4DAYS」勝山・大野風景印巡り②

2023-03-29 | シャック便り
「西日本どこまで4DAYS」の旅、福井県の勝山と大野を回っていますが後半の大野市に向かいましょう。


勝山-大野間のバスは京福電鉄が運行していた勝山-大野間の鉄道の代替バスで、平日9往復、土休日5往復です(この他季節によりダイナゴンという観光周遊バスもあり)。乗客は1桁ですが平日の昼でもお客が乗っているようです。

20分少々で大野三番バス停に到着。大野三番は京福電鉄の大野駅が置かれていたところです。

バス停の目の前にタクシーの営業所があります。もう古くて読めなくなった観光地図が掲げられており、ここが50年前まで駅前であったことを物語っています。この地図は掲げられた当時の路線図で、もう廃線になった路線も残っているといいますが、もはや読めなくなっています。

大野市は人口2.9万人。ヤクルトスワローズの中村悠平選手の出身地です。大野は「天空の城」の大野城跡で知られますが、名水の郷でもあり、水を使った清酒・越前そば・冬の水ようかん(大野では「でっち羊かん」と呼んでいる)などが名物です。豪雪地帯でもあるので清酒の仕込みを行う冬は気温が低い上に一日の気温や湿度の差が少なく、「花垣」など高い評価を受ける銘酒の郷です。

野菜や山の幸でも知られ、福井市内の飲食店では大野産の野菜を使っていることをアピールしている店もあります。福井県は1年後に迫った北陸新幹線の敦賀開業に合わせて「地味にすごい、福井」をキャッチコピーに売り出しを図っていますが、「地味にすごい」中でも一番地味にすごいのが大野なのかも知れません。

まずは目の前にある豊栄堂さんで「でっち羊かん」を購入。なぜか福井市内で水ようかんと呼んでいるのに大野ではでっち羊かんなのでややこしいです。大野のでっち羊かんの特徴は「サイズがでかい」。小サイズでも福井市内の大サイズ並みで、買ったらずっしり重いです。あっさりして食べやすいのでそれでも食べられます。

大野三番から中心方向に歩いてすぐに大野中野郵便局があります。

大野中野郵便局の風景印です。地蔵灯籠にウグイスやコブシの花があしらわれています。


さらに中心方向へ。朝市の立つ七間通りへ。

伊藤順和堂があります。いもきんつばが美味しいお店で、もちろんでっち羊かんも売っていますので買いました。

その先に大野元町郵便局があります。

大野元町郵便局の風景印です。お城に御清水があしらわれています。

このまま七間通りを東に進み、踏切を渡ってしばらく歩くとそば屋の梅林があります。

ここでお昼にします。

越前そばと醤油カツ丼のセットです。大野と勝山ではソースカツ丼もありますが、醤油カツ丼も出しており、地域の名物としています。なかなか美味しいですよ。


後半は越前大野駅近くの大野神明郵便局から。

駅から近いものの人通りがほとんどなく静かです。

大野神明郵便局の風景印です。お城と金森長近像です。


これで市内中心部の風景印巡りを終えました。少し時間があるのでお城の方に行ってみました。

帰りは越前大野駅から九頭竜線です。本数が少なく、11時台の次が15時台という有様です。

大野駅に掲げられていた告知です。この先九頭竜湖駅の手前にある越前下山駅は大雪の際に九頭竜湖行きのみ通過することがあるとのことです。折り返しの福井行きは停車するそうですから、恐らく九頭竜湖に向かって登りになっており、停車すると雪で滑って再発進できないのでしょうね。実際越前下山駅で乗り降りするお客さんはどれだけいるのでしょうか。

帰りの列車が来ました。大野は面白かったです。

小さなディーゼルカー1両のみですが、途中の一乗谷からお客が乗って座席が埋まる程度になりました。九頭竜線は新幹線開業後も引き続きJR西日本が運行することになっていますが、本数が少なくて使いようがないのが現状です。路線バスも1時間かかります。

福井には16時過ぎに到着。湖西線経由の新快速の最終は敦賀16時23分発でもう間に合いません(米原経由の新快速は敦賀18時49分発まであるが大阪21時17分着と大幅に遅くなる)。帰りはサンダーバードで一気に大阪駅まで戻りましょう。やはり楽ができます。


敦賀16時23分発の最終の新快速に乗り継ぐには福井発15時11分の長浜行きに乗る必要があります。ちなみに金沢からこの電車に乗り継ぐには13時29分発の電車に乗らなければ間に合いません。近江今津8時14分の福井行きに乗った場合、金沢到着は11時44分なので2時間弱しかいられません。青春18きっぷでは大阪からの金沢日帰りが困難であることが分かると思います。

もし仮に「西日本どこまで4DAYS」で金沢からサンダーバードに乗った場合は16時発の34号に乗れば18時39分に大阪に着きます。先ほどの湖西線経由の最終の新快速が大阪に着くのは18時27分ですから、サンダーバード34号だとそれほど変わらない時間に帰り着くことができ、4時間あまりの滞在時間を確保できます。この辺が特急を利用できる「西日本どこまで4DAYS」のアピールポイントであろうと考えられます。

うまく使えば青春18きっぷでは苦しい距離の日帰り旅行も可能になります。昨年秋頃からホテル代が値上がりしているため宿泊費のかからない日帰り旅行の人気が強まっており、そういった動きにマッチした切符だと思います。
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「西日本どこまで4DAYS」勝山・大野風景印巡り①

2023-03-28 | シャック便り
「西日本どこまで4DAYS」の旅、紀伊田辺に続いて今度は福井県の勝山と大野を回ってみます。

紀伊田辺編でもご紹介しましたが、「青春18きっぷ」で日帰り旅行をする際には「片道4時間」が一つの限界となります。大阪発ですと福井がほぼ4時間になります。永平寺か一乗谷を見に行き、ソースカツ丼や越前そばを食べてお土産を買ったりしていると帰り時間になります。その先にある勝山や大野になるとなかなか時間がないのです。

#ましてや金沢になると敦賀発の最終の新快速に間に合わなくなります。青春18きっぷで金沢日帰りはかなり無理です。

行きはいつも通り朝の近江今津発の福井行きに乗り、帰りにサンダーバードに乗れば2時間で福井から大阪に戻れますのでゆっくり回れます。なので日帰りですと難しくなる勝山と大野をハシゴしてみましょう。勝山と大野は福井市の東にあり、奥越と呼ばれます。豪雪地帯で水に恵まれている土地です。

勝山市へはえちぜん鉄道の勝山永平寺線で約1時間、終点の勝山駅が便利です。一方の大野市へは福井駅からJR九頭竜線・福井駅前からの京福バスでどちらも約1時間かかります。バスの方が本数が多いものの毎時1本前後しかありません。

もう一つの方法が勝山駅からの京福バスです。これも1日数本しかないものの勝山と大野をハシゴするには便利だと言えます。



それではまず勝山から。いつもの近江今津8時14分発の福井行きに乗ります。福井駅には9時48分着で、9時55分発の勝山行きに間に合います。

えちぜん鉄道の福井駅に到着。

1両の電車が勝山行きです。ワンマン運転ですが女性のアテンダントが乗務して案内を行っています。乗客は十数名でしたが永平寺口で下車してしまいあとは貸切状態でした。勝山に行ける唯一の公共交通機関のはずですが、こんな状態なんです。アテンダントのお姉さんも手持ち無沙汰でした。バスの時間とかを教えてくれるので何かあれば気軽に声をかけてあげてください。

勝山駅に到着。えちぜん鉄道の前身だった京福電鉄はこの先大野まで路線を持っていましたが、1974年に廃止、京福バスで大野まで行くことができます。

越前竹原駅から勝山駅までは大きな川である九頭竜川の対岸に集落があり、勝山の市街地も対岸なのですが、橋を架けて勝山市街地に駅を作ると大野まで行くにはもう一度九頭竜川を渡る必要があり、相当な資金が必要だったから諦めたのでしょうね。


勝山は人口2.1万人の小さな市です。元プロレスラーの天龍源一郎さん、バレーボールの三屋裕子さんらの出身地です。近年は福井県立恐竜博物館が観光の中心になっています。

勝山には御朱印を頂ける寺社がありますが、大野へのバスが1時間後なので市内中心部の風景印巡りにします。

橋を渡ってすぐに勝山郵便局があります。

勝山郵便局の風景印です。恐竜と左義長祭りが描かれています。左義長祭りはちょうど祭りの準備中でした。


少し歩いて勝山立石局があります。

古い町並みの中に突然現れますので電柱の案内が頼りです。

先ほどの看板の先、右側に勝山立石局があります。

勝山立石局の風景印です。恐竜と勝山城が描かれています。


さらに徒歩5分で勝山元町局があります。

こちらは幹線道路沿いにあります。

勝山元町局の風景印です。恐竜と勝山藩校の成器館が描かれています。全て恐竜が描かれています。


バスの出発まであと10分。

勝山元町郵便局近くの元町バス停から大野行きの京福バスに乗りましょう。

後半の大野に続きます。
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「西日本どこまで4DAYS」南紀御朱印巡り

2023-03-27 | 御朱印めぐり
JR西日本が期間限定で出した「西日本どこまで4DAYS」というきっぷを買って日帰りの旅に出てみました(既に発売は終了しています)。

「西日本どこまで4DAYS」は先日もご紹介の通り、JR西日本と智頭急行線の全線が連続する4日間乗り放題となります。「青春18きっぷ」と異なり在来線の特急に限り特急券を買えば乗車できるルールになっています(新幹線不可)。もちろん自由席でも指定席でも構いませんし、JR西日本が発売しているチケットレス特急券とも組み合わせることができます。

往復特急を使ってしまうと結構な出費になりますので、行きのみや帰りのみ、あるいは普通列車の運転が少ない区間のみという使い方もできます。


一般に「青春18きっぷ」で日帰り旅行をする際には「片道4時間」が一つの限界となります。往復8時間+現地観光4時間でちょうど半日となり、お昼ご飯の時間込みで十分に見て回る時間を確保できるからです。これが片道5時間になると往復だけで10時間かかり、午前6時に出発し4時間観光しても帰宅できるのは20時になります。20時では昼食に加え夕食も考えないといけませんから、観光どころではなくなってしまいます。なので「片道4時間」が日帰り旅行の限界と見るべきです。

大阪発で片道4時間圏は北から時計回りで福井、豊橋、紀伊田辺、高松、倉敷、城崎温泉あたりです(ただし高松は高速バスやジャンボフェリーの方が遙かに便利)。ところが「西日本どこまで4DAYS」であればこの「4時間の壁」を打ち破ってさらに遠距離に行けたり、滞在時間を長くすることができます。


どこに行こうか考えて和歌山の南部梅林と田辺市内を見て回ることにしました。帰りのみ紀伊田辺から新大阪まで特急を使うことにします。

大阪駅からスタート。かつて新大阪発紀伊田辺行きの快速が早朝にありましたが、廃止されてしまい天王寺・日根野・和歌山・御坊の4回乗り換えとなります。

乗り換え時間はどれも数分なので時間ロスは少ないものの、4時間近くかかってようやく南部駅に到着です。

南部駅から南部梅林までは龍神バスの臨時バスがあります。運賃500円で所要10分ほどですが、歩くと50分くらいの距離なので乗った方が便利ですよ。

南部梅林に到着。梅は見頃で駐車場が一杯だそうです。

でもって梅林の名物「かたやまのいももち」も大行列です。
私が並んだときで40分待ち、その後1時間以上の行列になっていました。

ふかしたサツマイモを混ぜて搗いた柔らかいお餅の中にこしあんが入ったものです。餅米を節約するための知恵だったといいますが、柔らかすぎて型崩れしやすいのでご注意を。

このゲートまでの沿道では農家さんがいろいろ売っていますが、柑橘類は南部駅に近いJAの直売所の方が種類が多いのでオススメです。梅は見頃で春が近いことを感じました。


では南部駅から2つ先の紀伊田辺に向かいましょう。

南部駅はこんな風にイラストで飾られています。

紀伊田辺駅は紀勢線の拠点駅で、特急含め全列車が停車します。普通電車はこの駅で運転系統が別れ、白浜まであと3駅ですが列車の本数はぐっと減り白浜まで青春18きっぷで日帰りで行くことは難しくなります。田辺や白浜からは高速バスもありますのでこれを利用するのもいいでしょう。

田辺市は人口7.9万人で武蔵坊弁慶の出身地とされます。

まずは闘鶏神社に行ってみましょう。

419年に創建されたとされ、11世紀の白河天皇の時代に熊野三山の神を勧請したとされます。その後熊野水軍が源平どちらに付くか紅白の鶏を闘わせて占った故事から闘鶏神社と呼ばれています。白が勝ち、熊野は源氏の勝利に貢献したそうです。

本殿は1661年の完成で、熊野の代表的な造りになっており国の重要文化財に指定されています。

境内には田辺城主だった安藤直次を祀る藤厳神社があります。直次は家康に仕え、紀州徳川家の家老となる一方で幕府の老中としても起用されています。田辺藩は独立した藩ではなく和歌山藩の家老格であったようです。

闘鶏神社の御朱印です。

藤厳神社の御朱印です。

少し歩いて蟻通神社があります。

765年に創建されたとされ、蟻通大神を祀っています。蟻通大神は天児屋根命の別名で、田辺にやってきた外国の使者から「ほら貝に一本の糸を通してみろ」と言われて貝の口に蜜を流し、糸を結んだ蟻を貝の穴に追い込んだことで解決したそうです。このため知恵の神とされています。

江戸時代は紀州藩から保護を受け、本殿は1740年の完成とされます。

蟻通神社の御朱印です。


蟻通神社の近くに宝来寿司があります。ここで「あがら丼」のお昼にします。「あがら丼」は「私たちの丼」という意味だそうで、地の素材を使った丼のことだそうです。宝来寿司では「漬けカツオとしらすの丼」や「太刀魚の天丼」などがあります。

「漬けカツオとしらすの丼」にしました。カツオもしらすも美味しくて満足です。ちなみにお吸い物には梅干しが1つ入っていました。お土産に「ひとはめ寿司」というワカメの巻き寿司を買いました。作り置きではなく注文を受けて作ってくれました。美味しいお店でしたが、人通りが少なく待たずに入店できました。


宝来寿司で料理を待つ間にスマホで帰りのくろしお号のネット予約を入れておきました。

駅までの道すがらに「鈴屋」があります。「デラックスケーキ」というお菓子が名物です。カステラにジャムを挟んでホワイトチョコをかけたもので、レトロな銀紙に包まれています。以前京都の高島屋で見かけて美味しかったのでお店で買ってみました。


今回の御朱印情報です(特記ない限り御朱印料は300円)
闘鶏神社 3種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
蟻通神社 1種を授与所で授与。
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3月分QSL発送しました

2023-03-26 | QSL発送情報
3月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・1/15の大阪府河内長野市移動の全て
・1/21の福岡市西区移動の全て
・1/29の神戸市兵庫区移動の全て
・2/5の京都府乙訓郡大山崎町移動の全て
・2/11の神奈川県鎌倉市移動の約半分
を発送しました。

しかしながら、
・2/11の神奈川県鎌倉市移動の残り約半分
・2/18の神戸市中央区移動の全て
・3/3~5の鹿児島県移動の全て
・3/11~12の香川県移動の全て
・3/18~20の愛媛県移動の全て
は送りきれず未発送となっています。

順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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愛媛移動運用報告⑤

2023-03-25 | 移動運用結果報告
3/20(月)松山市内→松前→松山市内→松山空港→伊丹
本日は最終日。次の日は休みなので遅く帰っても構いませんから18時55分発のJAL2310便に乗ることにします。松山は当面再訪の予定がありませんから残った松前町に行き、午後からは残っている御朱印&風景印巡りをしてみます。

宿を引き払い、一旦JR松山駅に向かいます。かつてあった市駅の手荷物預かりが閉鎖され、伸縮ポールを預けることができないこと、のちほど松山駅近くの太陽市に行って柑橘類を買って帰るためです。太陽市で買い物をしたら一旦松山空港に向かい、先に搭乗手続きをして荷物を預けるつもりです。伊予鉄の乗り放題券がここで大活躍することになります。

ひとまず松山駅のコインロッカーに使わない荷物を預けます。ちなみに松山駅は高架工事中ですが、設計ミスが相次いで見つかり完成予定が大幅に遅れ来年秋の完成予定だそうです。


松山駅から伊予鉄の郊外電車への乗り継ぎは大手町駅が便利です。市駅で郡中線の電車と接続しているので待ち時間が少ないです。

松前駅に到着。風格のある駅で、今も郡中線では(市駅を除き)唯一駅員がいます。伊予鉄もコロナで大きく乗客が減り、委託のパート駅員を置いていた郊外線の駅の中には委託を解除し無人駅になったところも出ています。

いつもの港に向かいましょう。

さすがに今日は誰も釣り人がいません。アンテナを設営しましょう。8時30分からスタートです。

昨日と変わらず3~6エリアが中心です。今日を休みにしている人も多いのですが、やっぱり平日で1エリアが十分に開かないと呼ばれるペースが鈍いです。

Condxが上向かない上に平日なので仕方ないのでしょうが、お天気がいいだけになんか惜しい気もします。21MHzも良くないようです。

手詰まりになり10時で終了しました。松前からは55局でした。昨日からぞろ目続きですねhi


帰りの電車に乗りましょう。

伊予鉄の電車は多くが京王の中古で、製造から50年以上の老朽車が多くなっています。ただ首都圏の私鉄では京急・京成以外は長さ18mの車両を新規で製造しなくなってしまい、手頃な中古の出物が無くなりつつあります。東京メトロ日比谷線で廃車になった車両が各地の地方私鉄で引っ張りだこなのですが「今後18mの出物が期待できないから」だそうです。


土橋駅で下車しありて「太陽市」に向かいます。今日は残念ながら併設の「ひなた食堂」がお休みでお昼にありつけません。「甘平」「せとか」や鯛めし(もちろん中予の炊き込みご飯)などを買ってJR松山駅に向かいます。

いい具合にリムジンバスが来ましたのでこれで空港へ。もちろん乗り放題券なら何度乗っても構いません。荷物を預けJALのカウンター近くにあるじゃこ天の実演販売店でじゃこ天とじゃこカツを調達しました。いい夕飯になりそうです。


残った時間で御朱印と風景印をしてきました。これは別記事で。


松山18時55分発のJAL2310便で引き上げます。

雲があり、ベルト着用サインが消灯していたのは5分ほどだけ。それでも定刻より15分近く早く伊丹に着きました。荷物を引き取り帰宅しましょう。


今回は3日間合わせて225局でした。ありがとうございました。

JIAがなくなり、これまでのような離島移動のニーズを失なったため松山への移動運用は今回をもちまして当面お休みします。中島に行こうが興居島に行こうが津和地島に行こうが「松山市」ですから船賃を払って出かける意味がないんですよね。来年からはこの枠を使って別のところに行きたいと思っています。
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愛媛移動運用報告④

2023-03-24 | 移動運用結果報告
3/19(日)宇和島→松山市内→砥部→松山市内(続き)
宇和島から松山駅に到着しました。

駅の観光案内所で伊予鉄の2日間の乗り放題券を買っておきます。3,000円と高いのですが、砥部まで片道約500円ですし、明日も松前に行ったり空港リムジンバスに乗るので元が取れる計算です。

大街道の宿に荷物を預け、砥部行きのバス停に着いたらすぐにバスが来ました。砥部町は鉄道がないので「駅無しアワード」の対象です。伊予鉄バスのほか、JR四国バスも久万高原町行きのバスが1日数本走っています。

砥部にはスムースに行けることになりましたが、気がかりな点が。この時期ちょうど砥部焼窯出し市があり、記念局が出ています。もちろん砥部町からなので需要があるのかってことになります。


約30分で麻生バス停に到着。前回行った金比羅山に行ってみます。ここはハイバンドで1回QRVしただけで7MHzでは初めてです。

その前に麓の理正院で御朱印を頂きました。こちらも別の記事にします。

金比羅山に到着。桜の名所なのですが幸いソメイヨシノがまだ咲いていないので人がおらずアンテナを展開できます。

15時スタートです。この時間帯も近場が強力です。6エリアが特に強く、逆に1エリアはあまり声が聞こえません。

記念局が出ていた件は「いやー、CADさんの方がパイルを手短に捌けるしSが強いから有り難いですよ」と言われる方もいました。記念局のOPって必ずしも手慣れた人ばかりではないですもんね。キャンセルしようかと思っていた砥部ですが、そう言ってもらえると有り難いです。

16時を回ると明らかにCondxが落ちてきました。バンド内が混雑していないのです。電源にはまだ余裕がありますが、Condxはそろそろ潮時みたいですから呼ばれなくなれば終了しましょう。16時15分で終了しました。

砥部町からは55局でした。


片付けて帰りのバスに乗ります。麻生17時発のバスです。

ところがこのバスが渋滞にはまり、次の高尾田までの600mで10分近くかかりました。しかも重信川を渡った森松のバス停で3分ほど停車しさらに遅れます。森松はかつて伊予鉄の森松線という鉄道の終点だったところで、バスの営業所の建物は当時の駅舎だったそうです。遅れているんだからすぐ出せばいいのに。

#Wikiでは森松線の復活計画があるように書かれていますが、それは鉄道マニアの願望で、今の伊予鉄にその意思はないようです。そもそも売り払った線路敷きは現在宅地や道路になっており今更どうしろと言うのでしょうね。路面電車の本町線も明らかに「もう廃線にしたい」と意思表示しているダイヤですし。

このバス、大街道ではなく大街道のアーケードの南端にある大街道口バス停に停車します。このため500mほど歩かされる羽目になりました。宿に帰り着いたのは18時頃でした。


松山は日曜日を店休日とした飲食店が多く、月曜を休めば4連休のカレンダーなのに休んでいるお店が多いです。余計に営業しているお店にお客が集まる状態で、ようやく「豚珍行」でおでんとラーメンにありつけました。「豚珍行」ですら私が食事している途中で満席になり何組かお客が待っている状態でした。


本日は宇和島市・砥部町合わせて121局でした。ありがとうございました。
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愛媛移動運用報告③

2023-03-23 | 移動運用結果報告
3/19(日)宇和島→松山市内→砥部→松山市内
本日は宇和島でQRVし、昼の特急「宇和海」または特急バスで松山市内に向かいます。可能であれば松山近郊の砥部町からも出てみたいと思います。

宇和島の市街地近くには意外とQRVできそうな場所がありません。元々の予定では宇和島市の離島で残っていた嘉島に行くつもりでしたが、JIAがなくなり今更行っても意味がない上に盛運汽船は1日3便しかなく6時台に出発しなければならないため場所を探し直しました。ようやくQRVできそうな場所を見つけたのが九島です。

九島は宇和島港の沖にある離島ですが、2016年に九島大橋が完成し、車で常時行き来できるようになりました。これまであったフェリーにかわり宇和島自動車のバス路線があります。これを利用して九島に行ってみます。

九島行きは1日7往復(平日は9往復)で、宇和島駅8時26分が始発です。これに乗りましょう。

九島の島内はフリー乗降になっています。九島大橋を渡ったところで下ろしてもらうようにお願いしておきます。

20分ほどで九島大橋を渡りました。ここに展望台のある公園を見つけていますのでここで設営します。

アンテナを設営し9時にスタートです。今日も3~6エリアの近場が中心。宇和島が故郷という方がおられ、「九島から出ています」と話すと「穏やかな海ですよね」と目の前に広がっている風景をそのまま語って頂けます。

今日の宇和海は穏やかで、お天気もよく快適です。

宇和島は南予の中心都市ですが、QRVされる方が少ないようでどんどん呼ばれます。「宇和島って移動運用できるところ少ないですよね」と言われる方もいて「九島です」とご紹介しておきました。これまでなら「JIA38-107です」と言えたのですがhi それでも「九島」と入れてQSLを下さいという方もいました。

帰りのバスは本九島10時30分発。これを逃すと2時間以上バスがないです。このため10時5分終了とします。時間が来ましたので片付けましょう。宇和島市からは66局でした。片付けましょう。


帰りのバスも九島大橋の近くで拾ってもらいます。

九島大橋に向かってくるバスが見えてきました。

この帰りのバスは宇和島駅を経由し道の駅きさいや広場が終点です。そのまま乗り通すと10時59分着ですが、バスは宇和島市内中心部を反時計回りでほぼ一周していることが分かりましたので、途中の明倫町で下車し歩いて700mできさいや広場を目指します。

これなら数分で到着でき、10分近い時間と70円の節約になります。道の駅きさいや広場は宇和島の海鮮丼や鯛めしなどが食べられるフードコートがありますし、海産物や柑橘類に加え北海道のロイズのチョコレートも販売しています。宇和島のお土産を買うならここが一番だと思います。

腹ごしらえで海鮮丼にします。今回は「わびすけ」の「宇和海三昧丼」です。早く着いたので行列もなくスムースに食べられました。

これならきさいや広場11時30分のバスに乗り、宇和島11時50分発の「宇和海」に乗れます。この「宇和海」に乗れば松山には13時19分に着き、砥部でQRVできる時間が確保できます。

結果的にお土産を買う時間もでき、余裕で11時30分のバスに乗れました。

宇和島駅に戻り、荷物を回収したら「宇和海」に乗ります。あとは寝てればいいので楽です。


後半に続きます。
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愛媛移動運用報告②

2023-03-22 | 移動運用結果報告
3/18(土)伊丹→松山空港→松山市内→大洲→宇和島
8時40分発のJAL2301便で松山に向け出発です。

JALの松山線は1日僅か2往復に減らされ、出発がかなり遅い時間に繰り下げられてしまいました。もちろんE170という一番小さなジェット機での運航です。このため使い勝手が大きく低下しています。

定刻でドアが閉まったのですが、伊丹空港離陸待ちのため5分遅れの9時35分に松山空港到着。

大洲へは肱南観光のバスがあるのですが、次の便は11時50分発なので使えないためJR松山駅に向かい、10時18分発の特急宇和海に乗ることにしました。

飛行機の到着が遅れたため9時40分発予定だったリムジンバスも15分遅らせて出発です。おかげで松山駅到着予定が10時10分、実際には2~3分遅れることがあるのでかなりギリギリになりました。慌てて券売機で大洲への乗車券と特急券を買い、何とか乗り込みました。短い3両の特急なのでほぼ満席で出発です。

伊予大洲駅には10時52分に到着。大洲市は人口3.9万人、大洲城などの観光資源を持つ盆地の町です。先頃亡くなられた松本零士さんは戦時中大洲に疎開していたそうです。

駅前のパン屋さんが閉まっていてお昼を調達できないままです。駅の裏に肱川という川が流れており、ここでQRVしたいと思います。

いい具合に他の人の邪魔にならないところでアンテナを設営できました。

11時25分にスタート。昼前なので近場が中心です。3~6エリア中心でしょうか。クラスタに載せていただくとわっと呼ばれます。

12時を過ぎると7エリアあたりも入感してきますが大票田の1エリアが安定して入感しません。FBな設備をお持ちの局はコールがあるのですがそこから広がりません。このためさらに一押しの伸びがないような感じです。1が強く開くとどんどん呼ばれますもんね。

一方愛媛県内の局も多かったです。大洲市はもちろん固定局がいますが、あまりアクティブではないのかも知れませんね。

あとの時間を考え12時25分で終了です。


大洲から宇和島へは引き続き特急の宇和海に乗ってもいいのですが宇和島自動車の特急・急行バスも利用できます。急行は大洲駅前を経由しますが、特急は大洲インター口のみです。次の宇和島行きのバスは特急ですので大洲インター口まで向かう必要がありますが徒歩では遠く、一般路線バスに乗ります。

大洲インター口の発車は13時38分。大洲駅前12時58分のバスに乗ります。30分近く時間が余るので、大洲インター口近くの十夜ヶ橋にお参りに行きます。

十夜ヶ橋は永徳寺というお寺の境外仏堂で、弘法大師が泊めてもらえる民家を見つけられず橋の下で野宿し、一夜が十夜にも思えたという故事が由来です。このため十夜ヶ橋は四国霊場の番外札所となっています。

永徳寺まで行かなくても十夜ヶ橋に納経所がありこちらで御朱印を頂けます。この辺は御朱印巡りとして別に記事にします。


大洲インター口バス停の向かいにJAの直売所「愛たい菜」があるのでここで弁当を買います。ようやく昼食を確保できました。

宇和島行きの特急バスが来ました。

これまた混雑しています。車内で弁当を、と思っていたのですがそんな状態ではないです。次の卯之町でまとまった降車があったのでここでようやくお昼になりました。


14時30分に宇和島駅前到着。宇和島は市内中心部や港付近でQRVできそうな場所がなく、宿泊予定の宿に荷物を預かってもらい、御朱印巡りです。

#このあたりは後日「御朱印巡り」でご紹介します。


宇和島駅近くのフジで買い物をしたら夕食は毎度のごとく「すしえもん」でお寿司にします。

ここは以前からタブレット端末でオーダーし、できあがったらレーンで自動的に送り届けてくれるスタイルです。40分くらい待ってになりましたがお寿司が出てくるのは早かったです。ただ1杯110円の酎ハイが出てくるのがものすごく遅かったです。


本日は49局でした。ありがとうございました。
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