JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

奈良・岡寺&壺阪寺御朱印&風景印巡り①

2020-10-31 | 御朱印めぐり
近鉄の「おでかけ1dayきっぷ」を利用した御朱印巡り、今回は奈良県で残っている西国霊場の六番・壺阪寺と七番・岡寺を中心に回ってみます。当日は平日(金曜)なので風景印ももらいながら回ってみたいと思います。

この2つのお寺は近鉄南大阪線・吉野線の沿線にあります。あべのハルカスがある阿部野橋駅(=天王寺)がターミナルになりますが移動運用ですら使わないため南大阪線に乗ることがなく、私も過去に乗ったのは1回か2回という路線です。


朝のうち体調が良くなく予定していた電車に乗り遅れてしまいました。ひとまず阿部野橋に。

南大阪線は歴史的経緯から他の近鉄の主要線区と違いJRの在来線と同じレール幅です。このため足回りが違う独自の車両を使っています。通勤輸送の中心は準急で、橿原神宮前までの電車に加え途中の古市から河内長野に向かう系統があります。加えて吉野まで行く急行が30分ごとに運転されています。もちろん近鉄の特急網に組み込まれており、阿部野橋-吉野間で特急を運転しています。1時間に1~2本で、さくらライナーや青の交響曲といった看板列車の他はたった2両という短い特急です。

この自虐的なポスターって・・・

次の橿原神宮前方面への電車は特急のようです。「おでかけ1dayきっぷ」は特急券を買えば特急にも乗ることができます。特急券を買い、移動中の車内で予定を組み直します。吉野行きの特急はどこまで乗っても特急料金が520円なので壺阪山駅まで買っておき、組み直した予定で降りる芸当が可能です。乗車券は吉野まで有効ですしね。

この小さな2両の電車が吉野行き特急です。色は塗り替えられていますが恐らく最古参の電車のはずで「特急」のロゴが古めかしいですね。

近鉄は特急用の車両だけでも450両ほどあり、特定の路線だけに新車を集中投入することが難しいようです。このため各線区に少しずつしか新車を入れることができず、比較的シンプルな吉野系統でも世代の違う6種類の車両が使われています。さくらライナーと青の交響曲はダイヤが固定されていますが、それ以外は当たり外れがあることになります。もちろん看板列車なので手は入れていますがやっぱ古さを感じます。これでも空席だらけでほとんど乗っていません。


車内でどうするか予定を組み直します。壺阪山駅から壺阪寺までの次のバスは11時15分発。相当な待ち時間になりますので先に岡寺を回りましょう。岡寺の最寄りは橿原神宮前か飛鳥からバスです。この2駅の間に「岡寺」という駅がありますが、岡寺駅からはバスがないので岡寺駅で降りない方がいいです。バスの時刻表を見ると飛鳥駅の方が接続が良いようですから飛鳥駅で下車します。

飛鳥駅に到着。高市郡明日香村にあり、大手私鉄では唯一の「村」にある駅だそうです。なのに特急停車駅だったりします。バスの時間まで20分弱あるので近くの郵便局へ。

のどかな場所に明日香平田郵便局があります。

明日香平田郵便局の風景印です。甘樫丘と猿石だそうです。


飛鳥駅に戻りバスに乗ります。

明日香村のバスは奈良交通が運転しており、橿原神宮前駅東口-飛鳥寺-岡寺-石舞台-橘寺-高松塚-飛鳥駅と村内の観光スポットを回る形で運転しています。平日は1時間毎です。

川原で下車します。

巨大なお寺のあとに小さなお寺がポツンとあります。「川原寺」というお寺があったとされ、中世に廃寺になった跡地に弘福寺という小さなお寺ができています。礎石があるので川原寺がここにあったことは間違いないそうですが、文献資料が少なく現在も分からないことが多いようです。

跡地にある弘福寺は江戸期に創建された真言宗豊山派のお寺です。本堂と小さな大師堂があります。本尊は十一面観音で、脇を守る弘法大師作の持国天や多聞天なども含め平安期に作られたとされています。

弘福寺の御朱印です。川原寺の名前で書いています。


弘福寺の目の前に橘寺があります。

橘寺は聖徳太子の生誕所とされ「仏頭山上宮皇院菩提寺」が正式なお寺の名前だそうです。聖徳太子が開いたとされるものの何度か兵火や落雷などで焼け、特に1506年の焼き討ちで衰退、江戸時代には廃寺同然の状態になっていたようです。その後法相宗から天台宗に改宗、延暦寺などの助力で幕末の1864年に再興し伽藍が整えられました。

本堂を「太子堂」と呼んでおり、聖徳太子が本尊となっています。1515年の作とされており国の重要文化財に指定されています。

聖徳太子ゆかりのお寺ですので新西国の十番札所に指定されています。橘寺の新西国の御朱印です。


このまま岡寺の方向に歩くと明日香村の村役場などがある村の中心です。

5,600人ほどの人口しかなく小さな中心街です。これは「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」という非常に長い名前の法律により村のほぼ全域で非常に厳しい開発規制が敷かれており、駐車場を備えた郊外型の商店などが出店できなくなっているためです。もちろん後世に飛鳥の風景を残すことは大切なのですが、住民の生活環境が著しく制限され人口が減り続けるという皮肉なことになっています。

村役場近くに明日香郵便局があります。もちろん風景印があります。

明日香郵便局の風景印です。高松塚古墳の壁画と石舞台です。


さらに山に向かって進むと岡寺の入り口です。

ここからは西国でおなじみの山道です。やっぱりかよ、と思ってしまいます。きつい坂道を上がったところに岡寺があります。

岡寺は正式には「龍蓋寺」なのですが、道ばたの古い石柱を見れば古くから岡寺と呼ばれていたことが分かります。663年に法相宗の祖である義淵が創建、その後真言宗豊山派のお寺となっています。

本堂は1805年に完成したもので、本尊は如意輪観音像です。奈良時代に作られたとされ国の重要文化財に指定されています。常時公開されているのでお顔を拝むことができます。

三重塔のあるあたりからは飛鳥の村がよく見えます。ここが日本の政治の中枢であったとは思えないようなコンパクトなところです。


岡寺も江戸時代の復刻印での御朱印が頂けます(今年末まで)。

こちらは現在の西国の御朱印と御詠歌です。

こちらが復刻印です。


長くなりましたので今回はここまで。続きます。
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元四国フェリー「第八おりいぶ丸」が沈没

2020-10-30 | シャック便り
今年春に引退した元四国フェリー「第八おりいぶ丸」(SEATRAN FERRY 12)が新天地タイへの回航中に台湾海峡で荒天に巻き込まれ10/23に沈没しました。主機関が故障停止し高雄港への曳航を要請していたところへ台風17号による高波が押し寄せ浸水、高雄港から約30海里の地点で沈んだ模様です。乗員10名のうち5名は救助されましたが、残る5名は発見できていないようです。

高松を出航する際にはランプドアの溶接など対策を取ってはいましたが4m以上の高波をまともに受けてしまったようです。四国フェリーの乗組員さん達も悲報を聞き大きなショックを受けているそうです。

SEATRAN FERRYはタイのリゾート地であるサムイ島でフェリー航路を運航しており、四国汽船の先代「あさひ」も「SEATRAN FERRY 11」として活躍しています。なお「第八おりいぶ丸」と同時にタイに向かった元「第一しょうどしま丸(SEATRAN FERRY 14)」は無事タイに到着したようです(13はタイでは忌番のため使われないとのこと)。


今年お正月に引退の話を聞いて「第八おりいぶ丸」に乗船しており、さらに引退後に宇野港で係船されている姿も見ていました。私もまさかこのような悲劇が起きるとは思ってもいませんでした。第八おりいぶ丸最期の年の姿をもう一度ご紹介したいと思います。





売船待ちで宇野港にいたときの写真です。これが最後となりました。



行方不明となっている5名の早期発見をお祈りするとともに命がけで救助にあたった台湾当局の皆さんの勇気を称え、これまでの第八おりいぶ丸の活躍に感謝したいと思います。
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香川移動運用報告④

2020-10-29 | 移動運用結果報告
10/24(土)高松→丸亀→本島→丸亀→神戸
今日は坂出市の与島を丸亀市の本島をハシゴする予定です。

瓦町駅7時8分の電車で高松築港に向かいます。築港で降りてJR高松駅に向かいます。

・・・あれ?乗り継ぐ電車がない。次の坂出方面行きは特急になっています。

7時8分の電車に乗るようメモしていたのですが、これを「瓦町駅」と「高松駅」で間違えてしまいました。同じ時刻に瓦町駅から高松築港行きが、高松駅から岡山行きが出ており取り違えてしまったようです。

高松駅のベンチでどうするか考え直します。男木島・女木島行きは8時なのでまだ間に合いますが高松に戻れるのは9時40分か11時40分。9時40分だと女木島に60分しかいられませんし、11時40分だと今度は本島行きに間に合いません。広島行きの備讃フェリー、粟島・志々島行きの粟島汽船や高見島行きのたどつ汽船も上手く噛み合いません。悩んだ挙げ句船を繰り上げて本島に行くことにしました。


次の本島行きは丸亀発10時40分。今から丸亀に行っても十分に待ち時間があるので丸亀郵便局で風景印、綿谷でうどんとします。

丸亀駅に到着。使わない荷物をコインロッカーに預けます。

丸亀駅前では東横インがホテルを建設中です。スーパーホテルも今年開業しており、アパホテルも合わせて客室数が増えました。

まずは丸亀郵便局へ。今日は土曜ですが9時から15時まで営業しています。風景印をお願いしました。

丸亀郵便局の風景印です。特産のうちわの中に丸亀城や瀬戸大橋、讃岐富士が描かれています。


線路の高架下をくぐって早飯で綿谷です。

讃岐うどんの名店としてあまりに有名な綿谷ですが、丸亀の本店は朝から営業しており10時頃なら空いています。

肉ぶっかけのあつです。他店では「ひやあつ」と呼ばれる麺が冷たく出汁が熱いものです。ぬるめになるのですが、今日の気温ならこれがぴったりでしょう。東日本では熱々が良いものとされ、ぬるい麺を嫌う向きがありますが、温暖な瀬戸内では冬以外は食べやすい温度が好まれます。あとはちくわ天と炊き込みご飯のおにぎりです。

さすが名店と称えられる綿谷、感動ものの美味しさです。


腹一杯になり橋を渡れば船の乗り場です。本島行きの乗船券を買います。

スケジュールは以下の通りで確定です。

丸亀10:40発→本島11:15着(本島在島時間3時間)
本島14:15発→丸亀14:35着

「ほんじま丸」に乗って寝ておきます。

「ほんじま丸」は前方がサロン席、後ろが座席ですが、備讃瀬戸でポピュラーな座敷がなく横になれないのが残念です。

11時15分に本島到着。以前は港の前でみかんの無人販売がありましたが今はやってないみたいですね。いつもの港近くの場所で設営です。

11時40分にスタート。岡山・香川からは相性のいい1エリアは南九州が強力です。近距離は苦しい時間ですが、それでも時間によっては強力に聞こえてきます。クラスタに載せていただきどんどん呼ばれます。

いつもお世話になっている各局には沖縄移動の挨拶をしましたが「3.5MHzはできませんか」という声が意外多いです。私の場合は車ではないためハブが活動する夜間にはQRVできませんから申し訳ないですがお断りしています。モービルの方、狙い目かも知れませんよ。

13時まではコンスタントに呼ばれてきましたが、ここでCondxが落ちてきたのかぱたっと止まります。帰りの船は14時15分発。13時50分まではQRVできますがどうしようか悩みます。切り上げてもいいかな、と思っていた13時30分頃から急に呼ばれ始め結局50分まで続きました。本島からは80局でした。


帰りは客船の「ブルーオーシャン2」です。本島汽船の待合所に「本島のおみやげ」という張り紙があり覗いてみたかったのですが、次々とハイキング客が乗ってきており慌てて乗船しました。ほぼ満席で出航です。危なかったです。

午後から強まった北風のせいで大きく揺れます。時々船体が大きく持ち上げられ海面に叩きつけられます。季節風が強まり冬も間近なのでしょうね。丸亀港内に入ると揺れは収まりました。


丸亀港に到着。丸亀駅を目指します。昨日ホテルでもらった「GoTo地域クーポン」を駅のスーパー「エースワン」で使いましょう。帰りの高速バスで飲む酎ハイとおつまみのタコの唐揚げ、しょうゆ豆や金ちゃんヌードルなどを買うとお会計が1,093円。ちょうどいい金額になりました。

帰りの高速バスに乗りましょう。乗客は6人。珍しく善通寺の乗車客がゼロで6人だけで神戸を目指します。さっき買った酎ハイを飲みながらタコの唐揚げをつまんで過ごします。

今日は杏里さんのセルフカバーアルバム「16th Summer Breeze」を聞いてみます。1994年7月に発売された2枚組・総収録曲数30曲のCDです。16年間の集大成として作られたアルバムですが、デビュー曲の「オリビアを聴きながら」を除けば1983年のアルバム「Bi・Ki・Ni」以降に収録された曲で構成されています。歌唱力を評価されたもののセールスが伸びず曲調をコロコロ変えて苦戦していた78~82年の曲は後年のベストアルバムでも収録されないことが多いようです。

セルフカバーなので「BOOGIE WOOGIE MAINLAND」あたりから目立つようになったインストや不必要に長いイントロなどのフリルが省略され聴きやすくなっています。例えば2枚目の13曲目に収録されている「嘘ならやさしく」はイントロにカーラジオの選局を何度か変える演出があり、何度か聴くと「いい加減早く歌い出してよ」と思えるのですが、このアルバムではすんなり始まるので聴きやすいです。このアルバムから聴き始めると杏里さんを理解しやすいかと思います。

今日の運転手はあまり飛ばさなかったこともあり高速舞子を5分遅れで通過。さらに阪神高速の渋滞に巻き込まれ10分遅れで三宮到着です。帰宅しましょう。


今回は2日間合わせて239局でした。皆様ありがとうございました。いずれも早いうちにクラスタに載せていただきわっとパイルになって60局ほどでき、あとはのんびり20局を稼ぐ形で1つの移動地あたり80局というパターンでした。この辺が今のこのバンドでの平常なのでしょうね。

香川県の離島では他にも風景印があるのですが、なかなか平日に休めず達成は難しそうです。次はいよいよ沖縄です。よろしくお願いします。
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香川移動運用報告③

2020-10-28 | 移動運用結果報告
10/23(金)新大阪→岡山→宇野→直島→豊島→高松(続き)
宮浦を出航したら精錬所のある直島の北岸に沿って進み、昨年行った石島の先をかすめて豊島に向かいます。石島はいつかまた行きたいのですが平日のみですし今はコロナがあるので世の中が落ち着いたらになるでしょう。

12時32分に豊島家浦港に到着。

家浦港から徒歩圏に豊島郵便局があります。

豊島郵便局の風景印です。家浦港や釣り人がデザインされています。


これで目的は達しましたから前回と同じ海岸でQRVしましょう。

13時15分に再スタートです。今度は1エリア近辺と6エリアが開いています。こちらもクラスタに載せていただきどんどん呼ばれます。1エリア方向が海辺なので海面反射が使えるのか強く入感しています。

豊島ファーストです」という方が多いのがありがたいです。豊島は小豆郡土庄町の一部であり、土庄町のうち小豆島側は比較的簡単にQSOできますが豊島に来る人はほとんどいません。便数は少ないもののフェリーがあるのでモービルでも来ることができますが数年誰も出ていないようです。モービルでは行けない沖之島やそもそも定期船がない小豊島に比べたら条件はいいのですが。

お天気は回復したものの北風が少し強くなっています。冬が近くなってきた感じですね。

帰りの船は15時10分発。14時35分で終わりにしましょう。豊島からは79局でした。


家浦港に到着。待合所の隣にあるお店でミカンが出ています。豊島ではミカンを作っており、昔から味には定評がありますから買っておきました。確かに甘かったです。

高松へは豊島フェリーの「まりんなつ」があります。乗り換えなしで35分と早いので便利です。宇野-豊島-土庄の小豆島豊島フェリーと間違えられたりと備讃瀬戸ではとりわけマイナーな航路なんですが一部の便が直島本村を経由するなど覚えておくと便利な航路です。

15時45分に高松に到着。

四国フェリーの新しい「オリーブマリン」がいますね。この新しい2代目「オリーブマリン」と4代目「スーパーマリン」とが高松-土庄航路に入っています。初代「オリーブマリン」は2015年建造なので引退させるとは考えられず、予備船「マーレてしま」の置き換えもしくは小豆島豊島フェリーの「ひかり」の置き換えではないかと考えられます。

#3代目スーパーマリンは故障がちでたった6年で見切りを付けられ廃船だったはずですが・・・以後四国フェリーは瀬戸内クラフトを採用せずツネイシに絞っているみたいです。


宿に向かう前に高松港近くのサンポート高松郵便局で4局目の風景印です。

高松市内では中心にある高松中央郵便局に風景印がありますが、あとは配備パターンがバラバラです。積極的にはやってないのでしょうね。

サンポート高松郵便局の風景印です。高松城とサンポート地区の風景が描かれています。

宿にチェックインすると「GoToトラベル地域クーポン」を1,000円分もらえました。使い勝手のいい紙のクーポンだったので有り難いです。マルナカや瓦町駅周辺のドラッグストアでお買い物です。なぜか高松や岡山市内では国産のマスクが手に入りやすく、中国製よりも快適なので見つかれば買うようにしています。


今夜もこの移動の目的の一つ、シャムロックでスコッチです。シャムロックは新進の蒸留所・キルホーマンを積極的に推しており、このたびキルホーマンから日本初のオフィシャルパートナーバーに認定されたそうです。オフィシャルパートナーバー限定の「コムリック」が2種類入荷したそうです(バッチ1と3)。マスターの前川さんがすごい嬉しそうに語ってくれ、もちろん2種類のコムリックの飲み比べです。

現時点で他に認定されているバーは国内になく、日本で唯一コムリックが飲めるそうです(転売等は禁止されているとのこと)。確かにキルホーマンの公式サイトを見れば日本では高松にだけマークがあります。深まる秋にスコッチはぴったりですね。


本日は合わせて159局でした。ありがとうございました。
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香川移動運用報告②

2020-10-27 | 移動運用結果報告
10/23(金)新大阪→岡山→宇野→直島→豊島→高松
このご時世で長時間同じ部屋にいることになるジャンボフェリーは控えておいた方がいいでしょうから今回は新大阪から出発です。

始発の新幹線に乗れば宇野8時22分発の直島行きに間に合います。直島着は8時42分ですから郵便局が開く9時に上手く間に合います。

宇野08:22発→直島宮浦08:42着(直島在島時間3時間28分)
宮浦12:10発→豊島家浦12:32着(豊島在島時間2時間38分)
家浦15:10発→高松  15:45着

ほどほどの時間を組み合わせることができました。


岡山駅の地下にあるキムラヤでパンを買って瀬戸大橋線の電車に乗ります。先日岩黒島・櫃石島に行ったときに乗った電車で、途中の茶屋町で宇野行きに連絡しています。

昼間はお客の少ない宇野線も平日なので通学の高校生が多く乗っています。沿線に玉野光南・玉野・玉野商業と3つ高校があるので賑やかですね。私は片道12.5kmを毎日自転車でした(涙)

宇野駅に到着。直島行きの乗り場に向かいます。

雨が降っていますが雨雲は抜けるとの予報です。

「なおしま」が到着。いつもながら満車で高校生もたくさん降りてきます。直島は行政上は香川県ですが経済上は玉野市の一部になっており高校も玉野に通っています。ただ大学入学を目指す進学校となると高松第一か井上あさひアナの母校・岡山高校になるから通学が大変でしょうね(岡山市内中心部の朝日とか操山までは通えないでしょうね)。

入れ替わりは少なくのんびりです。8時42分に直島宮浦港に到着。

使わない荷物は港のコインロッカーに預け徒歩で宮ノ浦郵便局に向かいます。

ちょうど開けるところで「雨が降っているので中で待たれますか」とのこと。この日一番の客で風景印を押してもらいました。

宮ノ浦郵便局の風景印です。直島の伝統芸能・文楽があしらわれています。


もう1局の直島局へはいい具合に町営バスがあり、すぐに行けました。

町役場の隣に直島郵便局があり、周囲は直島の中心となっています。精錬所に加え世界的なアートの島となり観光が産業として成り立つなど離島の中では極めて恵まれた条件にありますが、人口は3,000人を辛うじて上回っている状態(最新データで3,054人)で期待したほどは増えていないようです。

直島郵便局の風景印です。アートの島っぽさはなく、宮浦港からの瀬戸大橋と三菱マテリアルの精錬所です。煙突からの煙がかわいいですね。何だかんだ言っても精錬所が島の経済のベースになっており、「私の主人も働いているんですよ」と美人の局員さんが話してくれました。「宮ノ浦郵便局の風景印、なぜか右下の円が欠けるんですよ」とのことで確かにそうなっていますよね。

目の前は百十四銀行の直島支店があります。これを見れば香川県なんですよね。直島にある銀行はこの百十四銀行だけで、岡山の中国銀行や香川の香川銀行などは支店を置いていません。


バスで宮浦港に戻りいつもの場所で設営です。しつこい雨がようやく上がりました。

アンテナを上げ10時にスタートです。ここのところ午前の近距離がFBな流れで今日も4~6エリア中心で開いています。直島は何度来てもハイバンドや50MHzが開かず悔しい思いをしていますが7MHzはFBに開いてくれます。

クラスタに載せていただくと平日ながらパイルです。「香川郡ファーストです」と言われて気が付きましたが今や香川郡唯一の町なのですよね。

今日は12時10分発の船に乗りますので11時30分終了予定です。雨は上がり晴れてましたが北風があって着込まないと寒いくらいです。

予定通り11時30分で終了。片付けましょう。直島からは80局でした。


移動場所と宮浦港のほぼ中間にセルフのうどん屋さんがあります。

木の崎うどん」という店で、まんのう町にあるお店の支店だそうです。

かけうどん(小)にちくわ天というオーソドックスなスタイルで楽しみます。お昼のみの営業で売り切れじまいだそうで、早めの来店がオススメです。

港に戻り荷物を取り出し乗船券を買います。直島宮浦から豊島家浦へは四国汽船の高速船があります。瀬戸内国際芸術祭で宮浦-家浦-犬島の高速船航路ができています。22分で行くことができ、宇野に戻らなくてもいいので便利です。

今日の船は「サンダーバード」。2005年にツネイシで建造された19t・航海速力26.7ノットの旅客船です。便利な航路なので平日ながらそれなりお客さんが乗っています。

四国汽船は3隻のフェリーに加え4隻の旅客船を持っており、世界的観光地となった直島の事情に合わせて旅客船はどんどん大型化されています。フェリーを新造で置き換えたり、社員寮を新築するなど羽振りのいい四国汽船が次に船を置き換えるとすればこの「サンダーバード」だと思われます。


今回はここまで。後半に続きます。
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香川移動運用報告①

2020-10-26 | 移動運用結果報告
計画編
宮城県への移動が2ヶ月続けて流れてしまい予算が浮く形になりました。これを使ってシャムロックでスコッチ・・・じゃなかった香川県の島からの移動運用をやってみたいと思います。

予算も余ったのですが、今年前半はコロナで在宅勤務になり遠征運用もできなかったため有給が余っています。会社からも少し使えとのメールが来ましたので金土という変則的な日程です。

再来週からの沖縄移動の機材チェック、重い荷物への体慣らしと宣伝を兼ねて出かけてみましょう。

※日曜が絡まないとコンテストとバッティングしないのが有り難いです。


今年初めに立てた目標は小豆郡土庄町の豊島。豊島をメインに他に回れないか組み合わせてみましょう。

豊島(家浦)からの航路は高松・宇野・小豆島土庄・直島宮浦・犬島につながっています。長らく誰もQRVしていない犬島は飛び道具として最適ですが、一方で金曜なら風景印集めもできます。今回は滅多にない金曜からなので風景印を優先します。

香川県の離島では小豆島の多くの局に風景印が配備されていますし、粟島や与島などにも風景印があります。豊島郵便局は土庄郵便局が本局になるのでこちらにも風景印が配備されています。他に配備されているところを探して2局に配備されている直島を組み合わせることしました。

2日目はしばらく行っていない本島をメインにしました。本島にも風景印があるのですが土曜なのでもらえません。


バンドは7MHzのみです。
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【予告】11/6~10 沖縄県小浜島・渡嘉敷島ほか移動

2020-10-25 | 移動運用予定
本年も沖縄に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。


(1)八重山郡竹富町[西表島]移動(JCG:47005 JIA:47-144)
 日時:11/6(金)15:30~17:00頃
 場所:西表島大原港付近からQRVの予定です。
 バンド:7/18MHz帯(SSB)


(2)八重山郡竹富町[小浜島]移動(JCG:47005 JIA:47-141)
 日時:11/7(土)08:30~10:30頃
 場所:小浜島からQRVの予定です。
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(3)島尻郡渡嘉敷村[渡嘉敷島]移動(JCG:47002 JIA:47-123)
 日時:11/8(日)12:00~16:00頃
 場所:渡嘉敷島 港の見える丘展望台からQRVの予定です。
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(4)国頭郡金武町移動(JCG:47001)
 日時:11/9(月)09:00~12:00頃
 場所:金武町内からQRVの予定です。 
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(5)島尻郡与那原町移動(JCG:47002)
 日時:11/10(火)09:00~11:30頃 
 場所:与那原町内からQRVの予定です。
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 荷物の関係でCWの運用はありません。

・船や飛行機の欠航等により渡島できない場合や荒天の場合は中止もしくは
 スケジュールを変更することがあります。あらかじめご了承下さい。
 逆に時間ができた場合にはスケジュール外でQRVすることもあります。

・3.5MHzにQRVする予定はありません。リクエストを頂きましても対応できません。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
 ↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。
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香川から帰ってきました

2020-10-24 | シャック便り
先ほど香川県から帰ってきました。

コロナのため前半休みを取っておらず「有休を取って下さい」ということで珍しく金土の2日間での移動でした。Condxはまずまずで楽しめました。レポートは告知を挟んで順次アップします。

画像は本島汽船の「ほんじま丸」にある伊藤若冲の「鶏図双幅」の複製です。本島の吉田邸に伝わっていたもので「なんでも鑑定団」に鑑定を依頼したところ真筆で1,500万円の鑑定額が付き、いきなり島の宝になってしまいました。ちなみに吉田家は本島汽船のオーナーだそうですから「ほんじま丸」に複製を掲げても問題はないですよね。
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10/23~24 香川県[直島][豊島]ほか移動

2020-10-21 | 移動運用予定
以下の日程で香川県の豊島などへ移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。


(1)香川郡直島町[直島]移動(JCG:36003 JIA:36-118)
 日時:10/23(金)10:00~11:45頃 
 場所:直島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)小豆郡土庄町[豊島]移動(JCG:36005 JIA:36-115)
 日時:10/23(金)13:00頃~14:45頃 
 場所:豊島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(3)坂出市[与島]移動(JCC:3603 JIA:36-108)
 日時:10/24(土)08:30~09:30頃 
 場所:与島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(4)丸亀市[本島]移動(JCC:3602 JIA:36-103)
 日時:10/24(土)12:45~13:45頃 
 場所:本島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・船の時間が決まっているため時間の変更や延長はできません。

・雨天の場合は中止もしくはスケジュールの変更があります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。
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福岡移動運用報告⑤

2020-10-20 | 移動運用結果報告
10/4(日)福岡市内→福津市→福岡市内→伊丹
今日は最終日です。手軽な移動地として福津市にしました。福津市はなかなか移動運用がなく出てくる固定局も少ないので移動運用向きだと思います。

宿を引き払い博多からJRで福間駅に到着。

ただでさえ郊外の町なので大型店が多くなり厳しい中でコロナに巻き込まれ、駅前の小規模な店の中には閉店した店が目立ちます。

とび太くん、コーヒー持って頑張ってますね。


昨年と同じ海辺で設営です。ここなら誰の邪魔にもならないでしょう。

7MHzのフルサイズダイポールを張ってみます。いいお天気になりました。

9時30分にスタート。金曜→土曜→日曜とCondxは下がり気味ですがそれでも悪くはないです。1~7エリアは少々苦しいものの3~6エリアがFBに開いています。田川市とか中間市などと並んで福岡では地味に難易度が高いので結構呼ばれます。

釣りをしている人がいますが全然釣れない様子。沖に行かないとダメなのかも知れませんね。

11時で引き上げようかと考えていましたがコンスタントに呼ばれるのでコールが途切れたら終了にします。結局11時20分にコールが途切れ終了としました。本日は59局でした。2時間弱でこの結果なのでまずまずです。


博多駅に戻り荷物を回収し福岡空港へ。JGCカウンターで荷物を預けました。これで楽になります。

JAL2058便の出発時刻は15時45分です。まだ時間があるので「GoTo地域クーポン」を使って買い物です。もらったのは電子クーポン3,000円分。1,000円と2,000円に分けられています。

まだ始まったばかりだったので博多駅ではマイングでは多くの店が地域クーポンに対応していましたが、逆にデイトスでは対応店がないなどバラバラみたいです。総合土産店でお土産をまとめ買いしたり、ステーションフードでお総菜や果物を買う、あるいはお酒を買うのが使い勝手がいい感じです。

空港に戻り飛行機に乗りましょう。定刻より5分早い16時50分に伊丹着。荷物受け取って帰宅しましょう。


3日間合わせて225局でした。ありがとうございました。次回福岡は12月の予定です。呼子沖で残っている馬渡島は来年挑戦の予定です。
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