JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2024-03-31 | シャック便り
[やんばる急行バスが時刻改正と運賃見直し]
沖縄のやんばる急行バスは4/1より時刻改正と運賃の見直しを行います。

時刻改正は2024年問題に対応するもので、今帰仁村のリゾートホテルベルパライソを始発・終着としていたバスの多くを今帰仁村役場前始発に変更します。四島線では瀬底島発着の一部便で運行区間の短縮が行われます。

運賃は那覇市内で那覇バスの市内線が運賃を引き上げるためやんばる急行バスも引き上げとなります。


[JALが今後の機材計画を発表]
JALが3/21に今後の機材計画を発表しました。

概要をかいつまむと、
・国際線用にエアバスA350-900を20機導入(2027年度以降)
・国際線用にボーイング787-9型機を10機導入(2027年度以降)
・国内線用にエアバスA321neoを11機導入(2028年度以降)
・1/2に事故で全損した国内線用A350-900は2025年度に納入予定

国際線用のA350-900は777-300の一部や-200の置き換え用、797-9は767-300の置き換え用で、A321neoも国内線用の767-300のうち比較的古いクラスJのみの機材の置き換え用になります。


[沖縄本島の一部路線バスでクレジットのタッチ決済が可能に]
沖縄本島の路線バスのうち、3/27より琉球バス、沖縄バス、那覇バスの運行する一部路線でクレジットのタッチ決済が可能になりました。

対象路線は20/120(那覇-名護)、111/117(高速バス)、28/29/228(那覇-読谷)、95(那覇-イーアス豊崎)のみです。なお111番であっても東陽バス運行便は対象外です。

沖縄の路線バスは全国共通ICカードが使えないため、タッチ決済が可能になると便利になります。なお、やんばる急行バスは既にタッチ決済が利用可能です。
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「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱い について(顛末の報告)」について③

2024-03-29 | シャック便り
4エリアのJARL会員に対して3/18付で送られてきた「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱いについて(顛末の報告)」というJARL中国地方本部長名の手紙の件、中国地方本部長と鳥取県支部との間にトラブルが生じていることをここまでの記事で触れました。

お互いの対応について疑問点を整理し、どうすべきなのか考えてみたいと思います。


[鳥取県支部側の疑問点]
・中国地方本部から依頼のあった2022年度の各支部の金銭出納に関係する通帳の写しの送付依頼、金銭出納の疑問点に対する回答書を提出しなかったのはなぜか。トラブルがあったにせよ、提出なり回答する、あるいは回答を拒否する理由を返答すべきではなかったのか。

・支部で会計監査をしていれば中国地方本部長が指摘する預金残高の推移は当然チェックされているはずである。会計監査の結果はどうだったのか。


[中国地方本部側の疑問点]
・5県の支部に対して支部費を支給しなかったのは事実なのか。していないのならそれはなぜか。そもそも支給可否の権限を本部長が持っているのか。

・過去7年の口座を調査したとするが、毎年の会計監査をやっていたのか。監査はやっていたが見逃したのか、あるいは監査をやっていなかったのか。「中国地方本部費」であるのなら、いずれにせよ中国地方本部に対しても監査の責任が問われるのではないか。

・掲げた再発防止策も今回のように無回答なら意味を為さないわけで、再発防止策と言えるのか。それどころか調査の結果疑問点が見つかったというだけで、その疑問点に対して何ら調査や確認作業ができていないうちに再発防止策を出してくるのが果たして筋なのか。

・今回中国地方の会員宛にコンピューター郵便を出しているが、その費用はどこから出したのか。Webサイトやメールではなく費用のかかる手紙を出したのはなぜか。


こういった疑問点があるため、現時点で鳥取県支部が一方的に悪いとの判断はできないのではないかと思います(もちろん支部の対応にも問題点はありますが)。


当事者が中国地方本部長と鳥取県支部支部なのですから、地方本部レベルの話じゃなくて連盟本部が調査すべきマターじゃないですか?

・JARL本部は早急にこの問題を会員全体に公開し、本部権限で調査を行うこと

・中国地方本部長並びに鳥取県支部長については調査完了まで職務を一時的に停止させ、調査の結果問題がなければ職務停止を解除し、もし問題が確認されたなら相応の処分を行うこと

私たちの支払った会費の使い道の問題であり、事実解明の点からも東京の連盟本部でしかるべき調査を行うべきだと思います。
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「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱い について(顛末の報告)」について②

2024-03-28 | シャック便り
4エリアのJARL会員に対して3/18付で送られてきた「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱いについて(顛末の報告)」というJARL中国地方本部長名の手紙の件、鳥取県支部の言い分を確認してみましょう。

この件について直接的な言及はありませんが、支部のサイトを確認すれば中国地方本部との間で何らかのトラブルがあることが確認できます。エビデンスはこちら

<<以下は鳥取県支部サイトの内容を要約したものであり、当局の私的な意見ではありません>>
・2023年10月に計画していた「2023鳥取ハムの集い・支部大会」の開催ができなくなった。

・理由は2023年度の支部運営費(16万円)が支払われなかったため。繰越費はあるが、2022年度の支部費が支払われなかったため繰越額が少なくなっている。他の中国4県の支部に対しても2023年度の支部費が支払われなかったと聞いている。

・地方本部長に再々送金を依頼したが「支部大会会場費・その他の経費は地方本部で支払うので請求書等を送る様に」とのメールがあった。このようなことはこれまでなかった。

・さらに2023年10月開催だった「2023中国地方合同ハムの集い」について、広島県支部と鳥取県支部で開催場所を協議し、鳥取に決めたが地方本部長から「知らない 聞いていない」と開催を拒否された。
(本件が流れたため支部大会を兼ねたものを開催しようとしたが中止した)

<<以上は鳥取県支部サイトの内容を要約したものであり、当局の私的な意見ではありません>>


中国地方本部(というか本部長)と鳥取県支部長の間でトラブルがあることは間違いないと思います。

次の記事で双方の一連の対応についての疑問点を整理してみたいと思います。
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「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱い について(顛末の報告)」について①

2024-03-27 | シャック便り
X(twitter)でも触れましたが、4エリアのJARL会員に対して3/18付でJARL中国地方本部長名の手紙(コンピューター郵便)が送られてきました。「鳥取県支部に預託している中国地方本部費の不適切な取り扱いについて(顛末の報告)」というものです。

他エリアの方にはこの手紙は送られていない模様ですし、JARLのサイトでも内容を公開していませんので概要をかいつまんでご紹介します。


<<以下は手紙の内容を要約したものであり、当局の私的な意見ではありません>>

・2023年4月22日に中国地方本部の会計幹事から各支部長に対し2022年度の各支部の金銭出納に関係する通帳の写しの送付依頼を発出した。しかしながら鳥取県支部からは提出期限である4月28日までに提出がなかった。

・このため鳥取県支部から2017年度以降7年間に提出された通帳の写しを元に金銭出納の記録整理を行ったところ、解明すべき点が出てきた。

・解明のため2024年1月27日付で説明を求める文書を送付したが、鳥取県支部長からは期限の2024年2月9日までに回答がなかった。

・本件についてJARL会長・事務局長等の執行部に相談しいくつかの助言を得たが、本件は地方本部内の問題であると判断から中国地方本部内で解決を図ることとなった。

・再発防止策は以下の2つである。
 ①内部牽制の効果発揮のため現預金の管理者と執行者を分けてもらう  
  現預金は支部会計担当者、通帳やカードは支部長が預かる
 ②四半期毎に各支部の預金通帳の出納記録を地方本部で確認するよう徹底する

(鳥取県支部の金銭出納に関する18項目の資料あり)

<<以上は手紙の内容を要約したものであり、当局の私的な意見ではありません>>


この手紙の内容だけを読めば「鳥取県支部が何らか不正をやっているのではないか」との印象を持つことになります。しかしながら当事者の片方である中国地方本部長からの手紙ですので、これだけを読んでも一方的な判断になりかねません。

次の記事で鳥取県支部の言い分を確認してみましょう。
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名古屋熱田御朱印巡り③

2024-03-26 | 御朱印めぐり
名古屋熱田の御朱印巡り、熱田駅前まで戻ってお昼は「みどりや」で。

味噌カツがメインですが、冬はカキフライがあります。名古屋ですので味噌カキフライもあります。これにしましょう。

結構大きなカキフライで満足です。ちょうど1,000円でした。


お腹を満たしたので〆は高座結御子神社へ。

こちらは熱田神宮の境外摂社です。熱田神宮と同時期の創建とされるもののはっきりせず、9世紀の文献に出てくることから、遅くともこの頃には存在したと考えられます。信長が修理したなどの記録が残るものの、いつ熱田神宮の境外摂社になったかなど明らかになっていません。熱田神宮とその摂社の歴史については今も解明されていないことが多く、高座結御子神社についても祭神が途中で変わっているなどの謎が残されています。

本殿は1945年の熱田大空襲で焼失し、1963年に再建されています。

高座結御子神社の御神印です。


熱田にはまだまだ御朱印を頂けるお寺が残っています。少し時間をかけて回りたいと思います。


今回の御朱印情報です。
弥勒院     1種を庫裏で授与。
清雲寺     5種を庫裏で授与。書き置きのみ。
秋葉山円通寺  2種を授与所で授与。書き置きのみ。
熱田神宮    1種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
八剣宮     1種を授与所で授与。
上知我麻神社  1種を授与所で授与。
高座結御子神社 1種を授与所で授与。
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名古屋熱田御朱印巡り②

2024-03-24 | 御朱印めぐり
名古屋熱田の御朱印巡り、熱田神宮に行ってみましょう。

社伝では113年に創建されたとされ、天照大神や素戔嗚尊、日本武尊などを祀っています。素戔嗚尊が出雲で八岐大蛇を退治した際に大蛇から見つかったとされる草薙神剣をご神体として祀っています。草薙神剣は天皇の地位の象徴である三種の神器の一つですが、本物は熱田神宮のご神体であり、皇居には形代(レプリカ)があるとされます。

ちなみに承継者である天皇陛下ですら三種の神器を見ることができないのだそうです。

こちらは信長が桶狭間の戦いで勝利したことへの礼として奉納した塀です。熱田神宮の宮司は千秋家が務めていますが、戦国時代には社領を守るため兵力を持っており、当時の千秋季忠も織田方として参戦しています。信長が善照寺砦に着陣したのを見て佐々政次と共に今川に攻め入ったものの討ち取られたとされています。信長は季忠の子である季信に対し所領を安堵しています。

現在の本殿は1955年に完成したものです。熱田には太平洋戦争中に海軍の航空機などを製造していた愛知航空機(愛知時計電機の分社)の工場があったため熱田神宮も空襲に巻き込まれ、先代の本殿は1945年に焼失していますが、ご神体は無事で、飛騨高山に避難させたそうです。

熱田神宮の御神印です。熱田神宮では御朱印を御神印と呼んでいるようです。


実は正門のところにこのような看板が出ています。

こちらの八剣宮と上知我麻神社も御神印を頂けるのです。

こちらが八剣宮です。708年に創建されたとしており、熱田神宮と全く同じ日に同様の神事を行う別宮だそうです。熱田神宮同様に時の権力者から保護され、1893年に現在地に移転しています。2013年には改修が行われています。

こちらが上知我麻神社です。

創建についてははっきりせず、江戸時代には「源太夫社」として熱田区伝馬一丁目付近、東海道と美濃への道の分岐点にあたる場所にあったようです。その後戦災復興に伴い現在地に移転、本殿は1965年に完成しています。

八剣宮と上知我麻神社の御神印です。


熱田神宮の名物と言えば「あつた蓬莱軒のひつまぶし」「宮のきしめん」などがありますが、お土産は「きよめ餅総本家のきよめ餅」が知られています。

お土産に買って帰りましょう。

まだまだ続きます。
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名古屋熱田御朱印巡り①

2024-03-22 | 御朱印めぐり
ちょこちょこ続けている名古屋の御朱印巡り、今回はその佳境と言える熱田区を回ってみたいと思います。

熱田は熱田神宮のお膝元で、江戸時代には「宮」と呼ばれた海に面した宿場町で、当時熱田神宮は岬の突端にあったそうです。東海道はここから名古屋を経由せず「七里の渡し」で桑名まで海路となります。

宮の宿場は規模が大きく、賑わった熱田は経済力があったことから「熱田百ヶ寺」と呼ばれるほどお寺が多いのも特徴です。そのため熱田神宮以外にも御朱印を頂ける寺社が多いのです。


振り出しはJR熱田駅です。普通しか停車しないので名古屋か金山で乗り換えとなります。

お隣の金山駅は東海道線と中央線に加え名鉄線や地下鉄も乗り入れる大きな駅ですので、熱田駅は小さな駅になっています。

駅からすぐが熱田神宮の北端にあたりますが、ぐるっと反時計回りで南にある正門までお寺を回りながら進みましょう。


まずは弥勒院から。真言宗豊山派のお寺です。

1532年に焼失した際に史料が失われ寺伝がはっきりしないのですが、現在の名古屋城三の丸の地にあり、斯波氏の祈願所となっていたとされます。1538年に再興されたものの名古屋城築城にあたり廃寺となりますが1629年に再興、1685年に熱田の現在地に移転しています。

本堂は1959年の伊勢湾台風で被害を受け、その後再建されたものだそうです。熱田区では伊勢湾台風による高潮で当時の人口の8割が被災したとされています。本尊は弥勒菩薩です。

弥勒院の御朱印です。お茶を頂きました。ありがとうございました。


次は清雲寺です。

1610年に清雲上人が芳池院として創建した西山浄土宗の寺院です。1816年に康空澤存が荒廃した本堂と庫裡を修繕した際、寺院名を清雲寺と改めています。1945年6月の熱田大空襲により焼失、その後再建されています。

西山浄土宗も浄土宗系の宗派ですので阿弥陀如来が本尊です。御朱印は1945年以降行っていなかったそうですが、近年約70年ぶりに再開したそうです。

清雲寺の御朱印です。


さらに進むと秋葉山円通寺があります。曹洞宗の寺院で、大きな本堂が目印です。

尾張の豪族であった尾張氏が熱田神宮の神宮寺として開いたとされています。14~15世紀にお寺としての整備が行われ、さらに1757年にも整備が行われています。しかしながら1891年の濃尾地震や1945年の熱田大空襲で被害を受け、仮本堂が1960年に再建され、さらに1985年に現在の本堂が完成しています。

本尊は釈迦如来です。

秋葉山円通寺の御朱印です。


それではいよいよ熱田神宮です。続きます。
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移動耳より情報

2024-03-20 | シャック便り
[竹富町の入島税は1,000円で決着か]
竹富町が検討している入島税について住民説明会があり、町が検討していた2,000円の額が高いのではないかという意見が大勢を占めたため1,000円に引き下げることで決着を図る模様です。

これでも渡嘉敷や座間味に比べて非常に高いのも事実です。


[土庄港2番乗り場の運用停止で各社に影響]
小豆島土庄港のフェリー岸壁のうち2番乗り場の岸壁水中部に著しい損傷が見つかり、3/3より修理完了まで利用停止となりました。

このため2番乗り場を使用していた小豆島豊島フェリーを中心に各社の船に遅れや乗り場の変更が出ることになりましたのでご注意下さい。なお旅客船への影響はありません。


[JRの乗車券で106急行バスに乗車可に]
岩手県盛岡市と宮古市を結ぶ「106急行バス」に並行するJR山田線の乗車券で乗車できる社会実験が実施されます。期間は2024年4月~翌年3月末です。利用可能な乗車券は普通乗車券や定期券、この区間を含むジパング倶楽部の割引乗車券などで、フリーパスタイプの青春18きっぷ等は除外されます。また106急行バスの乗車券では山田線に乗車できません。

山田線は1日5往復と少なく、12往復の106急行バスに圧倒され廃線論議まで出る始末で、住民の足を維持するための社会実験となります。
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3月分QSL発送しました

2024-03-18 | QSL発送情報
3月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・1/3の兵庫県宝塚市移動の全て
・1/6の兵庫県相生市・姫路市移動の全て
・1/8の神戸市中央区移動の全て
・1/20の福岡市博多区移動の全て
を発送しました。

しかしながら
・2/3の神戸市長田区移動の全て
・2/11の神奈川県鎌倉市移動の全て
・3/1~3の鹿児島県移動の全て
は送りきれず未発送となっています。
順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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香川西讃御朱印巡り③

2024-03-16 | 御朱印めぐり
香川西讃の御朱印巡りの続きです。

今日は丸亀からの高速バスを利用する予定なので海岸寺駅から丸亀へ。時間が残っているので市内中心部にある妙法寺に行ってみましょう。

妙法寺は8世紀に行基が現在の観音寺市に創建した寺院で、その後日蓮宗に改宗しています。長宗我部元親の侵攻で焼失し1959年に現在の観音寺市役所の近くに移転、さらに1597年に藩主生駒親正の命により丸亀の現在地に移転しています。しかしながら妙法寺は日蓮宗でも池上本門寺や京都の妙覚寺と同じ不受不施派に属していたため、幕府からの弾圧を恐れて1669年に天台宗に改宗し、山科の毘沙門堂の末寺となっています。

生駒氏にかわって丸亀藩主となった京極家から保護を受け、1766~1768年に俳人で画家の与謝蕪村が讃岐に逗留する際に妙法寺にも滞在し絵を残しています。

蕪村が残した絵や小堀遠州作と伝わる庭は拝観できます。お願いしたら名誉住職(先代住職)が案内してくれました。名誉住職によると現在も不受不施派の本山である岡山の妙覚寺(江戸時代に禁教となった不受不施派を明治に再興するにあたり不受不施派の中心であった京都の妙覚寺にあやかり名乗ったお寺)を訪れるなど日蓮宗とは僅かながら縁は残っているそうです。

太平洋戦争の空襲被害がなく本堂や蕪村の絵などは残ったそうです。本堂の襖絵だった蕪村の「寒山拾得図」、庭のソテツを描いた「蘇鉄図」などを鑑賞できます。寺に残された6点の蕪村の絵は一括して国の重要文化財に指定されており、現在はデジタル複製されたものが飾られています。

妙法寺の御朱印です。

今は街中の大きくはないお寺ですが、蕪村の絵や小堀遠州の庭などを見ることができるのは驚きでした。


今回の御朱印情報です。
琴弾八幡宮  1種を社務所で授与。
観音寺    1種を納経所で授与。
神恵院    1種を納経所で授与。観音寺と一緒にもらえます。
本山寺    6種を納経所で授与。
海岸寺大師堂 2種を納経所で授与。不在の場合は本坊へ。
海岸寺本坊  1種を納経所で授与。大師堂の御朱印も可。
妙法寺    1種を拝観受付で授与。
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