JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

JR西日本が秋のダイヤ改正の概要を公開

2021-07-29 | シャック便り
JR西日本は10/2からのダイヤ改正の概要を公開しました。


概要は以下の通りです。

[京阪神エリア]
・JR神戸線の昼間の約半数の普通電車を須磨止まりに変更。
・JR京都線の高槻-京都間で昼間の普通電車の運転を取りやめ。快速のみに。
・琵琶湖線の米原-長浜間で昼間の新快速を1時間毎に。
・山陽線の姫路-上郡、播州赤穂で昼間の普通を半分に。
・大和路線の奈良-加茂間で昼間の運転を半分。
・和歌山線で昼間の和歌山-粉河折り返し電車を廃止。

[その他エリア](主なもののみ)
・九頭竜線、小浜線の電車を2割削減。
 九頭竜線の越前大野-九頭竜湖は現状維持。
・岡山地区の快速サンライナー1往復を廃止、夜間の最終繰り上げ。
・津山線、福塩線などで列車を削減。
・鳥取以西の山陰線で14本を削減、快速3本を普通に変更。


来年春のダイヤ改正でさらなる減便を予告しており、京阪神では湖西線や草津線、地方では広島地区がほぼ手つかずになっているなど、まだまだ削減があると考えられます。
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丹後西国霊場巡り③

2021-07-27 | 御朱印めぐり
丹後の西国霊場巡り、いよいよ29番の松尾寺です。

西舞鶴で東舞鶴行きに乗り換えます。舞鶴は田辺城の城下町だった西舞鶴と海軍根拠地となった東舞鶴とに分かれており、町の造りも全く異なっています。海軍が解体されてからも海上自衛隊が基地を置いています。

東舞鶴から小浜線に乗り換えて松尾寺駅下車です。

13時44分に松尾寺駅到着。舞鶴高専の最寄り駅ですがJRを使う学生は非常に少なく、路線バスの利用がほとんどのため無人駅です。ちなみに大学時代の研究室の教授は定年退官後に舞鶴高専の校長を務めていましたので、その後研究室の夏の勉強会(=海水浴)は先生を呼んで天橋立で行っていました。

ここからいよいよ50分の難行苦行です。お決まりの山の中へと入ってゆきます。お寺作るのはいいけど何でこんな人里離れた山の中に作るんですかね(涙)しかしながら暑さでそんなことを考える気力すらなくなってきました。

丁石(六丁など寺までの距離を示す石碑)がないのであといくらかかるのか分からないまま絶望的な暑さの中を山登りするのですから精神的にも参ってしまいます。ようやく第三駐車場がありました。倒れそうな暑さの中で山門が見えてきました。

松尾寺は708年に唐からの渡来僧・威光上人が開いたとされる真言宗醍醐派のお寺です。西国霊場で唯一馬頭観音を本尊としています。1119年には鳥羽天皇が行幸するなど栄えたものの戦国時代に兵火で焼け、現在の本堂は1730年に完成したものです。

山門に続き本堂も改修計画があるそうで、今の姿は間もなく見ることができなくなるとのこと。お参りしたところで力尽きてしばらく本堂で休憩しました。本堂に奉納されたお札にはJRAの関係者のものもありました。


納経所への足取りが重いです。納経所では駐車場の料金も徴収しているためどうやって来たのかを把握していますが、徒歩で上がってきたのは今日3人目とのこと(もちろん徒歩なら駐車場の料金は取られません)。

松尾寺の御朱印と御詠歌です。納経を受けて「少し休んではどうですか」とのことで納経所内で少し休んだら駅に戻りましょう。


15時30分に松尾寺に戻れました。次の列車は16時10分発。松尾寺駅には駅事務室を改装したカフェ「salon de RURUTEI」があります。

30分ほどあるので涼みがてら冷たいものを飲むことにしました。

京番茶とオレンジの炭酸割りで、意外や意外さっぱりとして飲みやすいです。わらび餅と一緒に。

お客は私だけなので話をしたところ、舞鶴の由良川沿いも茶の栽培が盛んとのこと。ほとんどは宇治など南山城の業者が買い取り「宇治茶」にブレンドされているそうで、甘みがあって品質も高いのだそうです。ただ「宇治茶」に混ぜ込まれるのでは町おこしにならないので「舞鶴茶」として広めてゆきたいとのこと。

以前は松尾寺の門前で茶店をやっていたそうですが2017年の台風で大きな被害を受け営業を断念、空いていた駅のスペースへの出店話があって移転したそうです。日本板硝子の工場からの貨物線があって賑やかな駅だったそうですが貨物輸送が廃止されどんどん寂しくなっているようです。

ちょうどいい時間となりました。茶葉も扱っているので茶葉をお土産に買って電車に乗りましょう。


東舞鶴駅に到着。次の福知山行きは17時2分までありません。福知山から先はさらに2時間かかりますから京都交通の高速バスを使ってワープします。東舞鶴駅の駅前にあるヤマダ電機の中に京都交通の案内所があり、ここで高速バスのチケットが買えます。次に出るのは16時40分発の三宮行きです。空席があるのでこれを使います。三宮到着は丁度2時間後の18時40分の予定です。

車両は何と3列シート。たった2時間の短距離路線とは思えないほど豪華です。

バスは中舞鶴・西舞鶴でお客を拾い、あとはノンストップで舞鶴若狭道を走ります。丹南篠山ICを丁度1時間で通過。アホみたいに速いです。一旦福知山に出て、さらに単線でスピードの上がらない福知山線を走るのでは勝ちようがないってことでしょうね。年々特急「こうのとり」の乗客が減り、今や3両でもガラガラですが、お客をみーんな高速バスに取られているようです。

神戸三田ICを経由し北六甲有料道路、さらに新神戸トンネルで一気に三宮に入ってゆきます。10分早着の18時30分に到着。もしJRで帰っていたらまだ(篠山口より手前の)黒井駅停車中ですから圧倒的な差があります。安くて速くて快適。そりゃ勝てんわ。


今回の御朱印情報です(特記ない限り御朱印料は300円)。
智恩寺 1種を本堂内で授与。オリジナル御朱印帳あり。
大谷寺 2種を庫裏で授与。特に指定しなければ2種を書いてもらえる。
成相寺 3種を本堂内納経所で授与(1種は書き置きのみ)。オリジナル御朱印帳あり。
籠神社 2種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
松尾寺 4種を納経所で授与(うち2種は菊のご紋入り500円)。
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丹後西国霊場巡り②

2021-07-26 | 御朱印めぐり
丹後の西国霊場巡りの続きです。

それでは府中駅へ。ブラタモリの天橋立編で紹介された通り、かつてこの付近に丹後国の国府が置かれていたそうです。ケーブルカーと休日のみ運転のリフトがあり、リフトは待たずに乗れます。

リフトに乗ってみます。

6分で傘松公園に到着。絶景です。

この傘松公園から成相寺までは徒歩20分かバス7分です。このバスは往復720円(入山料別)ですが400円に割引となります。

バスの背後にある建物はバスの車庫のようで、丹海バスの社章が掲げられた古い建物です。ずっと以前からこの登山バスを運営していたことが分かります。


バスだと本堂下まで行ってくれます。

西国28番の成相寺は橋立真言宗の大本山です。真言宗は明治以降に分派や独立が相次ぎ、主な宗派だけでも16あり、さらにこちらの橋立真言宗のような小宗派も乱立しておりややこしいことになっています。

成相寺は704年に真応上人が開いたとされています。元はもっと高い場所にあったものの1400年の山崩れで現在地に移転しています。本堂は1774年の完成で本尊は聖観音、美人観音の別名を持ちます。

本堂内には左甚五郎の龍があり、こちらは撮影OKとなっています。

成相寺の御朱印と御詠歌です。

成相寺は境内の展望台で「美人茶屋」を開いており、いわゆる「オタ絵」のキャラクターを起用するなど一風変わったこともやっているようです。時間がないのでこちらはパス。バスの時間となりましたので傘松公園に戻りましょう。帰りはケーブルカーにします。

1927年に開業、1944年に戦時体制で廃止されるものの1951年に復活しています。小型で輸送力が限られるため1964年にリフトが追加されています。車内に冷房がないので暑かったです。

府中駅に到着。大谷寺とは反対側に籠神社がありますのでお参りします。

彦火明命を主祭神としており、崇神天皇の代に天照大神が大和の笠縫から遷座し、4年間を過ごしたとされます。

その後天照大神は伊勢に遷座し伊勢神宮となったため「元伊勢」と呼ばれています。

本殿の様式は伊勢神宮と同じで、山陰道では最高の社格を持つ神社として崇敬を集めてきました。

籠神社の御朱印です。


籠神社の御朱印が混雑で15分待ちとなったので時間の余裕がなくなり慌てて一宮桟橋に戻ります。

天橋立からは西舞鶴経由で松尾寺に向かいます。次の列車は12時16分発。本数が多くないので急いで駅に向かいます。

名物の「知恵の餅」すら買えずでした。

途中の宮津で7分停車となり、コーヒースタンドで売っていた「ピンと餅」と購入。

「阿闍梨餅」みたいなぷにぷに食感のお菓子でした。


次回に続きます。
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丹後西国霊場巡り①

2021-07-25 | 御朱印めぐり
西国三十三ヵ所巡りも大詰めになってきました。どうしても残ってしまうのが京阪神から遠い札所でして、1番の青岸渡寺(紀伊勝浦)や28番の成相寺(宮津)、29番の松尾寺(舞鶴)になります。公共交通機関を使う場合、青岸渡寺は時間がかかるもののお寺までバスがあるので何とかなりますが、松尾寺は駅から50分の山登りという難行苦行が待っています。

しかも最寄り駅の松尾寺駅のある小浜線はJR西日本がこの秋から減便を予告しており、この夏がラストチャンスになるかも知れません(幸い減便本数は2割にとどまりましたがそれでも難しくなります)。いいチャンスなので成相寺と合わせて丹後の札所を回ることとしました。


振り出しは福知山駅から。鉄道の結節点となっており、様々な行き先の列車が発着します。

JRだけでなく丹鉄も乗り入れています。第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が毎年計上する大きな赤字に耐えられず、2015年に施設のみを同社が保有し高速バスのWILLERが運行を担う形になりました。

丹鉄の福知山駅でセット券を購入。丹鉄全線・丹後海陸交通のバスや航路、さらにケーブルカーなどが全部乗り放題になります。次の天橋立方面への特急も自由席なら乗ることができます。

「たんごリレー」です。元は「タンゴディスカバリー」としてJRの特急に牽引されて大阪から直通していましたが、乗客の減少で大阪からの直通は廃止されています。大阪からの特急から乗り換え客がどっと押し寄せて満員で出発です。

途中の宮津で方向転換し、次の駅が天橋立です。ここで大半のお客が下車します。

ここから成相寺までは天橋立の観光船または丹海バスに乗り換えです。どっちも乗り放題の対象です。

船に乗る前に駅前の智恩寺にお参り。

808年に平城天皇の勅願で創建されたとされるお寺で、醍醐天皇の勅願所となったとされています。その後臨済宗妙心寺派の寺院となり、足利義満らも参詣しています。

本尊は知恵の仏とされる文殊菩薩(重文)で、安倍文殊院などと並ぶ文殊寺院とされています。

智恩寺の御朱印です。


この智恩寺境内のすぐ隣が観光船乗り場です。

丹後海陸交通が運航しています。丹後海陸交通は宮津近辺のバスや旅客船事業者を戦時統合して発足した会社で、現在は阪急阪神グループに属しています。このため阪急バスと共同で高速バスを運行しています。

宮津から船がやってきました。回旋橋を回して船が通れるようになっています。

船は「かもめ11号」です。対岸までは12分です。

観光船なのでアトラクションとしてカモメの餌を売っています。何てことはない「かっぱえびせん」で、カモメが寄ってくるそうです。


一宮桟橋に到着。

丹海バスがいます。オレンジの塗色と明朝体の「丹海バス」のデザインは長年変更されず、一周回って新鮮な感じもします。

少し坂を上がるとケーブルカーの府中駅があります。この写真の左手に細い道路があります。

この道路、京都府道616号線(笠松公園線)で、成相寺までの参詣道であったようです。「御朱印」というのぼりが見えますね。この先に大谷寺があります。

大谷寺は高野山真言宗のお寺で、元は京都の醍醐にあり高い格を誇っていたようです。のち宮津に移転し籠神社の別当寺となっていました。雪舟の「天橋立図」には多宝塔が描かれており、かつては広い寺地を誇っていたようです。

こちらが本堂です。智海が彫った不動明王が本尊となっており「黒不動」と呼ばれています。先ほどの庫裏で御朱印を頂きます。

大谷寺の御朱印です。

こちらが観音様です。

こちらが黒不動です。


暑くなってきました。成相寺に向かいましょう。次回に続きます。御朱印情報は最後にまとめてご紹介します。
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Jクラスタが復旧

2021-07-23 | シャック便り
落雷でサーバーが破損したJクラスタが復旧した模様です。

過去の実績やハイバンドのオープンチェックに使えるので早々の復旧で良かったです。
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「第46回 京の夏の旅」が開催中

2021-07-22 | 御朱印めぐり
京都市観光協会が毎年夏に開催している「第46回 京の夏の旅」が今年も開催されています。公式サイトはこちら

今年は7/10~9/30で、以下が特別公開となります。
・上賀茂神社
・下鴨神社
・北野天満宮
・大覚寺
・豊国神社
・六道珍皇寺
・旧三井家下加茂別邸(2階まで)

目玉は夏の旅31年ぶりとなる豊国神社と8年ぶりの六道珍皇寺かと思われます。先の「京の冬の旅」に続いてネット予約(当日可)優先となるそうです。

「京の冬の旅」のやり方でどうにかこうにか開催できる目処が立ったようで、良かったと思っています。


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Jクラスタが落雷で当面停止

2021-07-20 | シャック便り
Jクラスタが現在稼働停止となっています。

管理している7M1FCC局のサーバーが落雷により被害を受けたためで、マザーボード含め被害が及んでいるため復旧の目処が立っていない模様です。

バンドをしっかりワッチする王道のオペレーションが求められます。じっくりワッチを。
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大阪府泉北郡忠岡町(JCG 25003)移動運用報告

2021-07-19 | 移動運用結果報告
7/17(土)に大阪府泉北郡忠岡町(JCG 25003)新浜緑地に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

あまりにも低調な今年のEs、どこかで見切りを付ける必要があるのかも知れません。見極めのため移動に行ってみましょう。

場所はハイバンドシーズンにしばらく行ってない忠岡にしました。泉北郡は1郡1町、しかも忠岡は移動に適した場所がほとんどないので大阪ではかなりレアです。

暑くなるため荷物を抑える目的でバンドは18/21/24/28MHzとしました。


いつも通り南海で忠岡へ。南海の電車は涼しいとはいえ、駅から30分ほどの歩きになるのできついです。まだ気温が上がってない行きですらなかなか厳しいです。

いつもの場所に到着。日よけの東屋があり、海からの風も通るので案外と快適です。

ただ整備がおざなりで屋根が朽ちています。ちゃんと直して欲しいですね。


様子見で21MHzのアンテナを張り9時30分にスタート。開いていると言えば開いているのですが弱いです。比較的開きやすい8や7が聞こえるのみです。「18MHzの方がいいのではないか」とのアドバイスもあり1時間やって18MHzに切り替えます。

18MHzも最初は7・8のみでしたが次第に1・6が開いてきます。「泉北郡ですか?」と驚かれる方も多かったです。狙ってもなかなか取れないところですよね。

ただクラスタが停止しているためオープンしてもコールは少なめでした。結局昼頃までオープンし、かなり楽しめました。


帰りの暑さは相当ハード。なんとか駅まで歩ききり、涼しい電車で新今宮まで一息つきました。

本日は18MHzで35局、21MHzで5局の計40局でした。ありがとうございました。あと少し開いてくれれば嬉しいのですが。
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7/17 大阪府泉北郡忠岡町移動

2021-07-15 | 移動運用予定
以下の日程で大阪府泉北郡忠岡町(JCG 25003)に移動します。


日時:7/17(土) 9時30分頃~12時頃まで ※Condxによっては早く切り上げることもあります

場所:忠岡町 新浜公園からQRVの予定です。

バンド:18/21/24/28MHz帯(SSB)

よろしくお願いします。
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2m SSB 福岡グループが一斉移動を実施

2021-07-14 | シャック便り
2m SSB 福岡グループが毎年恒例の一斉移動を行うそうです。詳細はこちら

今年は7/24(土)~25(日)で、以下各局がQRV予定です。
・豊前市(JCC 4019)JG2DBL
・八女市(JCC 4007)JE6GPF、JE6MIN
・那珂川市(JCC 4037)JF6RVW
・糸島市(JCC 4036)JG6MFD、JF6QWI

運用周波数は144.110付近とのことです。
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