最近なにやら悪夢を見ます・・・
それは草木も眠る丑三つ時・・・
暗い枕元から、行灯の油をなめる音が
ぴちゃ・・・
ぴちゃ・・・・
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・・!!
しかも壁にうつるその影には不気味なとがった耳が
ん・・・とがった耳・・・・??
うちでとがった耳といえば

あんたかい!!
夜中とか夜明けに目が覚めたときに
わたくしが飲むように、寝る前にコップに水をいれてベッドサイドに置くのですが、
「・・・なんか最近やけに減ってるのよね~
・・・しかも埃やネコの毛が入らないように上にカバーしてあるのが取れてるし・・・・」
と不思議に思っていたのでした。
鍋島藩の化け猫かと思った。(↑寝ぼけ眼でとった証拠写真。)
いやそういう問題ではなく、寝ぼけて、あんたが飲んだ水、飲んじゃったかも。
いんや、絶対飲んだ。
生臭かったし、自信がある。(そんなことに自信をもちたくない)
貴方の水はちゃんと貴方の水のみ皿に汲んであるでしょ!!
うぎ~~!!
・・・しかし
・・・それはほんの予兆にしか過ぎなかった・・・・
恐ろしい事件は昨日起こったのであります・・・
土砂降りの雨の中、用事を済ませた後、またまた六本木の青山ブックセンターの洋書アウトレットに顔を出し、ペーパーバックをまたまた、しこたま仕入れてホクホクと帰宅。
雨がひどいので、お店の方が濡れないようにビニールをかけてくださった、重い紙袋を抱えて、
たとい己の身体は濡れても本の一ページとも濡らすまじ!と頑張って抱えて帰ってきたと思ってください。
とりあえずなんとなく戦利品の写真を窓辺に並べて撮った後、
本を片手、水で入れた煎茶をなみなみといれた大型のタンブラーをもう一方にもって、ベッドへ。
ガラスのタンブラーをサイドテーブルに置き、本をずらっとベッドに並べて、さてどれから読もうかな~とページぺらぺら、至福の時をでれでれと過ごすのじゃ・・・・
朝から走り回って疲れきった体を横たえて、しかも、横に脂の乗った霜降り猫をはべらせて
「じゃあ~~~~」
・・・・じゃあ~~~・・・・?・・・??
「うにゃ。」
(註訳;「あ、あの・・・スビバセン、た~だ水飲もうとしただ~けなのに、何故かコップったら倒れて、このように、ほれ、こぼれちゃって・・」)
だ~~~~!!
買ったばかりの本が、替えたばかりのシーツが、枕が、ベッドマットが、ベットが~~!
一瞬目を離した隙に、おいしいお茶をどっぷり吸っておりますがな・・・。
しかも外は土砂降り。
・・・・jesterの心も土砂降りですわ。

→
水害にあう前の、昨日の戦利品。(まだ懲りずにどっさり買っちゃいました。)
ダレン・シャンの「Lord loss」とか、ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」とかとっても趣味のいい(爆)化け猫怪談にふさわしい品揃えで・・・・
(何回か通って買い漁ってるうちに、めぼしいものはほとんど買ってしまったので、だんだん選本が微妙になってきました・・・)
ええ、ええ、
泣きながら拭きましたよ、本も、ベッドも・・・・
ところで、昨日、
(あ~5月いっぱいでこの洋書アウトレットも終わっちゃうのよね~ 残念・・・)
と思って、お店の方に
「またいつかやらないのですか?」と聞いてみたら、
「まだ決定じゃないですけど、もう少しこのまま期間を延ばしてやるかもしれません」とのお返事でした
うれしいなったら

(これ以上、本を置く場所ないけど、)

うれしいなっと。