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ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

奥日光森のホテル のお・も・て・な・し♪ その2 お食事

2013-10-03 | 
奥日光森のホテルは食事もいいのです。

まず夜の食事の御品書きの一部。



味は上品で、どれも工夫があります。

手振れしててひどい画像ですが、メニューの画像を少し上げてみますと、








量は普通の温泉ホテルよりちょっと軽めです。

jesterは最近、胃が強くないので小食です。
もとは食いしん坊なので、たくさん出ると残さなくてはいけなくてつらいのですが、ここではそれほど残さなくても大丈夫。
とはいえ〆のごはんは食べられません。
とても美味しい炊き込みご飯が出てくるのに。

若い男性ならちょっと足りないかな?

でも品数は多くて、いろいろ出てくるので楽しめます。


それと、ここ、朝ごはんが美味しいです。

朝ごはんはビュフェ方式ですが、小鉢の数が半端なく、どれもとてもいいお味です。


ふりかけですらこれだけの種類が。しかもどれも工夫があります。



ついついとりすぎてこんなことに・・・
うぎゃあああああ自分が取ったのに、この画像意地汚さが出ててめちゃくちゃ恥ずかしい。



(ご飯にサンドイッチにソーセージに鮭に煮ものに・・・・ほんとになんなんでしょう、このチョイスは。)
(誰だよ「私は小食」っていったのは・・・
(小食というより、食べたいけど食べ過ぎるともたれるので食べられないという悲しい年ごろ)
(順番に見ていると、全部食べたくなるので、こんなことに・・・・)

恥ずかしい画像は忘れてくださいませ


しかし朝ごはんが美味しいというのはとても幸せなことなのでした♪











奥日光森のホテル のお・も・て・な・し♪ その1 部屋や温泉、施設など

2013-09-27 | 
さて、jesterの定宿、「奥日光森のホテル」のご紹介でございます。
今回も長らくお世話になりました。
こじんまりした、サービスの良いホテルです。



ロビーから玄関を見る。

玄関を入ると、普通に靴を脱ぐのですが、ここでなぜか「スリッパ」がない。
靴を脱がせるのにスリッパがないというのは、日本のホテルでは珍しいと思います。
多分寒くなると全館床暖房になるのだと思う。

その代り足袋みたいな靴下がアメニティにあって、これを履きます。

ちょっと不安な感じになるのですが、慣れると掃除が行き届いていて、スリッパがなくても不快ではありません。
あえてスリッパをなくしてるところが、ホテル側の「清潔度」への自信を示している感じ。
スリッパって誰が履いたかわからないし、かといってほかのホテルでよくある各自に配られる使い捨てスリッパは柔らかすぎて履きづらかったりします。

足袋みたいに先が分かれてる靴下なのはなぜかというと、浴衣にもあうようにかな?

後で書きますが、お風呂上りなどに草履をはいて出られるテラスがあるので、その時、草履をはいたときに裸足で履くことなく履けるように足袋型靴下にしてるのかな、と思います。

白なのでお持ち帰りしてスニーカーにも履けます。

浴衣は何種類かの色と柄から選びます。



山のホテルには良くありますが、暖炉があって、冷えてくる夜などはその周りのロッキングチェアで燃える火を眺めつつくつろげます。
この部屋にはグランドピアノもあって、弾くことができます。



チェックインの時はテーブルにて少しだけ甘いものの接待があります。
宿についてほっと一息。

それから手続きをします。



こじんまりした部屋はベットと、続きの和室。



和室の窓からいっぱいに緑が広がります。
温泉のでる小さなお風呂が各部屋についています。



食事はレストランですが、テーブルの間がゆったりしていて、ゆったりと食べられます。

ここはお食事がいいのですが、お食事の内容はまた次回書きますね。



部屋にもお風呂がありますが、大浴場もありあす。露天風呂。これは朝撮ったものだとおもいます。



室内の大浴場。



お湯は薄い黄緑がかった白濁湯で、とてもいいです。

夏の定宿は、「八ヶ岳高原ホテル」もよく行くのですが、八ヶ岳は温泉がないのです。

やっぱり温泉があるとうれしい♪



狭いけど家族用の風呂もあります。



ここで気に入っているのは中庭にある「ご神木広場」と呼ばれるテラスの一角。



大きな木を囲んでテラスがめぐらしてあり、そのところどころに籐のソファや、テーブルとイスがあり、そこでお風呂上りに本を読んだり、日記をつけたり、スケッチしたり、思い思いの時を過ごせます。



大きな籐のソファは寝転んでも大丈夫で、せせらぎの音、梢をわたる風、小鳥の鳴き声を聞きながら過ごす一時は癒しの時間。



夜に出てくればちょっと「ご神木」が邪魔ながら、星空も見られます。




また、ホテルの周りに遊歩道があり、湯湖の辺から湿原のほうまで歩いて行けます。

家族連れもいますが、あまり小さい子供はいない感じ。

落ち着いた雰囲気のホテルです。



続きます・・・





奥日光旅行 白根山 天空の足湯 ~ 奥日光森のホテルその1

2013-09-21 | 
奥日光の旅行記をちょっとまとめようと焦ってます。

(なぜ焦っているかって、それはこないだのハワイの旅行についても書き終わってないのに、次の旅行を企画しているから・・・といういつものパターン・・・)


白根山ロープウエイで2000mまで一気に上がったところに「天空の足湯」があります。



温度は熱め。

一回り山を歩いた後にここに戻ってきて浸かるのがお勧めです。

山歩きした足にじ~~んと染み渡ります。



ほんとにお勧めのスポット。タオルを用意していきましょう。

景色を見ながらの足湯は気持ちいい~~~~

けど結構混んでる。



あ?
こっちにすいてる足湯が!!!



誰も入ってないよ?
こっちにはいりなよ!

と家族Aに熱心に勧めたが、家族Aは嫌がった。



戌年なのに。

お願いだから足を入れてる写真1枚撮らせてといったのに、嫌がった。

乗りの悪い男である。(いろいろ学習してるらしい)



さて、今年も去年に引き続き、泊まったのは「奥日光森のホテル」でした。



ホテルの入り口の写真は、今年撮り忘れて去年のものでございます。

毎回このホテルには満足してます。

ホテルの詳しい内容は次回に・・・・




銀竜草@丸沼高原 白根山 

2013-09-04 | 
山を下りて下界に復帰しました。

そろそろ涼しくなってるかなと思いましたが、今年の夏はまだまだ暑いですね~

奇妙な形の花。
もののけ姫の「こだま」のようです。

丸沼高原の山を歩いていて、銀竜草を見つけました。

銀竜草は『森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない。』(ウィキより)

まだ背が低く、こどもの銀竜草です。



白根山ロープウエイで一気に2000mの高度まで上がります。
チケットを買うとき往復で1800円は高いかなと思いましたが、これだけの高度を上がれるなら納得です。
下りるときは半端なジェットコースターよりスリルがあります。



そこから白根山登山もできますが、ハイキングコースもいろいろあり、軽いアップダウンで気軽に歩けるコースもあります。
(でも足元はスニーカーよりトレッキングシューズがお勧めです)


留守の間にコメントをたくさんいただいてありがとうございました♪






旅先のスケッチのおすすめ。 歩く、描く、読む、温泉・・・ 奥日光の生活

2013-08-23 | 
奥日光でよく行くのは戦場ヶ原の辺です。

赤沼に車を止めて、せせらぎ沿いを入っていきます。



このせせらぎが大好きです。
静かで穏やかな流れ。
せせらぎ沿いを一人でゆっくり歩きます。

あまり人がいないのもいいです。

(あまりいなさすぎるのも怖いですが・・・・今年もクマが目撃されてるようですし・・・)



時折、気に入った場所でスケッチブックを広げて、スケッチ。

別にうまくかけなくてもいいのです。

ただひたすら描いているときは、五感が研ぎ澄まされて、さらさらと流れるせせらぎの音、森を渡る風が揺らす梢の葉の音、鳥の鳴き声、フィトンチッドいっぱいの森の大気などが記憶に刻み込まれます。

旅先で描いたスケッチブックを広げれば、写真よりビデオより、その場所のざわめきや大気の匂いなど雰囲気が戻ってきます。
ニューヨーク、パリ、フィレンツエ、ポンペイの遺跡、ロンドン、モルディブの砂浜、タイのお寺、バリの海辺、ニュージーランドの牧場、ハワイ、国内では京都やいろんな場所の海辺や山や・・・

気に入った場所で、座り込んで好きなだけスケッチ。

自由な旅ならではのお気楽さ。

その場所にいる何時間か、その場所の一部になってすべてをゆっくり味わえる感じです。
観光もお買い物もグルメも飽きるけど、スケッチだけは飽きません。


どのスケッチブックも、どのページも、旅先の空気とそこに存在した『私』を詰め込んだ、私だけの宝物です。




いつものスケッチ道具。

油絵の具は画材が持ち運びが重いので、最近はもっぱら固形の透明水彩をつかっております。


吹割の滝 &ペルセウス座流星群

2013-08-14 | 

滞在中の奥日光から、ちょっとドライブして群馬県の吹割の滝へ。

暗い林の中を坂道を下っていくと目の前がパッと開けて、奇妙な形の岩と、広い川、白糸のような滝が見え始めます。
滝というイメージは周りが閉じた感じがありますが、ここは風が吹き抜ける気持ちの良い場所。

30mの幅で壮大に広がる滝から立ち上るマイナスイオンですっきり。
訪ねてみる価値のある景観地です。

しかし滝の入り口付近で3分おきぐらいに拡声器で流される「白い線から中へ入るな」といううるさい(そしてお帰りには○○温泉へどうぞとCMも入る)アナウンスと、岩に直接書かれた馬鹿でかいバッテン印には興ざめ。

素晴らしい景観なのに、センスがないなあ・・・

面白い岩場と広く浅い川と段々の滝が続くので、特に夏には水遊びしたくなる場所です。
すごく気持ちよさそう。

でもたくさんの子供が遊べば中にはサンダルを流され、それを追った子供が滝に落ちる、とかありそうです。

なので事故が多いのだろうというのはわかるけど、もうちょっとやりようがあるでしょう・・・

例えば入山料をとってもライフガードを付けて見張るようにするとか・・・?

上手く開発すれば本当に「東洋のナイアガラ」になるような場所だけに残念です。




ところで、ペルセウス座流星群を見ようとおとといの夜中(13日の早朝)午前三時にトライ。

22時ごろにホテル前で空を確認したところ、天の川もくっきり見える満天の星で、すごい期待しておりました。
夜中の3時頃起きだして、明かりのない、上が開けてる場所を探して、湯の湖まで車で行きました。

でも悲しいことに、一面のうす雲・・・・

雲が晴れるまで頑張ろうと思いましたが、寒くてあえなく撤退。
(Tシャツ+長袖シャツ+ヨットパーカー+ウィンドブレイカー でも寒すぎでした。17度ぐらいだと思います)

今朝、もう一度トライしようと思ってましたが、目が覚めたら夜明けでした・・・

見られた方、いらっしゃいますか?

ヒルトン大阪 * 2013 春 大阪&京都

2013-04-26 | 


湯呑にうつる、静かな京都の光。



さて、今回の旅では泊まるだけ&粉もんだけ、の大阪でした。

泊まったのはヒルトン大阪です。
大阪での定宿はリッツ・カールトンですが、今回は予約が直前すぎていいお部屋が取れなかったのでヒルトンになりました。

ヒルトンはあまり好きではないのですが、ここは大阪駅の真ん前という足場のよさ。
リッツよりも便利です。

(旅行でホテル内の写真を結構撮りためているのですが、それをぼちぼち貼っていこうかなと思っているので、お付き合いください。どなたかの旅のご参考になったらと思います。)



ロビー近くの天井にはモビール(?)がきらきら。



1階のチェックインカウンターの様子。でも・・・



今回はエグゼクティブフロア宿泊だったので、チェックインは32階の専用ラウンジでゆったりと。



ここでフリーサービスのアフタヌーンティとか、夜のドリンクサービスが楽しめます。

シャンパンなど飲みつつのチェックイン。



部屋はエグゼクティブというほどは広くありません。
駅近なのでしかたないかな?

障子が窓にはまっていて、ちょっと和風なインテリアです。海外からのお客用なんですね。



ま、全体に清潔感があるのでいいでしょう。

ベッドの寝心地はとってもよかったです。
枕も○でした。



黒と白のインテリアのお風呂場も全体にコンパクト。

アメニティ類は普通です。メーカーはPeter Thomas Roth。
柑橘系のいい匂いです。


このホテル、インテリアからもわかるように外国からのお客が多いのです。ホテル内にいると各国語が飛び交って外国に来てるみたいでした。

でもって、だからか、バスタブが浅い

広さは十分なのでため湯で入ると足をゆっくり伸ばせますが、寝たようになって浸かっても浅いので肩とか腹とか・・・出っ張ってる体の一部が出てしまいます。

New Yorkのヒルトンもこんな感じで、寒いときため湯にゆっくりつかりたい日本人には不便かも。

大阪ヒルトンはNYのよりはちょっと深いけど、でもやっぱりため湯でゆっくりつかるには浅い。

「どこに行ってもアメリカと同じサービス!」が売りだけあって、外人向け(アメリカ人向け)のホテルなんですね、ヒルトンは。



ドア付近からティーサービスとテレビ、デスク方面を見た感じ。




朝は、エグゼクティブラウンジの朝食or2Fでのビュッフェがついていましたが、のんびりしたかったのでルームサービスを頼みました。

前日の粉もん食べ過ぎで、さすがに胃が疲れてましたので、中華粥コースをお願いしました。
(前の夜の2時までにドアノブにオーダーをつるして寝ます)

これがかなり美味しかった

まずお粥がよくだしが効いてて美味しいお粥でした。

ちょっとしたディムサムと、ゆで野菜、油條(揚げパン)、漬物、ジャスミンティなどがついています。

のんびりとリラックスして食べられて、Goodでした。お勧めです。





帰りの新幹線はグリーン車に乗ったのですが、時間的にもすいている時間だったので、立ってみると・・・



だ~~れもいなくて、ほとんど1車両貸切でした。
・・・ちょっとさみしい。

なので落語などをipodで聞いて、大笑いしてました。

時々通る車掌さんからみたら、なんかずっと一人で笑いこけてて、かなり怖い人だと思ったでしょう。

今回の旅のお供は、立川志の輔の「はんどたおる」と「緑の窓口」「死神」「しじみ売り」などなど。

志の輔は声に志ん朝ほどの色気こそないけど、何とも言えない味があって、切れが良くて上手です。

特に「はんどたおる」お聞きになったことのない方はぜひぜひ聞いてみてください!!
爆笑の連続で、ほんとに傑作です!

志の輔らくごのごらく(1)「はんどたおる」「死神」志の輔らくごのごらく(1)「はんどたおる」「死神」


これもお勧め。人情ものの「しじみ売り」泣けます。

志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31


        



さて、最近、怒涛の更新(あくまで当社比)をしてましたが、と申しますのもなんとか次の旅に出る前に、今回の「京都大阪2013春」を終わらせたかったのでございます。


というわけで、これから、再び、ちょっこし旅に出てきます
といっても10日ほどですが・・・・


旅先から更新できるといいなと思ってますが、・・・どうなりますことか。


さて、行ってきます♪










京都でお茶を点てる * お抹茶をいただく * 清水から東山三条へ * 2013春京都

2013-04-25 | 
jesterの茶道人生は高校生の頃始まりました。
表千家でお茶をやっていた母に連れられて、習い始めました。

優雅な完成された動き、静かなお茶室での心落ち着くひと時。

単にお茶を飲む、というだけでなく、人が生きていくうえでのすべてを芸術にしてしまった奥深さ。

素朴なものの中に美しさを見つけ、職人芸の中に至福の芸術を見出し、自分の動きすら無駄なく切り詰めて、緊張の中で点てるお茶の癒し。

すっかり魅了されました・・・・ 

心は・・・・

でも体が!!!!!

お茶人たろうとするjesterを拒否するのでございます!!!


        

酷く足がしびれちゃう体質だったんです・・・・

そのうち慣れる、と言われて頑張りましたが、いつも最後は立てなくなり、ハイハイで退場して隣の部屋で休ませてもらったり、情けないことに。

数回通ううちに大学受験時期になり、おけいこをお休みして、受かったら復活しようと思いつつ、学生生活が忙しくてそれもできず・・・
そのうち実家で母がお弟子さんをとって教えるようになっていたのに、私は就職して家を出てしまい、結局時々覗くぐらいで、その意思も立ち消えになっていました。

それでも「お茶の心」は忘れがたく、いつかちゃんとやりたいと思いつつ、年を重ねてしまいました。


とはいえずっとお抹茶は自分で点てて飲んでいました。

時とともに細かい所作は忘れてしまって、かなりいい加減ですが・・・

海外にいたときに外人の友達が来ると、「私は少しだけ習っただけなのよ」と断りをしてから、お茶を点ててみると

「Oh~~~ Beautifull!」

とまあ、これが好評で、次第に噂になり、それを聞いてお茶を飲みにうちに来たいといって「友達の友達」とかが来るようになり、調子に乗って和菓子風なお菓子も作ってもてなしたりしてました。

特に私の交友関係ではフランス人がすごく「お抹茶」が好きで、友達の友達の友達ぐらいまでがぞろぞろといらっしゃったりして、
「この抹茶パウダーはどこで買えるのか。この国では買えないなら、少し譲ってくれ。」
という人まで出る始末。

ところがあるときあるパーティの席で、日本領事館の奥様から
「jesterさん、外国の方にお茶の御点前をなさってるんですってね」といわれて愕然。

「いえいえ、お抹茶をお出ししてはいますが、心得もなく、お点前なんてものじゃないのです~~」
と冷や汗。

(領事館の方はおもてなしやら日本文化交流が本職ですから、きっちり茶道を極めてる方が多いのだと思います

日本人には絶対ばれないようにこっそりやっていたのに…

・・・というわけでわたくしの「なんちゃってお茶会」は自粛の一途をたどったのでした。

しかしその時より、再度一層強く「またお茶をちゃんとやりたいな~」という野望を持ちつつ帰国しました。


でもね~~やっぱりひどく足がしびれるの・・・以前よりひどく、正座イスとか使っても、しびれちゃうの・・・!!です・・・・


さて、大阪の粉もん食い倒れの夜を経て、次の朝、またいそいそと京都に向かいました。

清水のお茶わん坂を冷やかして、春っぽいお抹茶茶わんが欲しいな~と思いまして。



お茶わん坂は清水寺に行く参道の一つですが、メインの三年坂周辺から一本横の道なので、比較的観光客も少なく、お茶わん屋さんがたくさんあります。



途中で食べた湯葉そば。
味は「観光地仕様」で今一つでした。



このお店、なぜか庭でコンサートをやっていて、着物を着たひとが演奏しているのですが、日本の曲じゃない曲なども多くて、「ちょっと違うかも」という感じでした。



修学旅行客も多くて、清水寺までつくと大混雑。

観光地に来て「観光客が多い!」と嘆いても仕方ないけれど、ちょっと疲れる…

道の端には「タイムサービス お抹茶お点前200円」とか書いたのぼりもあります。

きっとミキサーとかでいれてるんだろうなあ・・・・
美味しいわけないよなあ・・・・

    

・・・・そだ。どこか美味しいお抹茶点ててくれるところに行きたい!

東京でも六義園とかお抹茶を点てて飲ませてくれるお茶屋があるところはありますが、本場京都ならきっとちゃんとしたお茶室でお茶がいただけるところがあるはず!

というわけで、清水さんの参道に人にもまれて佇みつつ速攻しらべたところ、見つけました♪

それですぐに予約して訪れたのが東山三条にある



お抹茶処「木の花」さんです。
古川町商店街の中にあり、降り始めた雨の中でちょっと迷子になりながらたどり着きました。



2畳のお茶室が二部屋。

ここで点てていただいたお茶をいただいたり、全くの初心者でも簡単に教わりながら自分で点ててみたりすることができます。



中はお茶室ですから明かりを暗くしてありますが、ちゃんと床の間もあります。



まずは梅酒のような味の「梅湯」(?)がでて一息つきます。


jesterは教わりながら自分でお茶を点てて飲んでから、改めてお茶を点てていただくというコースを選択。

ただ点て方を教わるだけでなく、どうしてここに棗を置くのか、どうしてこちらからお茶わんを持つのか、簡略式ながらも詳しく教えていただきながら、お茶を点てます。

静かなひと時・・・・と言いたいところですが、商店街の中なので、商店街の放送が聞こえ、なぜか「水戸黄門のテーマ」が・・・・

しかしそんな中でもひたすら茶筅を動かしているうちに、心が静まってまいります。

(お茶を点てたりしている間は写真を撮ることも忘れて集中しておりました)

1時間半ほどの短い時間の中ながら、自分が今までやっていた「なんちゃってお点前」はいったいなんだったのだろうと思うほど、根本的な「お茶の心」から教えていただけます。

しかも教わって同じにやっているつもりのに、自分の点てたお茶と、ご亭主が点てたお茶は味わいが違うのでした。



お茶を点ててくださったご亭主は木村さん。

流派は武者小路千家。(う・・・かっこいい・・・)

お茶についての歴史&薀蓄についても詳しく教えてくださいます。

しかもいただいたお菓子も手作りだそうです。こだわりがすごいなあ~~

練きりの「春風」をいただきましたが、かわいらしい色と形で絶品でした。

すべてに心のこもったしつらえと付っきりでのおもてなし。
しかも茶室を貸切で過ごしたのに、とてもリーズナブルな値段設定です。

多分このお店はそのうちすごく有名になるのでは?

そうなるといいな。

詳しくは、木の花さんのサイトをご覧ください。

(画像は木村さんの御許可を得て撮影掲載しております。無許可で転載はなさらないでください。それと、文責はすべてjesterにございます。)


ぽつぽつと雨の落ちてきた、底冷えのする京都の町を、満ち足りた気持ちで帰路についたわたくしでございました。

美味しいお抹茶をいただきに、またぜひ「木の花」さんに行こうと思ってます。

というか、京都に住んで、武者小路流を習いたいな~~ 
(新たな野望がまた一つ!!)


ちなみに、「正座イス」をお借りしましたが、やっぱり・・・しびれた!!!









食い倒れ@大阪 * タコ焼き うどん お好み焼き 大判焼き・・・ お~い、私の胃(涙

2013-04-24 | 



後ろ髪をひかれつつ京都から大阪へ。
めざすは道頓堀です。




まずは「18番」のタコ焼き。
外側がカリカリしてて、中はアツアツで美味しいです♪



ビルの横の通路に置かれたしゃびいなベンチに腰かけて、はふはふと食べます。



そのあともう一つタコ焼きやの「赤鬼」に行ったけど、6時で閉店でぎりぎりアウトでした




なのでうどんの「今井」に。
道頓堀の喧騒の中で店内は別世界のような静かさです。



美味しいおだしと肉厚の油揚げの「きつねうどん」。
美味しかったです♪
七味が山椒を大目に配合して作っているということでとてもおいしい。たっぷりかけました。

しばらくすると隣の二人連れのおじさんが、大きなくしゃみ。

それを聞いた反対隣りに座っていたおばさんが、私のほうを見ながら
「なあ、まったく、食べてる時に、くしゃみなんて、失礼やわ~~ なあ!!」と大きな声でいわはりました。

「は、はあ・・・」と答えつつうつむくと、私もたっぷりかけた山椒七味の刺激で、くしゃみが出そうに。

やばい・・・ここでくしゃみをしたら、おばさんに怒られる!!

・・・必死で鼻をつまんで我慢しました!!

(聞こえてたのか聞こえてなかったのか、おじさんたちはその後も盛大にくしゃみをして、おばさんは思いっきりため息ついたり睨んだりしておられました)


食べ終わった後薬を飲もうとしていたら、店員さんがさっと



お水。
サービスも心地よかったです。山椒七味が美味しかったので、自分土産に買いました。


食べ終わって、かなり満腹です。



道頓堀を少し歩いてから、心斎橋の繁華街を歩いていたら、騒音と人いきれと「気」の合わなさに、なんか気持ち悪くなり・・・・


地下鉄で梅田にでて待ち合わせしていた知人と会い、高架下のお好み焼き屋「キジ」へ。ふう。



目の前でつくられるモダン焼きは迫力満点。



そして豚玉。
写真を撮っていたら、店員さんに「僕がハイ!って言ったら撮ってくださいね~」と言われました。
カメラを構えて待っていたけど、どれも動きが素早すぎてピントが合わず。

いえ、じっとしてるもんでもピントが合ってないですが・・・



胃が弱いんじゃなかったの?
だいじょうぶなん、自分・・・・

そのうえ仕上げに



大判焼き、80円、安い! 持つとあったかい! 



お月様を見ながらストリートミュージシャンを冷やかしつつ、




ホテルにたどり着き、お茶を入れて大判焼きを食べました。


粉もんパレードの幸せな食い倒れ大阪の夜でした。











京都 仁和寺の jester (道化師)   春 2013

2013-04-23 | 


昨日「次の瞬間仁和寺に・・・」と書きましたが、もちろん京都タワーから40分近くバスに乗らないと仁和寺にはつきません。

うろうろとバス乗り場を探し、これでいいのか?と首をひねりつつ乗り込む。
こういう風の向くまま、気の向くままの旅が好きです。

仁和寺には何回か来ています。

JR東海の「そうだ、京都行こう」というCMで「仁和寺の御室桜」を、それは美しくとったCMがありました。

このCMで徒然草の「仁和寺の法師」のことを言ってたのをおぼえてます。

「仁和(にんわ)寺に、ある法師(ほふし)、年寄るまで、石清水を拝(をが)まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩(かち)よりまうでけり。」
というやつ。

夜の底にぼうっと光る御室桜をなめるようにカメラが上を向くと観音堂が見える・・・という感じでした。
もう一度見たいなとYou tubeで探してみましたが、見つからず。

代わりに見つけたのは川端康成の「古都」をつかったCMでの仁和寺。

「御室の桜も一目見たら春の義理が済んだようなもんや」

そんな一節がありました。


そうだ 京都、行こう JR東海CM 2010春 仁和寺編




このCMのシリーズはどれを見ても「う~~ん 京都行きたい」と思わせます。



というわけで二王門のこの人の前に、しばしたたずむ。

「金剛力士さん、また会いに来ましたよ~」




「仏さんの住むところ」というほどの意味だという書。
仁和寺御殿の入り口にかかっています。




その横にひっそりかかっているのが、世界遺産に認定された証明書。ちょっとぼけ気味の画像ですみませぬ。




板戸の絵。




こんな裏のほうの苔むした石段が大好きです。
その奥の朽ちた門を開けたら、どんな世界に通じるのでしょう?




仁和寺は御室流華道の家元。
豪華なお花がお出迎えしてくれます。




少し残った枝垂桜越しに五重塔を見る。




各層の屋根の大きさがほぼ同じで、これは江戸期の特徴だそうです。




金堂は寛永年間に再興されたときに京都御所から移動されたもの。
この辺から人が減っていきます。




経蔵のほうまで来るとほとんど人影もなく・・・・

石段に腰かけて一息つく。

鳥のさえずりと、梢を渡る風の音だけが聞こえます。

仁和寺のような「気」のいい場所でぼ~~っとするのが大得意なjesterです。

ふと気が付くと夕方になっていました。


何時間いたんだろう・・・・?

寒いし。



仁和寺から京都駅へのバスは30分に一本。
そろそろ大阪に行かないと、粉もん、食べ損ねる・・・・

というわけで、そろそろバス停へ。

夕方の「粉もん食べ歩き」に突入すべく、大阪行きの電車に乗りました。


「春の義理」を済ませに、またいつか仁和寺の御室桜に会いにこなくては、と心に刻みつつ。






なぜか、京都。 なぜか、仁和寺。

2013-04-22 | 


週末、なぜか京都にいました・・・・

自分でも3分前まで京都にいることになるとは思いもせずに・・・

京都タワーの前で、バスを待っていました・・・


先週の金曜日、夜の8時に大阪で人と待ち合わせをしていました。

ちょっと早めに大阪に行き、粉もんでも食べ歩こうかと、お昼前の新幹線に乗りました。

でも、粉もん食べるだけじゃ8時まで時間はつぶせないし、USJに行く気もビリケンさんのかかとを撫でてくる気もなく、いったい8時間何して過ごそうか考えつつ、名古屋を過ぎ、
「あと5分で京都に到着です、お降りの方はご準備ください」
というアナウンスを聞いて窓から外を見ると、山にはまだ桜が咲いていました。

そっか。まだ山じゃ桜が咲いてるんだ。
じゃ、仁和寺の御室桜も?

新幹線は京都駅に近づき減速を始め、ホームが見えました。

「そだ、京都だ!! 降りちゃえ!!!」

思い立って、荷物と脱いでいたコートをひっつかみ、扉が閉まるぎりぎりでホームに降りました♪

京都大好きなんです!


というわけで、次の瞬間には仁和寺のお庭をぼおっと眺めていました。



こごえながら・・・・・
(仁和寺御殿を拝観するとき、靴を脱ぐので、足元からしんしんと寒さが上ってくるのでした)


週末東京も寒かったらしいけど、関西も寒かったです!

出かけるときに
「今日からは真冬のようなお天気でしょう」という予報を聞き、薄いダウンを着ていこうかなと思ったのですが、
4月も中旬過ぎてダウンもなあ・・・・
ダウン来てる人、ほかにいないよなあ・・・
季節を大切にする日本だしなあ・・・・
なにあのひと、くすくすという視線が怖いしなあ・・・・

とやめて、スプリングコートでいったのです。

しにました・・・・

しかも京都にはダウンを着た人がたくさんいました

台湾や香港からの旅行客。ヨーロッパからの旅行客。

みんなダウン!!!

うらやましい~

も~~ 人がなんと言おうと自分の好きな服を着ると、新年の誓いを立てたのに!(爆

やはり初志貫徹でダウンを着てくるべきだったと深く反省する旅でした。



仁和寺の御室桜はとっくに散ってました。普通の桜よりずっと咲くのが遅い御室桜。
以前に行ったときは、早すぎてまったく咲いてませんでした。
どうも縁がない。

またおいで、ということなんでしょうか。


というわけで、少々風邪気味の週明けになりました。

(さすがに日曜日の夜の冷たい雨の東京には、ダウンを着ている日本人もたくさんいました)



私は私はあなたから~ 旅立ち~ます~~♪ 残暑!

2012-09-11 | 
8時ちょうどの~~
あずさ2号で~    


狩人の「あずさ2号」ってすっかり懐メロですね。
知らない人もいるかもです。

この曲が2~3日ずっとjesterの頭でぐるぐる渦巻いてます。

というのは本日、11時ちょうどのあずさ13号で~、私は私は東京のくそじめじめ残暑から、旅立ってしまう~のでした。(爆

(だって今朝も5時に起床したのに、気温26・3度、湿度72%、予想最高気温33度・・・・ってこれ、9月の気温ですか? 東京は亜熱帯ですか??? 体がもた~~ん!)



八ヶ岳にはお気に入りのホテルがあり、この数十年、毎年のように避暑に行っていたのですが、いつも車で行っていて、「特急あずさ」に乗るのは初めて!

「新宿駅で駅弁買わなくちゃ!」
「切符ゲットよし!小淵沢での小海線への乗り換え、ちゃんとチェックして!」

などと、国内旅行で鉄道での旅はあまりしないので、・・・テンションあがってます。


(ということはうちの 運転手 家族Aが同行しない旅です。
昨日ドイツから帰国した、時差ぼけの家族Bとダンボーと一緒に行ってきます


興奮して、鉄道の旅でも楽なように軽い操作性の良いスーツケースを買い込み、余波で新宿のモンベルで、「そろそろ・・・かな?」とか伊勢谷友介のCMの真似をしながら(?)
おニューのトレッキングシューズもかわゆい鶯色のゴアテックスのレインウエアもゲットしてしまったし。

(山用のストックも新しくしたかったけど、これはこらえました。)

(最近高原の丘のお散歩に凝ってます。イギリスのフットパスのような、あくまでお散歩が基本。山歩きとは言いません。希望高低差100m以内。

(しかし雨は降らない天気予報だし、雨降ったら絶対歩かないし、トレッキングシューズが必要なほどの山道は行かないだろうけど。・・・気分です




しかし・・・

夏の初めの香港旅行記もまだ書き始め。

夏の盛りの奥日光旅行記なんか書き始めてすらないし。

実はそのあと、こっそり山中湖にも行ってたし。


なのに、本日より八ヶ岳に旅立ち・・・


今まで旅行の記録はあまりブログにアップしてなかったのですが。
(あまりにプライベートな事柄だし、結構、頻繁に旅行してるので、書ききれないし・・・)


ちょっとした心境の変化で、今年はプライベート旅行の猥雑さをも顧みずに、情報の記録としてアップしていこうかなと思っているので、帰ってきたら、いつものごとく亀の速度ですが、旅の様子をアップしたいな~と思っておりまする。

(と、いらぬ宣言して、ちょっと宿題が山ほどたまった小学生の気分で~~す。)


もうちょっと東京が涼しくなってきた頃、帰ってきますね♪