何時も拝見している北海道の OM さんのブログに WSJT-X の設定についての記載があり、その内容に基づき変更してみると、デフォルトの状態で使用するよりも使い勝手が良くなったのでこのブログからもお知らせします。
皆さんはご存じで、当局が知らなかっただけかもしれません。Hi.
上図は WSJT-X v1.8.0-rc2 の設定画面 (General) です。デフォルト (チェック無し) になっていて、今回チェックを入れて変更した箇所(赤枠部分)です。英文を読まずにいて、デフォルト (チェック無) のままでもそれなりに動作するのでそのままにしていました。
チェックを入れることにより以下のように変わります。
① Double-click on call sets Tx enable
左側画面 (BandActivity) 上で目的局をダブルクリックすると、
右側画面 (Rx Frequency) 上に表示されると同時に送信状態に移行します。(Enable TX が赤点)
従来は目的局を ① ダブルクリック、その後 ② " Enable TX " をクリックしていました。(目的局をコールするため、2回クリック)
② Disable TX after sending 73
こちらから " 73 " (Final) を送信すると、自動的に ”Enable TX" が元に戻ります。(送信不可に戻ります)
従来は "Halt TX" をクリックして送信を止めていましたが、自動的に "73" 送信後、送信不可に戻ります。
③ Show DXCC entity and worked before status
上図では ”✔” を入れていませんが、”✔” を入れると、
左側画面上 (BandActivity) 欄で ”CQ" を受信したとき、
未QSO局は「薄紫色」、未交信エンティティーは「紫」、既QSOは「緑」で表示され、
併せてエンティティー名も表示され、便利になります。