JA5DBE の Coffee Break

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新スプリアス規格への対応に関する手続を開始

2017年02月01日 | 電子申請

 平成 17年 12月 1日以前に製造された (旧) スプリアス規格の無線機器を平成 34年 12月 1日以降も継続して使用する場合には、総合通信局に届出書の提出が必要になっていることは周知のとおりですが、当局にも該当する古い無線機が 2台あります。
 この 2台は U/V 用のトランシーバーで、いずれも十分使えるので申請手続きを行いました。

 1台目は アイコムの IC-S7D (U/Vハンディー機)です。
 IC-S7D は JARD の保証認定が必要で JARD の HP から必要な様式(Excel版 (PDF版)、いずれも2種類)をダウンロードして作成。JARD には郵送でも E-Mail、Webからでも送付できますが、手数料は口座振り込みとなっています。

 2台目も同じくアイコムの IC-280 (U/V 車載機) です。
 こちらは JARD の「スプリアス確認保証可能機器リスト」に掲載されて無く、アイコム に問い合わせてみたところ (新) スプリアス基準に適合している旨、総務省へ届済みになっていることが判明しました。
 アイコムが(新)スプリアス基準に適合していることを届け出済みなので、JARD の保障は不要ですが、免許人が「スプリアス発射及び不要発射の強度確認届出書」を直接総合通信局へ提出しなければなりません。

 届出書の様式は こちら (Word版) にあります。この Word 版の様式がかなり曲者で、様式を印刷して手書きで仕上げるのであれば何も問題ありませんが、Word 上で直接編集しようとすると、文字の挿入・削除の都度、赤字で表示されると共に、その都度「挿入 (削除) を反映」の操作を行う必要があって、この操作に閉口してしまいます。

 

 図のように挿入した文字は 赤い字 表示になるので、確定して通常の文字表示(黒)にするため、毎回「挿入(削除)を反映」の操作が必要になります。

 (新)スプリアス基準で技適を取得している無線機については何の手続きも要りませんが、(旧) 機種によっては JARD の保証は不要だけれど、総合通信局に届を出していないと NG になる機種もあるので、保証認定リストに掲載されてない場合、JARD あるいは メーカーへ確認してみる必要があります。

 ただし、本当に古い 無線機は保証認定リストに掲載されていません。Hi.

 

 

 

コメント (2)
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