タワー系整備作業がが昨日のスチールワイヤーのグリスアップで一段落ついたので今日から WARC バンド用アンテナ (MBX32) の組み立てを始めました。
取扱い説明書を読んでみると CD 社の取説と比べれば判り易さに少し難があるような気がしますが、充分に説明が記載してあるので組立に際して困るようなことはありませんでした。
次に気が付いた点は、エレメント用の各パイプはタッピングビスで全て固定するようになっていて、エレメント長は調整不要になっています。
SWRのカーブがどのようになるか気になるところですが、各バンド幅は 10MHz 帯 (50kHz)、18MHz、24MHz (100kHz) と広くないのでエレメントは固定長で調整不要のようです。
組立作業にかかる前に部品が揃っているか一通りチェックしますが、エレメント固定用のビス (6角ボルト式、+ネジ式 2種) の説明が判りにくく、数量が不足している?かと思いましたが、どいう訳か2つの袋に分けてあっただけで数は揃っていました。
先ずは各パイプを接続する前に導電グリスを内側になるパイプに塗り、外側のパイプへ差し込みます。トラップコイルはトップ側・ブーム側がありますので、間違わないようパイプに貼ってあるシールを確認して差し込みます。
各パイプの固定にはタッピングビスを使用しているので、この穴の部分にも導電グリスを塗布します。
タッピングビスをしっかりとねじ込みます。
取扱い説明書ではタッピングビスを自己融着テープを巻いて保護するよう指定してあるので、自己融着テープを巻き、その上にビニールテープを巻いてさらに補強して仕上げます。
エレメントの径が大きいこととエレメント片側 1 本当たりパイプ 4 本+トラップコイル 1 本で 4 本なので、テーピング箇所は 4 カ所× 2(左・右)× 2 エレメント、さらに位相給電用のパイプ 2 ヵ所 × 2 本、計 20 カ所となるので、自己融着テープも丸々 1 本使い切ってしまいました。
各エレメントやブームそれぞれ完成したので次はアンテナマストへブームを固定し、アンテナエレメントの取り付けと給電ケーブル (8D2V) の引き回し作業になりますが、MB32X はコンパクトなアンテナなので、室内で各エレメントの組み立てを行うことができました。
14MHz や 21MHz のバンド幅と異なり、それぞれのバンド幅が 50kHz (10MHz) ~ 100kHz (18,24MHz) なのでバンドの中間値固定で十分カバーできるんですね。(バンドプランの資料を見て納得しました。)
18MHz、24MHzのバンド幅の認識が無かったので少しピンと外れな記事のになってしまいました。Hi.
高さ 24m位 714xxの上2.5m
10.100-1.16
10.108-1.08
10.150-1.65
18.068-1.05
18.080-1.01
18.168-1.51
24-バンド内 1.30-1.31平坦