サトー電気に注文していたマイクコネクタ、接点復活剤、10k VR および ローカル局から譲ってもらった PTT-MIC 等、最終的に必要なパーツ類も揃い、IC-20 のレストアも最終段階になりました。
PTT-MIC は、業務用無線機で使っていたお古です。マイクコネクタに半田付けし、PTT-SW の操作で送受信もうまく切り替わります。
接触不良を起こしていた スケルチ VR は、取り換えることもなく” 接点復活剤一吹き " で正常になり、10k VR は不要になりました。
ANT コネクタにダミロードを接続し、145.32MHz ( CH 25 ) で送信すると、きれいに変調が掛かっています。( IC-705 でモニター )
一方、IC-705から 145.32MHz で送信すると、IC-20 で正常に受信でき、スケルチの具合も全く異常ありません。
【 レストア前 】
【 レストア後 】
上の写真が IC-20 レストア後の写真です。マイクは、前記のとおり純正ではありませんが機能的には問題無く使えています。
水晶発振子の実装 Chは 12ch (144.36、144.40、144.48、144.60、145.00、145.28、145.32MHz ) で何れも送受信 OK です。
ただ、Ch 表示パネルの印字は、"1" ~ "12" ではなく、1、2、4、7、10、12、17、25、A、B、C、D と印字されており、本来の表示 Ch とは異なっており、少し気になりますが、つまみ類はオリジナルの当時の写真と変わりありませんので気にしないこととします。
シャックでは、下の写真のように IC-2720 コントロールパネルの下に収まっています。
JARL会費は払い続けていますが2、3年停波中です。
スプリアス保障とか面倒くさそうですね。
(旧)スプリアス基準 による無線機の場合は、再免許申請前に JARD によるスプリアス確認保証を受けなければなりませんが、2,600円/台 の経費が掛かるものの手続きは難しくありません。
JARD に保証依頼を行えば、JARD が四国総通へ必要手続きを行うので、KWIさんは今まで通りの再免手続きで OK です。
慌てて電子申請をしましたが変更なしなので数分で完了しましたがスプリアス保障の項目はありませんでした。
審査で何か言ってくるのでしょうかね。
またご指導願います。
本来の期限通りであれば、再免許された新免許の有効期限は、今年の 11月 30日迄となりますが、前記の理由で、(旧)スプリアス規格の無線機による再免許申請でも (新) 免許の有効期限は、当分の間 (5年間 ? ) となります。
よって、再免許申請された現用の送信機が(旧)スプリアス規格で、JARD等による「 (新) スプリアス基準」適合の保証を受けて居なくても、問題無く、新しい免許状の有効期限は、5年後になっていると思われます。ご安心ください。
但し、「当分の間」となっている猶予期間が何らかの理由で改正されると、次の再免許 (更に5年後) の際は、どうなるか現時点では不明です。Hi.