2013年に作った IC-7700 用 PC インタフェース のサウンドカード出力調整ボリュームが前々から接触不良を起こしており、接点復活剤でごまかしながら使っていましたが、出力断を起こすようになってきたので取り替えました。
サウンドカード入力調整ボリュームは、ほとんど定位置から動かさないので全く異常はありませんが、出力調整ボリュームは送信出力をコントロールする際に常に回していたので、ダメになってしまったようです。また、使用していたボリュームは秋葉原でまとめて仕入れた安価なものなので耐久性に問題があったのかもしれません。
そこで今回は丁度手持ちにあった通信機用ボリューム (10kΩ (B) 写真 (左) )を使うことにしました。ちなみに およそ 4年で不良になったボリュームは写真 (右) です。実装状態は下の写真のとおりですが、サイズが大きくなったので、軸穴の拡大等ケースの加工も必要でした。
2013年作成時と比べると、ケース右側のメッセージキーヤー基板を外し、空いた部分にサウンドカード出力系のインタフェースを追加し現在に至っています。
作った当時は CW/RTTY/SSB を中心に運用し、ディジタル系( PSK31、SSTV ) は一休みしていたので、ケース内スペースの制約から送信系のインタフェースは入れずにメッセージキーヤ基板を組み込んでいましたが、 PSK31 を再開したくて 2015年 9月にメッセージキーヤ基板を撤去、サウンドカード出力系インタフェースを追加 してディジタル系の運用が可能になりました。