地元のとあるブログに無線 LAN の WEP / WPA キー情報を表示してくれるフリーソフトの記事が掲載されていた。記事はキー情報を忘れてしまったときに便利というような内容である。
「 WEP の暗号化の元になるをキー情報を表示する」とあるが、本当に簡単に表示してくれるのか興味があり、ダウンロードして動作させてみると、SSID名に続けて、暗号化キー情報をいとも簡単に表示した!。
PC 内には、暗号化の設定情報がある。これを探して表示しているとすれば、「このデータが意図的にリークされると自宅の LAN上の情報が丸見えになってしまう」 と気が付いた。
よく見ると、このソフトの表示設定には、「通常のリスト表示」の他、「HTML表示」(ブラウザに表示してくれる)の機能まで付いている。
「これは危ない!!」、ここまできて、直ちにプログラムを削除するとともにセキュリティチェックを行い、現行の SSID 名、および、暗号化キーを全く別のものに変更した。
WEPによる暗号化はさほど強力ではない。それでも暗号化情報が外部に漏れるということは、気分の良いものではない。面白半分でインストールしたソフトのために、3 台の PC と無線 LAN (親機) の設定変更を行うこととなり、1 時間ほど無駄な時間を費やしてしまった。