千葉大学教授新藤宗幸氏の「司法官僚」という本を読みました。
裁判官ネットや伊東さんの論文にたひたび触れているので好感を持ったことも事実ですが,身びいきを差し引いてもなかなかの好著と思いました。
われわれ裁判所関係に関係した者から見ても,資料分析がなかなか鋭く正確で,違和感のあるところがありませんでした。
なによりも,われわれがこれまで議論してきた,裁判官会議の復権,司法行政の分権化,裁判官ポストの公簿,報酬段階の簡素化,司法行政情報の開示制度の確立などが提案されているのは,非常に心強い限りです。
今後の裁判所改革を考えるうえで,必読文献と思い推薦します。
たまには本を読む「花」
裁判官ネットや伊東さんの論文にたひたび触れているので好感を持ったことも事実ですが,身びいきを差し引いてもなかなかの好著と思いました。
われわれ裁判所関係に関係した者から見ても,資料分析がなかなか鋭く正確で,違和感のあるところがありませんでした。
なによりも,われわれがこれまで議論してきた,裁判官会議の復権,司法行政の分権化,裁判官ポストの公簿,報酬段階の簡素化,司法行政情報の開示制度の確立などが提案されているのは,非常に心強い限りです。
今後の裁判所改革を考えるうえで,必読文献と思い推薦します。
たまには本を読む「花」