先住民族関連ニュース

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今年で10周年を迎える北海道「飛生芸術祭」&「TOBIU CAMP 2018」開催決定!

2018-02-22 | アイヌ民族関連
okmusic.jp2018年02月21日 12:00

9月8日(土)・9日(日)に北海道 飛生アートコミュニティーにて「TOBIU CAMP 2018」の開催が決定しました。
「TOBIU CAMP」は9月8日(土)〜16日(日)の間に開催される、「飛生芸術祭」のオープニングイベントとして行われるキャンプフェス。10周年を迎える今年も、”ここでしかできない”アートや⾳楽、ダンスパフォーマンス、演劇など多様な表現が⼀昼夜通して行われます。
昨年に続き美術家の奈良美智氏の滞在制作と作品発表やアイヌ民族博物館との企画連携、飛生の土地以外のエリア(商店街)を活用したプログラムなどが企画されています。また、去年初演した指輪ホテルによる演劇作品の滞在制作・上演も。さらに、影絵師/音楽家の川村亘平斎氏など、約60組以上のアーティストが参加予定です。
昨年の様子はこちら。
飛生芸術祭 2018 「僕らは同じ夢をみるー」
2018年9月8日(土)〜16日(日)
会場:北海道 飛生アートコミュニティー(旧校舎と周囲の森)
TOBIU CAMP 2018 「森と人との百物語ー」
2018年9月8日(土)・9日(日)
会場:北海道 飛生アートコミュニティー(旧校舎と周囲の森)
<関連リンク>TOBIU CAMP 2018
https://okmusic.jp/news/247317/

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「ゴールデンカムイ」とアイヌ民具

2018-02-22 | アイヌ民族関連
日高報知新聞2018.02.21

【平取】「ゴールデンカムイとアイヌ民具の世界」特別展が二風谷アイヌ文化博物館伝承サロンで開かれ、会場にはデジタル原画13枚と作品に描かれたアイヌ民具約30点を展示している。25日まで。
 「ゴールデンカムイ」(集英社)は明治後期の北海道を舞台にアイヌ民族の少女が活躍する人気マンガ。  作者の野田サトルさんは北広島市出身。野田さんはアイヌ民族の言葉や生活用具を描くため、北海道アイヌ協会やゆかりの関係者に何度も取材し、会場の二風谷アイヌ文化博物館にも足を運んでいる。
 マンガを通して、沙流川流域の自然とアイヌ民族の歴史や文化を感じて平取町の魅力を再確認して欲しいと、町民有志の実行委員会が企画した。
 漫画のヒロインが愛用していた女性用の小刀「メノコマキリ」やシカ革の靴「ユクケレ」などの実物と、それらを携えた登場人物の原画を配置することで、漫画に描かれたアイヌの世界を身近に知ることができるよう工夫を凝らした。主要登場人物の等身大パネル3体も設置し、アイヌ民族の伝統衣装を着て記念撮影もできる。
 同館では「人気マンガを通した夢とロマンに満ちたユニークな企画展。ぜひ足を運んでいただけるとうれしい」と来館を呼び掛けている。
 入場料は大人400円(20人以上の団体350円)、小中学生150円(20人以上の団体100円)。問い合わせは同館(☎01457・2・2892)へ。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/4963

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今月の文芸誌 老人小説が多い中、“清涼剤”のような17歳少年の物語

2018-02-22 | 先住民族関連
ブックバン 2/21(水) 7:00配信
 先日の芥川賞は、新人賞をとったばかりの女性二人の同時受賞、それも50代と60代という年齢が話題だった。これも高齢化社会の一つの反映であって、文芸誌2月号(『文藝』は春号)にも老人小説が多く、老夫婦の半生を描いた作品を読み終え次の作品に移ったら、書き出しが老眼の話だったりするのでさすがに辟易した。
 そんな中、岩城けい「Matt」(すばる)が17歳になる少年を主人公に据えて清涼剤のようだった。とはいえ苦い物語である。
 Matt(マット)とは主人公の少年・真人が自称するもう一つの名前だ。父親の都合で移住したオーストラリアで暮らす真人が、日本人の罪や歴史を引き受ける覚悟をしながら、同時に、日本に囚われない個人として自己を確立しようともがき抗う様を描いた成長小説である。真人がマットという別名を必要とするのはその二重性ゆえだ。日本人であることにだけアイデンティティを求めるようになる父、第二次大戦での怨みから真人にジャップと突っかかる同級生など、人物造形や設定が定型めいてはいるものの、今日的な問題を溌剌とした筆致で流し込みその枠を活かしている。
『新潮』1、2月号に分載された国分拓「ノモレ」は、アマゾンの奥地に現れた謎の先住民を追ったノンフィクションである。過去の話ではない。2014年の事件だ。本作は、先年放映され話題を呼んだNHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境 第4集――最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」に基づいたもので、作者は当番組のディレクターである。先住民の視点を備えている点でこの作品は小説になっており、TV番組ではこぼれたドラマに肉薄している。
 近本洋一「意味の在処――丹下健三と日本近代」は第1回すばるクリティーク賞受賞作。選者らの評価する文体の魅力は認めつつも、偶然でしかない一致について、実証をかなぐり捨て、「奇跡だ! 祈りだ! 跳べ!」と洗脳のごとく煽り倒して結論とすり替える話術には非常に危ういものを感じた。このやり口は、構造としてはポスト・トゥルースと同型である。
[レビュアー]栗原裕一郎(文芸評論家)
新潮社 週刊新潮 2018年2月15日梅見月増大号 掲載
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180221-00547636-bookbang-ent

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ウナギの婚活の行方=鴨志田公男

2018-02-22 | アイヌ民族関連
毎日新聞2018年2月22日 東京朝刊
 ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)漁が、今漁期は記録的な不漁だという。
 市場に流通するウナギの大半は、稚魚を捕獲して、養殖したものだ。だから、稚魚の不漁は、ウナギの市場への供給量不足に直結する。
 日本養鰻(ようまん)漁業協同組合連合会(日鰻連)の白石嘉男会長は「5年前の不漁よりさらに悪い」と気をもんでいる。
 国際自然保護連合(IUCN)は2014年、ニホンウナギを絶滅危惧1B類に指定した。乱獲や生息域の減少が背景にある。不漁は、ウナギの個体数が一層減ったと考えるのが普通だろう。
 だが、水産庁の担当者は「これほど急激に個体数が減るとは考えにくい。海流などの影響ではないか」と話す。
 ニホンウナギは太平洋のマリアナ諸島付近で産卵する。ふ化した稚魚は海流に運ばれ東アジア沿岸に来遊する。海流が変化すれば、その数に影響が出ることは分かるが、今期との関係は不明だ。
 では、個体数が急減することはないのか。海部健三・中央大准教授(保全生態学)は「あり得る」との立場だ。
 個体数が減ると、産卵場所でオスとメスが出合う確率が下がり、「ウナギの婚活難」が生じる。また、ウナギが群れを作って産卵場所に向かう場合は、個体数が減ると群れを作りにくく、天敵に襲われやすくなる可能性もある。
 こうした負の効果が重なって、指数関数的にニホンウナギの数が減少するシナリオだって考えられるというのだ。
 日本、中国、韓国、台湾は15年漁期から、養殖池へ入れるシラスウナギの量に上限枠を設定した。だが、各国・地域の池入れ量の総計は上限枠の5~6割程度にとどまる。枠が緩すぎ、事実上の取り放題になっている。
 上限枠は14年の実績の8割に設定されたが、あくまで政治判断であり、科学的な根拠はない。15年からの制限を見越した養殖業者が、実績を水増しするため14年の池入れ量を過大報告したという疑惑も一部で報道された。
 海部さんは漁期ごとに、国内の養殖池に入れられたシラスウナギの量と養殖ウナギ生産量を比較してみた。近年では、池入れ量に対する当年と翌年の平均生産量の比率が14年は大きく落ち込んでいた。
 水産庁や日鰻連は「多くの業者はまじめに取り組んでいる。養殖池に稚魚を多く入れると歩留まりは落ちる」と説明する。だとしても、上限枠の引き下げを急ぐべきだ。
 「アイヌはその年の自然の利子の一部で全部やってきた。今の人間は自然という元本に手をつけている。元本に手をつけたら利子が減ることをなぜ分からないのか」
 アイヌの故萱野茂さんは北海道在住の脚本家、倉本聰さんにそう語ったという。ウナギの元本はどれだけ残っているのだろう。(論説委員)=次回は3月22日
https://mainichi.jp/articles/20180222/ddm/016/070/021000c

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道議会開会 北海道創生、確実に 知事執行方針 TPP対策重点

2018-02-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞02/21 17:00
 第1回定例道議会が21日開会し、高橋はるみ知事が2018年度の道政執行方針を説明した。人口減対策について「成果を上げる市町村も増えつつあり、手応えを感じる」と強調。子育て環境の充実や人材育成、交通網の整備を挙げ「北海道創生の成果を確かなものにするため、待ったなしの課題に向き合い、幅広い世代が心豊かに暮らせる北海道を目指す」と語った。
 知事は「就任以来、徹底して地域にこだわり、道民の思いを受け止め、暮らしと経済の両面から総合的な政策を展開してきた」とし、観光客増や道産食品の輸出拡大を実績に挙げた。重点政策は《1》環太平洋連携協定(TPP)などを踏まえた農林水産業の強化《2》北海道150年事業による人づくり《3》東南アジア・中国・ロシアとの交流《4》人工知能など先端技術を使った新産業の創出―などを打ち出した。
 JR北海道の路線見直しについて「徹底した経営努力を前提に、国の実効ある支援と共に、地域でも可能な限り協力・支援することが重要」と訴え、関係機関との協議を急ぐとした。道内7空港の運営を一括で民間委託する空港民営化では「意欲ある事業者の選定を進める」と表明した。
 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)を巡り「本道の地域振興に資する制度設計を国に要請する」と言及。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働では「引き続き原子力規制委員会の厳正な審査・確認が不可欠」と指摘した。
 知事は道議会に、4期目最後の本格予算となる総額2兆7498億円の一般会計予算案や、道営住宅の家賃などの回収を強化する道債権管理条例案など100議案を提出。予算案には政府が胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」のPR費4億3100万円などを計上した。会期は3月20日までの28日間。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/166145

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「アイヌ語を公用語に」 札大・本田教授、道議会で講演

2018-02-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞02/21 08:23 更新
 アイヌ文化の担い手を育てる札幌大学ウレシパクラブ代表の本田優子教授が20日、道議会で講演し、「アイヌ語を北海道の公用語にできれば、北海道は他とは違う魅力のある土地になれる」と述べ、アイヌ語を北海道の公用語として定めるよう訴えた。
 本田教授は大学卒業後に約10年間、日高管内平取町で故萱野茂さんによるアイヌ語辞典編さんなどに携わった。講演では「民族の言葉には民族の世界観が宿る。アイヌ語は守らなくてはいけない」と指摘。公用語化された海外の先住民族の言語について触れた上で「公用語化は宣言のようなもの」と述べ、それに伴う法的拘束力などがほとんどないことを強調した。
 2020年に胆振管内白老町に民族共生象徴空間が開設されることを踏まえ、「多くの道民がアイヌ文化の価値を理解し、この大地に恵みをもたらすものだと知ってほしい」と話した。
 道議会では16年2月から道議の政策立案能力の強化を目的に有識者による講演会を開催しており、今回で5回目。
※「ウレシパクラブ」の「シ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/166036

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広辞苑に日高の3語「アポイ岳」「新冠」「二風谷」

2018-02-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/21 05:00

 【平取、新冠、様似】岩波書店が1月に10年ぶりに改訂、発行した広辞苑第7版に、日高管内関連で「アポイ岳」(様似町)と「新冠」、「二風谷」(平取町)の3語が新たに追加された。日本を代表する国語辞典への記載に関係者からは喜びの声が上がっている。
 収録した約25万語のうち、追加は約1万語。道内関連では、「中標津」や「泊」といった地名をはじめ、第58代横綱「千代の富士」など約30語が加わった。
 日高関連の3語は、いずれも地名の由来であるアイヌ語の意味が明記された。道内の地名選定を担った北海道大学の小野有五名誉教授(自然地理学)は、「北海道の成り立ちを考える上で、アイヌ語地名は非常に重要。限られた字数の中で可能な限り盛り込んだ」と説明する。
 アイヌ文化の重要拠点「二風谷」の追加について、二風谷アイヌ文化博物館の森岡健治館長は「外国人には、自治体名の平取よりも認知度が高いことがある。アイヌ文化やアイヌ語地名に興味を持つきっかけになればうれしい」と話す。自治体名が追加された鳴海修司新冠町長は「大変光栄なこと」と歓迎し「誤読されることも多いので、掲載をきっかけに認知度の向上に取り組みたい」と力を込めた。
残り:111文字/全文:613文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/165967

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最高はリンカーン最低はトランプ 大統領ランキング

2018-02-22 | 先住民族関連
Daily Sun New York02/20/2018
 ニューヨークタイムズは19日付のオピニオン欄で米大統領の格付けを発表、第1位はリンカーン、最下位はトランプとなった。
 格付けは米政治学協会に所属する学者170人の回答を基に決定、100点満点で50点を平均、0点を失格とした。1位のリンカーンは95点、2位のワシントンは93点、3位のF・D・ルーズベルトは89点だった。前回調査時の2014年に18位のオバマは8位(71点)に躍進。同8位のクリントンは在任中の女性問題が減点となり13位(64点)に、同9位のアンドリュー・ジャクソンは先住民族の強制移住計画が減点となり15位(62点)に後退した。ワースト3のうち最下位のトランプは12点、ブキャナンは15点、W・H・ハリソンは19点だった。
https://www.dailysunny.com/2018/02/20/nynews180220/

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