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郭泰源の再来となるか 西武の台湾出身右腕・郭俊麟

2015-04-14 | 先住民族関連
日本経済新聞- 2015/4/14 6:30

(写真)開幕3戦目で初先発初勝利、田辺監督(左)とハイタッチする郭俊麟=共同
 1980年代から90年代の黄金時代を経験した田辺新監督が就任した西武。昨年の5位から巻き返しを目指したが、オフのストーブリーグではパッとしなかった。チームの顔として長きにわたって活躍した松坂(ソフトバンク)や中島(オリックス)が日本球界に戻ってきたにもかかわらず、獲得競争で敗れて目立った補強はなし。開幕前の評価は低かった。ところが、である。前評判を覆し、1981年以来24年ぶりの開幕5連勝と好スタートを切った。好調なチームを支える一人が台湾から加入した新戦力の郭俊麟だ。
■初先発初勝利で開幕5連勝に貢献
 国立台湾体育運動大を卒業し、台湾ではプロを経験せずに日本球界に飛び込んだ23歳の初登板は開幕カード第3戦、3月29日のオリックス戦だった。さすがに緊張したのか、この日の制球は不安定だった。二回に小谷野に本塁打を浴びるなど5安打を集中されて3点を失う。しかし、その裏に味方が1点を返すと落ち着きを取り戻した。三回以降は走者は出しても粘りの投球で得点は許さない。5回を6安打3失点。エースの岸、左腕の菊池を故障で欠く苦しい台所事情のチームを救う初登板初白星となった。
 2度目の先発となった今月5日のソフトバンク戦の投球は圧巻だった。一回、秋山、栗山の連続本塁打で2点を先制したこともあり、終始余裕のある投球で昨年の日本一チームをあしらった。要所で持ち味の130キロ台のチェンジアップを駆使して相手打線につけいる隙を与えない。球数が123球と多かったこともあって完封こそ逃したが、8回4安打無失点。田辺監督が「うちの投手陣の中で一番安定しているので、そこそこ抑えてくれると思っていたが、予想以上だった」とたたえるほどだった。
■地元メディアの前で苦い初黒星
 ただ、3度目の先発となった12日の西武プリンスドームでのロッテ戦は未熟さを露呈した試合となった。この日は「台湾デー」と銘打たれ、台湾の先住民族アミ族による民族舞踊の披露や、中国語での選手紹介などが行われた。台湾メディアも7社が取材に訪れていたが、注目を浴びるマウンドで余計な力が入ったか、もしくはプレッシャーを感じたのか。それまでの2度の登板と違うのは明らかだった。
 立ち上がりは上々だった。先頭打者の根元を中飛、続く荻野を空振り三振と簡単に2死とした。ところが、角中に右前打を浴びてリズムが狂った。4番今江にも左前打を許すと、その後は独り相撲。連続四球の押し出しで1点を失い、二回にも先頭の8番吉田に左中間を破る二塁打を浴びるなど3安打1四球と乱れて3失点。2回54球で4失点で早々とKOされた。
 「全体的にコントロールが悪く、ストライクゾーンに入ったボールは甘すぎた」と郭俊麟はぽつり。何しろ、この日はボールが高かった。決め球のチェンジアップも低めに制球できなければ威力も半減する。田辺監督が「力みがあったのかもしれない」と評したように、特別な試合という意識が強すぎたのだろう。ほろ苦い来日初黒星となってしまった。
■豊富な国際経験、「侍」相手にも好投
 郭俊麟が日本球界にその実力を披露したのが、2013年11月に台湾で開催された国際強化試合「2013ベースボールチャレンジ」の第3戦。梶谷(DeNA)、中田(日本ハム)、浅村(西武)ら若手主体で編成された日本代表を相手に6回5安打1失点と好投した。昨年の韓国・仁川アジア大会ではプロをそろえた韓国相手の決勝で先発し、4回2/3を投げて4安打2失点。同年11月の21歳以下(21U)ワールドカップ(W杯)の日本との決勝では7回を投げ4安打無失点、大会MVPにも選ばれた。豊富な国際経験を持っていることも郭俊麟の強みの一つといえるだろう。
 ところで、台湾出身で郭といえば田辺監督らとともに黄金時代の西武を支えた郭泰源を思い出す。「オリエント・エクスプレス」の異名を誇り、150キロを超す速球と140キロ台の高速スライダーで勝利を積み重ねた。入団1年目の85年にノーヒットノーランを記録したほか、MVPとベストナインを各1回、ゴールデングラブ賞を2回獲得するなど、プロ通算13年で117勝68敗18セーブで防御率3.16。郭俊麟の背番号「12」は大先輩の郭泰源が入団から2年間つけていたものだ。
■西武に連なる台湾出身投手の系譜
 また、郭泰源のほかにも西武には台湾出身の好投手がいた。台湾プロ野球から00年に西武に入団した許銘傑は01年に11勝で防御率リーグ2位をマークし、02年には9勝をあげてリーグ優勝に貢献。13年まで日本でプレーして49勝49敗2セーブの記録を残している。
 許銘傑と同時期にチームに在籍したのが張誌家。02年シーズン途中からの入団にもかかわらず、この年10勝をあげ、日本記録となる28イニング連続奪三振をマーク。直球と同じ腕の振りから繰り出すチェンジアップは打者を戸惑わせた。実働3年で通算26勝19敗1セーブと活躍期間は短かったが、強烈な印象を残している。
 「今回の反省点を次回に生かしたい」と切り替える郭俊麟。次の先発は19日のオリックス戦が予想される。菊池は今月中に1軍に復帰できそうだが、岸は5月にずれ込みそう。海外でプロを経験していないことから、初の外国出身の新人王の可能性もある23歳にかかる期待は大きい。7勝5敗で2位につける西武が、開幕からのチームの勢いを保ち、08年以来のリーグ優勝を遂げるには郭俊麟の働きは欠かせないところだ。
(馬場到)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85604430T10C15A4000000/

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「アイヌ民族もういない」発言の市議が落選、当時の証言を再録

2015-04-14 | アイヌ民族関連
金子 快之氏[札幌市議会議員]
日経ビジネス編集部 2015年4月14日(火)
札幌市議会議員がツイッター上で発したアイヌ民族への発言が物議を醸した。所属する自民党会派を離脱したが、札幌市議会は議員辞職勧告を賛成多数で可決。本人は辞職を否定し、今後もインターネットを通じて発言を続けると話す。(本記事は『日経ビジネス』2014年10月20日号に掲載したものを再録している。金子氏は4月12日に投開票された札幌市議選挙で落選した)
[札幌市議会議員]金子 快之氏
1970年兵庫県生まれ。89年千葉県立船橋高校、94年東京大学経済学部卒業。2011年に札幌市議へ出馬。2014年みんなの党から無所属に。自民党市民会議に所属。2014年8月に自民党の会派を離脱。
札幌市議のアイヌ発言事件の概要
札幌市議会議員の金子快之氏が8月11日にツイッター上で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」などと投稿。この投稿に対し、菅義偉官房長官が記者会見で「極めて残念だ」と発言するなど大きな騒動となった。金子市議は8月に自民党会派を離脱。札幌市議会は9月に議員辞職勧告を賛成多数で可決したが、金子市議は「勧告には拘束力がない」と辞職を否定している。
 「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」。8月11日に私がツイッターで発信した内容で世間をお騒がせしております。アイヌ民族の中で不当な利権を得ていない方々には不適切な表現をしてしまい、お詫びします。
 私はアイヌ民族の存在自体を否定していません。血を受け継ぐ方はいらっしゃいます。でもアイヌの方々はかつて「チセ」というわらぶき小屋に住んでいました。札幌で今そのチセに住んで、魚を取って暮らしている人なんて誰一人いません。だからこそ、アイヌ民族はいないという発言につながったわけです。でも民族の定義は人によって全く違います。私は発言した後にこのことに気付いた愚か者です。
 私はアイヌ民族をかたる一部の人たちが不当に利権を得ていることを指摘したかった。私、市会議員になってすぐ気が付いたんですよ。アイヌの名前を使ってお金を稼いでいるやつがいます。制度を作った行政のほか、きちんと判断してこなかった政治にも課題があると感じています。
 そもそもアイヌ民族の定義がはっきりしていません。アイヌ民族に関する法律の根拠はなく、2008年に当時の福田康夫首相が出した国会決議しかありません。民族の定義が曖昧なのです。アイヌの血を引く人以外に、結婚してアイヌになられた方なども増える一方です。北海道が実施した調査によると、アイヌ民族は2万人ぐらいいると言われています。だからアイヌの存在を否定するつもりは全くありません。
短い文章で誤解招いた
 事の発端を説明すると、8月11日にある方から私のツイッターあてに「札幌市政をしっかり頑張ってほしい。アイヌ民族への支援など無駄が多い」という趣旨のメッセージが送られてきました。これに返信した投稿が抜き取られてネット上で炎上してしまいました。ツイッターですので、やり取りが公開されているのは承知しております。ツイッターは短い文章であるため、誤解を生じさせてしまいました。会話の流れでお話ししたものだったのです。
 ただ、私は「アイヌ民族はいない」と言われて怒っている人がいるのが不思議です。よく考えてください。私が「アイヌ民族を特別視しない」と言っているのは、もはや意識することなく暮らせているからです。それはアイヌの方々が理想とし、望んできたことではないのかと申し上げたい。
支援すべき弱者はほかにも
 ちなみに、私が言いたかったことは民族がいるかどうかではありません。論点をすり替えられてしまいました。アイヌの方々への補助金制度は税金で賄われています。就業支援や住宅建設補助など様々な形で支給されています。
 納税者が収めた税金をどう使うのか。きちんと困っている人のために使わないと、納税者は怒ると思うんですね。
 ただでさえ札幌市は年々財政が厳しくなっています。市税が2800億円しかないんですよ。で、歳入が8500億円ぐらい。差額の5700億円は国からの交付金や借金などで賄っています。
 全国的には今、景気が良いと思います。札幌にはまだその効果が及んできていない。アイヌであろうがなかろうが、困っている人は大勢います。その中でアイヌ民族だけに手厚くする必要があるのか疑問だと考えています。
 確かにアイヌ民族出身の方々の生活保護受給者は高い割合です。でも私の選挙区である札幌市東区とほぼ同じ割合です。つまり、アイヌ民族であることが原因で生活保護を受給しなければならない状況なのではなく、ほかの要因があってのことだと思います。
 私が最も力を入れてきたのは教育です。北海道は教育水準が低く、大学進学率も他県に比べて高くありません。アイヌ民族に限った話ではないのです。経済を良くするためには、時間はかかりますが教育を充実させることが大事です。
 この騒動が起こって自民党を離脱しました。理由はいろいろあるのですが、主には会派に残るための4つの条件をのめなかったからです。
 4つの条件のうち、「会派の方針に従うこと」「事前に相談してから発言すること」については了承できました。でも「インターネット禁止」「(2008年に出した)国会決議を否定しない」は賛同できなかった。
 特にインターネットは私にとって生命線です。今回も賛否両論ありますが、アイヌの問題について議論するきっかけになったと思います。北海道内だけでなく、全国や海外からも激励の声を頂きました。議会で同じことを発言してもここまで話題にならなかったと思います。
 様々な人に「ツイッターは危険だよ」って言われます。けれど、手軽にゆるく発信できるのがツイッターの良さだと思っています。投稿したすべての文言について、後でどう受け取られるか分からないなんて言っていたら何も書けません。正直に申し上げて、ツイッターの一言で議員を辞めなきゃいけないんだとしたら、政治家としてはツイッターを使えなくなりますよね。
 9月22日から市議会が始まりました。初日に私に対する議員辞職勧告が可決されました。勧告には拘束力がありませんので、従うつもりはないです。不適切な表現については謝りましたし、なぜ辞職しないといけないのか分かりません。
INTERVIEW
北海道アイヌ協会 阿部一司副理事長
今でも差別はある。もっと勉強してほしい
 金子市議に対して一言で言うなら、お勉強していただきたい。北海道に関する歴史や現状、差別発言に関する国際情勢についても全く理解されていない。北海道には弥生時代もなければ、飛鳥時代もない。本州とは違う。
 チセに住まないからアイヌ民族ではない、という簡単な話ではない。
 金子市議の考え方は果たして国際的にも通じるものなのか。私は9月下旬に国連総会に参加した。だが、政令指定都市の市議がこのような発言をしたことを、国際社会においては恥ずかしくて言えず、話題にすらできなかった。
 今でも差別は半端じゃなくある。例えば結婚。最近ではアイヌ人同士で結婚することはまれで日本人と結婚することがほとんど。私もそうだ。今回の件は妻も悲しんでいる。今でも結婚する相手がアイヌだと分かると断られることもある。見知らぬ人から「おまえはアイヌか」と電話で尋ねられて、ガチャンと切られることも日常茶飯事だ。仕事を探すにしてもアイヌだと採用されないことがある。
 金子市議は立派な人なんだから、もっと勉強していただきたい。もちろん、アイヌ民族以外にも社会的弱者はたくさんいる。社会的弱者のことを理解できる人になってほしい。(談)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150413/279869/?rt=nocnt

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「アイヌ民族いない」発言、金子快之氏が落選 札幌市議選

2015-04-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/13 03:31、04/13 15:22 更新
 札幌市議選東区(定数9)で、無所属現職の金子快之(やすゆき)氏(44)が落選した。
 金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込み、市議会が議員辞職勧告を決議。金子氏は辞職せず、今回の同市議選に立候補していた。
 金子氏は取材に対し「自分の政策が有権者の求めるものとは違っていた。書き込みが影響したとは考えていない」と述べた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122649.html

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金子快之・札幌市議が落選 「アイヌ民族、いまはもういない」発言で自民を除名

2015-04-14 | アイヌ民族関連
The Huffington Post 投稿日: 2015年04月13日 11時37分 JST 更新: 2015年04月13日 11時37分 JST
執筆者: Huffpost Newsroom
4月12日投開票の札幌市議選で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」とTwitterで発言したことで自民党札幌市支部連合会を除名されていた金子快之(かねこ・やすゆき)氏が落選した。
東区選挙区(定数9)には、無所属の金子氏を含め11人が立候補。札幌市選挙管理委員会によると、金子氏は5315票を得て12位の次点となり、最下位当選の候補に約1300票及ばなかった。
金子氏は兵庫県出身。東大経済学部を卒業後、航空会社「AIR DO」勤務などを経て、2011年4月の札幌市議選にみんなの党公認で初当選。2014年1月に離党し、自民党会派に所属していた。
2014年8月、Twitterで以下のように書き込んだことが批判を浴び、9月に所属していた自民党札幌支部連合会を除名されていた。
金子快之@札幌市 @kaneko_yasuyuki
@IcloudBurabu アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません。2014年8月11日 21:59
市議選を前にした2015年3月4日には、自身のブログに「アイヌは札幌の先住民族ではない」と題した文章を投稿し、以下のように述べていた。
先住民族の権利に関する国連宣言では、先住民族に資源や自治権をはじめとして
様々な権利を与えることを定めています。
もしアイヌが国連宣言の先住民族となると、我が国の主権の一部を自称アイヌの
人々に割譲するような事態になりかねません。
過去の洞爺湖サミットや様々な国際行事にアイヌ協会が顔を出して、いかにも
諸外国の先住民族と同様であるかのようなイメージ作りをしています。
(アイヌは札幌の先住民族ではないより 2015/03/04)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/12/sato-yasuyuki-sapporo-local-diet_n_7052006.html

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アイヌ発言の金子氏が落選 札幌市議選

2015-04-14 | アイヌ民族関連
産経ニュース-2015.4.13 02:38更新
 12日投開票の札幌市議選で、東区選挙区(定数9)から出馬した無所属現職の金子快之氏(44)が落選した。同選挙区では計11人が立候補していた。
 金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んで議論を呼び、札幌市議会は同9月に法的拘束力のない議員辞職勧告決議を賛成多数で可決。決議後に金子氏は「辞職の考えはない。市議選で有権者の審判を受ける」と述べていた。
 金子氏は兵庫県西宮市生まれで東京大卒。航空会社勤務などを経て、平成23年、解党したみんなの党公認で初当選した。
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130034-n1.html

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GWはアイヌ民族博物館が面白い 体験メニューがいっぱい

2015-04-14 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 4/11)

(写真)大型連休もイベント目白押しのアイヌ民族博物館
 アイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)は今月下旬からスタートする大型連休に合わせ、体験を中心としたイベントを企画している。期間中は楽器や工芸品制作など初めてのメニューも交えながら、多くの誘客を図る考えだ。
 連休期間中の最初のイベントとして、26日にアイヌ民族に関する話を交えながら自然観察を行う「ニタッタクッペ」を開催。
 祝日の29日は「知ってみようトンコリ」と題し、従来の企画内容を拡充。通常は約30分のところ、1時間に拡大してアイヌの民族楽器トンコリを使って約1時間にわたり、演奏や楽器などに関する知識を学べる企画だ。
 また、アイヌ語に触れてもらう企画として29日と5月3~6日の4日間、場内で「言ってみよう!イランカラプテ」を展開する。目印のポシェットを持つ職員にあらかじめ用意された数種類のアイヌ語であいさつすると、特製カードがもらえる特典付き。言語に関するイベントは今回が初めてで、担当者は「多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。
 5月は2~6日には自然ガイド、3日には「レクトゥンペ」と呼ぶ首飾りの製作体験(参加費1000円)を開催。
 4日にはアイヌ民族独特の口承文化を体験できる「オルシペアヌロー」の特別版も行われる。この企画は通常、散文説話、英雄叙事詩、神謡の3種類のうち1話を20分程度で紹介しているが、特別版ではすべてを紹介し、内容解説も行うぜいたくな内容。
 同日午後1時からは、アイヌ文様入りコインケースの製作体験(1000円)も開催。3種類のデザインから好きな柄を選べるのが特徴。製作時間は約2時間。
 各イベントは事前予約や先着制をとっているものもあり、希望者は事前に問い合わせが必要。博物館に隣接するポロトコタンでは、2020年に国立アイヌ文化博物館(仮称)を中核とする「民族共生の象徴空間」が整備されることが決まっており、アイヌ文化に対する関心も徐々に高まっている。連休を活用し、家族で文化を体験しながら楽しい休日を過ごすいい機会になりそうだ。
 各イベントの予約を含む問い合わせはアイヌ民族博物館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/20150424255

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多彩な手作り品一堂に 黒石

2015-04-14 | 先住民族関連
北海道新聞-04/12 11:53
 県内各地のクラフト作家が集う屋外イベント「クロイシクラフトガーデン」が11日、黒石市の津軽こけし館で始まった。木工や陶器、ガラス細工など多彩な手作り品がずらりと並び、家族連れらでにぎわった。12日まで。
 こけしに関連する作品を同館で販売しているクラフト作家・藤田光治さん(39)=弘前市=が、妻・美記子さんと初めて企画。八戸市や三沢市などから計18店が出店した。
 来場者は作品を手に取って眺めたり、作家に作り方を尋ねたりしながら、品定めしていた。
 長女らと訪れた古川麻美さん(38)=平川市=は「(ご当地キャラクターの)こけシケ子ちゃんもいて、子どもも楽しめるイベント。来てよかった」と笑顔で話した。12日も午前9時~午後4時に開催する。
 一方、こけし館内では11日、「GoodWood@津軽こけし館」と題した企画がスタート。メキシコの先住民族が絵付けしたこけしなどを展示する「メキシこけし」(6月14日まで)や、多彩なだるまを展示・販売する「ダルマルシェ」(5月17日まで)などが開かれている。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/aomori/1-0122421.html

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沖縄の現状、国連訴えを 浦添で自己決定権シンポ 

2015-04-14 | ウチナー・沖縄
琉球新報-2015年4月12日
 「琉球弧の自己決定権を考えるシンポジウム」(琉球・沖縄の自己決定権を樹立する会主催)が11日、浦添市の浦添ベッテルハイムホールで開かれ、約70人が参加した。国連で沖縄の現状を訴えた「琉球弧の先住民族会」の当真嗣清代表代行は「基地問題を含む沖縄の問題解決のため、先住民族の分野で国連に訴え、運動を広げよう」と呼び掛けた。
 シンポジウムは沖縄国際大学非常勤講師の大城尚子氏を司会に、スコットランドの独立を問う住民投票を取材した本紙の新垣毅記者、樹立する会の石川元平幹事代表らが登壇した。
 新垣記者は、国連で自己決定権の議論が高まったのは約30年前からで、国連では人権と同じく生来与えられた権利だとの認識があると説明した。「政府などから受ける分断や弾圧の圧力を乗り越えるためにも、ウチナーンチュの集団として共通の記憶を持つことが大切だ」と強調した。
 石川氏は「日本政府は対米従属の関係だ。その根を断ち切るためにも沖縄から発信していくべきだ」と訴えた。国連の先住民族会議で発言した糸数慶子参院議員も活動報告した。
 当真氏は「47都道府県で自己決定権を『回復』できるのはもともと独立国の沖縄だけだ。互いの人脈を活用してさまざまな人に沖縄に来てもらおう」と呼び掛けた。国連の先住民族会議の特別報告者を沖縄に呼ぶ活動をしていく方針だ。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241698-storytopic-1.html

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西武ライオンズが「台湾デー」を開催、プリンスドームは台湾一色に

2015-04-14 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2015/04/11 19:10
【芸能スポーツ】

(埼玉 11日 中央社)日本プロ野球の西武は11日のロッテ戦で「台湾デー」を開催した。試合開始前には台湾の獅子舞の披露や中国語による選手紹介が行われるなど、西武プリンスドーム(埼玉県)を台湾一色に染めた。
イベントの開催に合わせて、観客には今季から西武でプレーしている台湾出身の郭俊麟投手のクリアファイルが贈られた。また、郭投手の写真セットや応援タオル、台湾グルメの「ルーローファン」(滷肉飯、煮込み豚肉かけご飯)、「ヤクルト緑茶」などの販売も行われた。
ルーローファンは約500食が用意されていたが、販売が開始されると即座に完売。チャンスを逃したファンは「残念、食べたかったのに」とこぼしていた。西武は台湾デー2日目の12日に販売数を増やすとしている。
また、イベントに特別協賛している交通部観光局がドーム前広場にブースを設置して台湾観光PRを行い、同局のマスコット「Oh! Bear」([ロ屋]熊/オーション)が登場してイベントを盛り上げた。
12日には台湾原住民(先住民)アミ族の舞踊が披露されるほか、郭が先発登板を予定している。
(張新偉、楊明珠/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201504110005.aspx

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