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辺野古移設反対と不気味に連動 看過できぬ琉球独立運動 ジャーナリスト仲村覚氏

2015-04-18 | ウチナー・沖縄
ZAKZAK-2015.04.17
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府と沖縄県が対立している。双方に対し、「上から目線だ」「安全保障を理解していない」という批判があるが、沖縄では看過できない動きがあるという。琉球独立運動で、同県の翁長雄志知事も訪中時に「琉球王国」という言葉を使った。同県出身のジャーナリスト、仲村覚氏が考察した。
 「アジアの発展が著しいなか、沖縄が注目されてきていることを、ぜひご認識いただきたい」
 翁長氏は14日、北京の人民大会堂で李克強首相に対し、こう語ったという。今回の会談は、「親中派」の代表格である河野洋平元衆院議長が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団メンバーとして実現した。
 中国は、沖縄県・尖閣諸島を自国領だと強弁し、連日のように周辺海域に艦船を侵入させている。沖縄県知事である翁長氏としては、李首相に断固として抗議の意思を示すべきだが、報道各社のニュースサイトを見ても、そうした発言は確認できなかった。
 逆に、琉球新報のサイトには15日、翁長氏が沖縄の歴史を振り返って、「琉球王国はアジアの懸け橋となった」と李首相に語ったことが掲載されていた。私は、翁長氏が「琉球王国」という言葉を使ったことに、危機感を覚えた。
 実は、沖縄では最近、これまでにない動きが次々と起きている。
 沖縄県選出の糸数慶子参院議員(沖縄社会大衆党委員長)は昨年8月と9月、国連人種差別撤廃委員会や先住民族世界会議に出席して、「琉球(沖縄)の人々は先住民である」「在日米軍専用施設が集中している現状は、琉球民族への差別だ」などと主張した。
 琉球新報は昨年7月から、「道標(しるべ)求めて、琉米条約160年主権を問う」と題したキャンペーン記事の連載を始めた。幕末に琉球が締結した琉米条約、琉仏条約、琉蘭条約を根拠に、「琉球処分(沖縄県の設置)は国際法上違反であり現在も責任を追及できる」との理論を展開している。
 ちなみに、同紙と沖縄タイムスの県紙2紙は、普天間飛行場の辺野古移設に断固反対している。
 琉球民族独立総合研究学会の松島泰勝共同代表らは今年2月、那覇市の外務省沖縄事務所を訪ね、「独立国琉球国のヤマトによる武力強制併合は明らかな国際法違反」と抗議し、日本政府に謝罪と「琉球の植民地支配の即時停止」を要求。「基地の押し付けは琉球への差別だ」と批判した。
 これらは一見、別々の動きのように見える。だが、沖縄のアイデンティティーを利用して、反米・反日機運を煽り、琉球独立を目指しているように思えてならない。
 そして、琉球独立の動きは、中国共産党機関紙「人民日報」などが盛んに報道しているのだ。
 「辺野古移設断固反対」を掲げる翁長氏が、約142万人の沖縄県民をどこに連れて行くつもりなのか、重大な懸念を抱かざるを得ない。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150417/dms1504171550010-n1.htm

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北海道博物館が18日開館 アイヌ文化など5テーマ

2015-04-18 | アイヌ民族関連
日刊スポーツ-[2015年4月17日21時58分]
 北海道開拓記念館と道立アイヌ民族文化研究センターを統合した北海道博物館(札幌市厚別区)が18日に開館するのを前に、報道関係者などを対象に17日、公開された。
 展示面積は約3000平方メートル。北海道の自然や歴史を紹介し、アイヌ民族の資料なども展示され、新たな観光スポットとして注目を集めそうだ。
 館内にはマンモスやナウマンゾウの骨格レプリカや、アイヌ民族の伝統的家屋や開拓民に関する資料を展示。<1>北海道120万年物語<2>アイヌ文化の世界<3>北海道らしさの秘密<4>わたしたちの時代へ<5>生き物たちの北海道-の5つのテーマに分かれ約3000点が並ぶ。アイヌ伝統の弦楽器「トンコリ」は実際に演奏することもできる。
 博物館の堀繁久学芸主幹は「今ある自然や動物との付き合い方を考えてもらう機会になればいい」と話した。
 17日は開館記念式典も行われ、石森秀三館長は「愛される北海道博物館を作りあげたい」とあいさつした。
 博物館は18日午前9時半に開館。入場料は一般600円、大学生、高校生が300円。小中学生と65歳以上は無料。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1462934.html

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北海道博物館、きょう一般公開

2015-04-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/18 00:45

 北海道博物館(石森秀三館長)=札幌市厚別区厚別町小野幌=が、18日午前9時半から一般公開される。それに先立つ17日、同館で記念式典が開かれ、関係者約250人が新しい博物館のスタートを祝った。
 道開拓記念館と道立アイヌ民族文化研究センターを統合し、新たに開設された道立の総合博物館。高橋はるみ知事が「北海道の情報を発信する拠点として活用したい」と式辞を述べた後、石森館長が「道内の中核的博物館を目指す」とあいさつした。来賓の加藤礼一道議会議長、銭谷真美日本博物館協会会長、加藤忠北海道アイヌ協会理事長もそれぞれ祝辞を述べた。
 公募で決まった愛称「森のちゃれんが」を考えた江別市の池田伶奈さん(16)の表彰と、ロゴを作成した札幌市立大学デザイン学部の学生たちへの記念品贈呈の後、知事と館長、来賓に地元・厚別東小児童会長の坂田真瑠(まる)さん(11)が加わって、テープカットを行った。
 18日は開館直前に来館者とスタッフでカウントダウン。展示スタッフによるトークイベントも行う。18、19の両日、来館者に「入場1万人達成日」を予想してもらうクイズも行われ、参加者の先着千人にチョコレートをプレゼントする。
 北海道博物館は午前9時半から午後4時半(5~9月は午後5時まで)開館。原則月曜休館。入館料は一般600円、高校・大学生300円。問い合わせは同館(電)011・898・0466へ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0124514.html

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「アイヌ発言市議」 落選でネットと現実世論の差実感

2015-04-18 | アイヌ民族関連
アメーバニュース2015年04月17日 16時38分
 統一地方選の前半戦が12日に投開票されたが、札幌市議選で、無所属現職だった金子快之氏(44)が落選した。定数9に11人が立候補し、同氏は10番目の得票数を獲得した。同氏は「アイヌであることを声高に主張する連中は利権屋であり、アイヌ民族なんて、いまはもういない」とツイートして物議を醸したことがあり、その後真意を以下のように説明していた。
〈我が国では戸籍や住民票へ「アイヌ」との表記はありません。「アイヌ」を法的に証明する根拠が現行法にないのです(中略)しかしいま、ことさら「アイヌ」を声高に主張する一部の方には別の目的があるものと思われるものがあります。それは「アイヌ」を名乗ることで、行政からの便益(メリット)を獲得するということです〉
 つまり、「アイヌ特権」的なものがあると考えている、ということだ。その後、同氏は自民党から除名処分を受けた。
 こうして無所属で出馬した今回の選挙だが選挙後に「それにしてもネットの世論とリアルの世論は違うと改めて感じました。皆さん投票には行かれたのでしょうか」と感想を述べている。
 これがネットの「勘違い誘発装置」たるもので、自分にとって都合の良い意見が入ってくるとあたかも自分が全方位から支持されていると思ってしまう。さらには、自ら検索で選ぶネタや、フォローしている人が紹介するネタも自分にとって心地良いものばかり。
 これが必ずしも実態を伴っていないということを金子氏は今回の選挙を通じて気付いたようだ。また、金子氏の普段の発言は、金子氏の選挙区外からの支持が多いため、票に結び付きようもなかったのである。
http://yukan-news.ameba.jp/20150417-115/


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「旧土人保護法」はアイヌに「土地あたえた」?/中学教科書 歴史ゆがめる検定

2015-04-18 | アイヌ民族関連
しんぶん赤旗 2015年04月17日 09:39
“政府の統一見解に基づいて記述せよ”と、日本の侵略による南京大虐殺や強制連行、日本軍「慰安婦」問題などで政府の意向に沿った記述にさせた来年4月から使う中学校教科書検定。6日に結果公表され、明治政府が制定した「旧土人保護法」をめぐる検定意見についても、批判の声が広がっています。
 社会科歴史教科書の申請図書の一つは、「(明治)政府は、1899年に北海道旧土人保護法(「保護法」)を制定し、狩猟採集中心のアイヌの人々の土地を取り上げて、農業を営むようにすすめました」と記述。これに、「生徒が誤解するおそれのある表現である(旧土人保護法の趣旨)」との検定意見がつきました。
 「…狩猟や漁労中心のアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとしました」と修正させ、検定合格に。検定意見は、「旧土人保護法」に“土地を与える”との文言があることを理由にするもの。
 「子どもと教科書全国ネット21」の俵義文事務局長は、6日に発表した談話で、「前回検定(2010年度)合格の現行本と同じ記述に検定意見をつけた」「『旧土人保護法』制定当時、アイヌの土地を取り上げたということは、歴史研究では通説となっている」と指摘します。
 「強制同化政策」をおしすすめ、アイヌ社会に決定的な打撃を与えた明治政府。アイヌに生活安定を図る名目で「旧土人保護法」が制定されますが、差別的なもので窮状は改善されませんでした。同法は1997年に廃止されました。
 俵氏は先の談話で、2007年の国連総会で採択された「先住民族の権利に関する国連宣言」、08年の衆参両議院本会議で全会一致で採択された「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を指摘。「(これらにも)反するものである。『正確性』を理由に歴史の事実をゆがめ、逆に不正確にして歴史わい曲の検定である」と批判しています。
 (教科書問題取材班)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-17/2015041714_02_1.html?_tptb=400

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動物園の飼育係だったぼくが、息子・娘に伝えてきたこと

2015-04-18 | アイヌ民族関連
asahi.com- ]2015年04月15日

■絵本作家・あべ弘士さん
 絵本をかくようになる前の25年間、北海道の旭山動物園で飼育係をしていました。ぼくの作品のテーマは動物の気配です。
 小さいころ、自然に身をおくことがうれしかったのをよくおぼえています。自然にふれるというより、身をおくこと、つまり同化することが、ただうれしかった。
 飼育係になって、さらにその感覚が研ぎすまされました。動物をつかまえるのも仕事ですから。
 たとえばエゾユキウサギは、キツネなどに追われて逃げるとき、ぴょんぴょんとまっすぐ進んだあとに急に10メートルほど横に高くとんでキツネを攪乱(かくらん)する。あるときかれらが、掃除をするぼくの肩ごしに横っとびをしました。ぼくを木か何かと思ったのでしょう。うれしかった。
 そういう感覚を身につけると、人間も自然の一部であることが体でわかってくる。おおきな生命の連鎖の一部にすぎないのだと。謙虚な気持ちにならざるをえない。このことをおしえてくれた自然や動物に恩返しをするつもりで作品をかいています。
 子育ても動物からまなびました。とくに子別れ。
 たとえばアザラシの子育ては3週間、キツネは4~5カ月です。そのあいだ、愛情もごはんもたくさん与え、ひとりで歩いていくために必要なことをおしえる。
 そして、そのときがきたら、すぱっと別れます。そのさまはみごとです。
 ぼくも、息子や娘が18歳になったら家をでられるようにすることを目標にしていました。そのために「そとの世界はこわくない。ワクワクできるよ」ということをつたえました。
 子どもが小学校に入ったら、とにかくいっしょに地図をひろげました。勉強しろなんて言わなかったな。これになれとも言わなかった。だけど、世界はひろい、いってみたいって思ったようです。
 息子は高校受験が終わったその日に、金沢などへ旅行にでました。大学2年のときには休学して世界を旅し、卒業後は3年間、インドネシアのジャカルタにある新聞社ではたらいていました。
 娘も旅好きで、書店ではたらきながら上海やミャンマーをバスなどで旅していましたよ。ふたりとも、はなれてもきずなは弱まりません。いまでもよく話をします。
 子育ての目標は自立。いろいろなことに挑戦させ、こわくないよってつたえながら、親も子も自立のときにむけて心の準備をしていくことがたいせつだと思うんです。
 ふるさとの旭川から作品を発信しています。「ローカル」であることが、じつは「インターナショナル」につながっていると思うからです。いまはネットや交通手段が発達し、必要な情報は手にはいるし、どこにでもすぐにいけます。でも、足はしっかり地元に根をはって、この自然豊かな場所で感じられることをたいせつにしたいですね。
 ことし2月に「宮沢賢治『旭川。』より」(BL出版)を出しました。1923(大正12)年の夏の早朝、賢治が旭川にたち寄り、辻馬車をはしらせてかいた詩を絵本で表現しました。旭川の自然をとおして賢治の世界観をつたえることへの挑戦でした。
 自然、人、動物をみる目をさらに深めたうえで、アイヌの民話の世界をかきたいと、ずっと思ってきました。そろそろ、それができるかなと思っています。(聞き手・山内深紗子)
     ◇
 1948年、北海道旭川市生まれ。「あらしのよるに」(講談社)など作品多数。最新作は「宮沢賢治『旭川。』より」(BL出版)。
http://book.asahi.com/booknews/update/2015041500003.html

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アイヌ文化バス発車/釧路-阿寒湖温泉

2015-04-18 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2015年04月17日
 国内初のアイヌ文化バスが発車―。釧路湿原・阿寒・摩周観光圏協議会が観光庁の採択を受けて実施した事業の一環として、内外装にアイヌ文様をデザインした定期路線バスが、16日からJR釧路駅―阿寒湖温泉間で運行を開始した。「移動時間も楽しく」をコンセプトに、英語版もあるアイヌ語絵本の配置や動画上映など、車内でまずアイヌ文化に触れてもらい、さらに現地で体感してもらうというダブル効果で、内外旅行客のおもてなし向上を図る。 
http://www.news-kushiro.jp/news/20150417/201504171.html

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