先住民族関連ニュース

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調布・欧風庭園「アンジェ」で野外体験イベント ワークショップや用品販売なども

2015-04-10 | 先住民族関連
秋田経済新聞-2015年04月09日
 京王フローラルガーデン「アンジェ」(調布市多摩川4、TEL 042-480-2833)で4月12日、アウトドア体験イベント「PICNIC@アンジェ」が開催される。
 アウトドア用のシングルバーナーを使った料理教室「たけだバーベキューさんとピクニックランチを作ろう!」や、テントを設営しながらキャンプについて指南する「こいしゆうかさんの徒歩キャンプ教室&ピクニックBBQ」などを行う。
 こいしさんはアウトドアコーディネーター兼イラストレーターとして活動し、女子キャンパー向けの用品や服装などについて紹介した後、参加者とバーベキューをしながらピクニックランチのコツや道具を説明する。参加方法や定員、参加費などはイベントごとに異なる。
 ワークショップコーナーでは、「Mamayuno」が指編みでドリームキャッチャー(北米先住民族に伝わる装飾品)やフリッピー(直径10センチの小型フライングディスク)のケース作り、「レイチェルライフワークス」が消しゴムはんこ作りや、用意した消しゴムはんこを押して楽しむオリジナルコースター作りを予定する。このほか、「Garland」がアウトドアテイストの雑貨やアクセサリーの販売も行う。
 主催のHeroで広報を担当する高田さんは「2回目になる今回はイベント会場を、緑いっぱいのロウンガーデンに移して開く。春の花が咲く会場で一日中遊べるさまざまな企画を用意したので家族そろって参加して」と話す。
 開催時間は10時~17時30分。入園料は、大人(高校生以上)=500円、子ども(小・中学生)=100円。雨天中止の場合あり。
http://chofu.keizai.biz/headline/1774/

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KAT-TUN上田竜也が涙 北極圏でサバイバルもドクターストップ

2015-04-10 | 先住民族関連
livedoor-2015年4月8日 19時20分
7日放送の「全世界極限サバイバル」(TBS系)でKAT-TUNの上田竜也が、北極圏で100時間サバイバルに挑み涙する一幕があった。
番組では、芸能人が、無人島、砂漠、ジャングル、北極圏で、サバイバル術を駆使して100時間耐久に挑戦した。その中で、上田は北極圏のカナダ・ポンドインレットでのサバイバルに挑むことに。
現地に到着した上田は、先住民族イヌイットと対面し、風を防ぐイグルー(雪のブロックで作るイヌイットの伝統的な仮住居)の作り方を中心にサバイバル術のレクチャーを受けた。
マイナス30℃を超える極寒地域で、上田は苦戦しながらも作ったイグルーで寒さをしのぎ、ホッキョクグマが残していったであろうアザラシの肉片を偶然見つけ、食用にするほか、脂でランプを作るなど、寒さや空腹に悩まされながらも、サバイバル生活を送っていた。
しかし、チャレンジ成功まで残り19時間と迫った時に、アクシデントが発生した。アザラシを捕獲することができなかった狩りから落胆した様子で戻ってきた上田の目に、天井ブロックが倒壊したイグルーが映ったのだ。
上田はその様子に絶望の声をあげた。チャレンジ成功まで残りわずかだったが、寒さと飢えをしのぐ手立てが次々に失われていく中、それでも上田は諦めず、イグルーの修理に取りかかった。
しかし、イグルーの修理はうまくいかず、上田は天井が崩壊したイグルーの中で、夜を明かすことを決意し寝袋にくるまった。
しかしこの夜の気温は、チャレンジ開始後もっとも低いマイナス44℃を記録していた。さらに強風も吹き、上田の体力は限界に達していた。
危険を感じた医療スタッフは上田のメディカルチェックを撮影スタッフに要求して、結果これ以上のチャレンジは危険だとドクターストップをかけた。
この報告に上田は「オレの意思だって、やるやんねーは」「なんで今止められんのよ」と強く抗議し、「オレなんで頑張ったの、今まで…」「あと少しじゃねえかよ…」とチャレンジ続行への意思表示をした。
しかし、番組スタッフもこれ以上は危険だ判断し、上田はチャレンジ開始から87時間で、無念のドクターストップによりリタイアした。上田はため息をついて、悔し涙を流しながらチャレンジを終了した。
http://news.livedoor.com/article/detail/9984420/

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『鹿の王』で本屋大賞、上橋菜穂子さん 答えなき世界に挑む

2015-04-10 | 先住民族関連
日本経済新聞 2015/4/7 19:38
全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2015年本屋大賞」に上橋菜穂子さん(52)のファンタジー「鹿の王」(上・下巻、KADOKAWA)が決まった。壮大な物語のテーマや創作の姿勢を上橋さんに聞いた。(聞き手は文化部 岸田将幸)
 「命を救うことはできないが、暮らしをあたたかくすることはできるかもしれない」。上橋菜穂子さんは「鹿の王」執筆にこめた思いをそんなふうに表現する。
 物語の舞台は、強大な帝国に征服された「王国」。国家の争いを背景に、人間関係が複雑に絡み合い、さらに生態系の破壊がもたらす疫病のまん延が登場人物の運命を翻弄する。征服者への報復を試みる者がいれば、その懐に入り込みしたたかに生きる者もいる。だが「英雄や悪、テロリズムなどの分かりやすいレッテル張りはしない。物事は多様な側面を抱えているから」と話す。
 オーストラリアの先住民族、アボリジニを研究する文化人類学者でもある。研究を通じて養った文明論は小説にも反映している。民族が共生する方法を探るため現地で長くフィールドワークを行ったが、「この世に特効薬というものがないことを知った」。しかしそれは「絶望ではない」。その持論を象徴するのが、物語に登場する「幼子」だ。言葉はたどたどしく、働くことも闘うこともしない。ただ人を慕う気持ちを持つだけの小さな存在だが「それがある人やある状況を救うかもしれない」。言い換えれば「そんなわずかな人の間の影響関係が、人類を滅亡させずにいる理由なのではないか」と考える。
 壮大な小説を貫くもうひとつの大きなテーマは「病」だ。本作を書く前、スランプに陥っていた。執筆が進まず悩んでいたあるとき、ウイルスや免疫に関する書籍を手に取る。「自身の体細胞よりも多い細菌が体内で生存のために闘って暮らしている。体外での人の行為も同じではないか」と思うようになった。
 「王国」を征服した側の人々は、犬などが媒介する疫病「黒狼熱」に苦しめられる。人々の住み分けがなくなり、免疫を巡る自然界のバランスが崩れてしまったためだ。小説を何かの隠喩と捉えられることには否定的だが、西アフリカで流行するエボラ出血熱などを念頭に置くと、いやが応でも物語の深みは増す。
 「長く生きられる命と、長くこの世にいられぬ命。いったい何が違うのだろう」。戦士団の頭である主人公は病で妻と息子を亡くし、答えのない問いを抱え続ける。「人間は百パーセント死ぬが心は納得しない。(体があって生きているが)人の命は自分の体に左右され、時に裏切られる」。作家としての関心が、国家や文化から「生態系の中にある人間」、そして体自体に移っているという。「生物として見ることで、あるがままの人の姿を捉えたい」
 自身の家族も大病を患い、最近は看病に追われてきた。受賞の知らせに「窓が開いたような気持ち」と一息。「家族も喜んでくれている。どんな評価よりもうれしい」。児童向けでもある内容だが、医療関係の文献を読み込み、医者であるいとことの綿密なチェック作業を経て完成させた。
 人は今生きてある世界に対し何ができるのかを、登場人物に託して問い続ける。「それぞれが自分にできることをすればいいし、私にとっては書くことが自分にできること」。これからは単純な「ハッピーエンドの物語も書きたいな」と笑いつつも、安易な解決法の提示はしないと決めている。
(うえはし・なほこ) 1962年東京生まれ。89年に「精霊の木」で作家デビュー。長編が多く、06年から刊行が始まった「獣の奏者」シリーズは国内の発行部数が累計100万部を超えるヒットとなっている。92年に「月の森に、カミよ眠れ」で日本児童文学者協会新人賞。04年には「狐笛のかなた」が野間児童文芸賞に選ばれ、昨年には児童文学のノーベル賞とも言われる国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した。「鹿の王」は日本医療小説大賞も受賞している。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85371740X00C15A4000000/

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