先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

サハリン 先住民族を紹介する演劇(動画)

2015-04-06 | 先住民族関連
NHK-4月5日 8時29分

ロシア極東のサハリンで、漁や狩りを営む先住民族の伝統的な暮らしや文化が近年のエネルギー開発の影響で廃れてきていることから、そうした暮らしを演劇で知ってもらおうという催しが開かれました。
ロシア極東のサハリンでは、北部を中心におよそ4000人の先住民族がトナカイを飼ったりサケやアザラシをとるなど、伝統的な暮らしを営んでいます。
しかし近年、サハリンで天然ガスなどのエネルギー開発が進んで漁場などが狭まっている影響で、そうした暮らしは廃れています。
こうしたなか、演劇を通じて先住民族の伝統を知ってもらおうという催しをサハリンの劇団が初めて企画し、4日夜、中心都市ユジノサハリンスクの劇場に200人余りの観客が集まりました。
劇はサハリンの先住民族の中で最も多いニブヒの姿を描いた内容で、はるか昔に神から漁や狩りのしかたなどを授けられたという神話を、人形劇や合唱も織り交ぜながら紹介しました。
また、会場にはニブヒの民族衣装や楽器などが展示され、訪れた若い女性は、「先住民族は地元の歴史を知るうえでとても重要です。子どもたちだけでなく、大人にとってもいい機会だと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150405/k10010038891000.html

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観光客にも好評とか アイヌ伝統食ペネイモ作り

2015-04-06 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 4/4)

(写真)伝統的な手法でつくられたペネイモの生地
 アイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)で1日、伝統食のペネイモづくりが行われた。食材が少ない冬季の保存食などで重宝されたもので、甘みがあり、芋餅のような食感がある。若手職員や担い手研修生が臼ときねを使い、昔ながらの手法で1年分の原料を仕込んだ。
 原料となるジャガイモは戸外保存で何度も凍らせては解凍させて発酵。水分が抜けた状態で皮をむき、3日ほど水につけてあくを抜く。その後、餅つきの要領でなめらかにし、練りあがった生地を焼いて完成する。
 作業に当たった職員らは生地づくりの過程で「ヘッサー オーホイ ホイヤー オーホイ」と昔ながらの掛け声。担い手の指導助手を務める山道ヒビキさんによると、これは作業歌と呼ぶもので言葉そのものに意味はないが、「テンポよく作業ができるので疲れにくい」という。1日付で入社したばかりという新人職員の竹内隼人さん(23)は「初めての体験なのですごく楽しい」と笑顔で話した。
 このペネイモは観光客からも好評なことから、今年は昨年より100キロほど多い約400キロのジャガイモを使用し、約130キロの生地ができた。このうち一部は試食用として調理。各職員にも配られ、焼きたての甘く香ばしい味わいに笑顔を見せていた。
http://www.tomamin.co.jp/20150424002

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