石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月18日 本日は瑞穂町で行っているアスファルトストリートプリントの様子を視察しました

2020年02月18日 | 国立市議会議長
 こんにちは、二級建築士の資格を21歳の時に1回目のチャレンジで取得した石井伸之です

 本日は、自民党会派4名で瑞穂町で実施しているストリートプリントの様子を視察しました。

 大谷前議員に紹介をいただき、本日の現地視察の運びとなりました。


 現場の周囲は茶畑が広がり、国道16号線沿いにある「ザ・モール」が見えます

 瑞穂町では郷土文化館周辺道路にストリートプリント行い、歩行者の安全性向上、景観面でのイメージアップに務めています。





 見た目は、インターロッキングタイルを敷設した時と同じですが、作業工程は雲泥の差です。

 仮にアスファルト舗装だった場所にインターロッキングタイルを敷設するとしたら、工程は以下の通りです

 アスファルト表面にカッターを入れ、アスファルトを撤去、下地となる砕石を入れて転圧、続いて砂を入れてさらに転圧、インターロッキングの厚さに合わせて均します。

 その後はインターロッキングタイルを一つ一つ敷設し、インターロッキングの隙間に目地材となる珪砂を入れて完成です。

 しかし、今回の工法はアスファルト表面を温め、インターロッキングの目地と同様の網目となったワイヤーで、アスファルト表面をプレートで転圧することによって、インターロッキングと同様の仕上がりとなります






 上の機械でアスファルトを温めます。


 上のワイヤーを使います。







 アスファルトの上に敷いたワイヤーをプレートで転圧します。









 今回見せていただいた瑞穂町の現場では、約1mの歩道部分にストリートプリントを行うものです。


 ワイヤーを広げたものです。



 ハンマードリルで溝の深さが足りない部分を補修しています。



 これに表面の塗装をして完成となります。

 順調に進めば、1日で150mは進むとの説明がありました

 また、価格としてはインターロッキングは1㎡約10,000円のところ、ストリートプリントは表面の塗装まで入れても1㎡約8,000円とのことです。

 さらに、インターロッキングは樹木の根に押し上げられると補修が大変です

 それに比べると、ストリートプリントはアスファルト表面に模様を付けるので、インターロッキングのようにガタガタするということはありません。

 同様の景観を保てて、価格が安く、安全性が向上できるということから、インターロッキングではなくストリートプリントにシフトチェンジすべきと感じました

 郷土文化館前で施行途中の様子を見せていただきました。






 新しい技術を見せていただいた大谷前議員に、心から感謝したいと思います。




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