石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月7日本日は岐阜県多治見市において議会基本条例制定について視察しました

2014年02月07日 | Weblog
 こんにちは、視察三日目を迎えている石井伸之です

 本日は、多治見市へ知立市と同じく議会基本条例制定について視察しました

 多治見市議会は先進的に取り組んでおり、平成十九年に「多治見市市政基本条例」を制定したことから議会改革が進みました。

 その後は、平成19年7月に政策研究会発足、平成21年3月特別委員会設置、平成21年11月パブリックコメント・市民説明会を行い、平成22年4月に議会基本条例が施行されました

 特徴としては、専門家を入れずに自分たちで条例化したことと、極力専門用語を使わず文言を簡素化させ、分かり易さを求めたと言われていました

 多治見市議会が素晴らしいのは、他の市議会に先駆けて制定しただけではなく、現状を踏まえ幾度となく内部で改革と検討を重ねているところです。

 その中で最大の改革は国立市議会でも行われている議会報告会を市民との対話集会に醸成していったことにあります

 当初、多治見市議会でも議会で審議されたことを報告していたそうですが、それでは正直なところつまらないという意見があり、多治見市で重要な懸案事項を抽出し、まずは議会で深く検討したのちにそれを市民の皆様へ報告して、意見を承るという方式にしたそうです。

 すると、多くの市民が関心のある項目ということから、様々な意見が得られると言われました

 また、懸案事項の練り込みに当たっても、議会運営委員会をトップとし、その下に二つの研究会(広報広聴研究会7名・議会活性化研究会7名)を配置するなかで課題を見つけ、改革の下地となる議論を重ねています。

 こうやって、市民の皆様に対して議会が見える形で対話を重ねることは重要であると感じました。

 ちなみに多治見市議会も定数30から徐々に削減し、現在24ということですが、それ以上の削減を求める声は出ていないそうです。

 そう考えると、定数削減の声というのは、その議会が市民に対する説明や対話が足りず、議会が何をしているか分からないという不信感が根底に潜んでいるように感じてなりません。

 これからも市民の皆様の信頼にたりえる国立市議会となるべく、議会全体で一丸となることが重要であると感じました。


 議会改革に終点は無いと言われているように、課題や問題点を探し出し、改善することのできる国立市議会にして行くことができるよう、努力していきたいと考えています。


 多治見市観光マスコットキャラクター「うながっぱ」です。どことなく、元祖天才バカボンの「うなぎいぬ」に似ているような感じがしないでものありません。


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