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鉱物の部屋へのいざない

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第3回石川県鉱物同好会 総会

2014-04-14 16:58:35 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、第3回石川県鉱物同好会総会を行いました。今回は新会員も含めて18名の出席となりました。

毎回の事なのですが、全員の自己紹介から始めました。特に新会員の方にとってはどんな会員がいるのかは、最も気になる事だと思います。

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今回の総会では会費制の導入という会則の改定と役員の交代を行い、同好会としても新たな出発となります。今期は今後の同好会にとっても大事な節目の時期になると思います。しっかり運営してゆきたいと思っております。

今回の総会ではY会員の発見した新産地の報告がありました。それは何と!金沢市内です。それも石川県としては初記載となる灰十字沸石です。残念ながら昨日はY会員は欠席でしたが、事前に書いてもらったその詳細の報告書と標本サンプルが配布されました。それと、このブログでも紹介した事のある木製模型を使用して新産地を報告しました。その新産地は春の採集会の場所になる予定なので、その時にまたこのブログで紹介したいと思っております。

そうそう、今回のサンプルをルーペで見ていた関西からご出席のSさんは早速、十字双晶らしき結晶を見つけました。思わず、さすが!と思ってしまいました。Sさん曰く「それほど珍しくは無い。」どうも、そうだったのです!驚きです。

総会では北陸中日新聞での連載記事の事やサイエンスヒルズこまつでの鉱物教室の事、などを議題にしました。それからK会員が東京の古書店で見つけたという倉谷鉱山や尾小屋鉱山の貴重な資料の紹介などもありました。

今回は議題が多く、それに多くの時間を費やしましたので、楽しみの標本配布や標本品評会の時間が短くなってしまいました。

標本配布は関西のSさんが持参した京都産の桜石や木津川産の高師小僧や二上山産の金剛砂とY名誉会長からの赤瀬のオパールが配布されました。ありがとうございました。

標本品評会では皆さんのすばらしいコレクションをを拝ませてもらいました。今回、私が特に印象深く思ったのは、やはりY名誉会長のコレクションケースです。それらは写真を撮らせて頂きましたので紹介します。

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百聞は一見に如かず。それらは標本そのものも然ることながら、その整理方法そのものもすばらしいものです。またもや、流石!です。(決して石は流れません。)

それから、Nさんのハックマナイトの見事な結晶も印象的でした。しっかりした結晶面を持ち、しかも魅惑的にのカラーチェンジする透明結晶には魅せられました。

他にも幾つも興味深いものがありましたが、今回は時間的に短かったので、少し残念に思いました。

昨年もそうでしたが、皆さん、用意した餅には目もくれず、花より団子ならず、餅より石な人達でした。昨年同様、アッと言う間の2時間でした。来年は議題を少なくしようと反省しております。

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